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公開日:2022年03月07日(月)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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目次
「シリコンバッグの豊胸は安くで豊胸できるから嬉しい。やってみたい。」という方も多いと思います。
しかし、シリコンバッグの豊胸には「ダウンタイム」という大きなデメリットがあることをご存じでしょうか。
今回は、このシリコンバッグの豊胸の「ダウンタイムについて」を徹底解説していきます。
どんな症状がおこるのか?期間はどのくらい?など、みなさんが気になっているであろうご質問にたくさんお答えしていきます。
シリコンバッグの豊胸の主なダウンタイム症状は胸の腫れ、むくみ、痛み、かゆみ、違和感などが挙げられます。
症状自体は他の豊胸手術で起こるダウンタイムの症状とあまり変わらず一般的な豊胸手術のダウンタイムとほとんど同じです。。
シリコンバッグの豊胸の場合にはバッグを挿入する際にメスを入れて挿入部分を開きます。
他の豊胸手術では注入は注射器で行うため、胸への負担が少なくシリコンバッグの豊胸に比べると注入部分のダウンタイムが軽減されます。
一方でシリコンバッグの豊胸では挿入部分の強い傷の痛みが予想されます。
ダウンタイムの症状にはかなり個人差がありますが、酷い場合は手術翌日痛みでベットから動くことができなかった、寝返りをうてない、少しの衝撃でも強い痛みが胸に走るという経験談も多く挙がっています。
シリコンバッグの豊胸の場合には、挿入するバッグの大きさや挿入部位によってダウンタイムの痛みの強さや期間なども変動することがあります。
中でも最も痛みが強いと言われているのが大胸筋下(だいきょうきんか)への挿入です。
痩せ型の人に多い挿入方法で、大胸筋を剥離し挿入する必要があり、手術も複雑であるためダウンタイムも大きくなります。
このダウンタイムの症状の強さこそがシリコンバッグの豊胸の最大のデメリットかも知れません。
シリコンバッグの豊胸のダウンタイムの期間は他の豊胸手術に比べても少し長く1か月~2か月と言われています。
シリコンバッグの豊胸はダウンタイムの症状も強く、期間も長いということで、心配材料となってしまうことも多いようです。
痛みなどのダウンタイムの症状が出るのは術後1~2週間程度と言われており、時間に融通が利く人はまとまった休暇をとるのが無難でしょう。
挿入したバッグが完璧に体に馴染むまでには半年以上の時間が必要です。
それまでは違和感を持つこともあるでしょう。
また、シリコンバッグの豊胸で心配なのが傷口の経過ですよね。
他の豊胸手術にはメスでの手術の傷跡は半年~1年程度の長い時間をかけて徐々に薄くなっていきます。
しかし、バッグ挿入時にはできるだけ一目には触れない部分を選び手術を行いますので、注意していればバレないことも多いです。
ですが、周りには絶対バレたくない。バレるリスクを背負いたくない。という人には不向きな手術方法かもしれません。
人によってはこのダウンタイムの間に人工物であるバッグに対して体が拒否反応を起こして炎症・硬化などのトラブルを引き起こすケースがあるので注意が必要です。
どの豊胸手術方法にもダウンタイムの間はしっかりと経過を観察しておくことが重要です。
ここからはみなさんが気になるシリコンバッグの豊胸のダウンタイムについてのご質問にお答えしていきます。
A.シリコンバッグの豊胸のダウンタイム中の過ごし方にはかなり注意が必要です。
まず、痛みなど症状が酷い可能性が高いため動き回ったりすることはできないと考えておいた方がいいです。
また、挿入したバッグがずれてしまわないよう術後3日程度はバストバンドを使用し胸を固定しておく必要があります。
このバストバンドしている2.3日の間はシャワーなどの入浴もできません。
また、重い荷物を持つ、激しい運動をするというのも避けましょう。
メスを用いて行うシリコンバッグの豊胸は美容手術の中でも大きい傷口となる可能性が高く、安定するのにも時間がかかります。
何かの拍子に出血してしまったということも少なくありません。
酷いダウンタイムの症状が出ている間は無理をせず安静にゆっくりとした動きを心がけましょう。
ダウンタイムが治まるまでは体にも大きな負担がかかっている状態です。
飲酒や喫煙など体に大きな負担となる行動は控えましょう。
ダウンタイム中の経過次第では入院を要する場合もありますので、しっかりと経過を確かめておく必要があります。
何か少しでもおかしいなと感じた場合にはすぐに担当医師に相談するようにしてください。
A.Q1でもお伝えしたとおり、シリコンバッグの豊胸の場合にはかなり酷いダウンタイムの症状が長期間予想されます。
そのため最低でも2.3日はダウンタイム症状の経過を見る必要があります。
その後も経過次第では通院などが必要になる場合もあります。
また、仕事復帰とはいっても強い痛みは1~2週間程続きます。
その間には強い鎮痛剤が処方されることが多く、鎮痛剤で痛みを調整しながら生活を行うことになります。
鎮痛剤を飲めば、治まるという方もいますが、体に大きな負担がかかっていることには間違いありません。
早く安定させるために必要なことはできるだけ安静に、傷口を休めることです。
そのため、立ち仕事、重い荷物を運ぶ仕事、動き回る仕事などの場合には、しっかりと医師と相談し方法を考え直すか、事前に対策をしっかりと立てておく必要がありますね。
どのくらい休みをとることができるのか。これも豊胸手術の方法を決める上で大きな指針になるということです。
A.ここまででもかなりお伝えしてきましたが、ヒアルロン酸注入豊胸や脂肪注入豊胸の手術と比較するとシリコンバッグの豊胸はダウンタイム症状が強く、長いとされています。
その中でも最も気をつけるべき点は痛みや出血です。
ヒアルロン酸や脂肪注入の場合には痛みは筋肉痛のようなもので内勤業務であれば仕事も問題ないという意見が多い中、シリコンバッグの豊胸の場合には安静にすることが進められています。
また、シリコンバッグの豊胸の場合には鎮痛剤も強いものを処方されるケースが多くそれだけ痛みが強いということが分かります。
シリコンバッグの豊胸にはメスを使用した後の傷口が数センチできてしまいます。
その傷口は安定するまでは衝撃により出血してしまうことも多く、出血を繰り返すと傷口が悪化してしまう、回復が遅くなる可能性があります。
また、不十分な安静の場合、バッグが体内で移動してしまい、左右差が出てしまう可能性が出てしまい、仕上がりに影響してしまいます。
このように、シリコンバッグの豊胸での手術は他の豊胸手術方法と比較するとダウンタイム期間がかなりシビアになっているということが分かります。
安価でできる豊胸手術という意味合いではかなり重宝されている「シリコンバッグの豊胸」
バッグの種類やサイズによっては症状が軽減できることもありますので、気になる方は医師に相談し、手術方法を決めることをおすすめします。
10人に一人は発症すると言われている代表的なトラブルのひとつです。
挿入したシリコンバッグを体が異物だと認識し、豊胸バッグの周りに被膜を覆ってしまいます。
これは体の正常な動きですが、これをほおっておくと被膜がどんどん厚くなり、バッグが締め付けられることでバッグにダメージを与えます。
手術後2、3ヶ月で現れる方もいらっしゃいます。一方で、手術後2,3年は問題なかったのに、10年後に現れる場合もあります。
症状としては、軽くちくちくする違和感があります。
また、胸にぼこっと不自然な盛り上がりができたり、炎症による痛みを伴う場合があります。
共立美容外科ではカプセル拘縮にならないように手術を行っていますが、カプセル拘縮になる場合は体質の問題が大きいので手術が失敗したというわけではありません。
そのため、カプセル拘縮をした場合、再度バッグを入れて入れ替えをすると再度カプセル拘縮が起こる確率が高いので、一度バッグを取り除いて、その後に脂肪注入など他の豊胸手術を行うことを推奨しています。
カプセル拘縮が起こると硬くなるのでご自身でもわかります。
不安になった場合は、手術を行ったクリニックにご連絡ください。
稀に豊胸バッグを包み込んだ被膜にカルシウムの結晶が付着し固まってしまう現象のことです。
石灰化が起こるとエコー検査で内部を映すことができないため状況が確認できません。
バッグの破損の原因などになるわけではなく、20年、30年たって古くなると起こってしまう現象です。
鼻のプロテーゼにも起こる現象です。
石に苔が生えるようなイメージです。
石灰化したからといってバッグを抜かなくても大丈夫です。
また、石灰化しても感触が硬くなるわけではありません。むしろカプセル拘縮が起こった場合の方が硬くなります。
この画像は手術直後の傷跡です。
脇の目立たない箇所を切開して、シリコンバッグを挿入するため、手術後の数年間傷跡が残ります。
傷跡の経過としては、半年から1年は残りますが、1年たてばあまり気にならなくなる程度になります。
この画像のようにわきの下の体のシワに沿ってメスを入れるため、時間が経てば経つほど傷はシワと同化して傷跡は目立たなくなります。
そして、2年~3年でほとんど気にならなくなります。
シリコンバッグの豊胸の最もデメリットとなるのが「ダウンタイム期間」です。
中には痛みで動けなくなる人もいます。
そのため、ダウンタイム期間に仕事・学校に行くことは注意が必要です。
そのため、手術翌日にすぐに仕事復帰をしたい。学校に行きたい。というような忙しい方には難しいかもしれません。
シリコンバッグを挿入する位置にもよりますが、大胸筋下(だいきょうきんか)に挿入した場合の方が乳腺下(にゅうせんか)に挿入した場合に比べて痛みが強く出ます。
それは大胸筋下は筋肉をはがしてシリコンバッグを挿入するためです。
痛みに対応するためには、手術後は安静にして、痛み止めの薬や座薬で痛みをコントロール必要があります。
大胸筋下で手術した場合は手術後1週間程度、乳腺下で手術した場合は手術後2,3日程度は仕事や学校を休んだ方がいいかもしれません。
ただ、痛みがでる期間は個人差があります。
シリコンバッグは確実に胸が大きくなるという理由からかなり主流な豊胸手術のひとつとなっています。
しかし、挿入するシリコンバッグは人工物であり、体に合わなければ体が拒否反応を起こし何らかの症状が出てきてしまうケースもあります。
どの手術方法にもリスクやデメリットはありますが、リスクを回避したいという考え方の人にはあまり向いていない手術方法かもしれません。
その場合は、コンデンスリッチ豊胸など、自分の脂肪で大きくする豊胸術の方が向いています。
シリコンバッグの豊胸の大きなデメリットでもある「ダウンタイム」
しかし、デメリットばかりではありません。
低価格で確実に胸を大きくできるという確実性に優れている豊胸手術であることは間違いありません。
また、最近ではシリコンバッグも様々な種類のものが開発されており、リスクを軽減することも可能になっています。
特に「モティバ」は破れても中身が外に出ない優秀なシリコンバッグです。
豊胸手術は、同じ手術方法によっても医師の技術によって仕上がり差がつきます。
術後のダウンタイムも想定して、しっかりアフターケアをしてくれるクリニックで手術することがおススメです。
クリニックを選ぶ場合は、値段ではなく技術で選ぶようにしましょう。
▼シリコンバッグの豊胸手術「モティバ」の料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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