日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2023年11月13日(月)
このコラムを読むのに必要な時間は約 16 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
本記事では、タレ目ボトックスの概要やメリット・デメリット、タレ目ボトックスの施術が向いている方・向いていない方の特徴などをご紹介します。目の印象を変えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
タレ目ボトックスとは、下まぶたの中央から目尻下までの範囲にボトックス製剤を注入し、タレ目を形成する施術です。
一般的にボトックス注射は、シワやたるみの改善、多汗症の治療などを目的とした施術として人気があります。ボツリヌス菌から抽出したボツリヌストキシンを注入し、筋肉に作用する神経伝達物質「アセチルコリン」の分泌・働きを抑制することで、筋肉の働きを緩めることが可能です。半永久的な効果はありませんが、美容や健康にさまざまな効果が期待できます。
タレ目ボトックスの場合、目を囲むように張り巡らされている眼輪筋(がんりんきん)の一部にボトックス製剤を注入します。ただし、施術を受ける方の希望やお悩み、目の形などによって他の箇所に注入するケースもあります。
ボトックス注射を行うと眼輪筋の働きが抑制され、下まぶたが下方向に引っ張られます。目尻が下がって白目が見える範囲が広がるため、ぱっちりとしたタレ目に仕上がるのが特徴です。
タレ目ボトックスの施術には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは6つのメリットをご紹介します。
タレ目ボトックスを受けると、目が大きくなって優しい印象になります。
前述した通り、タレ目ボトックスは下まぶたの筋肉を緩めて下方向に引っ張られるようになるため、施術前よりも目が見える範囲が大きくなります。また目尻が下がるので、優しく可愛らしい印象を与えられるでしょう。
なお目尻が下がると、下まつ毛が自然と外向きになります。まつ毛が強調されやすくなるため、よりぱっちりと華やかな印象を作れるでしょう。
施術時間が短いことも、タレ目ボトックスのメリットです。
クリニックにもよりますが、タレ目ボトックスの施術時間は1回当たり5〜30分程度です。タレ目ボトックスでは、左右の目の周辺にそれぞれ1〜2箇所のみにしか注入しません。そのため、タレ目にする以外の目的で受けるボトックス注射と比べて施術時間が短い傾向にあります。
仕事終わりや学校帰り、休日の隙間時間などを使って、気軽に施術を受けられるでしょう。
傷跡が残りにくいことも、タレ目ボトックスの大きなメリットです。
タレ目ボトックスでは、注射針でボトックス製剤を注入します。メスで切開する必要がないので、目に見えて大きな傷跡が残る心配がありません。施術後は小さな針穴や赤みが出ることはありますが、一般的には数時間から数日で目立たなくなります。
またほとんどのケースで施術直後からメイクが可能です。万が一、針穴や赤みが目立ったとしても、ファンデーションやコンシーラーを使ってカバーできます。
ダウンタイムが比較的短いことも、タレ目ボトックスのメリットです。
前述した通り、タレ目ボトックスでは切開を行いません。メスを入れる施術と比べると体への負担を大きく軽減できるため、ダウンタイムが短くなります。
個人差はあるもののダウンタイム期間はほぼなく、万が一腫れや内出血などの症状が出たとしても、通常1〜2週間程度で治まります。基本的には当日から仕事や外出は問題なく、日常生活にはほとんど支障ありません。
タレ目ボトックスは、周囲の方にバレにくい施術です。
前述した通り、大きな傷跡が残る心配はありませんし、針穴や赤みが出ても直後からメイクでカバーできます。またダウンタイムが短いため、長期的な休みを取る必要もありません。仕上がりもナチュラルなので、周囲の方に施術を受けたことが気付かれにくいでしょう。
周囲に美容整形を受けたことを隠してタレ目になりたい方、自然に目元の印象を少しだけ変えたい方におすすめです。
半永久的な施術ではないので、一定期間経てばやり直しができることもボトックス注射のメリットです。
注入したボトックス製剤は時間と共に、体内に吸収されていきます。そのためもし仕上がりが気に入らなかったとしてもやり直しが可能です。半永久的な施術を受ける前に目元のシミュレーションをしたい場合にも向いているでしょう。
ただし、一度注入したボトックス製剤を溶解することはできません。なお、アセチルコリン塩化物を注入することでボトックス製剤の効果を抑え、体内に吸収される時間を早める施術を受けられるクリニックもあります。事前に確認しておきましょう。
多くのメリットがあるタレ目ボトックスですが、デメリットもあります。施術を受けてから後悔しないためにも、事前にデメリットを把握しておきましょう。ここからは主なデメリットをご紹介します。
タレ目ボトックスは注射による施術であるため、施術時に針を刺す痛みが生じます。
痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的にはチクっとした痛みを感じるケースが多いです。ただし、多くのクリニックが比較的細い注射針を使用するため、我慢できないほど強い痛みを感じることはほとんどありません。クリニックによっては、注入前に麻酔クリームや麻酔テープを使用して痛みを抑えられる場合もあります。
注射が苦手な方や痛みに不安がある方は、麻酔の使用が可能かどうか、別途費用がかかるかどうかなどをカウンセリングの際に確認しておきましょう。
比較的ダウンタイムが短いタレ目ボトックスですが、副作用が起きる可能性はゼロではありません。タレ目ボトックスの施術後に起こり得る代表的な副作用は、以下の通りです。
副作用の症状 | 詳細 | 症状が治まるまでの目安 |
目の周りの腫れ | ボトックス製剤の注入箇所を中心とした腫れ | 1〜2週間程度 |
白目の腫れ | 白目を覆う膜がゼリーのように膨らむ | 1〜2週間程度 |
内出血 | 下まぶた・目周辺・白目に起こる | 1〜2週間程度 |
上記については症状が現れたとしても、軽微であることが多いです。症状が長引く場合や悪化してしまった場合は、クリニックに相談するようにしましょう。
施術から数日は入浴や激しい運動、マッサージ、飲酒などを控え、血行を促進しないように心掛けてください。腫れや内出血の抑制や症状の軽減につながります。
タレ目ボトックスは、施術後すぐに効果が感じられるものではありません。個人差はありますが、施術から約3〜5日で少しずつ変化が感じられるようになり、効果が安定するのは施術から約1〜2週間後です。
成人式や結婚式など、大切なイベントに合わせてタレ目ボトックスを受けることを考えている場合は、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。予定の数週間前に施術を受けるようにしておけば、タレ目ボトックスの効果が表れているはずです。万が一、副作用が出てしまったとしても予定までには基本的に症状が落ち着いているでしょう。
効果を維持するには、定期的に施術を受けなければなりません。
個人差はありますが、タレ目ボトックスの効果持続期間は3〜6カ月程度です。施術後の仕上がりを維持するには、効果が切れてしまう前に定期的に施術を受ける必要があります。
施術回数を重ねれば重ねる分、費用がかかるので、定期的に施術を受けようと考えているのなら、事前に予算をシミュレーションしておくのがおすすめです。また施術の度にダウンタイムが発生し副作用が起こるリスクがあることも理解しておきましょう。
タレ目ボトックスの仕上がりは、医師の技量に左右されるところが大きいです。ダウンタイムがほとんどないこともあり、「簡単な美容整形だろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかしボトックス製剤を注入する箇所を間違えたり、注入量が多かったりすると、希望とかけ離れた仕上がりになってしまうかもしれません。場合によっては目がたるんだ印象になる、涙袋がなくなるなど、目に見えて失敗してしまう可能性もゼロではありません。タレ目ボトックスの場合、時間が経てば元の状態に戻るとはいえ、数カ月は残念な仕上がりで過ごす必要があります。
タレ目ボトックスの施術を受けてから後悔しないためには、信頼できるクリニックや医師に施術を依頼することが大切です。タレ目ボトックスの症例数が豊富なクリニック・医師を選ぶのがよいでしょう。
また適切な箇所に適切な注入を行うには、医師が施術を受ける方のお悩みや希望、目の状態を確認しておく必要があります。施術を担当する医師が事前カウンセリングを担当し、丁寧にヒアリングをするクリニックかどうか確認しておきましょう。また万が一副作用が生じたり仕上がりが満足いかなかったりした場合を考慮して、アフターフォローの体制が整っているか、どの範囲まで対応してくれるかもチェックしておくことが大切です。
以下の条件のいずれかに当てはまる人は、タレ目ボトックスの施術が向いています。
一つでも当てはまったのなら、タレ目ボトックスが向いている可能性が高いです。目の形や状態によっても合うかどうか異なるので、まずは一度クリニックで相談してみるとよいでしょう。
以下の条件に当てはまる人は、タレ目ボトックスが向いていない可能性が高いです。
一つでも当てはまった人でタレ目にしたい場合は、タレ目ボトックス以外の施術も検討してみるのがおすすめです。タレ目ボトックス以外のタレ目形成術の中には、半永久的な効果や大幅な変化を目指せるものもあります。
ただし、半永久的な効果が得られるものは一度施術を受けると完全に元通りにするのは難しいなど、施術によってメリット・デメリットは異なります。各施術の特徴などを事前にしっかり把握してから、自身に適した施術を検討するようにしましょう。
そもそもタレ目ボトックスの施術を受けられない人もいます。以下の条件に一つでも当てはまる人は、施術が受けられません。
上記に当てはまらなくても、何らかの治療を受けている方、薬を服用している方はタレ目ボトックスの施術を受けることで悪影響が出てしまう可能性があります。必ずカウンセリングで医師にその旨を伝え、施術を受けられるかを確認しましょう。
共立美容外科でもボトックス注射を行っています。
共立美容外科に在籍している医師は、全員がボトックスビスタ®の認定医です。ボトックスビスタ®の認定医の称号は、アラガン社主催のトレーニングを修了し、ボトックスビスタ®に関する正確な知識と技術を有している医師のみに与えられます。
またボトックスビスタ®はボトックス製剤やヒアルロン酸製剤などで高いシェアを占めるアラガン社が製造しているボトックス製剤です。日本の厚生労働省やFDA(米国食品医薬品協会)からも認可を受けています。
共立美容外科ではボトックスビスタ®の認定医であり解剖学を熟知した経験豊富な医師が、人間の筋肉や神経、血管などを傷付けないように、丁寧かつ正確に施術を行うことが特長の一つです。
共立美容外科のボトックス注射は目尻や目の下のシワが気になる方にも適用できるので、まずはお気軽にご相談ください。
▼共立美容外科で人気のボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
前述した通り、タレ目を形成できるのはタレ目ボトックスだけではありません。共立美容外科でも目の大きさや形、印象を変えるさまざまな施術を受けられます。
ここからは共立美容外科で受けられるタレ目を目指せる施術をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
グラマラスライン形成は下まぶたの内側を切開し、軟骨を引き下げて固定することで、つり目を改善したり切れ長の目を修正したりする施術です。ぱっちりとしたタレ目を形成できる他、白目の面積を広げてセクシーな印象にすることもできます。目の印象を大幅に変えたい方におすすめです。
切開をする施術なのでタレ目ボトックスと比べると体への負担は大きく、ダウンタイムも比較的長くなります。ダウンタイム中の症状については後述します。
グラマラスライン形成には、目頭切開や目尻切開の施術を受けることも可能です。グラマラスライン形成では目の縦幅を、目頭切開や目尻切開では目の横幅を変えられるので、同時に施術を受ければより理想的な目元になれるでしょう。また後述するヒアルロン酸注入による涙袋形成との併用も可能です。
グラマラスライン形成のメリットには、以下に挙げるようなものがあります。
グラマラスライン形成は切開による施術なので、しっかりと目の印象を変えられることがメリットの一つです。また抜糸や検診で何度かクリニックに通っていただく必要はありますが、施術自体は1回で完了し、半永久的に効果が続きます。
グラマラスライン形成には、以下に挙げるようなデメリットがあります。
個人差はありますが、グラマラスライン形成の施術後に腫れや内出血が出る可能性があります。症状が治まるまでの期間の目安は、腫れの場合で数日から1週間、内出血の場合で2週間程度です。また白目がむくんでいるように見えることがありますが、この場合も1週間程度で落ち着きます。鈍痛が出た場合は痛み止めの服用で痛みを軽減可能です。
施術から約1〜2週間経ったら抜糸を行います。施術箇所以外のメイクは翌日から可能です。目元を濡らさないようにすれば、施術当日からシャワーや洗顔もできます。
▼共立美容外科の人気のグラマラスライン形成についての料金や手術方法の詳細はこちら
目尻切開は、文字通り目尻を切開する施術です。目尻を横に広げられるのでつり目の改善に用いられる他、タレ目の改善や両目が近すぎる場合の目のバランスの調整にも適用できます。
共立美容外科の目尻切開では、「W+型形成」と「Y→V型形成」の2種類の施術があります。
「W+型形成」は、目尻にアルファベットのWのような切開と特殊な切れ込みを入れた上で、Wの形に縫合します。一般的なW型形成よりも、目を外側に引っ張ることができるのが特徴です。
「Y→V型形成」の場合、目尻をアルファベットのYのような切開を行った上で、Vの形に縫合します。「W+型形成」よりも比較的簡単な方法です。
「W+型形成」と「Y→V型形成」どちらの場合も二重のラインに沿って縫合を行うので、傷跡ができるだけ目立たないように仕上げられます。しっかりとしたタレ目を作りたい場合は、グラマラスライン形成との併用がおすすめです。
目尻切開のメリットには以下に挙げるものがあります。
片目の横幅と同じ長さが両目の理想的な間隔と言われており、日本人の場合は34〜37mm程度です。顔の大きさに関わらず両目の幅が30mm以下だと目が寄った印象になり、40mm以上だと離れた印象になります。目尻にメスを入れて目の横幅を広げられる目尻切開は、寄り目がちな目のバランスを整えるのに適切な施術です。
半永久的な効果を得られるにもかからず、施術後から傷跡が目立ちにくいので、まとまった休みを取りづらい方でも施術を受けやすいでしょう。
目尻切開には、以下に挙げるようなデメリットがあります。
目尻切開はタレ目ボトックスに比べると、ダウンタイムが長いことがデメリットです。副作用として腫れや内出血が現れることがありますが、基本的には1週間程度で治まります。
▼共立美容外科の人気の目尻切開についての料金や手術方法の詳細はこちら
涙袋形成は目元にヒアルロン酸を注入することで、はっきりとした大きな涙袋を形成できる施術です。目元が不自然にならないよう、柔らかいヒアルロン酸を注入します。
共立美容外科で受けられる涙袋形成では、笑顔になった際の眼輪筋の膨らみも考慮してヒアルロン酸を注入するため、自然な仕上がりになるのが特長です。
涙袋形成のメリットには以下に挙げるようなものがあります。
涙袋が膨らむと目の下のラインが引き下がるため、下まつ毛が見えやすくなって、タレ目が強調されます。また涙袋がはっきりすることで、ハイライトやアイシャドウが塗りやすくなりメイクも楽になるでしょう。
人によっては腫れや内出血などの副作用が出ることがありますが、数日で治まることがほとんどです。
涙袋形成には、以下に挙げるようなデメリットがあります。
使用するヒアルロン酸製剤や体質によって異なりますが、涙袋形成の効果の持続期間は6カ月から1年半程度です。
共立美容外科では解剖学を熟知した医師が神経や血管の位置を考慮して、ヒアルロン酸を注入しますが針による施術であるためある程度は痛みを感じてしまいます。ただし麻酔テープを使用することによって、痛みを軽減することが可能です。
▼共立美容外科で人気の涙袋のヒアルロン酸注入の料金や施術方法についての詳細ははこちら
本記事では、タレ目ボトックスの概要やメリット・デメリット、向いている方・向いていない方の特徴などについてご紹介しました。タレ目ボトックスは傷跡が残りにくく、自然な仕上がりのタレ目を形成できる施術です。ダウンタイムも比較的短く気軽に受けやすいですが、半永久的な効果ではなく効果の程度にも限りがあるため、一度の施術で長期間効果を得たい方や大幅に目の印象を変えたい方は、他の施術も併せて検討してみるとよいでしょう。
共立美容外科では、目元のボトックス注射をはじめ、タレ目を形成するさまざまな施術を受けられます。施術を受ける方のご希望やお悩み、ライフスタイルなどに合わせて適した施術を提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340