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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ボトックス注射で後悔しないように失敗例を解説

公開日:2022年03月29日(火)

しわ・たるみ
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美容クリニックが行っている「ボトックス注射」はメスを使わずに、注射するだけで小顔効果やシワ改善が期待できる優れた美容治療の一つです。

施術時間が5分くらいでダウンタイムもほとんどないため、気軽に受ける方が増えていますが、仕上がりに満足できない失敗例も起こっていますので、心配な方も多いことでしょう。

結論から申し上げると、ボトックス注射は症例数が多い信頼できるクリニックと技術力の高い医師を選べば、失敗を防ぐことができますので、過度に不安になる必要はありません。

このコラムでは、ボトックス注射のよくある5つの失敗例から分かった後悔しない3つのコツについて解説していきます。後悔しないボトックス注射のポイントを掴みましょう。

 

ボトックス注射(ボトックス治療)とは?

目頭にボトックス注射を打っているところ

「ボトックス注射」とは、ボツリヌス菌から天然のタンパク質成分を抽出した製剤を注射し、筋肉の収縮を抑制することで様々な美容効果が期待できる美容治療です。

施術後に注入した部位の筋肉が緩むと、表情ジワが改善したり、エラ張りが目立たなくなったり、フェイスラインがスッキリして小顔効果などが期待できます。

 

▽ボトックス注射の効果
  • 眉間・目尻・額などの表情ジワ改善
  • エラ張りの改善
  • フェイスラインをスッキリさせる
  • 小顔効果
  • 多汗症、ワキガの改善

 

ボトックス注射ではメスは使用せずに、注射針が刺さった時にチクッとする痛みがある程度ですので、施術後に腫れや赤みが出ることがありますが、ダウンタイムの症状は軽いです。

ボトックス注射の副作用はほとんどなく、人によっては腫れや内出血が出ることがありますが、日常生活に支障はなく、通常1週間〜2週間くらいで症状は落ち着いてきます。

 

 

ボトックス注射のよくある5つの失敗例

鏡ではだのたるみを確認している女性

ボトックス注射は信頼できるクリニック・担当医が行えば安全な施術ですから、失敗するリスクはほとんどありませんが、未熟な医師が行った場合は、失敗リスクが高まります。

例えば、ボトックスを注入する箇所が適切ではない、注入量の判断を誤ってしまうと、施術目的とは関係のない部位の筋肉の動きが一時的に麻痺するケースがあるので注意が必要です。

では、ボトックス注射のよくある5つの失敗例をみていきましょう。

 

1)表情が硬くなってしまった

ボトックス注入後に、顔が引きつってしまい、表情が硬く不自然になってしまう失敗例があります。

原因は、注入部位もしくは注入量の誤り、または広範囲に注入したと考えられます。

担当医が適切な位置に注入したとしても、施術後に患者様が気になって注入部位の周辺を触って刺激を与えてしまうと、薬剤が他の部位に広がってしまうことがあるので注意が必要です。

 

2)笑顔が不自然になってしまった

表情が硬くなってしまう失敗例と似ていますが、普通に笑えなくなった、笑顔が引きつったように不自然になるといったケースも起こっています。

このケースも担当医が注入箇所や注入量の判断を誤った可能性、または解剖学の知識が浅いために施術に失敗した可能性が考えられます。

 

3)まぶたが重くなってしまった

表情ジワは額や眉間、目尻などの部位に現れます。

一度に顔の多くの部位にボトックスを注入した場合、眉を上に持ち上げる筋肉(前頭筋)に効果が強く出てしまう可能性があります。

前頭筋が動かなくなると眉を上げることができずに、まぶたが重くなったり、目が開けづらくなるので、表情が硬く怒ったような表情に見られてしまいますので注意が必要です。

 

4)デコボコになってしまった

エラ張りの改善やフェイスラインを整える目的でボトックス注射をした場合、担当医が適切な位置に注入しないと、下あごの外側にある筋肉(咬筋)がデコボコになるリスクがあります。

表情筋の動きやクセは患者様一人ひとりによって異なりますので、医師は診療の際に、注入する箇所や層、注入量を適切に決める必要があるのです。

 

5)皮膚がたるんでしまった

ボトックス注入量が多すぎたり、注入箇所を誤った場合は、皮膚がたるんでしまうリスクがあります。

元々皮膚にたるみがある方も、咬筋が委縮してたるみが目立つ可能性があります。

担当医が適切な位置に適切な量のボトックスを注入すれば、咬筋の動きを抑えて筋肉が緩み、たるみが出るのを防ぐことができます。

 

 

ボトックス注射で失敗した時の対処法

ボトックス注射後に、表情がこわばったり、不自然な表情になってしまった場合は、まずは施術を受けたクリニックに連絡をして、担当医に相談することが大切です。

一度注入した薬剤を全て取り出してやり直し施術をすることは困難ですが、効いていない部位を注射したり、効果を弱める注射で改善できる場合もあります。

基本的に、ボトックス治療は一から修正することはできませんので、対処法としては時間の経過とともに効果が弱まるのを待つしかありません。

表情ジワを改善するボトックス注射は約4ヶ月〜6ヶ月くらい効果が持続しますので、失敗した場合は薬剤の効果が切れるタイミングを待って、再度ボトックス注射をすると良いです。

再度ボトックス注射をする際には、担当医に前回のボトックス注射で効果が効きすぎてしまった経験を伝えることで、医師が適切な注入箇所・量が決まるので満足できる結果になるでしょう。

 

ボトックス注射で失敗しないためのコツ

ボトックス注射で失敗しないためのコツを案内している看護師

ボトックス注射の失敗は以下を気をつければ防ぐことができます。

 

1)施術後の生活で気をつけること

ボトックス注射の失敗は医師の未熟な技術だけが問題ではなく、患者様も術後の生活で気をつけることがありますので、確認しておきましょう。

ボトックス注射をした当日は注入部位がまだ安定していませんので、24時間以内は気になっても触らずに刺激を与えないようにしてください。

施術部をもんだり、マッサージするのも刺激になりますので、薬剤の作用が周辺箇所に広がってしまうリスクがありますので、なるべく自宅で安静に過ごすようにしましょう。

ボトックスは熱に弱い特性がありますので、内出血を抑えるためにも、施術日当日はお風呂やサウナ、ホットヨガなどは控えて、軽くシャワーで済ませるようにします。

施術後、当日から洗顔やメイクができますが、まだ安定していない間は薬剤が拡散するのを防ぐために、注入箇所は触らずに様子を見ましょう。

ボトックス注射後に、注入部位と同じところに光レーザー治療の施術を受けると注射の傷跡が残る可能性がありますので、他の美容医療を受ける場合は約2週間後くらいにすると安心です。

また、睡眠中にボトックスを打った部分を枕に押し付けてしまうと、周辺の箇所に薬剤の効果が広がってしまう可能性がありますので、3日間くらいは寝る体勢にもご注意ください。

 

2)美容クリニック・担当医選びは慎重にする

ボトックス注射を行っている美容クリニックは数え切れないほど多くありますが、症例数や経験値、技術力のレベルはそれぞれ異なります。

一口に「ボトックス治療でキレイになる」といっても、クリニック選びと担当医の腕によって結果の満足度が変わってしまうということです。

美容医療には必ず副作用とリスクがありますから、カウンセリングではメリットだけでなくデメリットもしっかりと分かりやすく説明をしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。

少しでも不安な点や疑問に思うことがあれば、経験豊富な医師に遠慮なく相談して、すべてが納得した上で施術を受けるようにしましょう。

 

3)安定した効果を持続するために担当医を決める

ボトックス注射の効果は時間の経過とともに薬剤の効果が弱まっていきますので、個人差はありますが、シワ改善が目的の場合は、約4ヶ月〜6ヶ月で効果が切れることが多いです。

安定した効果を持続するには、効果が切れ始めるタイミングで再度ボトックス注射をすれば効果を長持ちさせることができます。

ボトックス注射の効果はいきなり効果が切れることはありませんので、患者様がお好きなタイミングで再開することも可能です。

ただし、ボトックス注射を受けるクリニックを毎回変えてしまうと、医師によってボトックスを注入する箇所や量にバラツキが出る可能性があり、仕上がりも差が出ることがあります。

担当医によって注射をする技術も異なりますので、信頼できる医師が見つかれば同じ担当医に施術をしてもらうと、患者様に最適な施術方法が分かり、効果も安定するでしょう。

 

 

美容外科選びは慎重に

カウンセリングをしている医師と患者

共立美容外科ではボトックス注射は患者様の満足度を高めるために、カウンセリングを重視しております。

経験豊富な医師が患者様の症状を診察し、お悩みや理想のイメージをお伺いします。

今回のコラムで述べたように、ボトックス注射は注入箇所や量を誤ると失敗するリスクが高まりますので、クリニック選びと担当医の決定は慎重に行うことが大切です。

 

当院の医師はみな解剖学を熟知したボトックスビスタ®の認定医です。

ボトックスビスタ®とはアラガン社が発売しているシワ改善に使われる薬剤です。

※厚生労働省とアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)からも認可を得ています。

 

施術では、医師が解剖学を意識して、患者様一人ひとりの表皮や真皮の奥にある筋肉の動きに合わせて、適切な部位・深さ・量を見極めて、丁寧にボトックスビスタ®を注入します。

ボトックス注射の効果は一時的なものではありますが、繰り返し施術を受けることで効果が持続しやすいメリットもございます。

ボトックス注射にご関心のある方、お気軽にご相談いただければ幸いです。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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