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公開日:2022年09月18日(日)
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目次
加齢によって顔の筋肉は衰え、皮下脂肪も少なくなるもの。
同時に目立ってくるものとして、たるみやくま、頬のこけ、ほうれい線などが挙げられます。いずれもセルフケアによる改善が難しいですが、美容外科手術によって改善可能です。
こうした肌のお悩みに効果的な美容外科手術が、マイクロCRF。
マイクロCRFを検討されている方に向けて、今回はクリニックの概要や手術内容などについてご紹介します。
マイクロCRFとは、ご自身の体から採取した脂肪を加工した「コンデンスリッチファット」や「マイクロCRF(マイクロ・コンデンスリッチファット)」と呼ばれる物質を目のくまやくぼみ、顔のたるみや頬のこけなどが気になる箇所に注入する手術です。
コンデンスリッチファットとは、お腹や二の腕、腰など皮下脂肪が多い部位から採取した脂肪を外気に触れない状態で遠心分離機にかけ、注入後にしこりや石灰化の原因となる死活・老化細胞や麻酔液、血液といった不純物を取り除いた脂肪のこと。
これをさらに専用の機械でろ過し、大きな脂肪を圧力によって粉砕、さらに濃縮した脂肪が「マイクロCRF」です。
従来の脂肪注入では、脂肪細胞の大きさにばらつきがある状態のものを顔に注入していたため、表面が凸凹になるリスクがありました。
技術の発展によって現在ではマイクロCRFのように粒子が細かい脂肪を注入することができるようになったため、目の周りなど皮膚が薄い箇所であっても自然な仕上がりになりやすいのです。
マイクロCRFのダウンタイムは「脂肪吸引を行った箇所」と「脂肪を注入した箇所」によって異なります。
まず脂肪吸引を行った箇所のダウンタイムは1カ月程度で、痛みやむくみ、内出血や拘縮などの症状が現れることも。
拘縮とはもともと脂肪があった箇所にできた隙間を埋めようと脂肪吸引を行った箇所の皮膚が硬くなったり、ボコボコになったりする症状のことです。
医療用ガードルや着圧ソックスなどを2週間程度着用することで、拘縮後の皮膚をきれいに整えることができます。
一方で脂肪を注入した箇所のダウンタイムは1週間程度で、軽い腫れが見られることがありますが、メイクやマスクなどでカバーできる範囲のものです。
マイクロCRFで顔に注入した脂肪は、周辺組織に吸収されることがないため、手術効果は年単位と長続きします。
注入部位では脂肪細胞の数が注入前よりも多くなるため、手術からある程度時間が経過しても手術前の状態に戻ることはありません。
顔のエイジングケアに加え、脂肪が気になる箇所への脂肪吸引も行うため、一石二鳥の手術と言えるでしょう。
マイクロCRFの具体的な手術方法については、後ほど詳しくご紹介します。
▼人気の共立美容外科のマイクロCRFの料金や施術方法についての詳細はこちら
マイクロCRFによって、
など主に顔のボリュームダウンが目立つ箇所をふっくらと若々しく見せる効果があるのです。
それぞれのお悩みがマイクロCRFによってどのように解決されるのか、以下で詳しくご紹介します。
若い頃は目立たなかったたるみやくま。
目の周りの皮膚は顔の中でも特に薄いため、加齢や乾燥、筋力の低下などによって、たるみやくまが目立つようになってしまうのです。
特に加齢によって皮膚の内側を支えるコラーゲンやヒアルロン酸といった物質が減少することで、肌のハリが失われます。
たるみやくまは加齢が原因となることが多いですが、パソコンやスマートフォンを利用する時間が長いと、まばたきの回数が減り目の周囲の筋肉が衰えやすくなることも。
これによって若年層であってもたるみやくまに悩む方が、近年増加しているのです。
マイクロCRFによって目の周囲にご自身の脂肪を注入することで、ボリュームダウンしていた箇所がふっくらとするため、たるみやくまが改善されます。
頬がこけているとやつれて見えやすくなったり、実年齢よりも老けて見えたりすることも。
頬がこける主な原因は老化による脂肪の減少です。
紫外線やこすれなどの外的要因によって肌にダメージが蓄積すると、肌内部にあるコラーゲンやエラスチンなどが減少し、ハリや弾力を失うことに加え、重力の影響で頬がこけやすくなります。
ボリュームダウンした頬にマイクロCRFやコンデンスリッチファットを注入することで、足りていない分の脂肪を補うことができるため、頬をふっくらとさせることが可能です。
ほうれい線とは小鼻から口の両側を通り、顎に続くしわのこと。
ほうれい線ができてしまう原因として、顔全体のたるみが挙げられます。
加齢によって表情筋が衰えたり、紫外線やこすれなどで肌にダメージが生じたりすると、肌内部の「真皮(しんぴ)」と呼ばれる箇所が傷つき、ハリや弾力を失ってしまうのです。
すると、頬を支える筋力が低下し、次第にほうれい線が目立つようになります。
ほうれい線が気になる箇所にマイクロCRFやコンデンスリッチリフトを注入することで、ご自身の脂肪細胞がしわの間に伸びていき、自然に盛り上がるように。
マイクロCRFのメリットとして、
といったことが挙げられます。
それぞれの内容について一つひとつ詳しく見ていきましょう。
後ほど手術について詳しくご紹介しますが、マイクロCRFと似た手術の一つにヒアルロン酸注射が挙げられます。
多くの美容外科クリニックでは、人体に影響が少ない低刺激のヒアルロン酸を使用していますが、もともとアレルギー体質であったり、肌が弱かったりする場合、注射箇所にかゆみや腫れなどのアレルギー反応が起こることも。
一方でマイクロCRFは自分自身の脂肪を注入するため、アレルギー反応が少ない傾向があります。
マイクロCRFと比較対象になる手術に「脂肪注入」が挙げられます。
両者の違いは吸引した脂肪の処置方法です。
マイクロCRFは通常の脂肪注入とは異なり、「ウェイトフィルター」と呼ばれる特殊装置を用いた圧力を加えながら脂肪を遠心分離し、しこりや石灰化の原因となる不純物を除去。
良質な微細な脂肪細胞と幹細胞のみで構成されたマイクロCRFは注入箇所への定着率が60〜80%と高く、体内に吸入されにくいといったメリットがあるのです。
マイクロCRFに含まれる幹細胞によって、注入箇所の肌質改善効果が期待できます。
そもそも幹細胞とは自分自身を複製ができる「自己複製機能」と、さまざまな細胞に複製できる「多分化機能」を併せ持つ特殊な細胞のことです。
一般的な細胞は自分自身と同様の細胞に分化したり、複製したりすることは可能ですが、性質の異なる細胞に分化はできません。
マイクロCRFを注入した箇所で幹細胞が活性化することで、毛穴やたるみ、しわやニキビ跡などを解消できる「エイジングケア」効果が現れるのです。
しかし、幹細胞の活動は永久的に続くわけではなく、紫外線や乾燥などの要因で徐々に老化し、減少していきます。
継続的にエイジングケアを続けるためには、1年半〜2年を目安に手術を受ける必要があります。
冒頭でも触れたように、マイクロCRFは目のくまやくぼみ、頬のこけなどボリュームダウンしている箇所に、ご自身のお腹や太ももから採取した良質な脂肪細胞を注入する手術です。
ここではマイクロCRFの具体的な手術方法についてご紹介します。
マイクロCRFの手術では、最初にお腹や二の腕、腰など皮下脂肪が気になる箇所から脂肪吸引を行います。
脂肪吸引を行う際に「シリンジ」と呼ばれる医療器具を使用しますが、マイクロCRFの手術では吸引した脂肪をさらにろ過する必要があるため「ウェイトフィルター」と呼ばれる器具を使用。
ウェイトフィルターを用いることで、一般的な遠心分離機よりも強く健全な脂肪細胞のコンデンスリッチを抽出することができるのです。コンデンスリッチを遠心分離機にかけると、ウェイトフィルターの重さによって脂肪細胞にかかる圧力が通常の約25倍に。
老いた脂肪細胞は強力な圧力に耐えられず、不純物として排泄され、最終的に強く健全な「マイクロCRF」のみを抽出することができるのです。
マイクロCRFを注射する前に、注入部位に痛みが生じないよう、顔に麻酔クリームを塗ったり、麻酔テープを貼ったりします。
カウンセリング時に決めたデザインを元にマイクロCRFを丁寧に注入。術後は入院の必要はなく、すぐに帰宅できます。
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マイクロCRF以外に肌のさまざまなお悩みを解消できる手術として、「ヒアルロン酸注射」と「ボトックス注射」の2つが挙げられます。どちらもダウンタイムが少なかったり、手術効果が一時的だったりすることから、お試し感覚で気軽に受ける方が多い手術です。
ここでは、それぞれの手術の内容について詳しくご紹介します。
マイクロCRFと似た手術の一つとして、ヒアルロン酸注射が挙げられます。
ヒアルロン酸はもともと体内にある物質で、皮膚の柔軟性や弾力性を支える役割を担っているのです。
ヒアルロン酸を皮膚に注射することで、体内に存在するご自身のヒアルロン酸と混ざり、しわやたるみなどが気になる箇所が自然にボリュームアップする効果があります。
手術時間はわずか5〜10分程度でダウンタイムもほぼないため、手術直後であっても普段と変わらない生活を送れるメリットも。
注射で直接真皮の下にヒアルロン酸を届けられるため、即効性が期待できる手術です。
ヒアルロン酸注射の効果は個人差がありますが、術後2週間程度で安定し、その後は術後半年を目途に徐々に周辺組織へ吸収されていきます。
共立美容外科のヒアルロン酸注射の強みは、痛みを抑えた手術を心掛けていること。
ヒアルロン酸の注入前にクリーム麻酔を塗り、注射時は麻酔が効いているため、注射による痛みはありません。
また、しっかりと経験を積んだ医師が手術を担当するため、安心して手術に臨めるでしょう。
共立美容外科では安全性を第一に考えて手術を行っているため、正規代理店から仕入れたヒアルロン酸のみを使用。
共立美容外科で使用しているヒアルロン酸の特長について下記でご紹介します。
ジュビタームビスタは厚生労働省から正式な認可を受けているヒアルロン酸で、「ボトックスビスタ」で有名なアラガンジャパン社が製造・販売をしています。
滑らかな質感で自然な見た目や肌ざわりに仕上げることが可能です。
ジュビタームビスタは中程度〜重度のしわを解消する際に使用されます。
レスチレンシリーズは、EU圏内の安全基準を満たしている証明である「CEマーク」を世界で初めて取得したヒアルロン酸です。
EU圏内のみならず、アメリカの厚生労働省にあたるFDA(Food and Drug Administration)からも承認を受けていることから、安全性が高いことがわかります。
注射時の痛みを和らげる「リドカイン」と呼ばれる物質も含まれているため、麻酔と併せて使うことで注射時の痛みをさらに和らげることができるでしょう。
粒子が細かいため、比較的浅めのしわを解消する際に使用されます。
デオシアルはスイスの医薬品メーカー、Teoxane社が製造しているヒアルロン酸です。
顔全体のしわの改善やボリュームアップが可能で、効果の持続期間は半年~1年と、ほかのヒアルロン酸と比べると長い特長があります。2008年にAesthetic Medicine Awardsで「Injectable Products of the year(年間最優秀注入剤賞)」を受賞しており、手術を受けた方から高い評価を得ているのです。
100%非動物性ヒアルロン酸であるため、もともと肌が弱い方であっても手術前にアレルギー検査を受けることなく手術に臨めるメリットも。
リデンシティはスイスの医薬品メーカー、Teoxane社が製造しているヒアルロン酸です。
皮膚への水分補給と密度増加に適している濃度の高いヒアルロン酸に加え、皮膚の再構築に必要となる8種類のアミノ酸や3種類の抗酸化物質、2種類のミネラルなどを配合した、新しいコンセプトのヒアルロン酸と言われています。
共立美容外科にはリデンシティの認定医が在籍しており、認定医から各医師へ技術の伝承が行われているのです。
イボアールは高分子量ヒアルロン酸が含まれており、欧州医薬品品質部門から正式な認可を得ている安全性の高いヒアルロン酸です。
共立美容外科で使用している「イボアール・クラシック・プラス」は、注射時の痛みを軽減する成分である「リドカイン」が配合されているため、痛みに弱い方でも安心。
粒子が細かく均一になっているため、注入箇所にムラなく浸透しやすいといったメリットが挙げられます。
イボアールを注射する際は、独自にデザインされた「シンウォールニードル」と呼ばれる注射針を使用し、痛みが少ない手術を心掛けています。
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が作り出す筋弛緩作用を持つ「A型ボツリヌス毒素」と呼ばれる天然のたんぱく質を筋肉に注入することで、緊張した筋肉の働きを弱める効果があります。
ボトックス注射は、
などのお悩みに効果的です。
人間の顔は表情筋と呼ばれる複数の筋肉で作られています。
表情筋に力が入りすぎると皮膚が引っ張られる一方で、力が抜けると皮膚は緩むもの。
この動作を繰り返すことでしわが生まれてしまうのです。
ボトックスを特定の筋肉に注入することで、注入箇所の動きを一時的に抑えることができるため、しわが改善します。
ボトックス注射の効果は手術後すぐに現れるのではなく、注射箇所にもよりますが、手術後2〜7日ほど時間が経過してから徐々に変化が現れるように。
手術効果の持続期間は、個人差がありますが、一般的に3~4カ月程度です。
一度受けた手術の効果が永久に続くわけではないため、ボトックスの効果を持続させるためには定期的に手術を受け続ける必要があります。
ボトックスの効果を持続させたい場合は、前の効果が消える前に次の手術を受けることがポイントに。
ただし、次の手術を受けるためには3カ月以上間隔を開ける必要があるため、手術を受けるタイミングは医師に相談した上で決定しましょう。
ボトックス注射はダウンタイムがほとんどありませんが、中には頭痛や注入部位の痛み、注入部位の筋肉を動かしにくくなることも。
いずれの症状も手術当日~3日程度で収まることがほとんどです。
共立美容外科のボトックス注射ではアラガン社が製造・販売をしている「ボトックスビスタ」を使用しています。
ボトックスビスタは厚生労働省のほか、アメリカのFDA(日本の厚生労働省に該当する機関)から認可を受けている安全性の高い薬剤です。
顔面には傷つけてはいけない大切な血管や神経が多く通っています。
安全面に配慮して手術を行うために、共立美容外科に在籍するすべての医師は解剖学を熟知。解剖学を念頭に置き、表皮や真皮のさらに奥にある筋肉にゆっくりとボトックスビスタを注入していきます。
ボトックス注射を担当する医師はアラガン社が定めたボトックスビスタの講習セミナーを受講し、ボトックスビスタに関して正しい知識と注入技術を持つ「VST認定医」に認定されています。
認定資格に加え、効果が現れやすい注入方法などのトレーニングを院内で共有するために、定期的に勉強会も実施。
初めて美容外科手術を受ける方であっても、安心して手術に臨めるよう、共立美容外科ではさまざまな工夫をしています。
▼共立美容外科で人気のボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
インターネットで「マイクロCRF」と調べると、多くの美容外科クリニックのホームページが出てくるため、「何を基準に美容外科クリニックを選べば良いかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、マイクロCRFで満足のいく結果を得るために、信頼できる美容外科クリニックを選ぶポイントについてご紹介します。
美容外科クリニックを選ぶポイントとして大切なことは、ご自分が受ける手術の実績がある医師が在籍しているかどうかです。
マイクロCRFは専門機器を用いたり、丁寧に注入したりすることが求められる手術であるため、ある程度の経験が必要。
経験の浅い医師が担当した場合、思うような効果が得られない可能性もあります。
医師の実績を確認する手段としておすすめなのが、美容外科クリニックの医師紹介ページや医師が運営しているSNSを確認することです。これらを事前に確認しておくことで、医師の得意分野や普段担当している手術を把握できます。
一例として共立美容外科の医師紹介ページを以下に掲載しているため、マイクロCRFにご興味のある方は確認してみるのはいかがでしょうか。
満足のいく手術結果のためには、手術を行う医師との相性も大切になります。
カウンセリングは医師による手術内容の説明だけではなく、手術を受ける方の悩みや疑問を解消する場でもあります。
カウンセリング時に「どの部分にどのような悩みがあるのか」「どのように改善したいのか」といった話を親身になって聞いてくれる医師は信用できると言えるでしょう。
今回はマイクロCRFの手術の内容や解決できるお悩み、マイクロCRFを受ける美容外科クリニックの選び方などについてご紹介しました。顔のボリュームアップができる美容外科手術は複数ありますが、中でもマイクロCRFは自分自身の脂肪を注入するため、アレルギー反応が起こりにくく、定着率が高いといったメリットがあります。
マイクロCRFは複雑な医療機器を使用したり、注入が難しかったりするなど、高度な技術を必要とする手術。
そのため、マイクロCRFを行う美容外科クリニックを慎重に選ぶ必要があるのです。
共立美容外科ではマイクロCRFを精製するために「LIPOMAX-SC」という安全性の高い遠心分離機を使用したり、経験豊富な医師が多数在籍していたりします。
マイクロCRFを検討されている方は、共立美容外科の無料カウンセリングに申し込んでみるのはいかがでしょうか。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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