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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ハイドロキノンには副作用がある?期待できる効果と副作用について

公開日:2022年02月13日(日)
最終更新日:2023年06月12日(月)

しみ
ハイドロキノンの基礎知識と効果
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シミ改善や美白のために用いられるハイドロキノンは、赤みやかぶれなどの副作用の発症リスクを、しっかり把握しておかなければなりません。

この記事では、ハイドロキノンの効果とあわせて、副作用や、正しい使い方などを解説していきます。

ハイドロキノンの基本情報と期待できる効果

ハイドロキノンは20年以上前からアメリカで使われてきた薬で、日本では2002年に認可が下りて以降、美白効果をもたらす治療薬として使われてきました。

現在は化粧品にもハイドロキノンがわずかに含まれており、化粧品であれば、医師の処方がなくとも購入可能です。

ここでは、ハイドロキノンの基本情報として、ハイドロキノンの使用用途と美白効果をもたらす仕組み、優れた美白作用について詳しく解説していきます。

シミ・ニキビ跡の改善

ハイドロキノンは色素沈着を解消する効果が期待できます。人間の肌にできるシミやニキビ跡は、すべてメラニンと呼ばれる色素によるものです。色素細胞のメラノサイトが刺激されるとメラニンが生成され、肌表面に色素が入ってしまいます。

ハイドロキノンには、生成済みのメラニンを還元する効果があります。メラニンは酵素が酸化して作られるため、酸化とは逆の働きの還元によってメラニンを薄くできます。

ハイドロキノンはメラニン自体に作用するのではなく、メラニンの元となる酵素を抑制することで、メラニンの発生を防いでいるのが特徴です。

ただし、ハイドロキノンの使用が向いていない症状もあるため、注意が必要です。たとえば、ハイドロキノンは進行中のニキビには使用できません。

ハイドロキノンの使用が向いているシミの症状は次のとおりです。

  • 老人性色素斑
  • 炎症性色素沈着
  • 肝斑(かんぱん)

老人性色素斑は、別名「日光性色素斑」とも呼ばれる症状で、紫外線を浴びると発症します。加齢とともに発症していくのが特徴です。

炎症性色素沈着は、治癒後の傷や火傷、虫刺されにできる症状で、正常な皮膚と比べると少し黒ずんだように見えます、ニキビ跡も、炎症性色素沈着の一種です。

肝斑は女性ホルモンの乱れが原因といわれているシミで、両頬のあたりに左右非対称に生成されます。

なお、ハイドロキノンの効果が得られるのはメラニン色素が存在する肌の浅い部分のみです。それより深いシミの場合は、ハイドロキノンがうまく作用しません。深いシミに対してはレーザー治療が一般的です。

以上のように、ハイドロキノンには向いている症状とそうでない症状があります。濃度の高いハイドロキノンを使って治療する際は、医療機関で処方された薬を正しく使いましょう。

美白効果

ハイドロキノンは、すでに生成されたメラニンだけでなく、美白の予防としても使用されています。ただし、シミの解消が期待できるクリームは医師の処方がなければ、安全に使用できません。

したがって、ハイドロキノンを日々の美白対策として使用する場合は、ハイドロキノン入りの化粧品の使用をおすすめします。

ドラッグストアで扱っているような、市販のハイドロキノン入り化粧品は、病院で処方されるものよりも濃度が低く設定されています。処方された高濃度のハイドロキノンを自分で薄めて使う方法もありますが、副作用や濃度の調整が難しなどのリスクを考えると、市販の調合済みのものがおすすめです。

紫外線対策を行っていても100%防げるわけではありません。紫外線対策とあわせて、ハイドロキノンでメラニンの生成を抑えると、より高い美白効果が期待できます。

ハイドロキノンが美白効果をもたらす仕組み

ハイドロキノンは植物や節足動物が持っている成分で、いちごやコーヒー、紅茶などにも含まれています。

写真の現像や皮をなめす工程で使われていましたが、作業していた人に白斑(はくはん)症状が現れ、ハイドロキノンにメラニン色素の合成を阻止する作用があることが初めて判明しました。

ハイドロキノンがシミを解消したり、美白効果をもたらしたりするのは、メラニンの元となる酵素を抑制するからです。

通常、人間の細胞の中には色素細胞があり、紫外線にあたるとメラニンが生成されます。メラニンは酵素によって作られるので、ハイドロキノンで酵素を抑制すると、美白効果が得られる仕組みです。

ハイドロキノンは美白作用に優れている

美白効果を持つ成分としては、アルブチンやコウジ酸、ビタミンCなども挙げられます。なかでも、ハイドロキノンは高い美白効果を持っているのが特徴です。

また、ハイドロキノンはメラニンの生成を防ぐ予防だけでなく、すでに生成されたメラニンを還元する効果も期待できます。したがって、ハイドロキノンを使うと、シミやそばかす、色素沈着など、すでにメラニンができている部位にも美白作用が働くのです。

ハイドロキノンの注意すべき副作用

ハイドロキノンの副作用
優れた美白効果があり、シミ改善や毎日の美白ケアとしておすすめのハイドロキノンですが、注意したいのが副作用です。

薬は病や症状など、目的に対して治癒効果をもたらす働きを主作用、主作用以外の有害な効果を副作用と呼びます。ハイドロキノンの主作用は美白で、副作用としては、肌の赤みや炎症、白斑があります。

肌の赤みと炎症は短期使用による副作用で、白斑は長期使用による副作用です。使用期間によって現れる副作用が異なるため、注意しましょう。

肌の赤み・炎症

ハイドロキノンは肌にとって刺激が強い成分なので、炎症を引き起こす可能性があります。また、炎症までひどい症状が出なくても、皮膚に赤みを生じさせる可能性もあります。

肌荒れに近い副作用を起こすのは、使い始めから肌にハイドロキノンの耐性ができるまでです。なお、赤みや炎症などの副作用は、使用開始から数週間程度で引いてきます。

ハイドロキノンを使い始めてすぐ、上記のような副作用が発生した場合は、いったん治療をやめて患部を冷やしましょう。氷や保冷剤を使用して冷やしますが、タオルをうまく使って冷たくなりすぎないようにするのがポイントです。

もしくは、ハイドロキノンの塗布回数を減らすのもおすすめです。ほとんどの場合は、肌がハイドロキノンの刺激に慣れるまで低頻度で使用すると、次第に肌が慣れていき、副作用が出なくなります。

冷却後に症状が引いているようであれば、ハイドロキノンの使用を再開します。ただし、赤みが数日引かなかったり、炎症がひどくなったりするようであれば、ハイドロキノンを処方してもらった医療機関を受診しましょう。単なる炎症ではなく、アレルギーを引き起こしている可能性があります。

ハイドロキノンは患部の様子をみながら、調節しつつ治療を継続していきます。

白斑

白斑は、ハイドロキノンを長期間使い続けている場合に発症する副作用です。具体的には、肌の一部の色素が異常に抜け落ちてしまい、まだら状になる状態を指します。

白斑は、ハイドロキノンによって色素細胞「メラノサイト」が刺激を受け、細胞そのものが破壊されてしまうことで発症します。メラノサイトは色素を蓄える細胞なので、肌の色を保てなくなるのです。

また、ハイドロキノンを仕事などで長期的かつ日常的に使用する場合、白斑の症状を発症することがあります。たとえば、写真の現像や、革をなめすなどの業務に携わる方は注意しましょう。

通常、治療でハイドロキノンを使用する際は、処方してもらった医療機関を定期的に受診します。治療が長引く場合は、医師が肌の状態を見て細かく指示を出してくれるでしょう。たとえば、ハイドロキノンの使用を一回中止する休薬期間を設ける、ハイドロキノンの濃度を下げる、レーザー治療に切り替えるなどです。

万が一白斑を発症した場合は、内服薬、外用薬での治療や、紫外線治療によって白斑症状を改善していきます。

日本皮膚科学会から発表されている、白斑の治療に用いられる療法は次のとおりです。

  • ステロイド外用療
  • 活性型ビタミンD3外用薬
  • タクロリムス軟膏
  • PUVA療法
  • ナローバンドUVB照射療法
  • エキシマレーザー/ライト照射療法
  • ステロイド内服

なかでもステロイド外用療が推奨されています。[注1]

白斑は、一般的に処方される4%程度までの濃度のハイドロキノンでは、発症しにくい副作用です。医師の判断にしっかり従うことは第一として、健康な皮膚にダメージを与えないように、十分注意しましょう。

[注1]公益社団法人 日本皮膚科学会:尋常性白斑診療ガイドライン (2021-11-29)

ハイドロキノンの正しい使い方

ここまで、ハイドロキノンの基本と副作用のリスクを紹介しました。続いては、ハイドロキノンの効果を高める、適切な使用方法を見ていきましょう。

ハイドロキノンは単体でも十分に美白効果を発揮しますが、導入剤となる成分を使うと、美白効果の増強が期待できます。

また、ハイドロキノン単体で使用する場合でも、患部を清潔にしてから使用したり、化粧水や乳液とあわせて使ったりと、肌の状態や治療の方針によって使い方は異なるのが特徴です。

実際にハイドロキノンを使う前に、使用方法をしっかり確かめておきましょう。

ハイドロキノンの基本的な使い方

まずは、ハイドロキノンの使い方を紹介します。

  1. 洗顔で、しっかり顔の汚れを落とす
  2. 顔全体を化粧水で保湿する
  3. トレチノイン(もしくはビタミンC)を患部に塗り込む
  4. トレチノインが浸透したら、ハイドロキノンを患部より少し広めに塗り込む
  5. 日焼け止めを塗る

ハイドロキノンの使用方法としては、肌を清潔にしてから保湿を行い、必要に応じて導入剤を塗布した後にハイドロキノンを塗布します。手順3で使用したトレチノインは、ニキビの治療薬として使用されていますが、ハイドロキノンと併用すると、浸透効果をより高められる薬です。

トレチノインはビタミンAの導入剤で、血液中にもわずかに流れています。トレチノインを使用すると細胞分裂を活発にさせたり、皮膚の角質を剥がしたりする効果が得られるため、メラニンが発生している箇所のターンオーバーを早めるのです。

どんなに強く紫外線を浴びて日焼けしても、日光に当てず紫外線ケアをしていれば、いずれかは肌が元通り白く戻ります。トレチノインは肌の生まれ変わりを促進するため、より強い美白効果が得られるのです。

ハイドロキノンの使用手順は医療機関の治療方針によって異なりますが、トレチノインを塗布する前に、ビタミンC誘導体を使用する場合もあります。

また、ハイドロキノンは顔全体に塗り込まず、シミや跡など美白効果をもたらしたい部分だけに塗布するようにしましょう。市販のハイドロキノン配合化粧水とは異なり、副作用でご紹介した肌荒れを引き起こす可能性があります。

医療機関でも、患部の色素沈着を治すためだけに濃度が調節されているため、他の部位にとって成分が強すぎる可能性もあります。

傷がある箇所には塗布しない

ハイドロキノンの使い方として、傷が完治していない箇所には塗布しないように注意しましょう。

すでに何度か触れたとおり、ハイドロキノンは刺激が強く、細胞に作用する薬なので治りきっていない生傷に塗布すると、傷の治りを遅くし、悪化させてしまう可能性があります。また、傷だけでなく、できものができている場合も使用は避けましょう。

ただし、ハイドロキノンを配合した市販の化粧水やクリーム、乳液などは様子を見ながら使っても構いません。市販のハイドロキノン配合製品は、処方されるハイドロキノンの濃度を100分の1程度に薄めたものだからです。

医療機関で処方される高濃度のハイドロキノンを使う際は、医師の指示に従い、不安な場合は再度受診して相談してみてください。

ハイドロキノンによる美白治療の期間

ハイドロキノンを使った美白治療は、症状によっても異なりますが、大体が2~3カ月で完了するといわれています。

1~2カ月程度であればハイドロキノンとトレチノインを併用しますが、2ヵ月以上かかる場合は、刺激の強いトレチノインは使用しません。

また、5カ月近くかかっても症状が改善しない場合は休薬期間を設け、肌を休ませてから治療を再開します。ハイドロキノンで治療できる症状のなかには時間がかかるものもあるので、休薬期間を経て2周目の治療を行い、症状の改善を目指します。

なかなか症状が改善せず不安になったとしても、しっかり休薬期間を設け、副作用の発症を防ぎましょう。

ハイドロキノンの使用に関する注意点

最後にハイドロキノンを使用する際に気を付けたい、注意点を紹介します。ハイドロキノンは手軽に美白効果が得られる便利な薬ですが、刺激も強く使用には配慮が必要です。

特に使用方法と保管期間への配慮が重要です。

トレチノインと併用する際の注意点

ハイドロキノンの浸透率を高め、美白作用をより強くするトレチノインは、ハイドロキノンと同様に、刺激が強い薬です。しがたって、トレチノインを併用する際は、肌荒れや思わぬ症状に注意しなければなりません。

トレチノインは、以下のような効果がある薬です。

  • 皮膚の角質をはがす
  • 肌のターンオーバーを活性化させる
  • 皮脂の分泌を抑制する
  • コラーゲンを分泌しやすくし、ハリやシワを改善する
  • 皮膚の保湿力を高める

色素沈着の原因であるメラニンはターンオーバーによって排出されるので、ハイドロキノンと併用されています。しかし、肌のターンオーバー活性や角質をはがす作用によって、皮膚の炎症を引き起こすのがトレチノインの特徴です。

角質が通常より早く剥がれ落ちるため、皮膚が薄くめくれて肌荒れのような状態になります。自然に剥がれ落ち、新しく健康な肌が新しく皮膚を形成されるまで、通常要する期間は1週間ほどです。

ただし、1週間経過しても効果がまったく出ない、ハイドロキノンとの併用で強い痛みが出る、出血している、赤みがひどいなど、明らかに異常な状態の場合は、使用を中止して医療機関を受診する必要があります。

また、トレチノインを使用した部位はハイドロキノンがしみやすくなるのもポイントです。耐えられる範囲のヒリヒリ感であれば問題ありません。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際は、医師の指示をしっかり聞き、正しい使い方で塗布しましょう。

ハイドロキノンを使うときは紫外線ケアを徹底して行う

ハイドロキノンを使う際、特に注意して欲しいのが紫外線ケアです。ハイドロキノンは色素沈着の原因となっているメラニンを除去しますが、メラニンには紫外線ダメージを防ぐ機能があります。

ハイドロキノンでメラニンを除去している最中、紫外線を浴びてしまうと、より症状が悪化する危険性がるので注意が必要です。

また、メラニンの紫外線バリア機能がない状態で紫外線を浴びると、日焼けだけでなくシワ・シミなど、肌の老化現象にもつながります。

使い方の項目でも触れたとおり、ハイドロキノン塗布後は日焼け止めでしっかり肌を保護するのが大切です。

日傘や帽子といったアイテムとあわせて、日焼け止めなどの紫外線ケアを徹底しましょう。なお、日焼け止めはSPF20以上の商品がおすすめです。最近は飲む日焼け止めも販売しています。

5%以上の高濃度のハイドロキノンは発がん性がある?

ハイドロキノンの副作用として指摘されるのが、使用に伴う発がん性です。ただし、発がん性の副作用には濃度が関係しており、一般的に処方されるハイドロキノンであれば、発がん性のリスクは低いといわれています。

実際に発がん性が指摘されたハイドロキノンは、濃度が5%のもので、動物実験によって検証されました。

しかし、医療機関で処方される濃度の高いハイドロキノンは病院や使用する症状によって差がありますが4%前後です。実際に、国際がん研究機関(IARC)では「ヒトに対する発がん性については分類できない物質」と定義しています。[注1]

高濃度のハイドロキノンでシミや色素沈着を治す場合は、医師から処方された薬を使用しましょう。

[注1]nite 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 有害性評価書 ヒドロキノン P41 2021-11-29

古いハイドロキノンは使用しない

ハイドロキノンは、開封後1年以内に使用するのが重要です。ハイドロキノンは他の薬と比べると分解が早く、時間がたつにつれて効果が薄くなっていきます。

また、ハイドロキノンは熱と光に弱く、長期保存する際は冷蔵庫で保管して、効果の減少を防ぎます。なお、冷蔵庫で保管していても1.5ヵ月~2ヵ月程度で美白効果が弱くなっていくので、患部の状態チェックやハイドロキノンの調節を一緒に、医療機関を受診しましょう。

ハイドロキノンの効果をできるだけ高い状態で使い切るために、少量を定期的に処方してもらうのがおすすめです。

妊娠中・授乳中はハイドロキノンを使えない

ハイドロキノンは妊娠中や授乳中の場合は使用できません。胎児に影響をもたらす薬ではありませんが、妊娠中は肌の状態が不安定で敏感になっているため、ハイドロキノンの使用でトラブルを引き起こすリスクがあるからです。

なお、ハイドロキノンは妊娠中・授乳中以外でも副作用のリスクがある薬なので、肌の状態が不安定な時期を避けて使用しましょう。

ハイドロキノンでは治療しにくい、治療できない症状もある

ハイドロキノンはどのような色素沈着にも有効そうに見えますが、ハイドロキノンの使用が有効、治療に時間がかかる、効果がない、の3種類に分けられます。

有効な症状は、以下の3種類です。

  • 老人製色素斑
  • 炎症性色素沈着
  • 肝斑

ハイドロキノンで治療できるものの、時間がかかる症状は以下の3種類です。

  • そばかす
  • 薄いほくろ
  • 扁平母斑

扁平母斑とは、出生時もしくは思春期周辺で発症するシミを指します。色の濃さは人それぞれで、色の入り方が均一なアザのように見えます。

一方、ハイドロキノンで治療できないのが以下の3種類です。

  • 濃いほくろ
  • 生まれつきある黒いアザ(色素性母斑)
  • 脂漏性角化症(老人性ゆうぜい)

ほくろとアザは時間がかかる症状として登場しましたが、色が濃すぎる(黒すぎる)ほくろは、ハイドロキノンでは改善できません。

また、ハイドロキノンで時間はかかるが効果がある扁平母斑は「茶アザ」とも呼ばれ、メラニンの除去によって改善が期待できます。しかし、色素性母斑とも呼ばれる、黒いアザはほくろと同じで腫瘍となっているため、ハイドロキノンでは治療できません。

ハイドロキノンで治療できない皮膚疾患に関しては、レーザー治療や切除術によって治療を行います。

ハイドロキノンは肌に美白効果をもたらすが、副作用のリスクがある

ハイドロキノンはシミや傷跡などの色素沈着を除去し、肌に美白効果をもたらす薬です。日本では2002年から使用が解禁され、現在でも高い美白効果をも垂らす薬として処方されています。

ハイドロキノンは、メラニンと呼ばれる色素を取り除いて効果を発揮します。メラニンを作り出す酵素を抑制する作用もあるため、美白予防としても有効で、市販の化粧品にもハイドロキノン入りの製品が販売されているほどです。

ハイドロキノンを使用する際は、しっかり洗顔と保湿をし、使用後はしっかり紫外線対策を行うのが大切です。

また、ハイドロキノンは長期保管に向いていない薬なので、定期的に医療機関で処方してもらうようにしましょう。自宅で保管する際は、熱と光のダメージがない冷蔵庫に入れて保存します。

ハイドロキノンは皮膚科や美容クリニックなどで購入できます。使用方法をしっかり守り、副作用を理解した上で医師の指示を受けながら使用してください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 玉田 洋(たまだ ひろし)

    玉田 洋(たまだ ひろし)

    共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1990年
        愛媛大学医学部 卒業
        1990年
        愛媛大学付属病院 入局
        2004年
        共立美容外科 高松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員

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