日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年02月11日(金)
最終更新日:2023年06月13日(火)
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目次
汗の量や臭いが気になることはありませんか?日本人の10人に1人が多汗症やワキガに悩んでいると言われており、自己解決が難しい問題の一つです。
そんなワキガや多汗症を、低リスクで解決できるのがミラドライです。ミラドライは、体に傷がつかず副作用も少ないことから、多くの方に選ばれています。
安全性や高い効果が立証されているミラドライですが、自費診療のため治療費が高額です。
そのため「失敗したらどうしよう」「これで効果がなかったら嫌だ」と治療を躊躇してしまうことも考えられます。
今回は、失敗と言われているネットの口コミや、失敗を防ぐためのクリニックの選び方について解説します。
ミラドライとは、厚生労働省や米国FDAの厳しい審査基準をクリアした医療機器の名称です。ミラドライとは、マイクロ波を照射し汗腺を破壊する治療法で、汗の量や臭いを軽減させる効果があります。
汗腺は一度破壊されると再生することはなく、効果は半永久的に持続します。
費用面を見ると、20万〜35万円の相場であり、ワキガ・多汗症治療の中でも高額と言えるでしょう。
理由としては、そもそもの医療機器が高額であること、リスク回避のために豊富な知識や技術をもつ人材を確保するため、その他物品も専用のものを使う必要があるためなどがあります。
20万円を切るような低価格なミラドライは、知識や技術の不足によるリスクが高く、物品や機器の取り扱いにも疑問が残ります。
インターネットで調べると、「これって失敗なのでは?」と感じる口コミも散見されます。
もちろんインターネットは、匿名性が高いため、全てが事実であるとは限りません。インターネット上の情報を鵜呑みにせず、しっかり自分で調べる必要があります。
ここでは、インターネット上の口コミで多いものを検証し、どういった原因で症状が出現しているのかを考察します。
ミラドライのマイナスな口コミは「効果がなかった」「一時的に臭いが消えたのにまた戻った気がする」という意見が圧倒的に多いです。なぜ効果が感じられなかったのか考えてみましょう。
このようなミラドライの専用のシートを使い、適切な箇所に適切な量を照射すれば、効果を感じられないことはほとんどありません。
通常ミラドライを行う際は、専用のマーキング用転写シートを使用して照射しています。
実績豊富なミラドライ認定医であれば、汗腺の位置を見定めてマーキングした範囲を治療していきます。
しかし、認定医ではない医師や実績が不足している医師の場合、正確な汗腺の位置把握が行えていないまま治療する場合も少なくありません。
こういった場合は、破壊しきれていない汗腺から汗や臭いが生じるため、効果が感じられないという口コミが出現する可能性があります。
ミラドライは患者様の体型に合わせて、照射エネルギーを調整していく必要があります。
過去の研究では、やせ型の女性への施術後長引く副作用が出現した例もあり、エネルギーの調整は慎重に行っていく必要があります。
ミラドライ公式認定医は、ミラドライの専門的な知識や技術を習得しているため、照射エネルギー量を見誤ることはありません。
ミラドライの治療後は、照射範囲が全体的にダメージを受けており、すべての汗腺の活動が一時的に停止している状態です。
そのため、治療直後はほとんどの人が、一時的に汗や臭いが消失したと感じます。
しかし、ミラドライで汗や臭いがほぼ消失した患者様もいる反面、全体的な効果は7〜8割と言われています。
以前よりは大幅に改善しているものの、細胞が活動し始めた際に汗や臭いが再発したと感じる方がいるのかもしれません。
カウンセリングを丁寧に行っているクリニックであれば、治療後の正常な反応であると説明がありますが、ずさんなカウンセリングでは説明が漏れている可能性があります。
長年悩まされてきたワキガや多汗症を持つ患者様の中には、汗や臭いに対して敏感になっている方もいます。そういった方の場合、ミラドライ自体は成功していても、少しの症状で不安や心配になり、口コミを投稿してしまった可能性も考えられます。
そのような方の場合は、まずカウンセリングの段階で客観的な評価を行い、効果について説明し、不安や心配を払拭した後で治療に望む必要があります。
ミラドライは低リスクであり、重症な副作用が発生する可能性はほぼありません。
一般的に赤みや腫れは1週間程度で消失すると言われており、長くても半年後には副作用が消失しています。
しかし、手のしびれやむくみなどが持続的に出現すると、だんだん気になってしまうものですよね。
この場合においても、カウンセリングでの説明不足や、アフターフォロー不足が原因と考えられます。
カウンセリングでは副作用の出現を当然説明する必要がありますし、治療後のフォローで副作用の経過を見せることができれば、少なくとも不安や心配はなくなりますよね。
もう一つの可能性として、医師からの注意点を守らなかった場合が考えられます。
ミラドライの治療直後は運動や入浴は控え、持続的な冷却をする必要があります。日常生活は行えますが、しばらくは安静を保つ意識を持たなければなりません。
注意点を守らなかった場合は、副作用が長引いてしまう場合もあります。
失敗例を見ると、「こんな失敗があったらどうしよう」と思われる方もいるかもしれません。しかし、失敗と言われている例は、事前の行動次第で防ぐことができます。
ここでは、失敗を防ぐために事前にやることを3つご紹介します。
美容医療は、患者様のコンプレックスを治療するとてもデリケートな診療科です。そんな美容医療で最も大切なのが、事前に受けるカウンセリングでしょう。
カウンセリングを通して、今後の治療の流れや副作用の説明、医師との相性まで確認することができます。
カウンセリングでは下記を質問しておくと良いでしょう。
医師の指示を守ると聞くと、少々上から目線な気がしますが、医療行為は副作用がつきものなので、医師の適切な指示を守らなければ思わぬ副作用や後遺症に見舞われる可能性があります。
そのため、患者様自身が自分を守るためにも医師の指示を受け入れて守る必要があります。
医師の指示は、これまでの実績や症例から、根拠をもって注意点を説明しています。
副作用の悪化や長期化を防ぐために、指示は必ず守るように気を付けましょう。仕事で安静にできないといった相談があれば、事前にカウンセリングで聞いておくと良いですよ。
また、治療後の受診に来院されない方もいますが、医師としては施術箇所の様子や副作用の経過を確認する必要があると考えています。しっかり受診しましょう。
治療前にカウンセリングも大切ですが、治療後に相談できる環境があることも重要なポイントですよね。失敗しないためには、アフターケアやフォロー体制が整っているか確認しておくと良いでしょう。
なにか質問したい場合も、電話で質問できるのか、もしくはメールでやり取りできるのかといったどの媒体で行うのかについても情報収集しておきたいですね。
ミラドライは、症例や豊富な実績、専門的な知識や技術が治療を左右します。
そのため、医師との相性とクリニックの選択がとても大切です。
ここでは、ミラドライを受けるにあたって、どういう視点からクリニックを選択するのか解説します。
ミラドライのことを知り尽くしており、知識や技術を兼ね備えているのがミラドライ公式認定医です。
ミラドライを開発した会社がこのような認定制度を行っているにもかかわらず、認定医が在籍していないクリニックは、正しく照射できない可能性があるので注意が必要です。
クリニックの中には、医師以外のスタッフがカウンセリングを行っている場合があります。
特に看護師のカウンセリングを行っているクリニックは多いです。しかし、医師から説明を受けた方が安心ですし、不安が少ないですよね。カウンセリングは疑問を解消する場です。医師からのカウンセリングは必須といえます。
相場より低価格な場合も注意が必要です。医師や看護師といった医療従事者の質を高めるためには、勉強会やセミナーなど人的資源への投資も必要となります。
また、安心して治療に取り組める環境や物品に資産を投資する必要があります。
低価格な治療では、治療についての知識が浅い場合や、ミラドライならではの消耗品を使いまわしている可能性も捨てきれません。
ミラドライを積極的に行っているクリニックは、独自の麻酔法や照射回数を設定している場合が多いです。
豊富な症例から長年の研究を経て、効果を最大限に高めた治療の提供を行うことができます。
実績や症例が少ないクリニックでは、効果に個人差が強く出てしまう可能性があるため、慎重に選ぶ必要があります。
インスタグラムなどは、医師の名前で広告代理店や専門のスタッフが書いている場合があります。
最近は病院名ではなく医師で病院を選ぶ方が増えています。
ただ、医師で選ぶのは注意が必要です。
実際、人気医師となる場合、SNSをやる時間がほとんどありません。
美容外科学会で発表をしている名医の中には、SNSを行っていない方も数多く存在します。
やはり医療は複数人体制で行うため、医師で選ぶのもいいかもしれませんが、その病院の歴史や実績などで選ぶことも重要です。
ミラドライの口コミや、失敗を防ぐための対処法について解説しました。
さまざまなクリニックでミラドライを受けることが出来ますが、知識や技術力に顕著な差があるのが現状です。
しかし、インターネット上の情報ではわからない部分も多いため、複数のクリニックでのカウンセリングを受けることをおすすめしています。失敗を防ぐためにも、クリニック選びをしっかり行っていきましょう。
このページの監修・執筆医師
玉田 洋(たまだ ひろし)
共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
日本美容外科学会認定専門医
略歴
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日本美容外科学会会員
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