ニキビ跡に穴があいたら戻る?傷のケアとクレーターの治療

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「ニキビを潰したら穴があいてしまった」「このままクレーターになったらどうしよう」と、鏡を見て不安になっている方もいるかもしれません。
ニキビを潰した直後の穴が、そのままクレーターとして残るとは限りません。まず必要なのは、開いた傷と炎症への手当てです。一方、傷が治ったあとも残る凹みは、化粧品やセルフケアだけで元のような平らな状態に戻すのが難しいことがあります。
傷が開いているときに気をつけることと、残った凹みの形に合わせた治療を説明します。
ニキビ跡の穴は元に戻るのか
潰した直後の開いた傷と、傷が閉じたあとに残る凹みでは、経過が違います。傷が開いているうちは、クレーターとして残るかどうかはまだ分かりません。
傷が治ったあとも凹みが残っている場合は、ニキビの強い炎症で皮膚の深いところが傷つき、傷あととして残っている可能性があります。[研究]凹みは、自然に戻るのを待つより、治療で目立たなくすることを考えます。
ニキビのあとには、凹みのほかに、赤みや茶色い色が残ることもあります。赤みはたいてい消えていきますが、数ヶ月続くこともあります。[研究]茶色い色も多くは自然に薄くなりますが、数ヶ月から数年かかることがあり、残る場合もあります。[研究]凹みと色が同じところに残っていることもあります。

穴があいたばかりのとき
潰したばかりで、まだ傷が開いていたり、かさぶたがついていたりするときは、それ以上押したり、かさぶたを剥がしたりしないでください。触ったり潰したりして刺激を与えると、炎症が広がって悪化しやすくなります。
赤みや腫れ、痛みが強くなってきた、膿が出る、傷がなかなか治らない、という場合は、皮膚科で診察を受けてください。
肌に針で穴をあけて治すダーマペンも、開いた傷があるところには行いません。凹み部分の治療を考えるのは、傷がふさがってからです。
関連記事:ニキビを潰すのは良くない?早く治るというのはウソだった?赤みや茶色い色が残ったとき
ニキビのあとの茶色い色は、紫外線に当たると濃くなり、消えにくくなります。日焼け止めや帽子で、紫外線を避けてください。赤みの跡ができる仕組みや、自宅でできることは、ニキビ跡の赤みを解説した記事にまとめています。
ニキビ跡のクレーターの形
ニキビのあとの凹みは、形によって大きく3つに分けられます。[研究]
| 形 | 見え方 |
|---|---|
| アイスピック型 | 針でつついたような、小さく深い穴 |
| ボックスカー型 | 箱のように、底が平らで縁が切り立った凹み |
| ローリング型 | なだらかに波打つような、広い凹み |
どの形でも、凹みが深いほど改善は難しくなります。
クレーターを目立たなくする治療
凹んだニキビ跡の治療には、皮膚に細かい傷をつけて再生を促す方法、レーザー、ピーリング、皮膚の下の癒着を切り離す方法、注入など、いくつもの方法があります。ただ、ニキビ跡の治療を調べた質の高い研究は、まだ多くありません。[研究]
共立美容外科では、ニキビ跡の凹みには、主に次の治療を行っています。
| 施術 | どんな凹みに・主な負担 |
|---|---|
| ダーマペン4 | 凹んだニキビ跡の治療の一つ。細い針で肌に小さな穴をあけ、治る力で凹みを浅くしていく。3〜4週間ほどの間隔で回数を重ねる。赤みは2日ほど、強めに行うと5日ほど続くことがある |
| フラクショナルレーザー | 凹凸の改善を目指す。レーザーで細かな点状の穴をあけ、皮膚の入れ替わりを促す。3〜4週間の間隔で3〜5回。施術後1週間以内にかさぶたができる |
| ヴァンパイアフェイシャル | ダーマペンに、自分の血液から取り出した成分(PRP)を組み合わせる。採血が要り、ダーマペン単独とは内容も費用も違う |
| マッサージピール | 薬剤で肌の再生を促す。ダーマペンと組み合わせることもある。赤み・皮むけ・ピリピリ感が出ることがある |
針で肌に穴をあける治療は、凹んだニキビ跡に効果があったと、複数の比較試験をまとめた研究で報告されています。[研究]ただ、小さく深い穴や、皮膚の下で引きつれている凹みでは、ダーマペンだけでは足りず、別の治療や組み合わせが必要になることがあります。凹みの形と深さを診察して、合う方法を選びます。[研究]
PRPや薬剤を組み合わせても、誰でも効果が高まるとは限りません。使う製剤、追加の費用、刺激や感染などのリスクは、単独の施術とは別に説明を受けてください。
複数回の治療が必要になることもあります。回数や間隔は、凹みの形・深さと、選ぶ治療によって変わります。治療で凹みや縁が目立ちにくくなることはありますが、完全に平らになるとは限りません。回数だけを重ねるのではなく、変化を確かめながら、続けるか方法を変えるかを決めます。
※回数や間隔は、凹みの形や深さ、肌の反応によって違います。ダーマペンの回数についてはダーマペンは何回受けるべきかを解説した記事で詳しく説明しています。
赤く腫れたニキビが残っているとき
赤く腫れたニキビが残っているうちは、ダーマペンなどの凹みの治療を始めず、先に塗り薬や飲み薬でニキビの炎症を抑えます。ニキビの跡が残るのを減らすためにも、ニキビのうちに早めに治療を受けることが大切です。[研究]
「ニキビ・ニキビ跡の治療」の詳細はこちらまとめ
ニキビを潰した直後の穴は、まだクレーターになるかどうかが分からない段階です。押したりかさぶたを剥がしたりせず、腫れや痛みが強くなる、膿が出るといった場合は皮膚科を受診してください。傷が治ったあとも残った凹みは、形と深さに合わせた治療で目立たなくしていきます。赤みや茶色い色の跡は、時間をかけて薄くなることが多い跡です。
ニキビ跡の凹みが気になる方は、共立美容外科の無料カウンセリングでご相談ください。
よくある質問
ニキビ跡の穴は、自力で治せますか?
潰した直後の穴は、まだクレーターとして残るかどうか判断できません。押したり、かさぶたを剥がしたりせず、腫れや痛みが強くなる場合は皮膚科へ相談してください。傷が治ったあとに残る凹みは、セルフケアだけで平らに戻すのが難しいことがあります。
中学生でもニキビ跡の治療は受けられますか?
中学生でも、ニキビやニキビ跡について相談できます。まず炎症の有無や肌の状態を診察し、治療が必要か、どの方法が合うかを判断します。保護者の方の同意や同伴が必要かどうかは、予約のときにお確かめください。
クレーターと色素沈着が両方あるときは、どう治しますか?
茶色い色素沈着と、皮膚の凹みでは、対処が違います。色素沈着は時間とともに薄くなることがありますが、紫外線で濃くなるのを防ぐため、日焼け対策を続けてください。凹みの形や深さ、色の状態、ニキビの炎症が残っていないかを診察し、治療の方法と順序を決めます。
参考
- 共立美容外科 ニキビ・ニキビ跡の治療 https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/
- 共立美容外科 ダーマペン4 https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/dermapen.php
- 共立美容外科 フラクショナルレーザー https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/fractional-laser.php
- 共立美容外科 ヴァンパイアフェイシャル https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/vampirefacial.php
- 共立美容外科 マッサージピール https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/acne/prxt.php
- Jacob CI, Dover JS, Kaminer MS. Acne scarring: a classification system and review of treatment options. J Am Acad Dermatol. 2001;45(1):109-17. PMID: 11423843
- Amiri R, Khalili M, Mohammadi S, Iranmanesh B, Aflatoonian M. Treatment protocols and efficacy of light and laser treatments in post-acne erythema. J Cosmet Dermatol. 2022;21(2):648-656. PMID: 34985175
- Taylor S, Grimes P, Lim J, Im S, Lui H. Postinflammatory hyperpigmentation. J Cutan Med Surg. 2009;13(4):183-91. PMID: 19706225
- Boen M, Jacob C. A Review and Update of Treatment Options Using the Acne Scar Classification System. Dermatol Surg. 2019;45(3):411-422. PMID: 30856634
- Sitohang IBS, Sirait SAP, Suryanegara J. Microneedling in the treatment of atrophic scars: A systematic review of randomised controlled trials. Int Wound J. 2021;18(5):577-585. PMID: 33538106
- Liu L, Xue Y, Chen Y, Chen T, Zhong J, Shao X, et al. Prevalence and risk factors of acne scars in patients with acne vulgaris. Skin Res Technol. 2023;29(6):e13386. PMID: 37357642
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※本治療は自由診療(保険適用外)です
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※全ての方が同等の効果を得られるものではなく、ダウンタイム、リスク、副作用や合併症の可能性があります。詳細はカウンセリング時に医師へご相談ください
※主なリスク・副作用(ダーマペン4):施術後、赤みや発疹や掻痒感が生じることがあります。赤みは2日程度で治まりますが、強めに行った場合は5日程度続く場合があります。翌日か翌々日に皮がむける場合があります。出血・内出血、色素沈着、感染などが起こることがあります。ケロイド体質の方は、施術できないことがあります。施術できるかは医師が判断します
※主なリスク・副作用(フラクショナルレーザー):赤みや腫れが出ることがあります。施術後1週間以内にかさぶたができます
※主なリスク・副作用(ヴァンパイアフェイシャル):ダーマペンによる赤み、かゆみ、皮むけ、出血・内出血、色素沈着、感染などが起こることがあります。PRPを組み合わせるため採血が必要で、採血部位の痛みや内出血なども生じることがあります
※主なリスク・副作用(マッサージピール):赤み、乾燥、軽い腫れ、皮むけ、ピリピリ感、かぶれが出ることがあります。非常にまれに色素沈着・瘢痕が起こることがあります
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