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公開日:2023年10月22日(日)
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目次
男性の中には「バストを大きくしたい」「女性のような体を手に入れたい」と考える方もいます。性の多様性が拡大している現代において、理想的な体を手に入れることで自信を持つきっかけになる場合もあるでしょう。
しかし男性の体は女性と異なる点も多く、乳腺にも違いが見られます。そのため乳腺を発達させて、女性のような柔らかいバストを手に入れられるのだろうかと悩む方は珍しくありません。
そこで本記事では、男性の乳腺を発達させる方法の有無についてご紹介します。男性が豊かなバストを手に入れる方法も解説しているので、併せて参考にしてください。
男性の乳腺を意図的に発達させるのは難しいといえます。そもそも乳腺とは、母乳の生成を担う組織のことです。男性にも乳腺が存在しているものの、女性のように胸が発達しているわけではないため非常に少ないのが特徴です。
乳腺は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの働きによって発達します。さらにエストロゲンと似た構造を持つ大豆イソフラボンも同様の働きを持っており、積極的に摂取すれば乳腺の発達が期待できるといわれています。
しかし大豆イソフラボンはエストロゲンを超えるほどの作用は持っていないため、男性の胸が女性化するほどの効果は期待できません。つまり、いくらエストロゲンに似た作用を持つ大豆イソフラボンを摂取しても、男性が女性のような胸を作るのは難しいのです。
乳腺を発達させるのは難しい反面、筋肉を鍛えることで胸を大きく見せることは可能です。もともと男性は女性よりも筋肉量が多いため、大胸筋を鍛えると筋肉が肥大化して胸が大きく見えることがあります。ある程度大胸筋に厚みを持たせればデコルテ部分から膨らみが生まれて、服の上からであれば胸が大きく見える可能性もあるでしょう。
ただし体が男性で性自認が女性である場合、女性のような柔らかい体に憧れるケースも多く、筋肉を過剰に発達させたくないと考える方は珍しくありません。そのため胸を大きくする場合は、トータルバランスを考慮した上で納得のいく方法を選択することが大切です。
性自認が女性で体の性別が男性の方は、ホルモン療法によって胸を大きくするのも一つの方法です。ホルモン療法とは、体の性別とは異なる性のホルモンを投与することで性自認に合った体を作る治療方法のことです。
例えば性自認が女性で体の性別が男性の場合、女性ホルモンであるエストロゲンを投与して体の作りを女性へと近づけます。すると女性のような柔らかい肌になったり、胸が大きくなったりするため理想的な体へと近づけられるでしょう。特に「筋肉を男性的に発達させたくない」と考える方におすすめです。
ただしホルモン療法は、成人した体に投与しても変化を感じにくい点に注意しなければいけません。一般的には第二次性徴を迎える頃の投与が推奨されており、その頃であれば十分な効果も期待できるでしょう。なおホルモン療法は重篤な副作用が懸念されているため、15歳未満の児童は受けられません。そのためどのタイミングで受けるかをよく検討しておく必要があります。
何の施術も行っていないのに、男性の胸が女性のように大きく膨らんでくる場合は注意が必要です。この現象は女性化乳房と呼ばれ、胸の内側にある乳腺が肥大して起こる現象です。
通常、男性の胸は平滑であり、女性のように大きく膨らむことはあまりありません。しかし要因となる病気にかかってしまうと片方、もしくは両方の胸が膨らんでしまうことがあります。なお、女性化乳房が起こり得る疾患の一例は以下のとおりです。
他にも抗うつ剤や前立腺がんの薬などを服用したことによって起こる薬剤性などもあり、これらが原因となる場合は治療が必須になります。そのため女性化乳房が認められる場合は、すぐに病院を受診してください。
なお女性化乳房は乳腺の肥大が要因であり、脂肪がついたことで胸が大きくなる偽性女性化乳房とは区別して考える必要があります。
男性が柔らかいバストを手に入れるには、美容整形を受ける必要があります。先ほどご紹介したとおり、男性の胸は乳腺が少なく、かつ筋肉質であることから自然な膨らみができるのは難しいでしょう。第二次性徴に該当する男性であればホルモン療法で胸の膨らみを得られる可能性があるものの、成人男性だと効果を実感するケースは非常にまれです。
美容整形であれば、施術を受ける方の条件や希望に合わせてバストを作れるため、理想的な体を手に入れられます。
柔らかいバストが手に入る美容整形は、大きく分けると以下の3種類です。
バッグ式豊胸術とは、豊胸バッグを胸の中に入れることでバストアップできる施術のことです。バッグの種類や大きさを微調整すると、理想的なバストを手に入れられます。
脂肪注入豊胸術とは、自身から採取した脂肪を胸に再注入することでバストアップを実現する施術方法のことです。自分の体内から採取した脂肪を使うため、気になる部分の脂肪を減少させながら胸を作れます。
ヒアルロン酸豊胸術とは、ヒアルロン酸を注入してバストアップする施術方法のことです。メスを使用しないため比較的手軽に受けられます。柔らかなバストを手に入れたい方は、それぞれの施術方法をよく理解し、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
昨今は性的な多様性が広まりを見せており、LGBTQの認知も拡大しています。LGBTQとは、以下の頭文字を取ってできた言葉です。
特に近年は枠に当てはめない考え方も多く、以下のような多様性も広がっています。
なおLGBTQの割合に関する調査はさまざま行われているものの、結果にバラつきがあるのが現状です。平均すると全人口の3~10%の割合で存在しているといわれており、LGBTQの方々も過ごしやすい暮らしを実現できるような法改正の検討などが行われています。
LGBTQに該当する方の中でも、女性の体に憧れを抱きやすいのはTransgender(トランスジェンダー)の方です。性自認が女性であるにもかかわらず、体の性別が男性だった場合に「女性の体になりたい」「心と体のアンバランスさをなくしたい」と考えるケースが多いようです。
他にも豊かなバストに憧れる方は、以下のような傾向があります。
ここでは、それぞれのケースについて詳しく解説します。
MTFの方は豊かなバストに憧れることが多い傾向です。そもそもMTFとは「male to female」の略で男性から女性へという意味です。男性の体を持って生まれたものの、女性として生きることを望んでいる方のことを指します。
MTFの方は物心がついたときから自分の心と体の違いに違和感を覚えている傾向にあり、非常につらい経験をしている方も少なくないようです。そのためMTFの方は女性的な体に憧れる方が多い傾向にあります。
なおMTFの方が受けることの多い外科的手術は以下のとおりです。
日本国内において下半身の外科的手術を受けられるクリニックは珍しく、費用を確保できたとしても「気軽に受けられない」と感じる方も多いでしょう。その一方、バストアップであれば男性でも受けられるクリニックは存在しているため、最初の施術として選択する方は多い傾向にあります。
性自認が男性の方であっても、豊かなバストに憧れるケースもあります。例えばGay(ゲイ)やBisexual(バイセクシャル)の方でもバストアップを望む方もいます。このような方々の場合、極端にバストを大きくしたいというよりも、適度なバストを手に入れて女性らしい柔らかな体に仕上げたいと考えていることが多いようです。
LGBTQに該当しないものの、女性らしい体を作りたいと考える方もいます。例えば女装が趣味の方の中には、バストアップを望むケースがあるようです。
女装が趣味といっても、願望は人によって異なります。メイクを楽しみたい方もいれば、スカートを履いて女性らしい恰好を楽しみたい方もいます。その中で「バストがあると、より自分の願望を叶えられる(女性の服装を着こなせる)」と感じるケースもあるでしょう。
ブラジャーの中にパットを入れてバストアップするのではなく、胸自体に膨らみを持たせて谷間を作りたいと考える方もいるようです。このように考える方は目立つほどの大きさまでバストアップしたい方も多く、豊胸術を望む傾向にあります。
男性が豊胸術を受ける際は、以下の点に注意しながらクリニックを選んでみてください。
それぞれの選び方を参考にしていただき、自分に合ったクリニックを見つけてみましょう。
豊胸術の実績が豊富にあるクリニックを選ぶのはもちろんですが、男性への実績があるかどうかもチェックしましょう。なぜなら男性への豊胸術は女性に施術するよりも難易度がアップするためです。
男性は女性よりも筋肉量が多く、皮下脂肪が少ないという身体的な特徴があります。そのため胸元の皮膚があまり伸びておらず、豊胸バッグのサイズ選定が困難です。サイズを間違えてしまうと施術後の仕上がりが不自然になる他、希望に沿ったボディラインを実現できない可能性もあるでしょう。
また男性は血管が太く、出血のリスクが比較的高い傾向にあります。そのため男性の豊胸術には工夫が必要であり、女性とは違った配慮が必要でしょう。だからこそ男性への豊胸術の実績があるクリニックを選ぶと、より安心して施術を依頼できます。気になるクリニックを見つけた際は、過去の実績を調べてみてください。
クリニックを選ぶ際は、悩みに寄り添ってくれるかどうかもチェックしましょう。性に関する悩みは人によって異なるため、悩みに寄り添ってくれる医師や看護師がいなければ問題を解決するのは難しいでしょう。
例えば「女性らしい体を実現したい」と伝えるだけでは、極端に大きいバストがほしいのか、ほんのわずかな膨らみだけがほしいのかを理解できません。しかし細かくヒアリングして悩みを理解してくれるクリニックであれば、より理想的なバストを作ってくれるでしょう。
なお豊胸術を検討している場合は、複数のクリニックを比較・検討した上で選ぶことが大切です。多くのクリニックでは事前に無料カウンセリングを実施しています。その中で実際に施術を担当する医師と面談できたり、自分の希望を実現できるかどうかを聞けたりします。すると安心して施術を受けられるクリニックかどうかを判断しやすくなるでしょう。
無料カウンセリングを受けて、より自分の悩みに寄り添ってくれるクリニックを選ぶことで満足度の高い施術を受けられます。
アフターフォローの体制が整っているクリニックを選ぶこともポイントです。男性の豊胸術が一般的に広まってきているものの、全てのクリニックでアフターフォローの体制が整っているとは限りません。
例えば施術後の副作用がほとんど現れず、トラブルなく日常生活に戻れる方がいる一方、強い副作用が現れる方もいます。このような場合は、副作用の症状や程度に合わせて適切な対応を取る必要があります。しかしアフターフォローの体制が整っていないと、副作用が強く現れても何も処置してくれない可能性があるでしょう。
施術をして終わりにするのではなく、その後のケアまでを視野に入れて希望を実現してくれるクリニックを選ぶと理想的なバストを手に入れられるはずです。そのため豊胸術を受ける際はアフターフォローの体制が整いつつ、男性への実績があるクリニックを選ぶのがおすすめです。
共立美容外科では、以下の豊胸術を行っています。
それぞれの施術方法について詳しく解説します。
バッグ式豊胸術とは豊胸バッグを胸に入れてバストアップする施術のことで「とにかく大きな胸にしたい」と考える方におすすめの美容整形です。さまざまな豊胸バッグを取り揃えているため、希望や症状に合わせた施術を提供できます。
バッグ式豊胸術を行う際は、全身麻酔もしくはリラックス麻酔を使用しています。どちらの方法であっても眠っている間に施術が完了するため、施術中に痛みを感じることはありません。
バッグを挿入するために脇の下のシワに沿って切開しますが、施術後3カ月程度経過すれば徐々に目立たなくなります。また2週間ほどは禁酒を行い、スポーツを避けていただく必要があるものの、基本的には通常の生活を送ることが可能です。
なお共立美容外科では数多くの実績を持つエキスパートが施術を担当します。バッグ式豊胸術の技術の証明として、世界トップクラスの豊胸バッグメーカーであるメンター社より、公認クリニックとして最優良認定書を贈呈されています。そのため初めて美容整形を受ける方でも比較的安心して任せていただけるでしょう。
また万全のアフターフォロー体制を整えており、施術後1年間は無料で検診を行っています。施術後に違和感を覚えたり、不安なことがあったりすれば、いつでもお気軽にご相談ください。
Motiva(モティバ)とは豊胸バッグを使った施術の一種です。マシュマロのような柔らかくて自然な見た目になるように配慮されているため、施術後の仕上がりがきれいな豊胸術です。
Motivaを使った豊胸術の流れは以下のとおりです。
Motivaの表面は特殊加工されており、シルクのような滑らかな触り心地になっています。特殊加工によって挿入後の炎症を防ぎやすくなるため、副作用のリスクも低減できるでしょう。さらに滑らかな触り心地であることから胸の中に挿入しやすく、小さな傷口で施術を行えます。
またMotivaはつなぎ目なく製造されており、強度と耐久性を兼ね備えています。そのため人間の力で強く押しつぶしたとしても破ける心配はないでしょう。Motivaは約350種類あるため、施術を受ける方の状態や希望によって微調整することが可能です。
なおMotivaは3タイプが製造されているものの、共立美容外科では日本人向けである「ProgressiveGel PLUS™(プログレッシブ ジェル プラス)」と「 ProgressiveGel Ultima™(プログレッシブ ジェル アルティマ)」を取り扱っています。ProgressiveGel Ultima™(プログレッシブ ジェル アルティマ)はエルゴノミックスとも呼ばれており、より自然なバストを作りたい方におすすめのMotivaです。
▼共立美容外科で人気のモティバの料金や手術方法についての詳細はこちら
ピュアグラフトとは、自身から採取した脂肪細胞を胸に注入する施術方法のことです。脂肪が気になる部分から脂肪細胞を採取するため、部分痩せを実現しながらバストアップを行えます。バッグ式豊胸術のように大きくバストアップするのは難しいものの、1~2カップ程度であればサイズを上げられます。
脂肪を注入してバストアップをする際、豊胸術にとって不純物である麻酔液や水分、赤血球、白血球なども一緒に注入してしまうのがデメリットです。しかしピュアグラフトであればフィルターを活用して不純物を除去してから施術を行うため、健常な脂肪細胞のみを注入できます。1年後の定着率が70%程度であるため、大きなバストを維持しやすいといえるでしょう。
また脂肪は1箇所に注入してしまうと、しこりができやすくなります。そのため共立美容外科では血液が豊富に通っている胸の浅い層に少量ずつ分散させており、しこりができにくい施術を提供しております。胸の下側から脂肪を注入しており、傷跡が目立ちにくいのもポイントです。
なおピュアグラフトを受けると、施術部位に痛みや内出血などが起こる可能性があります。しかし1~2週間程度で徐々にひいていくため、大きな心配はないでしょう。翌日から通勤や通学が可能であるものの、念のため休んでいただくことを推奨しています。そのため予定を考慮した上で施術を検討してみてください。
コンデンスリッチ豊胸術とは脂肪注入豊胸術の一種で、コンデンス(濃縮)技術を用いて不純物を除去した脂肪を胸に注入する施術方法のことです。採取した脂肪を外気に触れさせないまま遠心分離をして、石灰化や脂肪壊死の原因となる不純物を除去します。そのため高品質で新鮮な脂肪を胸に注入できるのが魅力です。
コンデンスリッチ豊胸術の流れは以下のとおりです。
共立美容外科ではコンデンスリッチ豊胸術の症例数は、2,000件以上を誇っています。そのため豊胸術の実績や経験が豊富な医師の施術を受けることが可能です。またコンデンスリッチ豊胸術はCRF(コンデンスリッチファット)協会加盟の認定クリニックでしか施術を受けられません。
なおコンデンスリッチ豊胸術は、脂肪を吸引・注入した部位に内出血や腫れが起きる可能性があります。症状には個人差があるものの、1週間程度で症状は改善するのが一般的です。また筋肉痛のような痛みが起きるケースもあります。こちらも1週間程度で改善する他、痛み止めを服用することも可能です。
▼コンデンスリッチ豊胸手術の料金や手術方法についての詳細はこちら
性の多様性が広まってきた昨今は、豊かなバストを手に入れたいと考える方は少なくありません。しかし体の性が男性である場合、自然な形で乳腺を発達させるのは困難なため美容整形を受けるのがおすすめです。美容整形であれば、ご自身の希望を反映しながら理想的なバストを手に入れられます。
なお共立美容外科では、さまざまな豊胸術を提供しています。もちろん男性への施術実績もあるため、女性とは違った施術にも対応可能です。また共立美容外科では施術を担当する医師が直接カウンセリングする点も魅力の一つです。施術を受ける方の気持ちを直接聞くことで、抱える悩みを深く理解でき、希望に沿った施術を提供できるようになります。「柔らかいバストを作りたい」「大きなバストを手に入れたい」とお悩みの方は、まず無料カウンセリングにお越しください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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