マストペクシーとは?施術に向いている人や名医の探し方を解説!
最終更新日: 2022年10月08日 (土)
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さまざまな要因で起こってしまうバストの下垂や変形…。
マッサージや筋トレでは、改善に時間がかかるばかりか、やっても全く改善しないことも少なくありません。
こういったバストの問題はデリケートな問題であり、相談できずに深く悩んでいる方も多いです。
こうしたバストの悩みにおすすめの施術が「マストペクシー(乳房挙上術)」です。
マストペクシーは特に下垂してしまったバストに効果的で、下垂の程度に関係なくしっかりと挙上した乳房が実現できますよ。
今回は、マストペクシーの施術に向いている方や施術を受けたい名医の探し方について解説します。
マストペクシー(乳房挙上術)とは?
マストペクシーとは、皮膚の一部を切除し、必要に応じて脂肪を除去することで、乳房の形や乳頭の位置を調整する施術です。
全身麻酔や硬膜外麻酔を使用して手術を行い、施術時間は2時間〜3時間とやや長めになります。
何回も手術を行う必要はなく、半永久的に効果が持続することから、人気の施術となっています。
【マストペクシーのメリット】
- 効果が半永久的に持続する
- 乳房のリフトアップでスタイルが良く見える
- 豊胸術も一緒に行うことができる
- 若見え効果
【マストペクシーのデメリット】
- 自費診療であり高額
- ダウンタイムがある(約2週間)
- 医師の技量によっては傷跡が目立ってしまう
【マストペクシーの相場価格】
マストペクシーは、病気の治療ではなく審美(見た目)を整える目的であることから保険適用外の施術です。
施術の相場価格は120万円〜160万円となっており、美容医療の中でも高額な施術の1つです。
全身麻酔を使用して皮膚や脂肪を切除するため専門的な知識や技術が必要であることや、丁寧なアフターケアや通院が必要であることも価格が高額な理由と言えます。
マストペクシーの施術に向いている方とは?
マストペクシーの施術が自分に向いているか気になる方も多いでしょう。
高額な施術ですから、しっかりと確認してから施術を検討したいですよね。
ここでは、マストペクシーの施術に向いている方の特徴を詳しく解説します。
乳房の下垂で悩んでいる方
乳房の下垂に悩んでいる方には、マストペクシーの施術は向いています。
マストペクシーでは伸びてしまった皮膚を切除し下垂をしっかり引き上げることができるため、効果的に乳房を引き上げることができますよ。
乳房下垂には重症度分類がありますが、どの分類でもマストペクシーを行うことができるためオススメです。
バストの形を整えたい方
バストの形がくずれてしまった、広がってしまったという方にも向いている施術と言えます。
マストペクシーは皮膚の除去を行って引き上げると同時に、部位によっては脂肪除去も行うことができます。
バストの大きさや形に左右差がある方でも、デザインと技術次第で以前よりもきれいなバストを実現できる可能性もあります。
乳房のたるみを解消したい方
乳房のたるみを解消したい方も施術に向いていると考えられます。
乳房のたるみの原因は皮膚であることから、余った皮膚を切除する以外の方法では改善が難しいと言われています。
バストを整えつつ大きくしたい方
マストペクシーと平行して脂肪注入など豊胸を一緒に行うこともできます。
乳房の形を整えつつバストアップも目指したい方にはマストペクシーをおすすめします。
乳頭が下を向いている方
自分の乳頭が下を向いてしまっていると感じている方にはマストペクシーの施術がオススメです。
乳頭が下を向いている状態は、実は乳房の下垂のサインなのです。
加齢が原因の場合は、徐々に下垂が進行してしまうこともあります。
また、乳頭が正面を向いている場合は、下垂ではなくバスト上部の形が変形している可能性が高いため、マストペクシーより豊胸手術が適していることがあります。
マストペクシーの施術の流れを解説!
施術を悩んでいると「どういう流れで治療をするんだろう」「ダウンタイムや副作用も気になる」など実際の施術について詳しく知りたくなりますよね。
流れを知っておく頃で、ダウンタイム中の過ごし方をシュミレーションしておくことができますよ。
ここでは、マストペクシーの施術の流れをご紹介します。
カウンセリング・検査
カウンセリングでは、乳房の視診と患者様への問診を行いながら、施術の方向性を決定します。
患者様の理想の仕上がりをしっかり共有していくため、カウンセリングに時間がかかる場合もあります。
手術の注意点や流れについての説明を受け、施術や麻酔の同意書にサインしていただきます。
麻酔を使用することから、全身状態をしっかり把握しておく必要があるため、手術前の検査を行います。
施術予約
マストペクシーに限らず、大半の美容施術はその日に施術を受けることはできません。
カウンセリング後に施術の日時を決定します。
仕事や学校がある方は、ダウンタイム期間も考えながら慎重に施術日を選択しましょう。
麻酔・手術
手術を行う前は絶飲食となります。
乳房挙上術は、全身麻酔、静脈麻酔、硬膜外麻酔のいずれかで行います。
手術時間は2時間〜3時間で、麻酔による影響がなくなるまで院内横になっていただきます。
担当医師あるいは麻酔医が在籍している場合は麻酔医の判断のもと帰宅となります。
安静
止血のため胸部を2〜3日ほど圧迫固定する必要があります。
激しい運動や飲酒は再出血の原因になります。
施術当日はシャワー浴も禁止しているクリニックが多いです。
7日後の抜糸まではシャワー浴のみとし、入浴は控えましょう。
その他、医師の指示に従いながら安静に過ごしましょう。
ダウンタイムについて
マストペクシーのダウンタイムは2週間程度です。
施術後1週間は腫れや痛みなどの副作用が気になる方が大半ですが、鎮痛薬が処方され、対処法もクリニックで説明してもらうことができますよ。
アフターフォローがある場合は、事前に連絡方法やトラブルシューティングについて確認しておきましょう。
副作用について
マストペクシーの代表的な副作用は下記があります。
痛み
施術部の痛みは施術当日〜術後1週間にかけて出現することが多い副作用です。
手術後は鎮痛剤が処方されるため、痛みを感じる際は我慢せずに飲みましょう。
強い痛みがある場合は、胸にアイスノンを当てて安静に過ごしましょう。
通常は徐々に引いてきますが、万が一痛みが引かない場合はクリニックの担当医師に相談しましょう。
腫れ・熱感
腫れや熱感は傷口が治癒する過程での正常な反応です。
熱感は3日程度、腫れは1週間程度持続することもあります。
腫れや熱感は時間とともに引いていくため、経過観察となりますが、痛みと同様にクーリングを行うと気持ちが良くやや落ち着きます。
内出血
麻酔や手術による影響から内出血が出現することがあります。
内出血は通常1週間以内に消失するため、残存することはありません。
どんどん広がっていく場合や消失しない場合は速やかに医師にお知らせください。
感染
傷口から菌が入り感染することもまれにあります。
通常は滅菌された医療資材を使用するため起こることはありませんが、痛みや腫れ・熱感が悪化していると感じる場合は感染の可能性があります。
感染した場合も対処が早ければ消毒と抗生剤の内服で済むため、異変を感じたら早めにクリニックへ相談しましょう。
マストペクシーの施術に最適な名医の探し方とは?
マストペクシーは患者様の希望に合わせたデザイン力やデザインを再現できる技術が必要です。
近年では、マストペクシーの施術を取り扱う美容クリニックが増えましたが、比例して医師の技量不足によるトラブルも増加しています。
ここでは、トラブルなく施術を受けるための名医の探し方を解説します。
複数のクリニックでカウンセリングを受ける
ホームページや広告だけで施術を受けるクリニックや医師を決めてしまうのはやめましょう。
やはり対面でカウンセリングを受けなければ、相性や医師の知識はわかりませんよね。
名医はカウンセリングを重視しており、丁寧な説明と納得感を特に大切にしています。
1つのクリニックだけでは判断できないこともあるため、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
実績や経歴を確認して選ぶ
実績や経歴はホームページに記載しているクリニックもあります。
カウンセリングで実績や症例数を確認して選びましょう。
名医と呼ばれる医師は、10年以上のキャリアがある方がほとんどです。
もちろん若い医師でも名医は存在するため、研究事例や実績をしっかり確認しましょう。
過去の症例写真を見せてもらう
医師とのカウンセリングでは過去の症例写真を見せてもらうようにしましょう。
クリニック全体で決められた写真でも良いですが、なるべく執刀する医師が担当した症例が望ましいです。
施術直後の傷口の様子や半年後の経過など、なるべく長期的な経過を確認できると良いですね。
名医が担当した症例は傷口がきれいで痕になりにくいと言われています。
乳房の下垂や変形は実績のある名医に相談しよう
乳房の変化は女性にとってコンプレックスであると同時に、なんとかしたいと強く感じる方が多い部位の1つです。
乳房を整えることで、女性としての自信に繋がると話されている患者様もおり、当院でも女性にとってとても大切な施術であると常々考えております。
大事にしたい部位だからこそ、施術を任せる医師やクリニック選びは慎重に行いたいですね。
実績のある名医を探すことで、安全性を担保できますし、なにより患者様の安心に繋がります。
マストペクシーの施術をお考えの方は、ぜひ複数のカウンセリングに足を運んでみてくださいね。
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