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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

目のくまはなぜできる? 種類別の原因やケア・治療法について解説!

公開日:2022年01月13日(木)
最終更新日:2023年06月12日(月)

二重整形・目元のお悩み
くまの種類と原因4つ
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目の下にくまがあると疲れて見えたり、老けて見えたりしてしまうため、解消したいと考えている方は少なくないでしょう。くまの解消のために目を休めたり、マッサージをしたりしてもなかなか改善が見られないと悩んでいる方もいるかもしれません。

実は目のくまには青くまや黒くまなどの種類があり、それぞれ原因が異なります。くまの解消には自分の目のくまがどの種類なのかを知り、症状に合ったケアや治療を行うことが大切です。

この記事では目のくまの種類と原因、目のくまの種類を見分ける方法、それぞれのくまに合ったケアや治療法について解説します。
目のくまでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目のくまの種類と原因

目のくまの種類は「青くま」「黒くま」「茶くま」「赤くま」の4つです。目の疲れが原因と思われがちな目のくまですが、種類によっては疲れだけが原因とは言えません。

ここでは目のくまの種類と原因について解説します。適切に対策をするためにもそれぞれの原因をしっかり確認しておきましょう。

血行不良によってできるのが「青くま」

青くまは目の下が青黒く見えるくまのことです。目の下の皮膚が薄く、皮膚の下を通る静脈が透けて見える状態を青くまと呼びます。中にはコンシーラーやファンデーションを使って隠している方もいるでしょう。

青くまの主な原因は血行不良で、疲れが溜まっていたり、睡眠が不足していたりすると目元の血行が滞ってしまいます。青くまはパソコンやスマートフォンの使用時間が長い方、冷え性の方、睡眠不足の方、運動不足の方に多いくまです。

青くまを予防、対策するには目元の血行を良くする必要があります。ホットタオルで温めたり、マッサージをしたりといった対策も有効ですが、疲れを溜めないようにパソコンやスマートフォンの使用頻度を減らしたり、睡眠をしっかりとるように意識したりすることも重要です。また運動不足も血行不良の原因になるため、適度な運動やストレッチを継続して続けることも青くま対策になるでしょう。

目の下のたるみによる「黒くま」

黒くまは目の下のたるみやくぼみが影を作ってくまのように見える状態で、加齢によって目の周りの筋肉が弱くなったり、皮膚がたるんでしまうことが主な原因です。アイクリームなどを使った目元のケアが足りていないことも原因とされますが、加齢によるところが大きいため、完全に防ぐことは難しいでしょう。

目の下のたるみやくぼみは加齢により目立ちやすくなるため、年を重ねるにつれてくまが気になりはじめたという方は黒くまの可能性が考えられます。青くまのようにコンシーラーなどのメイク用品ではカバーできないため、解消したいと考えている方も少なくないはずです。

ハリのある肌に導く化粧品などを使って対策をしている方もいるかもしれませんが、目の周りのたるみやくぼみは目の周りのトレーニングをして、筋肉を動かすことで抑制することが可能なため、化粧品での対策と合わせて行うと良いでしょう。

しかし黒くまの原因である皮膚のたるみやくぼみはセルフケアで完全に解消することは難しいため、改善を目指すのであれば美容外科で治療を行う必要があります。

色素沈着が原因なのは「茶くま」

茶くまは目の下がくすみ、茶色く見えるくまです。茶くまの原因は紫外線や摩擦などの外部からの刺激により発生したメラニンが引き起こす色素沈着。紫外線対策をしていなかったり、目をこする癖があったりすると茶くまになりやすいです。

茶くまの原因は皮膚への外部からの刺激による色素沈着のため、日頃から紫外線対策をしたり、目をこすらないように気を付けることが大切です。もしメイクをしっかりと落とそうとするあまり目をこすってしまうのであれば、こすらずメイクが落とせるクレンジング用品に変えましょう。

また色素沈着の原因は刺激によって肌にメラニンが生成されてしまうことなので、化粧水や美容液にメラニンの生成を抑える成分が含まれているものを選ぶことも効果的です。

眼精疲労によっておこる「赤くま」

目の下にあるふくらみが突出し、赤く見える状態を赤くまといいます。目の下のふくらみの正体は「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれる脂肪です。生まれつき目の下のふくらみが目立ちやすい方もいますが、ふくらみが目立つだけでは赤くまではありません。赤くまは眼窩脂肪が突出して目の下の静脈と動脈がうっ血することで赤く見える症状を指し、その主な原因は、パソコンやスマートフォンを長時間使用することによる眼精疲労、睡眠不足などの生活習慣の乱れ、加齢などです。

赤くまは放っておくと青くまや黒くま、茶くまなどの他のくまにつながる可能性があり、進行すると改善が難しくなることもあります。眼精疲労や睡眠不足などが主な原因になるため、青くまのように疲れを溜めないような工夫をしましょう。

眼窩脂肪をセルフケアで解消することはできません。生まれつき眼窩脂肪が気になるという場合や加齢により突出してきたという方は、美容外科で眼窩脂肪の除去手術を受ける必要があります。眼窩脂肪の突出は目の下に影を落とし、黒くまのような状態になることもあるため、お悩みの方は美容外科に相談すると良いでしょう。

目のくまを見分ける方法

目のくまは種類によって原因が異なるため、適切に対策をするためにはご自身の目のくまがどの種類で、何が原因になっているのかを把握する必要があります。

ここからは目のくまを見分ける方法について解説します。簡単にチェックできるので、ご自身の目のくまがどの種類なのか確認してみてください。

「青くま」は下に引っ張ると薄くなる

優しく下に引っ張って薄くなるようであれば青くまの可能性が高いです。また色も他のくまに比べて青黒いのが特徴です。症状が重いと赤黒い色になっていることもあります。

「黒くま」は上を向くと薄くなる

黒くまは目の下の皮膚のたるみやくぼみが影を作ることが原因になっているため、上を向くと影が薄くなるという特徴があります。光の向きによっては黒くまがほとんど目立たなくなることもあるでしょう。

「茶くま」は引っ張っても上を向いても薄くならない

茶くまは目尻を引っ張っても上を向いても色に変化が見られません。優しく皮膚を下に引っ張ったときに皮膚と一緒にくまの位置が移動するようであれば、茶くまといえます。

「赤くま」は頬骨のあたりを下に引っ張ると赤みが増す

頬骨のあたりを優しく下に引っ張ったときに赤みが増す場合は赤くまです。また眼窩脂肪が突出しているかどうかも赤くまを見分ける方法の一つです。

簡単にできる目のくまのセルフケア

目のくまは種類によってはセルフケアで改善できたり、症状の悪化を抑制できたりします。日々の生活で簡単に取り入れられる方法が多くあるので、できることから取り入れてくまの改善を目指しましょう。

また目のくまは1つだけでなく複数同時に発生することもあります。例えば血行不良による青くまと色素沈着による茶くまの症状が同時に現れている場合などです。
目のくまの見分け方で青くまのように見えるけれど、他のくまのようにも見えるという場合には複数のくまの症状が現れている可能性もあるため、セルフケアでは症状が現れているそれぞれのくまに適したケアをしましょう。

目の周りを温める

目の周りを温めると目元の血行が良くなったり、眼精疲労の解消に効果があるため、くまの予防になります。清潔なタオルをやけどしない程度のお湯で濡らしたり、濡らしたタオルを電子レンジで温めたりして目元に優しく当てると良いでしょう。目の周りを温める専用の商品も販売されているので、活用するのがおすすめです。

スキンケアで保湿する

スキンケアでしっかり保湿をすることもくまの対策になります。特に黒くまや茶くまはアイクリームなどで目元の保湿をすることで目の下のたるみや色素沈着を抑えることができます。たるみや色素沈着を抑える成分を配合したスキンケア用品を選ぶのも対策の一つです。

目の周りのマッサージ・トレーニングをする

目の周りのマッサージやトレーニングはくまの対策に効果的です。

マッサージは目の周りの血行を良くするため青くまの対策になったり、血行が良くなることで肌の新陳代謝が高まり、茶くまの原因である色素沈着を抑制する効果も期待できます。しかしマッサージをする際に力を入れすぎてしまうと茶くまを悪化させる恐れがあるので、力を入れ過ぎないよう十分注意しましょう。クリームを塗って滑りを良くするのもおすすめです。

トレーニングは目の周りの筋肉を使うため目の下のたるみを抑制し黒くまを予防します。目の周りの筋肉は意識をしないとあまり動かすことがないため、血行が滞っていることも。トレーニングを行うことで血行が改善されて青くまの改善も期待できるでしょう。くま対策に効果的なマッサージ・トレーニングの具体的な方法は、この後ご紹介します。

目のくまの種類別セルフケアの方法
くまの種類 ケア方法
青くま
  • 目の周りを温める
  • マッサージ
  • トレーニング
黒くま
  • スキンケア
  • トレーニング
茶くま
  • スキンケア
  • マッサージ
赤くま
  • 目の周りを温める

目のくま対策におすすめのマッサージ

青くまや茶くまの解消が期待できる目元のマッサージをご紹介します。

目頭から目尻に向かって、中指と薬指で優しくまぶたをなぞる。
※上下のまぶたを同じようになぞりましょう。
こめかみを親指で痛気持ちいい程度に押す。

また目の周りには血行を改善できるツボが複数存在します。これからご紹介するツボを人差し指の腹で優しく押して血行改善を目指しましょう。ツボを押すときのコツは、力を入れすぎず、気持ちいい程度の力加減で押すことと、押しながらクルクルと小さな円を描くようにマッサージすることです。

目の周りの血行を改善するツボ
ツボの名称 ツボの位置と効果
清明(せいめい) 目頭と鼻筋の間にあるツボで、日頃から目の疲れを感じたときに押さえる方もいるでしょう。
眼精疲労や目の腫れなどに効果があるとされています。
承泣(しょうきゅう) 瞳孔の下の骨の際にあるツボです。
眼精疲労だけでなく、眼筋痙攣にも効果があります。
眼筋痙攣は眼精疲労やストレス、睡眠不足などが主な原因です。
四白(しはく) 目より指2本分下、頬骨のくぼみ部分にあるツボです。承泣よりも下にあります。
目の疲れを感じたタイミングで優しく押さえましょう。
瞳子髎(どうしりょう) 目尻より指1本分外側のくぼみにあるツボです。
眼精疲労や目のかすみ、充血に効果があり、血行を促進してくれます。
太陽(たいよう) 眉尻と目尻の中間点から親指の横幅ほど後頭部側のくぼんだところにあるツボです。瞳子髎よりも後頭部側にあります。
眼精疲労に効果的なツボで、目の疲れを感じたときに押すことで疲労が軽減されます。

目のくま対策におすすめのトレーニング

目の周りを意識したトレーニングは血行を良くしたり、筋肉を動かすことによってたるみの予防になったりします。15秒でできるトレーニングをご紹介するので、日々の生活に取り入れてみてください。

  1. 目を大きく開く。(5秒)
    ※上まぶたの筋肉を使うのがポイントです。額の筋肉で開こうとしてしまいがちなので注意しましょう。
  2. 目を強く閉じる。(5秒)
  3. 薄目をキープする。(5秒)
    ※できる限り薄目になるようにしましょう。

黒くまを解消するなら美容外科での治療がおすすめ

黒くまの解消は美容外科での治療がおすすめです。黒くまの原因である加齢による皮膚のたるみやくぼみはセルフケアでは改善が難しい部分です。しかしたるみやくぼみ、目のくまは顔の印象が老けて見えてしまうため、解消したいと考えている方は多いはず。

美容外科で受けられる皮膚のたるみやくぼみを解消する施術であれば黒くまを改善することができます。まずはカウンセリングを受けてみて、ご自身に合う治療がどのようなものなのかを確認してみてください。

黒くまの治療法

ここでは黒くまの治療法についてご紹介します。美容外科のカウンセリングを受ける前にどのような治療法があるのか把握しておきましょう。

経結膜脱脂法

「経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)」という治療法では、まぶたを切らずに目の下にある眼窩脂肪を取り除くことが可能です。黒くまの原因になるたるみは、加齢によって眼窩脂肪を支える眼輪筋などが弱ることで起こります。そのため眼窩脂肪を取り除くことで黒くまが改善できるのです。

経結膜脱脂法では下まぶたの内側に5mm程度の穴を空け、眼窩脂肪を取り除きます。内側から取り除くため外から傷痕が見えることがなく、切らない治療法のため抜糸がありません。

内出血や腫れの症状が現れることがありますが、ファンデーションなどで隠すことができ、ダウンタイムは1週間ほどと短いため、周りに知られたくないという方でも受けやすい治療法といえるでしょう。

脂肪を取る治療のため、稀に治療後、目の下がくぼんで見えることがあります。基本的には眼窩脂肪を全て取り除くのではなく、黒くまの原因になっている余分な眼窩脂肪のみを除去するため、くぼみができる可能性は低いですが、心配な方は治療前に医師によく相談しておくと安心でしょう。

▼共立美容外科の「経結膜脱脂法」についての詳細はこちら

下眼瞼切開法

目の下のたるみが進んでいると皮膚が伸びてしまい、先程ご紹介した経結膜脱脂法のように眼窩脂肪を取り除くだけでは皮膚のたるみが残り、かえって目立ってしまうことがあります。その場合は「下眼瞼切開法(かがんけんせっかいほう)」という治療が適しているかもしれません。

下眼瞼切開法には、眼窩脂肪の除去と余分な皮膚を取り除く「皮弁法」と眼窩脂肪を移動する「ハムラ法」「裏ハムラ法」の3種類があります。それぞれについて解説します。

▼共立美容外科の「下眼瞼切開法」についての詳細はこちら

皮弁法

皮弁法(ひべんほう)とは、下まつげの1mmほど下を下まつげの生え際に沿って5mm~1cm程度メスで切開し、たるみの原因になっている眼窩脂肪を取り除き、伸びている余分な皮膚を取り除く方法です。縫合の際に目の下のしわを伸ばすため、たるみが気にならなくなります。

まぶたの表側を切開しますが、傷痕は下まつげの下に隠れるように切開するため、目立ちにくくなっています。皮弁法はメスを使うため、後日抜糸が必要です。

ハムラ法

ハムラ法は皮弁法と同じく下まぶたを切開しますが、眼窩脂肪を取り除くのではなく移動させます。眼窩脂肪をたるみの下のくぼんでいる部分に移動させることで表面を滑らかにして、たるみとくぼみを目立ちにくくする方法です。経結膜脱脂法のように眼窩脂肪を取り除くことで目の下にくぼみができる心配がありません。

ハムラ法も下まつげの下を切開するため傷痕は目立ちにくい治療法です。皮弁法と同じく抜糸が必要です。

裏ハムラ法

裏ハムラ法はハムラ法と同じく眼窩脂肪を移動させる方法ですが、下まぶたの内側を切開して移動させるため、傷痕が外から見えません。目の下のたるみとくぼみを解消したいけれど、傷痕が見えるところに残るのに抵抗がある方は裏ハムラ法を検討してみるのも良いでしょう。

ただし皮弁法、ハムラ法と同じく術後、抜糸が必要で、傷口が表になくても抜糸までは内出血や腫れなどの症状をファンデーションなどで隠すことはできません。

黒くまの治療法はどう選ぶ?

黒くまの治療法にはまぶたを切らない「経結膜脱脂法」とまぶたを切る「下眼瞼切開法」があります。治療を考えるうえで、どちらを選んだら良いのか悩む方もいるはずです。しかし目の下のたるみやくぼみの状態などにより適している治療法が異なるため、一概にどの治療法が良いのかを判断することはできません。

黒くまの治療法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
例えば経結膜脱脂法の場合はメスで切らないためダウンタイムが短くて済み、傷痕も表には残りません。しかし眼窩脂肪を取り除くだけなので、たるんでしまった皮膚はそのまま残ります。もし皮膚のたるみが強い場合には、切らずに行える経結膜脱脂法よりも下眼瞼切開法の一種である皮弁法で皮膚の切除まで行う方が適していることがあるのです。

対して下眼瞼切開法は皮膚を切除したり、くぼんだ部分に眼窩脂肪を移動することで目の下のたるみやくぼみが目立ちにくくなります。その一方で下まぶたをメスで切開する方法のため、切らないで治療する経結膜脱脂法と比べると目立たないとはいえ傷痕が見える場所に残ったり、ダウンタイムが長くなったりするというデメリットがあります。

まぶたを切らない治療と切る治療のどちらも下まぶたの内出血や腫れなどの症状が現れ、ダウンタイムは経結膜脱脂法だと1週間ほど、下眼瞼切開法だと1週間~2週間ほどです。その期間中、経結膜脱脂法はファンデーションなどで内出血や腫れを隠すことができますが、下眼瞼切開法では抜糸までファンデーションなどを使うことができません。

治療法を選ぶ際にはそれぞれのメリットとデメリット、ご自身の目の下のたるみやくぼみの状態を医師に確認してもらったうえで、十分相談し、どちらの方法がいいのかを決めることが大切です。

目のくまの予防方法

目のくまを今以上に悪化させないためにも日々の予防が大切です。また美容外科でくまの治療を受けた場合でも、目のくまができやすい生活を送っていると再発する可能性もあります。これからご紹介する目のくまを予防する方法はすぐに実践できることばかりですので、くまの予防のために取り入れてみてください。

紫外線対策をする

紫外線は肌に刺激を与えるため、日焼け止めなどで紫外線対策をすることはくまの予防につながります。ファンデーションの中には日焼け止めの成分が含まれているものもありますが、より紫外線対策をしっかりするなら、顔全体に満遍なく塗れる顔専用の日焼け止めを使うのがおすすめです。

目をこすらない

目をこする行為はくまの原因になるためすぐに止めましょう。花粉症などのアレルギーが原因で目がかゆくなる方は病院の診察を受けることをおすすめします。またクレンジングで目をこすってしまう方は、こすらずにしっかりメイクが落とせるクレンジング用品を選びましょう。

くまの予防に効果的な栄養素をとる

くまの予防に効果的な栄養素をとることによって、目のくまの予防が期待できます。例えば茶くまの場合は肌のターンオーバーを促す栄養素を摂取することで色素沈着が予防でき、黒くまの原因のたるみも肌にハリをもたせる栄養素を取り入れることで進行を抑制します。

具体的な栄養素としてはビタミンCやタンパク質を含む食材を積極的にとると良いでしょう。ビタミンCは肌のターンオーバーを促進する効果があるとされており、タンパク質にはコラーゲンのもととなるアミノ酸が含まれているため、肌のハリを保ってくれます。

しかし目のくまに効果的な栄養素だけをとっていては栄養バランスが崩れ、体の不調につながってしまうため、これらの栄養素を意識して摂取しつつ、食事全体の栄養バランスは崩れないようにしましょう。

しっかり睡眠をとる

睡眠時間が短いと自律神経が乱れてしまい、冷え性になりやすく、冷え性になると血行が滞り、目のくまにつながる可能性が高くなります。実際に睡眠不足の日に「くまが目立つなぁ……」と感じたことがある方もいるはずです。特に青くまや赤くまの場合は睡眠不足が原因になることが多いため、予防のためにしっかりと睡眠をとることを意識しましょう。

目のくまは原因に合わせた対策と予防が大切!

目のくまには「青くま」「黒くま」「茶くま」「赤くま」の4種類があり、それぞれ原因が異なります。例えば青くまは血行不良、黒くまは加齢による目の下のたるみやくぼみが原因です。目のくまを解消したいと考えたときには、ご自身の目のくまがどの種類で何が原因であるのかを把握し、原因に合わせた対策を行うことが大切です。

特に黒くまの原因である目の下のたるみやくぼみはセルフケアでは解消が難しく、改善のためには美容外科での治療が必要です。治療にはまぶたを切らない「経結膜脱脂法」とまぶたを切る「下眼瞼切開法」があり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、目の下のたるみやくぼみの状態によって治療法を決めます。美容外科では治療前にカウンセリングを行っているので、治療の詳しい内容や自分にはどの治療法が合っているのか、リスクや副作用はどのようなものがあるのかをしっかりと確認してから手術を受けましょう。

また目のくまは治療を行えば二度と現れないというものではありません。治療をしたとしても再発することがあるため、日頃から紫外線対策をしたり、生活習慣を整えたりといった対策や予防をすることが大切です。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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