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公開日:2022年05月26日(木)
最終更新日:2022年05月27日(金)
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目次
切開をともなう二重整形は、きれいな二重を半永久的に維持できるため人気があります。
しかし、なかには「傷跡が残るのでは?」という不安から決断できない人もいるでしょう。
この記事では、二重整形の傷跡について解説しています。
傷跡ができる原因や治るまでの流れ、傷を残さないためにできることなどを紹介していますので、ぜひご一読ください。
二重整形の切開手術を行う際は、まぶたをメスで切開するため、当然傷跡が残ります。
包丁で指を切ってしまった場合や外科手術を受けたときのことをイメージすれば、納得できるでしょう。
ただ、傷跡は瞼の折り目に沿ってできるため、傷跡が残っても、瞼のシワと同化するので、目立ちませんし、自然になります。
ここでは、まず、二重整形の切開手術について詳しく解説します。
▼共立美容外科の人気の二重切開、部分切開についての料金や手術方法の詳細はこちら
二重整形の切開手術とは、まぶたを切開してまぶたの脂肪やたるみを取り除き、半永久的な美しい二重を作る手術のことです。
二重整形の切開手術は「全切開」「ミニ切開」の2つに分けられます。
全切開とミニ切開の違いは、まぶたを切開する長さの違いです。
全切開はまぶたの上に二重のラインが出るように長く切開しますが、ミニ切開の場合は短く切開します。
全切開はまぶたを長く切開するので余分な脂肪を多く取り除くことができます。
また、まぶたのたるみ解消にもつながるので、すっきりとした印象の目元にできます。
また、全切開は埋没法と違い、切開した部分が二重のラインになるようにきれいに縫い合わせます。
一方、ミニ切開は部分切開とも呼ばれ、取り除く脂肪・たるみの量も少なくなります。
ミニ切開は、まぶたの中央部分を切開するタイプと、まぶたの両端2ヶ所を切開するタイプがあります。
なお、縫合の方法は全切開と同じです。
全切開のメリットは、半永久的にきれいな二重まぶたを作ることができることです。
まぶたを長く切開する分、しっかりとした二重のラインを作ることができます。
デメリットとしては、切開部分が広いため傷が大きくなり傷跡が目立ちやすくなることが挙げられます。
ミニ切開のメリットは、切開部分が少ないのでダウンタイムが短くて済むことです。
デメリットは、全切開に比べると印象的な目元にするのが難しい点です。
二重切開に向いている人の特徴は以下の通りです。
はっきりとした大きな目に仕上がる二重切開は、まぶたの厚みやたるみでお悩みの方におすすめです。
まぶたを切開することで、まぶた上部の厚い皮膚と下部の薄い皮膚がくっつくため、立体感のあるすっきりとした目になります。
たるみが気になる場合は、まぶたの厚みの原因となっている脂肪を除去することで、パッチリとした印象の目元になるでしょう。
また、切開した線は二重のラインとなって二重のしわとなじむので、切開による傷跡がほとんど目立ちません。
二重切開の種類には大きく分けて、「末広型二重」「幅の広い平行型二重」「幅の狭い平行型二重」の3種類があります。
▼【コラム】二重整形をする前に知っておきたい二重の種類と似合うデザインの見つけ方。
末広型二重は、日本人の二重まぶたでもっとも多いタイプで、日本人の顔立ちにしっくりなじむのが特徴です。
目頭部分の二重のラインが蒙古ひだの内側に収まっており、二重の幅が目尻に向かうにつれて広くなります。
幅の広い平行型二重は、欧米人に多く見られます。「パッチリした目元」タイプの二重まぶたです。
このタイプの二重まぶたになれば、つけまつげやアイメイクなどを自由に楽しむことができます。
幅の狭い平行型二重は、末広型二重と幅の広い平行型二重の中間のタイプです。広い平行型二重ほどパッチリした印象はありませんが、十分に存在感のある二重まぶたといえるでしょう。
二重切開の手術では、上記3種類すべてを実現できます。
並行型のラインの場合は、二重のラインの幅をご自分の好みに合わせて自由に調整ができます。
末広型二重の場合、二重切開だけでも問題ありませんが、目頭切開を合わせて行うとより理想に近い印象的な目元を実現できます。
また、奥二重の場合も切開するラインを調整することでぱっちりとした二重を作り出すことが可能です。
どの二重になりたいかは本人の希望によりますが、目の状態によっても仕上がりは差が生じます。
したがって、理想の二重が、自分に必ずしも似合う二重とは限りません。
理想の二重を手に入れるためには、信頼できる美容整形外科クリニックでしっかりとカウンセリングを受けることが大切です。
切開による二重整形を検討しているときは、疑問や不安を解消し、納得したうえで手術を受けましょう。
美容整形外科クリニックでは、基本的に20にも及ぶ工程を経て二重切開手術が行われます。
具体的な二重切開の手術の流れは以下の通りです。
以上が切開による二重整形の流れです。まぶたをメスで切開するため、クリニックの実績と技術が非常に重要といえるでしょう。
20を超える工程のなかでも、とくに重要な10工程について詳しく解説します。
美容の専門医によるカウンセリングが行われます。どんな目にしたいかなど、自分の具体的なご要望を伝える大事な時間です。
また、担当医師から二重整形の方法や副作用、費用などについて詳しい説明を受けられるので、二重整形の切開手術に対する不安や疑問はこの時点でしっかりと解消しましょう。
ブジーという医療器具を使い、まぶたを押さえながらさまざまな二重ラインを作ります。
専門医と鏡を見ながら理想の二重を決めます。
この工程は理想と術後の結果に差が出ないために行われるので非常に重要です。
自分の意見をはっきりと伝え、担当医師との間にイメージのギャップが生じないようにしましょう。
前工程のマーキングを元に、二重の幅やラインの形、皮膚の切除量などをより細かくデザインします。
定規を使い、ミリ単位で二重ラインを決定します。
切開による二重整形で痛みをともなう工程です。
極細の針を使ってゆっくりと麻酔を行うので、強い痛みを感じることはないでしょう。
配慮が手厚いクリニックでは、麻酔前に声がけをするなどして、不安を和らげてくれることもあるようです。
麻酔が十分に効いたら、いよいよ切開です。
この工程は、術後の傷跡の残り方や仕上がり方に大きく影響するので、施術を担当する医師の腕の見せ所です。
まぶたを切開すると下に眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が現れますが、この一部を切除します。
この工程は術後の二重のラインを美しく仕上げるため大切な工程なので、切開による二重手術のなかでも時間を要します。
切開による二重手術には出血が伴います。
出血が続くと術後の腫れや内出血が長引く原因となるため、医療用の止血マシンを使用して丁寧な止血が行われます。
まぶたの脂肪によるお悩みをお持ちの方は、医療機器を使って不要な脂肪を除去できます。
糸を通す幅が少しでも違えば二重ラインの仕上がりも異なります。
皮膚の縫合は最後まで手を抜けない工程です。縫った糸は1週間程度で抜糸します。
反対側のまぶたも同様の流れで切開します。
両目の二重ラインに差が出ないように、時々目を開けたり閉じたりしながら細部のチェックをして手術が進められます。
切開による二重整形は傷跡が残ります。しかし、その傷の程度や治り方は人によって異なります。
ここからは、切開による二重整形でできる傷跡について解説します。
切開による二重整形で理想とされる傷跡のレベルとは、「お化粧をしなくてもほとんど傷跡がわからない状態」です。
まぶたを切開するので傷跡がまったく残らないということはありません。
しかし、この傷跡が残ることで二重ラインが長持ちし、きれいな二重まぶたをキープできます。
二重整形で傷跡は残るの?
先ほど、二重切開手術の流れを紹介しました。無事に手術が終わった後は、抜糸を行い経過を観察します。
切開手術後の傷跡が消える目安は約6ヶ月で、一般的には以下のようなスケジュールで徐々に傷跡が目立たなくなります。
赤みが目立つものの、メイクでカバーできる程度にまで回復する
傷跡が白い線のように見えて薄くなってくる
早い人なら3ヶ月、遅くとも6ヶ月程度で傷がほとんど目立たなくなる
傷跡の程度は人によって異なりますが、二重のラインで傷跡が隠れてしまうので目を開けた状態であれば傷が目立つことはほとんどありません。
また、アイメイクをしてしまえば、自分で見ても第三者から見ても傷跡はほぼわからなくなるでしょう。
切開手術の傷跡は少なからず残りますが、半年以上経過しても傷後が目立つ場合は、以下4つの理由が考えられます。
アレルギー体質の人が二重切開手術を行った場合、傷跡が目立つことがあります。
手術前に薬でアレルギーを抑えたり、切開をともなわない二重手術を検討してもよいでしょう。
事前にアレルギーがあることをクリニックに伝え、切開をともなう二重手術が可能かどうかの判断を仰ぐのがおすすめです。
次に、初めて切開手術を受ける人に比べ、複数回切開している方が傷跡の残るリスクが高まります。
一度切開した部分の傷跡が大きくなって治りにくくなったり、違う部分を切開しても傷跡が増えるので目立ちやすくなります。
しかし、腕のよい医師が手術をすればこの問題はほとんど関係ありません。
切開手術が上手な医師であれば、複数回切開手術を行っても傷跡はほとんど目立たないのでそれほど心配する必要はないでしょう。
また、切開による二重手術は術後の過ごし方もとても重要です。
誤った対応をすると本来消える傷跡がきれいに治らず、目立つ傷として一生残ることがあるため、注意してください。
正しいダウンタイムの過ごし方については、後ほど解説します。
最後の理由は、クリニックの技術不足によるものです。
実績が少ないクリニックの手術を受けた場合は、傷跡が残るリスクが高まります。
クリニックを選ぶときは、料金だけでなく、実績や技術についてもしっかり確認しておくのがおすすめです。
口コミなどを参考に、確かな実績を持つ信頼できるクリニックを選択しましょう。
切開による二重整形で傷跡を残さないためには、ダウンタイムの過ごし方がとても重要です。
ダウンタイムとは、整形手術を受けた後、普段の生活に戻れるまでにかかる時間のことです。
切開による二重整形手術は、プチ整形と呼ばれる埋没法に比べてダウンタイムが長くなります。
また、正しく対応しないと傷跡が目立つ恐れがあるので注意が必要です。
ここでは、正しいダウンタイムの過ごし方について解説します。
切開による二重整形によるダウンタイムには腫れや内出血があります。
これらの症状は術後2・3日でピークを迎え、術後1週間を目安に行われる抜糸後から一気に改善します。
個人差はありますが、おおむね2週間程度で腫れや内出血は治まります。
切開による二重整形はメスによって皮膚の組織や血管を切ります。
血管を切ると血液が行き場をなくしてその場にとどまるため、腫れや内出血の症状が起こります。
しかし、二重切開の場合は切開をする部分と目の上のラインの幅が狭いため、血液がとどまる範囲がより狭くなります。
そのため、腫れや内出血は比較的残りにくく、2週間後には血管が再生されて腫れや内出血はほぼなくなります。
まず、ダウンタイムの基本として、まぶたを心臓よりも高い位置に持ってくることを意識しましょう。
つまり、術後に横になる時間が多いと目と心臓の高さが変わらないため、立っている時や座っている時に比べてまぶたのあたりに血が集まりやすくなり腫れや内出血が目立ってしまいます。
そのため、手術後2・3日は、就寝時以外はなるべく身体を横にせず、座ったり立ったりして過ごすようにしましょう。
その他にも、毎日の生活のさまざま場面で注意するべきことがあります。とくに、以下のようなシーンの過ごし方に注意が必要です。
埋没法後のダウンタイム、おすすめの過ごし方を、1つずつ具体的に見ていきましょう。
術後の長湯は腫れや内出血など長引かせるためおすすめできません。
血管は暖かいと膨張し、逆に寒いと収縮します。血管が膨張すると血流が良くなり、腫れや内出血につながります。
術後はできるだけ入浴を避け、シャワーで済ませるようにしましょう。
また、シャワーを浴びる際も注意が必要です。抜糸をするまではシャワーで目元を濡らさないようにします。
なお、腫れや内出血がある場合はまぶたが炎症している状態です。
炎症している部分にシャワーの熱や強い水圧が加わると、患部が悪化してしまう恐れがあります。
運動も腫れや内出血を長引かせる原因になります。
ダウンタイムのピークを過ぎれば多少の運動を行っても問題はありませんが、手術後10日程度は激しい運動を控えましょう。
手術直後は切開部分の皮膚がまだ完全に癒着していないので、抜糸をするまでは目元を避けて洗顔します。
ただし、一般的には48時間経過すれば皮膚組織は癒着するといわれています。
つまり、手術後最低でも48時間以上経過すれば目元を濡らしても大丈夫ということです。
しかし、個人差があるので念のため抜糸をするまではなるべく濡らさないようにしておいたほうが安心です。
切開部分を強く刺激すると内出血や腫れが悪化してしまう恐れがあるので、優しく丁寧に、短時間の洗顔を心がけましょう。
激しい動きをともなわないデスクワークや接客業などの仕事であれば、手術の翌日から行っても問題ありません。
ただ、まぶたには腫れ内出血があるので、周囲の反応が気になる方は眼鏡をかけたり、症状のピークを過ぎるまで休暇を取ったりするなどの対策を取りましょう。
アルコールは血管に作用して血管を膨張させ血流をよくする働きがあります。
血流がよくなると内出血が濃くなって傷が目立ちます。
そのため、術後すぐの飲酒は避け、抜糸後は少量ずつお酒を飲むようにしましょう。
普段通りの量を飲酒するのは2週間を経過してからです。
ダウンタイムを短くするコツを3つ紹介します。
患部を温めることは血流をよくするため避けなければなりませんが、逆に冷やすのであれば問題ありません。
冷却まくらなどを幹部に優しく当てれば腫れや内出血の症状を和らげることができます。
また、術後は患部以外はいつもと変わらないため、これまで通りの生活を送ることができます。
しかし、ついつい動いて血流がよくなったり、うっかり患部を触ってしまったりすることがあります。
無事にダウンタイムを乗り切るまではできるだけ無理をせず、体を労って過ごしましょう。
3つ目は担当医師のアドバイスを守ることです。これまでに説明した内容は、手術前のカウンセリングや手術後の診察などで担当医師からアドバイスを受けます。
この他にも、薬の処方を受けたり、症状によって特別な指示を受けたりすることもあります。
その場合はしっかりとその指示に従い、手術後の診察なども必ず受けましょう。
二重切開のダウンタイムはどのくらい? なるべく短くするためにできること
切開による二重整形はしっかりと二重のラインができ、半永久的にきれいな二重まぶたを作り出せるのが魅力です。
しかし、ダウンタイムや傷が目立たなくなるまでの時間が長いなどのデメリットがあるのも確かです。
二重まぶたになる方法は切開手術だけではありません。プチ整形と呼ばれる「埋没法」もあります。これはメスを使わず切らない二重手術のことで、まぶたを糸で結んで二重のラインを作ります。
傷跡が残らない、施術時間が短い、痛みが少ないなどのメリットがあるため比較的手軽で人気がある方法です。
二重になりたい人は多くいますが、人によって大切にしたいことは違います。
自分が何を大切にしたいかをもう一度考え、最善の方法で二重整形を受けましょう。
そのためには、自分一人で判断せず、美容整形外科クリニックで納得行くまで相談することが大切です。
自分に合った手術方法だけでなく、本当に似合う二重のタイプなどを、相談しておきましょう。
先述の通り、切開による二重整形で残る傷跡の程度は、クリニックの技術と大きく関係しています。
術後の傷跡のリスクを減らすためには、信頼できる美容整形外科クリニックを選ぶことが大切です。
切開による二重整形を行う際のクリニックの選び方のポイントは以下の5つです。
最近では、ホームページでさまざまな情報が公開されています。
複数のクリニックを比較し、実際にカウンセリングを受けてその対応や料金、治療方針などを確認しましょう。
切開による二重整形の傷跡が心配なら、口コミなども参考にして、慎重に信頼できる美容整形外科クリニックを探すのがおすすめです。
二重整形で失敗しないための病院選びのポイント
切開による二重整形は、半永久的に美しい二重を手に入れることができるのでとても魅力的です。
しかし、傷跡が残るというリスクがあるため、安易に決断することはできないでしょう。
切開による二重整形の傷跡の程度には、クリニックの技術力が関係しています。
したがって、二重整形を受ける際は、信頼できる美容整形外科クリニックで専門医に相談し、納得したうえで手術を受けることが大切です。
二重整形による傷跡が心配な場合は、高い技術力と豊富な実績を持つ美容整形外科クリニックを選ぶことが大切です。
カウンセリングなどで心配事や不安、疑問を解消してから二重整形を受けましょう。
▼共立美容外科の人気の二重切開、部分切開についての料金や手術方法の詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
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