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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

豊胸で肉割れが起きる?対処方法は?

公開日:2022年07月19日(火)
最終更新日:2024年02月02日(金)

豊胸
胸の肉割れを気にする女性
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肉割れは脂肪の増加や特定の部位に負荷がかかることによって発生します。

主に腹部や脚、二の腕などに形成されますが、女性の場合バストにも肉割れが生じる場合があります。

豊胸手術はバストの肉割れが起きる原因の一つです。

本記事では豊胸手術で肉割れが起こるメカニズムや、肉割れのできにくい豊胸術について解説します。

 

バストに肉割れができる原因

バストに肉割れができる原因を解説する看護師

肉割れは、脂肪や筋肉などによって皮膚が引っ張られることで生じます。

バストの皮膚が引っ張られる要因は様々です。例えば、妊娠中や授乳期のバストの張りや成長期におけるバストの発育、豊胸手術などが挙げられます。

それではバストに肉割れが発生してしまう原因をいくつかピックアップして解説します。

 

妊娠中のバストの張り

妊娠中は女性ホルモンの影響で乳腺や乳管の組織が発達し、バストが張ることが多いです。

バストの張りにともなって皮膚が引っ張られるため、断裂を起こし肉割れが形成されやすくなります。

 

授乳中のバストの張り

出産後の授乳もバストの肉割れの要因の一つです。

授乳が始まると、母乳が分泌される影響でバストが張りやすくなり、肉割れが発生することがあります。

 

急激な体形の変化

急激な体重の増加やハードな筋力トレーニングによって肉割れができることもあるでしょう。

脂肪や筋肉が一気に付くことで、体形が短期間で変わってバストサイズが変化すると、その影響で肉割れが形成される可能性があります。

 

成長期のバストの発育

肉割れは未成年の方にも発生します。

その一例がバストの発育による肉割れです。

成長期でバストが発育してサイズが変化すると、バストの皮膚が引っ張られ、肉割れにつながる場合があります。

 

肌の乾燥

肌が乾燥状態にあると皮膚は断裂しやすくなります。

例えば唇がカサカサに乾いている時、喋ったり表情を作ったりしただけでひび割れてしまうことがあるでしょう。

肉割れができるのも唇のひび割れと同じ仕組みです。体の皮膚が乾燥すると伸縮性を失うため、何らかの力で引っ張られると表皮と真皮が裂けて肉割れができやすくなります。

特にバストは肌が乾燥しやすい傾向にある上に皮下脂肪が多い部分であるため、肉割れができるリスクが高いと言えるでしょう。

肌が乾燥する主な要因は空気の乾燥です。特に空気が乾燥しやすい冬場は注意が必要です。その他にも抗がん剤といった薬物の副作用などでも肌が乾燥することがあるでしょう。

 

豊胸手術

豊胸手術でバストサイズが変化することによって、肉割れが生じることもあります。

バストにシリコンバッグなどを挿入した際、皮膚が本来の伸縮性を超えるぐらいに引っ張られると、肉割れが形成される可能性があります。

 

豊胸手術で肉割れが起こるメカニズム

豊胸手術で肉割れが起こるメカニズムを解説する看護師

豊胸手術の方法として、バッグ(人工乳腺)を入れるタイプの施術、ご自身の脂肪を別の部位から取り出してバストに注入する施術、ヒアルロン酸を注入する施術があります。

その中でもバッグを挿入する豊胸手術を受けた場合、術後バストに肉割れが形成される可能性が高いです。

バッグを入れるタイプの豊胸手術では、シリコンジェルや生理食塩水の入ったバッグをバストに挿入します。

大幅なバストアップが期待できる一方で、バッグを挿入した影響で術後しばらくバストの皮膚のつっぱりを感じる方もいます。

つっぱり感が出るのには、豊胸手術をしたことにともなうリンパの腫れなど複数の要因がありますが、バストの皮膚がバッグに引っ張られることも要因の一つです。

そして手術で挿入したバッグが幅、厚みの大きいものであった場合は、大幅なバストサイズのアップによって皮膚が引っ張られ、肉割れが生じるリスクが高くなる恐れがあります。

 

つっぱり感や肉割れが生じにくい豊胸術

豊胸を目的とした施術の中で比較的つっぱり感や肉割れが生じにくい施術は、ヒアルロン酸を注入するタイプの施術です。

この施術は、バストにヒアルロン酸を注入することでバストアップを図る豊胸術です。

ヒアルロン酸は元々人体に存在する成分であるため、注入後体に害をおよぼすリスクは少ないとされています。

施術時間が短く、両胸合わせて10分程度で施術が終わるケースもあり、仕事がなかなか休めないという方にもおすすめです。

また、ヒアルロン酸豊胸術では、施術を受ける方の希望に合わせてヒアルロン酸を注入する量を微調整することが可能です。

ヒアルロン酸の量を皮膚がつっぱらない程度にとどめれば、施術後のバストの肉割れのリスクが下がるでしょう。

なお、共立美容外科でもヒアルロン酸豊胸術を行っています。

メスを使わずに豊胸ができるため、切開や縫合をともなう手術に抵抗がある方や短時間で施術を終わらせたいという方、ダウンタイムの少ない施術を受けたいという方におすすめの豊胸術です。

ただし、施術時に注入したヒアルロン酸は月日が経つにつれて徐々に体に吸収されていき、バストのサイズもやがて元に戻ります。

そのため、施術直後のバストサイズを長く維持したいという方は、他の豊胸術を検討した方が良いでしょう。

 

豊胸後に肉割れができてしまった時の対処法

バストの大きさや形状をより希望に近付けるために豊胸手術を受けたとしても、施術後に目立つ肉割れができてしまうと、それが心理的な負担となってしまうことがあるかもしれません。

もし肉割れが形成されてしまった場合は、ケアをすることで断裂線が目立ちにくくなる可能性があります。

豊胸の後に肉割れができてしまった場合の対処法として、ご自宅で行えるケア方法と医療機関で受けられる治療をご紹介します。

 

保湿

皮膚が乾燥していると肉割れがより目立ちやすくなる恐れがあります。

乾燥を防ぐため、化粧水やクリーム、オイルといったスキンケア用品でバストを保湿しましょう。

特に入浴後は全身の皮膚から急激に水分が蒸発していくため、バストも非常に乾燥しやすくなります。お風呂から上がったらできるだけ早めに保湿をすることが大切です。

入浴後を含め日常でこまめに保湿を行うことで、肌に蓄えられた水分の影響やスキンケア用品に含まれた整肌成分の影響で肉割れがある程度目立ちにくくなる効果が期待できます。

 

マッサージ

セルフマッサージによって血行がよくなると、皮膚の新陳代謝が上がり、断裂してしまった皮膚の再生が促されてバストの肉割れが目立たなくなる可能性があります。

またマッサージによって皮膚が軟らかくなると伸縮性が上がるため、皮膚が引っ張られるような状況においても断裂しにくくなります。

そのため、マッサージには新たな肉割れが発生しにくくなるという効果も期待できるでしょう。

なお、マッサージをする時はあまり手に力を入れずに優しくマッサージしましょう。

摩擦で肌に負担をかけないよう、クリームやオイルを使いながらバストをさするようにマッサージするのがポイントです。

リンパの流れに沿ってマッサージをする場合は、バストから脇の下に向かって手を動かします。

バストのリンパの流れが改善されるとバストが柔らかくなったり、バストラインによりメリハリができたりといった効果が見込めます。

 

体形の急激な変化を避ける

体重や体形をコントロールしてバストサイズの急激な変化を防ぐことで、肉割れの予防につながります。

普段の食事で糖分や脂質を多く取っている方は、間食の頻度を減らしたり野菜など低カロリーの食品を食事に取り入れたりして急激な脂肪の増加を防ぎましょう。

加えて過度な筋力トレーニングを避けることも、急激な体形変化によるバストの肉割れを防ぐ手段です。

例えば、普段筋力トレーニングをしない方がいきなりハードなトレーニングをすると、短期間で筋肉が増えてその部分の皮膚が肉割れを起こすことがあります。

バストの筋肉が鍛えられる筋力トレーニングとしては、腕立て伏せやダンベルを上げ下ろしするダンベルプレスなどが挙げられますが、そうしたトレーニングを短期間で詰め込むとバストのサイズや形状が急激に変化し肉割れを誘発する恐れがあります。

そのため、バストの肉割れを防ぐためには過度な筋力トレーニングは避けましょう。

 

肉割れ除去の治療を受ける

肉割れを消したいという場合は、医療機関を受診するのも選択肢の一つです。

医療機関の中には肉割れ除去の治療が受けられるところもあり、ご家庭でのセルフケアを続けるよりも医療機関での専門的なケアを受けた方が肉割れを消せる可能性は高いです。

場合によっては形成されてから長い年月が過ぎてしまった肉割れでも、医療機関でのケアで消せることがあります。

また、肉割れ治療によって除去された肉割れは再発のリスクも少ないとされています。

肉割れは皮膚の表面の表皮とその奥の真皮が裂けている状態です。そのため、皮膚科や美容皮膚科では断裂してしまった皮膚の再生を促すための治療が行われます。

具体的な治療法は、例えばケミカルピーリングやレーザー治療、そしてダーマペンなどです。

いずれの治療法も皮膚の再生力を引き出すための治療であることから、肉割れを除去したり目立ちにくくしたりする効果が期待できます。

肉割れの状態によっては何回か通院する必要がありますが、どのタイプの肉割れ治療を受ける場合も基本的には入院をする必要はありません。

施術後はおおむね普段通りの生活が送れるでしょう。

ただし、スクラブ入りのボディソープを付けたり、シェービングや脱毛をしたりといった施術箇所を刺激する行動は避けましょう。

治療方法によっては施術後バストに赤みなどの跡が残ることがありますが、皮膚を刺激しなければ数日で跡が消えるケースが多いです。

なお、治療を受ける時点でバストに炎症がある方や妊娠の可能性がある方は、肉割れ治療が受けられない場合があるため、心配な方は医療機関で相談しましょう。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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