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公開日:2022年10月24日(月)
最終更新日:2022年11月16日(水)
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目次
10歳ごろからポツポツと肌にでき始める「ニキビ」。
「思春期を過ぎれば治るよ」と言われても、多感な年頃のお子さんにとって、ニキビのお悩みはとても大きいもの。
ニキビが原因で内向的な性格になってしまうことも、珍しいことではありません。
ニキビの正式名称は「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といい、皮膚の病気の一種です。
「そのうち治る」と考えていると症状が悪化してしまう場合もあり、適切な治療を行わずに放置していると、ニキビ跡が残ってしまうというリスクもあります。
また、ニキビは思春期特有の病気ではなく、大人になってからも悩まされる根深い病気です。
美しい肌をキープするためには、年齢や原因によって異なるニキビ発症の原因や治し方を正しく理解しておく必要があります。
そこで今回は、ニキビの治し方を年齢別にご紹介いたします。
根深いニキビのトラブルにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ニキビは、何らかの原因によって過剰に生成された皮脂が、毛穴に詰まってしまうことが原因で作られます。
過剰に分泌された皮脂が肌のバランスを崩し、肌に常在しているアクネ菌を過剰に繁殖させてしまいます。
本来アクネ菌は、ニキビのない肌にも存在していて肌の清潔を保っているのですが、過剰な皮脂によって繁殖したアクネ菌に対抗しようとして皮膚は炎症を起こします。
この皮膚が炎症を起こして、アクネ菌や雑菌を体外に排出しようとして作る膿を、「赤ニキビ」や「黄ニキビ」と呼びます。
ちなみに、白ニキビや黒ニキビはアクネ菌が増殖する前の状態で、毛穴に詰まった皮脂や古い角質から作られる「コメド」という物質の色です。
赤ニキビや黄ニキビができてしまった部分の毛穴の内部は、構造が破壊されて正常に機能しない状態になってしまっています。
そのため、一度できてしまったニキビの跡を正しくケアしていない場合、「再び毛穴に皮脂や角質が詰まる→ニキビができる→毛穴内部の皮膚構造が破壊される」、この繰り返しが起こってしまうのです。
ニキビは「何らかの原因」で過剰に生成された皮脂が毛穴に詰まることが要因とご説明しましたが、皮脂が過剰に生成される理由こそが、年齢によって異なっています。
そのためニキビ治療を考える際は、年齢ごとに異なる皮脂生成の理由を正しく理解し、対処する必要があります。
早い人だと10歳ごろからポツポツとでき始める思春期ニキビですが、10代(10歳から高校生ごろまで)の過剰な皮脂生成の主な理由は、「ホルモンバランス」です。
子どもから大人へと変化する際に生成される成長ホルモンや女性ホルモン、また男性ホルモンのバランスは、非常に不安定です。
また過剰な洗顔や保湿、皮膚とこすれやすい前髪など、見た目が非常に気になってしまう思春期特有の行動によって、皮脂の分泌が加速している場合もあります。
思春期ニキビができる場所としては、顔の額や鼻筋といった、Tゾーンが中心です。
10代の思春期ニキビの主な原因となる成長ホルモンを止めることはできませんので、とにかく皮膚を清潔にしておくことが一番の解決策といえます。
以上のような方法は、10代の方であっても毎日のケアに取り入れやすく、初めてのニキビケアとして是非とも身につけておいてほしいと思います。
さらに、脂っこい食事は避ける、ストレスを溜めない生活を心がける、などのライフスタイルも、思春期ニキビの対策としては非常に重要です。
また思、春期ニキビが出来てしまった場合は、信頼できる医師に相談するのが一番です。
ニキビは一度傷ついた毛穴の中で、再発を繰り返しやすい「病気」です。
現役ニキビのうちに正しいアプローチを行っておくことで、繰り返しにくい毛穴をキープできる上に、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡が残ってしまうリスクを減らすことができます。
共立美容外科では、中学生や高校生に対してもニキビに対する施術を行っております。
お一人おひとりの思春期ニキビの状態をしっかりと確認し、ライフスタイルの見直しも鑑みたうえで、最適な治療法をご提案させていただきます。
https://www.kyoritsu-biyo.com/column/acne/puberty/
成長ホルモンの分泌が落ち着いた20歳以降に突然ニキビができてしまった場合は、「ストレス」によるホルモンバランスの乱れであることがほとんどです。
また、脂っこい食事が好きな方の場合は、食生活による脂質の過剰摂取によって大人ニキビが生成されてしまう場合もあります。
さらに、ファンデーションや日焼け止めといったメイクが正しく洗浄されておらず、毛穴に詰まり続けてしまうと、アクネ菌が繁殖する要因となります。
大人ニキビは頬を中心にできやすく、また近年ではマスクとの擦れやマスク内のムレといったコロナ渦特有の要因もあいまって、非常に治りにくいのが特徴です。
食生活やお肌の清潔を保つといったライフスタイルの見直しはすぐにでも可能ですが、20歳ごろから30代にかけてできる大人ニキビの最大の敵は、なんといってもストレスです。
仕事のトラブルや人間関係、恋愛といったお悩みに囲まれる現代では、ストレスを完全になくすことは非常に困難です。
ストレスが原因で繰り返すニキビにお悩みの方は、美容医療がオススメです。
特に、共立美容外科のニキビ治療は肌のターンオーバーを加速させることで、美しくキメが整った肌へと導きます。
お客様一人ひとりのニキビの原因や状態、性質などをしっかりと見極めた上で、複数の治療法の中から最適な治療法をご提案させていただきます。
またニキビ跡の色素沈着やクレーターに対しても効果のある治療法を取り揃えていますので、過去と現在のニキビトラブルを同時に改善することで、未来の美肌を導くことが可能です。
閉経が始まる45歳から50歳頃は、女性ホルモンが大きく減少することで身体に様々な不調をもたらします。
更年期ニキビもその一つで、女性ホルモンが減少して男性ホルモンが優位になる過程において、細胞の再生スピードが落ちてしまった肌の力を補おうとして過剰に生成される皮脂が原因でできてしまうニキビです。
更年期は特に気分の浮き沈みも激しく、ストレスからニキビができやすい状態も助長されやすくなっています。
特に、口元やあごのラインを中心にできやすいという特徴があり、乾燥や痒みを伴うという点でこれまでの思春期ニキビや更年期ニキビとは大きく異なります。
40代後半から50代にかけて発症する更年期ニキビの場合、もっとも心がけたいのは保湿です。
更年期になると肌のもつ再生能力が衰え、顔中のいたる部分で乾燥が深刻化してきます。
また肌の持つバリア機能も衰えてしまいますので、正しいスキンケアで保湿を行うことで、肌の変化を最小限に抑えるていく必要があります。
「ニキビができやすいから乳液や美容液を使わず、さっぱりした化粧水を使おう」と考えるのはNGです。
更年期ニキビは、「肌に栄養が足りない」、「肌のパワーが衰えてきた」と身体が判断してしまうことが原因のニキビですので、しっかりと栄養を補給してあげることが重要です。
40代から50代のお肌には、ドクターズコスメが特にオススメです。
企画や開発の段階から医師が関わった質の高いケア用品を用いることで、栄養が過多になることなく必要な成分を届けることができるのが、ドクターズコスメの特長です。
揺らぎやすい更年期のお肌を整え、年齢以上に美しい肌を目指すために重要アイテムといえます。
また、共立美容外科では、更年期ニキビに対しても、PRP皮膚再生療法を特にオススメしています。
PRP皮膚再生療法は、ご自身の血液から血小板を抽出して肌トラブルが気になる部分に注入することで、皮膚の再生を促す治療です。
またニキビ治療やニキビ跡改善に有効なダーマペンと組み合わせて行うことで、ハリウッドで「ヴァンパイアフェイシャル」と呼ばれているエイジングケアに特化した治療法を施術することも可能です。
更年期の肌トラブルを改善したい場合は、ぜひご検討ください。
▼共立美容外科の人気のPRP療法の料金や種類についての詳細はこちら
「ニキビの原因は皮脂の過多」といっても、年齢によって皮脂を過剰に生成する要因は様々であり、治し方もさまざまであることがお判りいただけたかと思います。
また、10代の思春期ニキビ、20代から30代の大人ニキビ、そして40代から50代の更年期ニキビに共通して言えるのは、「ストレスはお肌の大敵」ということです。
ストレスを全く感じずに過ごすことは非常に難しいですが、ストレスが少なければ少ないほど美肌に近づくことができます。
必要に応じて美容医療やスペシャルケアを取り入れながら、日常生活のストレスを発散することを意識して、いつまでも美しく健康的な肌を目指しましょう。
このページの監修・執筆医師
浪川 浩明(なみかわ ひろあき)
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
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