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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

鼻プロテーゼを入れ替える!費用相場はどれくらい?

公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年03月14日(月)

鼻の整形
鼻に指をあてる女性
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

鼻プロテーゼの入れ替えが必要になるのはどんなとき?

手術後の鼻の状態を医師と確認する患者

鼻プロテーゼは、手術後にすぐ定着するものではなく、約1カ月~2カ月間をかけて定着します。それは、鼻プロテーゼ挿入後には、プロテーゼの周囲に膜が形成されはじめ、ひとつの組織となるまでに時間がかかるからです。
そして定着すると、数十年間はその形状を維持できます。
では、鼻プロテーゼの入れ替えが必要になるのは、どのようなときなのでしょうか。

 

術後のトラブル

プロテーゼの手術後のトラブルを説明する看護師

鼻プロテーゼは安全性が高い手術ですが、それでもリスクがまったくないわけではありません。

それでは、鼻プロテーゼ挿入後に起こる可能性があるトラブルについて見ていきましょう。

 

感染症

鼻プロテーゼは手術でプロテーゼを挿入しますが、その際には感染症のリスクがあります。もちろん、感染症は頻繁に起こるものではありませんが、万が一感染症を発症した場合には、抗炎症剤などを服用して様子をみる、もしくは鼻プロテーゼの除去や入れ換えが必要になることがあります。

 

鼻プロテーゼが固定されない

鼻プロテーゼは骨膜下という部分に挿入しますが、誤って皮下に挿入するといつまでたっても固定されず、グラグラと動く状態が続くことがあります。この状態で放置していると鼻プロテーゼが左右に曲がるリスクがあるため、なるべく早めに入れ換えをする必要があるでしょう。

 

鼻プロテーゼが浮き上がって見える

鼻プロテーゼを挿入してから長年が経過すると、鼻の皮膚が薄くなってプロテーゼが浮き上がって見えるようになることがあります。この場合ではしばらく放置していても問題はありませんが、不自然に見える可能性があるため、入れ換えを検討したほうが良いでしょう。

 

鼻プロテーゼの変形

良質なプロテーゼでも、経年劣化をしないのかといえはそのようなことはなく、経年劣化で変形することがあります。この場合でも、表面から変形が見えなければ放置していても問題はありません。
一方、プロテーゼの変形が表面から見えてしまっている場合では、入れ換えのタイミングと捉え、再手術を検討する必要があるでしょう。

 

イメージ違い

 

鼻プロテーゼ定着後に、「自分がイメージしていた鼻とは違う」「もう少し鼻筋が高いほうがいい」「鼻筋が高すぎて不自然にみえる」などのイメージ違いが生じた場合には、入れ換えを検討する必要があるでしょう。
この場合では、感染症やプロテーゼ自体にトラブルが起こったということではなく、デザイン上の問題で入れ換えを検討することになります。
このようなイメージ違いは、カウンセリングで医師に希望を伝えることで、ある程度は避けられます。

しかし、患者さんの希望が完全に医師に伝わっていなかった、医師と患者さんの美的センスが違っていたなどの場合では、イメージ違いが起こりやすくなるのです。

なお、プロテーゼ入れ換えは、手術後すぐに行えない場合がありますので、イメージ違いが気になるならひとまず医師に相談し、入れ換え時期の相談をしてみると良いでしょう。

 

鼻プロテーゼ入れ換えの料金相場は?

プロテーゼの手術をしている医師

鼻プロテーゼの入れ替えを検討する際、気になるのが入れ換えの費用なのではないでしょうか。実は、鼻プロテーゼの費用は美容外科によって異なり、場合によっては思っていたよりも高額な費用が必要になることもあるのです。

 

鼻プロテーゼの入れ替え費用・5つのクリニックを比較

以下でご紹介する鼻プロテーゼ入れ換え費用は、日本国内でも知名度が高い大手美容外科を参考にしています。

また、鼻プロテーゼ入れ換えは、鼻プロテーゼを受けた美容外科で受ける方法と他院で受ける方法(他院修正)があり、それぞれに費用が異なります。
同美容外科 他院修正

A美容外科 280,000円(税込308,000円)   380,000円(税込418,000円)
B美容外科 396,000円~(税込435,600円~)   396,000円~(税込435,600円~)
C美容外科 259,610円(税込285,571円)   314,610円(税込346,071円)
D美容外科 407,000円(税込447,700円)   517,000円(税込568,700円)
E美容外科 297,000円(税込330,000円)   346,500円(税込385,000円)

なお、こちらでご紹介している費用は、すべて鼻プロテーゼ除去と新たなプロテーゼ挿入の合計金額です。

このように、鼻プロテーゼ入れ換えの費用は、美容外科によって開きがあります。

また、別途麻酔代等かかる場合があります。

鼻プロテーゼ入れ換えをお考えの方は、美容外科の公式ホームページをよく確認してからカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

また、鼻プロテーゼ除去後に別の隆鼻術を受けたい方は、プロテーゼ除去費用+隆鼻術費用となります。
この場合の費用も美容外科によって異なりますので、再び鼻プロテーゼを挿入したくないという方は、カウンセリング時に医師に相談してみると良いでしょう。

 

鼻プロテーゼ入れ換え費用は他院修正だと割高に

上記では、5つのクリニックの鼻プロテーゼ入れ換え費用を比較してご紹介しました。表をご覧いただくとわかる通り、鼻プロテーゼを受けた美容外科で入れ換え手術を受けるのと、他の美容外科で受けた鼻プロテーゼ入れ換えを受けるのとでは、後者のほうが割高になります。

つまり、少しでも手術費用を節約したければ、鼻プロテーゼ挿入手術を受けた美容外科で受けることが望ましいということです。
しかし、術後のトラブルや仕上がりに対する不満があると、その美容外科ではなく別の美容外科で手術を受けたいという気持ちが強まるでしょう。

そのようなときには、気になる美容外科を何件かあたってみて、カウンセリングが丁寧で、手術費用や麻酔代などの費用について、すべて提示する美容外科を選ぶと良いでしょう。
美容外科選びの詳細は後述でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

プロテーゼ入れ換えの材質について

L字プロテーゼ

一般的な鼻プロテーゼに使用されるのはシリコンプロテーゼという種類ですが、美容外科によっては、ゴアテックスを挿入する隆鼻術を取り入れているところがあります。
また別の方法で隆鼻術を行う美容外科もあるのです。
こちらでは、鼻プロテーゼ除去後に行える隆鼻術についてご紹介しています。

 

ゴアテックス

鼻プロテーゼ除去後に、ゴアテックスを挿入して隆鼻術を行う方法です。
では、シリコンプロテーゼとゴアテックスでは、どちらのほうが鼻プロテーゼ入れ換えに適しているのでしょうか。
ゴアテックスはシリコンプロテーゼよりも柔らかい材質で、一度定着すればシリコンプロテーゼのように位置がずれるリスクが少ないというメリットがあります。
しかしその反面、しっかりと固定される分除去しにくいというデメリットもあるのです。つまり、仕上がりが気に入らない場合などに再手術を希望するとなっても、気軽に手術できない可能性があるということです。
また、ゴアテックス挿入費用はシリコンプロテーゼよりも高額に設定されていることが多いというデメリットもあります。
これらを考慮していずれかを選択するのなら、シリコンプロテーゼのほうがおすすめできるでしょう。

 

耳介軟骨移植

耳

耳介軟骨移植と書いて、「じかいなんこついしょく」と読みます。

患者さん本人の耳から軟骨(耳介軟骨)を採取し、鼻筋と鼻先に移植する方法です。

この方法では、一度耳から軟骨を採取しなければならないため、そのための手術が必要になるというデメリットがあります。
しかし、自らの軟骨を鼻に挿入するため、異物反応が起こりにくいというメリットもあるのです。
なお、耳介軟骨移植は、プロテーゼ挿入と併用されることがありますので、詳細についてはカウンセリングで医師に確認してみると良いでしょう。

 

耳介軟骨移植のバナー

▼共立美容外科の人気の耳介軟骨移植の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

 

 

ヒアルロン酸注入、プチスレッドノーズアップ

鼻にヒアルロン酸を注入しているとこと

ヒアルロン酸注入はヒアルロン酸をそのまま鼻筋に注入する美容整形、プチスレッドノーズアップは溶ける糸を鼻に挿入して鼻先に高さを出す手術方法です。
これらの施術には、いずれも手術の必要がないというメリットがありますが、永続的な効果を期待できないため、効果が失せた時点で再注入が必要になるというデメリットもあるのです。
これらの施術は毎年費用がかかってもかまわない方にはおすすめですが、何回も費用がかかる整形は避けたいという方には不向きだといえるでしょう。

 

鼻のヒアルロン酸のバナー

▼共立美容外科の人気の鼻のヒアルロン酸の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

プチスレッドノーズアップのバナー

▼共立美容外科の人気のプチスレッドノーズアップの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

 

鼻プロテーゼ入れ換えの注意点

プロテーゼの手術直後

鼻プロテーゼ入れ換え手術を受ける際には、以下の点に注意してください。

 

信頼性が高い美容外科を選ぶ

鼻プロテーゼ挿入手術を受けた美容外科で入れ換え手術を受ける場合は問題ありませんが、他の美容外科で鼻プロテーゼ入れ換え手術を受ける際には、信頼性が高い美容外科を選ぶことが何よりも大切です。
この点の見極めは難しいのですが、ひとまず以下でご紹介するポイントを押さえた上で、カウンセリングを受けてみてください。

 

  • 全費用を明確に提示
  • 患者さんに適した整形を提案
  • 鼻プロテーゼ入れ換えに使用する材質が明確
  • 鼻プロテーゼ入れ換えリスクの説明

 

これらは、実際にカウンセリングを受けてみないと確認できませんが、カウンセリング時にこれらのうちのひとつでも欠けていることがあれば、その場で鼻プロテーゼ入れ換えを決定するのではなく、別の美容外科でもカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

 

 

他の隆鼻術も視野に入れておく

鼻の整形を相談する医師

こちらの記事では、シリコンプロテーゼやゴアテックス挿入だけでなく、耳介軟骨移植、ヒアルロン酸注入、プチスレッドアップノーズという美容整形もご紹介してきました。
特に鼻プロテーゼ挿入でトラブルに見舞われた場合では、他の隆鼻術のほうが適している可能性もあるため、別の美容整形もあるということを頭に入れた上で、カウンセリングを受けると良いでしょう。

 

まとめ

共立美容外科の前で手を挙げる女性

今回は、鼻プロテーゼ入れ換えが必要になる状況や、鼻プロテーゼ入れ換えの費用比較、再手術を受ける際の注意点についてご紹介してきました。
鼻プロテーゼ挿入は理想の鼻を手に入れることができる手段ではありますが、何らかのトラブルが起こったり、仕上がりに満足できなかったりする可能性がゼロではありません。
そして、そのようなときに検討することになるのが、鼻プロテーゼ入れ換えです。

なお、鼻プロテーゼ入れ換えもまた、鼻プロテーゼ挿入と同様のリスクがありますので、この点についても理解した上で、再手術を検討してみてくださいね。

 

鼻のプロテーゼのバナー

▼共立美容外科の人気の鼻のプロテーゼの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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