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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

切開フェイスリフトのダウンタイムの腫れや経過をブログ形式で美容外科医が解説

公開日:2022年03月15日(火)
最終更新日:2024年02月22日(木)

しわ・たるみ
切開フェイスリフトの手術後1カ月後の左斜め
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このコラムを読むのに必要な時間は約 10 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

顔のたるみや頬のたるみ、シワなど、年齢とともに徐々に顔の筋肉も重力に負けて垂れ下がってきてしまいます。

これは年齢的なことであり、どうしようもないことでもあります。

健康的な食生活や運動、ライフスタイルなどを工夫することで、顔に「年」が出ないように努力することはできますが、効果は限定的であり、なかなか思ったようにはいかないのが現実です。

高級美容液やエステなどを繰り返すことで、シワや肌のハリを改善することはできますが、筋肉の緩みや脂肪の蓄積などは「どうしようもない」ことのひとつです。

しかし、美容外科の技術を使えば、そのような悩みを改善することも可能です。

それが、切開フェイスリフト(フェイスリフト)です。

フェイスリフトとは、その名の通り、手術によって顔の筋肉を物理的に引っ張って持ち上げることで、顔の緩みやたるみを解消する手術になります。

切開フェイスリフトという名前の通り、メスを使って切開をする手術が必要になるため、一定期間のダウンタイムや腫れが出現しますが、時間とともに改善し、最終的には「見た目年齢が10歳若返る」とも言われています。

顔の見た目年齢を若返らせるためには、最高のアンチエイジングと言っても過言ではありません。

そこで今回は、切開フェイスリフトに関して解説をしながら、手術後の経過やダウンタイムについて解説を行います。

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切開フェイスリフトとは?

フェイスリフトを受ける患者

切開フェイスリフトは、耳の辺りやおでこの上など顔まわりの皮膚を切除し、物理的にたるんだ皮膚を引き上げ、その状態で皮膚を縫合することで、顔の広範囲に出現するたるみやシワなどを、総合的に改善する美容手術です。

期待される効果など、フェイスリフトを行う範囲にもよりますが、切開範囲が広いほど引き上げられる範囲も広くなるので、頬のたるみだけではなく、おでこやあごなどのたるみ、口周りのシワやほうれい線なども一気に改善することができます。

一方、「切らないフェイスリフト」と呼ばれる手術方法が行われることもあります。

切らないフェイスリフトは、糸を使って頬を引き上げる手術方法であり、細くて棘のある糸を皮膚に通し、引っ張り上げることでたるみを改善するというものです。

こちらの方が体へのダメージが少なく、切開の傷が残りにくいという特徴がありますが、効果が一定時間しか続かず、満足の行く効果を持続させるためには、頻回な手術が必要になるという大きなデメリットがあります。

 

 

 

切開フェイスリフトのダウンタイムは?

フェイスリフト手術のダウンタイムを気にする女性

では最後に、フェイスリフトの注意点として、ダウンタイムや手術後の経過に関して紹介します。

切開フェイスリフトの場合、ダウンタイムとして1〜2週間ほどみておくのがよいでしょう。

基本的に抜糸には1週間前後を要し、その後2週間程度までガードルを使用して患部を固定しておく必要があります。

この間はダウンタイムとしてお考えいただく必要があります。

先にも述べたように、抜糸後前後から「仕事時のみ」ガードルを外すことは可能ですが、傷を早く治し、よりきれいに組織をくっつけるためにも、ダウンタイム中は我慢して過ごしていただくことがおすすめです。

テーピングなどの処置も必要になりますので、術後すぐ(当日や翌日)から他人に気付かれないように出社するというのは難しくなります。

 

腫れはどれくらい?1週間と1か月後の経過をブログ形式でご紹介

手術部位の腫れや内出血などは3日〜1週間以内に落ち着く場合が多く、効果を出すために、皮膚だけでなく、SMAS層も引き上げると、組織内で切開する範囲が大きくなるので、顔全体が大きく腫れます。

逆に、腫れを気にするのであれば、そこまで手を加えずになるべく腫れないように手術することも可能です。

の腫れも顔全体が腫れるわけではなく、切開部位「耳の周囲」が腫れるといったイメージになります。

この部位に内出血が生じることがありますが、1週間(抜糸前後)ほどが経過すると、腫れや内出血などはほとんどなくなります。

ただ、SMAS層も引き上げた場合は、2週間程度は腫れは恩顧っています。

術後に痛みが残る場合もありますが、内服の鎮痛薬を飲んでいただくことでコントロールが可能です。

万一それでもつらい時のために、より即効性のある座薬もお渡ししており、我慢できないほどの痛みが生じるということはほとんどありません。

 

手術前、1週間後、1か月後の腫れや内出血の状態をブログ形式で画像を羅列してご紹介します。

今回の症例は、皮膚だけでなく、皮膚の下の筋肉の層のSMAS層、そして、フェイスラインに脂肪が残らないように顔の脂肪吸引も行っています。

1週間後でも腫れが大きいですが、術後の効果を求めたため、大きく腫れました。

腫れを気にする方の場合、腫れを抑えた切開フェイスリフト手術も可能です。

この症例は、浪川総括院長の症例です。

 

正面

切開フェイスリフトの手術前の正面

手術前

 

切開フェイスリフトの手術後1週間後の正面

1週間後

 

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の正面

1カ月後(メイクあり)

 

 

左側

切開フェイスリフトの手術前の左側

手術前

 

切開フェイスリフトの手術後1週間後の左側

1週間後

 

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の左側

1カ月後(メイクあり)

 

 

 

右側

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の右側

手術前

 

切開フェイスリフトの手術後1週間後の右側1

1週間後

 

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の右側

1カ月後(メイクあり)

 

 

右斜め

切開フェイスリフトの手術前の右斜め

手術前

 

切開フェイスリフトの手術後1週間後の右斜め

1週間後

 

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の右斜め

1カ月後(メイクあり)

 

 

 

左斜め

切開フェイスリフトの手術前の左斜め

手術前

 

切開フェイスリフトの手術後1週間後の左斜め

1週間後

 

切開フェイスリフトの手術後1カ月後の左斜め

1カ月後(メイクあり)

 

主なリスク、副作用等
  • 腫れや内出血が出る場合がありますが、1~2週間前後かけて徐々にひいていきます。
  • つっぱり感が、2週間程度かけて軽減していきます。
  • 顔に圧迫用のガードルを1~2週間つけて過ごします。
    5日目程度以降から、お仕事の時間のみ一時的に外していただくことも可能です。
  • 耳の周囲にそって傷ができますが、2~3カ月程度かけて目立たなくなっていきます。
    1週間程度後の抜糸の翌々日よりファンデーションで隠していただくことが可能です。
  • もみあげと耳たぶの形が、ひっぱりにより多少変化することがあります。
  • 症例は個人差があります。
  • リスク・副作用に配慮して、丁寧にフェイスリフトの手術を行います

 

 

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併せて顔の脂肪吸引をすると効果的

フェイスリフトの症例写真

切開フェイスリフトと併せて、頬のたるみの原因となっている脂肪を吸引すると、Vラインに近づけたシャープなフェイスラインを形成することができます。

この症例写真の丸の位置の脂肪を吸引するときれいな仕上がりになり、小顔効果が期待でき、どの方向から見てもきれいな逆卵型に近づけることが可能です。

 

 

 

傷跡を目立たなくするテクニック

フェイスリフトの切開のデザイン

​​フェイスリフト手術はメスを使い切開するため、術後はどうしても傷跡(手術痕)ができてしまいます。

しかしその傷跡も、様々なテクニックによって目立たなくすることが可能です。

まずは単純に、傷跡を髪の毛で覆い隠してしまうという方法です。

術後1ヶ月もすれば、切開部の腫れもおさまり、ほとんど傷が目立たなくなってきます。その状態で髪の毛を耳まで垂らしてしまうことで、他人からはわからないレベルまで傷跡を隠すことができます。

また、医師の技術と工夫により傷跡を目立たなくするという方法もあります。

共立美容外科では、フェイスリフトによる傷跡を目立たないようにするために、耳たぶの形や耳たぶの高さや厚みを利用して、立体的に切開します。

このような手術方法を行うことで、最大限傷を目立たせなくする事ができます。

しかし、耳たぶの形にそって切開をすると縫合が複雑になり、手術のレベルが一気に跳ね上がります。

当院には十分な経験や技術を持つ医師が多数在籍しており、それらの医師が指導医となって、一定技術以上のスキルを持つ医師だけに手術を許可することで、どの院でも傷が目立たないフェイスリフトを実施することが可能です。

フェイスリフトは医師の技術が「ものをいう」美容手術のひとつです。

やり直しができない治療だからこそ、多くの実績を持つクリニックや医師を選択することが重要となります。

 

 

手術前の状態

手術前の状態

手術前の状態です。

 

 

1週間後の傷跡

切開フェイスリフトの1週間後の傷跡

1週間後の傷跡です。まだテーピングをしています。

 

 

 

1か月後の傷跡

1か月後の傷跡です。耳の盛り上がりに沿って切開するため、傷跡はだんだん目立たなくなってきます。

 

 

切開フェイスリフトの効果

フェイスリフト手術を受けた女性

当たり前ですが、切開フェイスリフトと切らないフェイスリフトを比べると、「切開フェイスリフト」の方が効果は長く持続します。

どちらがおすすめかということは一概に言えませんが、効果を長く時速させたいのであれば、切開フェイスリフトを行うほうが満足度が高くなる可能性があります。

ちなみに、フェイスリフトは、顔に現れるしわやたるみの解消手段としてはもっとも効果的とも考えられており、「10歳は若返る」とも言われている手術です。

アンチエイジングや若返りなどを希望される方にとっては、フェイスリフトは非常に良い選択肢となるでしょう。

フェイスリフトのデメリットとしては、手術後の腫れや痛み、ダウンタイムの他、手術による傷跡(手術痕)などが挙げられます。

フェイスリフト手術は、メスを使って顔の輪郭に沿って皮膚切開するため、手術によってどうしても傷跡ができてしまいます。

傷跡を髪で隠したり、メイクを工夫するなどの方法を使って、手術痕が極力目立たないようにすることは可能ですが、全く傷を残したくないという場合にはおすすめすることはできません。

 

顔のたるみ改善なら切開フェイスリフト!?

美容外科学会のホームページにも記載されているように、フェイスリフトは「あなたの顔を変える手術ではありません。

加齢によって生じた変化を修正し、10歳ほど若かった時のあなたのお顔を取り戻す」ための美容外科手術です。

効果が大きいので、「整形した」ということが分かってしまうという可能性はありますが、効果が大きいというのはデメリットではなくメリットです。

一気に若返った印象を与えるためにはフェイスリフトは非常に有効な手段です。

頬のたるみが気になる…顔を見る度にため息が出る…友人との再会時に若々しい自分を見せたい…エイジングケアに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に共立美容外科のカウンセラーまでご相談ください。

お一人おひとりのお悩みに寄り添って、最も有効な解決方法をご提案させていただきます。

 

フェイスリフトの安全性と副作用

フェイスリフトはメスを使用する手術であるため、手術後には腫れや痛みなどが出現します。

痛みは数日でおさまることが多く、それまでは痛み止めの内服(飲み薬)などを飲んで様子を見ていただきます。

また、腫れや内出血などは1〜2週間前後かけて徐々にひいていきます。

腫れが治まった後も手術後の「つっぱり感」が残ることがありますが、多くの場合2週間程度かけて軽減していきますので、ご安心下さい。

手術した箇所をしっかりと治していくために、顔を圧迫するためのガードル(包帯のようなもの)を1〜2週間つけて過ごして頂く必要があります。

5日目程度以降から、お仕事の時間のみ一時的に外していただくことも可能ですが、痛みや腫れなどよりも、このガードルの取り扱いに苦労される方が多いです。

しかし、ガードルでしっかりと圧迫することで、よりきれいで自然な仕上がりにすることができますので、ダウンタイム中はできるだけ我慢して過ごしていただくことが重要です。

 

切開フェイスリフトがおすすめな人

フェイスリフト手術が終わって挨拶する看護師と患者

以上のことを踏まえて、切開フェイスリフトがオススメな人としては、「顔全体のしわ・たるみが気になる人」、「首のしわ・たるみも一気に引き上げたい人」、「長期間効果が持続するリフトアップ効果を期待する人」などが挙げられます。

フェイスリフトは、あくまでも年齢によってたるんだ皮膚を持ち上げることで若返りをするというアンチエイジングケアになります。

20代の人が更に若返るためにフェイスリフトを行うということはおすすめできません。

20代・30代・40代・50代…といった、年代別におすすめできるリフトアップの方法がありますので、ぜひお気軽に共立美容外科の医師までご相談ください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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