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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ヒアルロン酸と脂肪注入の特徴や違い、向いている人を美容外科医が解説

公開日:2022年04月22日(金)
最終更新日:2024年04月22日(月)

しわ・たるみ
肌が潤っている女性
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美容クリニックが行っている「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」は、シワやたるみなどの改善が期待できる注入治療です。

「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」は適用部位や効果が似ているため、両方の違いが分からず、どちらが良いかお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」の特徴と違い、向いている人やどちらが良いのかを解説していきます。

 

ヒアルロン酸と脂肪注入はどっちがいいの?

ヒアルロン酸と脂肪注入の違いを説明する看護師

「ヒアルロン酸注入」はその名の通り、ヒアルロン酸をシワやへこみなどが気になる部分に注入して、ふっくらとボリュームを出す施術です。

一方で、「脂肪注入」は自身の太ももや二の腕の脂肪を吸引して、その脂肪を顔のへこみやくぼみが気になる部分に注入して、ボリュームアップを図る施術方法です。

加齢によるへこみなど顔の気になる部分のボリュームをアップしたり、たるんだフェイスラインや鼻の高さ、唇の形やラインを希望に近づける効果が期待できます。

「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」は目的や効果はほぼ同じで、どちらも注入系の治療です。

ただし、両者の効果が持続する期間や定着率、効果を持続するために必要な施術回数、ダウンタイムの症状が異なりますので、よく理解して、どちらが向いているか検討しましょう。

どちらが良いかを考えるポイントとしては、どれくらい効果を持続させたいのか、ダウンタイムを抑えたいかどうか、などがあります。ご自身の希望を考えた上で、クリニックの担当医と相談しながら決めるのがおすすめです。

 

 

ヒアルロン酸と脂肪注入の違いは?

マイクロCRFを注入しているところ

「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」の違いは、施術後に効果が持続する期間、効果を維持するために必要な施術回数、ダウンタイムが挙げられます。

 

効果の持続期間の違い

「ヒアルロン酸注入」の効果は永久ではありません。時間の経過とともにヒアルロン酸は体内に吸収されます。個人差はありますが、効果が持続するのは4ヶ月〜12ヶ月ほどです。

長く効果を持続させるためには、効果が切れ始める頃に再度施術を受ける必要がありますので、長い目で見ると施術回数が多くなります。

持続期間が短くてもよいという方は、施術1回あたりの料金が安い「ヒアルロン酸注入」を選ぶとお得ですが、定期的に受ける場合はトータルのコストが高くなりますので要注意です。

「ヒアルロン酸注入」は再度注入しなければ、6ヶ月〜12ヶ月経った頃には元に戻ります。いつでも止めたり、再開できるのは便利なポイントとも言えるでしょう。

一方で、「脂肪注入」の場合は注入した脂肪が自分の体として定着すれば、「ヒアルロン酸注入」よりも長期間効果を保つことができます。

「脂肪注入」の効果が持続する期間は注入部位と注入量によって変わります。個人差もありますが、一般的には3年〜5年ほどで、それより長く持続することもあります。

体内に注入された脂肪は時間の経過とともに半分くらいの量は吸収されますが、残りの半分は定着するため、「ヒアルロン酸注入」よりも長く効果を保つことが可能です。

施術の効果を長く持続させたい方には、「ヒアルロン酸注入」よりも「脂肪注入」の方がコストパフォーマンスが良いでしょう。何度も施術を繰り返す必要もありません。

 

ダウンタイムの違い

次に「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」のダウンタイムの違いについて見ていきます。

「ヒアルロン酸注入」はお悩みの部位に細い注射器を使って、ヒアルロン酸を注入します。施術は約5分〜10分で終わり、ダウンタイムはほとんどないのが特徴です。

施術後、ヒアルロン酸を注入した部位に少し赤みが出ることがありますが、約1週間経つ頃には目立たなくなるでしょう。翌日からメイクをすることも可能です。

「脂肪注入」では、脂肪を注入する前に、他の部位から脂肪を吸引する過程が必要になりますので、「ヒアルロン酸注入」よりも施術時間は長くなり、ダウンタイムも長くなります。

施術後の症状として内出血による腫れやむくみが出ることがありますが、約2週間で定着しますので、ダウンタイムも2週間〜3週間くらいで徐々に落ち着いていきます。

 

ヒアルロン酸注入の特徴

ヒアルロン酸のボライト

「ヒアルロン酸注入」の特徴は施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどないという手軽さが魅力です。初めて美容医療を受ける方も試しやすい施術と言えるでしょう。

ヒアルロン酸は元々私たちの体の中にある成分ですから、体が拒絶反応を起こしてアレルギー症状が出るリスクがほとんどなく、幅広い方におすすめできます。

「ヒアルロン酸注入」の適用部位としては頬や額、目尻や唇、鼻、顎、こめかみといった顔の部位が挙げられますが、その他にも胸やお尻などのボリュームアップにも使用されます。

ヒアルロン酸は保水力や保湿力に優れていますので、施術後には肌が潤ったり、ハリや弾力が出るなど肌質が改善する効果も期待できるでしょう。

「ヒアルロン酸注入」のデメリットとしては、長期的な効果を求める方は施術を繰り返し受ける必要があるため、コストがかかる点が挙げられます。

 

ヒアルロン酸注入に向いている人

 

「ヒアルロン酸注入」に向いている方は以下の方です。

 

  • ダウンタイムを最小限に抑えたい方
  • 初めて注入治療を受ける方
  • 施術時間が短い方がよい方
  • 効果が数ヶ月でも問題ない方
  • 効果を維持するために繰り返し施術を受けてもよい方

 

 

「ヒアルロン酸注入」はこのようなお悩みがある方におすすめです。

 

  • 目尻の小じわが気になる
  • 頬のへこみをふっくらさせたい
  • 鼻先をシャープにしたい
  • 鼻を高くしたい
  • たるんだ皮膚をリフトアップしたい
  • あごのラインをスッキリさせたい
  • フェイスラインを整えたい
  • 涙袋をふっくらと魅力的にしたい
  • 頬のくぼみをふっくらさせたい
  • 目の下のくまをや凹みを改善したい
  • 薄い唇にボリュームを持たせたい

 

 

脂肪注入の特徴

精製したマイクロCRF

「脂肪注入」はふとももや二の腕、お腹などから脂肪を吸引して、顔のくぼみやへこみが気になる箇所に注射器を使って脂肪を注入する治療です。施術時間は2時間半ほどです。

自身の脂肪を精製したものを使いますので安全性が高く、自己組織のためアレルギーや拒絶反応が起こりにくいとされています。

「脂肪注入」の適応範囲は、シワ、へこみが気になる顔全体の部位、目の下のくぼみや唇、鼻、その他、胸やヒップなどです。幅広い部位のボリュームアップに適しています。

術後はシワやくぼみが目立たなくなるのはもちろん、脂肪を吸引した部位の脂肪細胞数が減りますので、気になる部分のボリュームアップと部分痩せが同時に実現するのがメリットです。

一般的に「脂肪注入」の施術料金は「ヒアルロン酸注入」よりも高いですが、脂肪が定着すれば一回の施術で約3年〜5年、長い場合はそれ以上効果が持続するため、何度も治療を繰り返す必要はありません。

施術後のダウンタイムの症状は個人差がありますが、脂肪を吸引した部位に小さな傷跡や赤みが出る場合があります。

時間の経過とともに症状は落ち着き、2〜3週間ほどでほとんど目立たなくなるでしょう。

脂肪には細胞が入れ替わる組織を保持する幹細胞が含まれていますので、施術後の肌はつるんとした仕上がりになります。

ただし、クリニックの担当医が脂肪を注入し過ぎたり、注入箇所を間違えた場合は皮膚がデコボコになったり、しこりができるリスクがありますので注意が必要です。

 

脂肪注入に向いている人

 

「脂肪注入」に向いている方は以下の方です。

 

  • 脂肪がしっかり付いている方
  • 一回の施術で効果を長期間持続させたい方
  • 繰り返し施術を受けたくない方
  • 施術時間は2時間以上でも問題ない方
  • 自然な仕上がりを求める方

 

「脂肪注入」はこのようなお悩みがある方におすすめです。

 

  • ほうれい線が目立ってきて気になる
  • 年齢とともに頬がコケて気になる
  • 深く刻まれたシワを改善したい
  • 目の周りのくぼみをふっくらさせたい
  • おでこを丸くしたい
  • 目の下のクマを改善したい
  • フェイスラインを整えたい

 

痩せ型で吸引できる脂肪が十分に付いていない方は、クリニックの医師にまずは施術できるかどうか相談しましょう。

「脂肪注入」は担当医の技術力によって仕上がりに差が出てきますので、症例実績があり、技術力のある医師に依頼することが大切です。

万が一、脂肪注入後の仕上がりに満足できなかった場合は、注入した脂肪を取り除くために切開または吸引するか、脂肪を溶かす脂肪溶解注射をして対処する必要があります。

脂肪注入後は、脂肪の半分は体内に吸収されますが、残り半分は組織として残りますので、全て取り除くのは難しいです。

失敗のないようにクリニック・医師選びは慎重に行いましょう。

 

共立美容外科を案内する看護師

「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」はどちらも適用範囲が幅広く、様々な美容効果が期待できる注入治療です。

初めて美容医療を試してみたい方にもおすすめです。

共立美容外科では、施術に使用するヒアルロン酸は正規代理店から購入した高品質な製剤にこだわり、医師は痛みをできるだけ抑えるよう丁寧な施術を心がけております。

「脂肪注入」は細かいマイクロレベルに濃縮した脂肪を顔に注入する独自の方法「マイクロCRF」により、一般的な方法よりも定着率が高くなるのが特徴です。

目のクマやくぼみ、たるみや頬のへこみ、目の周りのシワや口回りのシワ、ほうれい線など幅広いお悩みに対応できますので、気になる方は共立美容外科までお気軽にお問い合わせください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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