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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

歯ぎしりの治し方を徹底解説!歯ぎしりは美容の大敵です。

公開日:2022年10月24日(月)

美容歯科
歯ぎしりがきになっている女性
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このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

「歯ぎしり」と聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか。

「寝ているときに音を立てているイメージ」「ギリギリとした音がうるさい」「私には関係ない」といった意見を持つ方が多いかもしれません。

しかし、歯ぎしりに対するこれらの印象は全て誤解です。

歯ぎしりは、上の歯と下の歯が必要以上に接触してしまっている状態を意味しています。

就寝時以外でも歯を無意識に食いしばったり、こすり合わせてしまう症状を総称しており、

無音の歯ぎしりや、「カチカチ」という音を出す歯ぎしりも存在しています。

なにより日本人の70%が歯ぎしりを発症していると言われていますので、多くの人にとって歯ぎしりは他人事とはいえないのです。

歯の健康や正しい歯並びは、心身の健康はもちろんのこと顔のバランスや骨格の美しさにも大きな影響を与えるまさに人間の要とも言える部分です。

この大事な歯を歯ぎしりで摩耗してしまっていると、あなたの顔や身体の印象は、美と程遠いものになりかねません。

今回は、隠れ歯ぎしりの見つけ方と、歯ぎしりの治し方についてご紹介していきます。

美容のためにもぜひ一度チェックしてみてくださいね。

 

歯ぎしりはなぜ起こる?

歯ぎしりが起こる原因について解説している歯科医

歯ぎしりが起こる原因は、はっきりとは解明されていません。

ただし元々の歯並びや噛み合わせの悪さといった要因に起因するものではなく、ストレスが最も大きく関係していると考えられています。

近年、噛むという行為にはストレスを軽減させる効果があるということが分かってきました。

野球選手がガムを噛みながら試合に臨むのも、噛むという行為で脳内で快楽物質を生成し、安心感や快楽感を得ることができるからだと言われています。

このガムを噛むという行為と同様の効果を得てストレスを解消するために、人間は無意識化で食いしばりを行っているのです。

また、飲酒や喫煙、コーヒーといった嗜好品の摂取習慣も、特に睡眠中の歯ぎしりを誘発すると考えられています。

アルコールやニコチン、カフェインといった物質は、それぞれに睡眠の質を下げる効果が含まれています。

通常人間の身体の筋肉は、身体が深い眠りについている時には動きが抑制されています。

しかし、眠りが浅い状態の時には筋肉が稼働しますので、上下の歯を動かす筋肉である咬筋も動きやすく、歯ぎしりが起こりやすくなっているのです。

この他に、日中の力仕事などで食いしばりの習慣がある人や、骨格のズレなどが原因で歯ぎしりを発症してしまっている場合もあります。

歯ぎしりと向き合い、歯ぎしりを治していく上では、自分がなぜ歯ぎしりをしてしまっているのかを今一度確認し、ライフスタイルを見直す習慣があるといえます。

 

歯ぎしりの種類は?

歯ぎしりはいくつかの種類に分類することができます。

一種類の歯ぎしりのみを発症している人もいれば、複数タイプの歯ぎしりを併発している人もいます。

歯ぎしりを治していく上では、自分がどのタイプの歯ぎしりをしてしまっているのかをしっかりと見極めていきましょう。

 

歯ぎしりの種類その1 グライディングタイプ

就寝中に起こりやすく、ギリギリと音を立てるタイプの歯ぎしりが、「グライディング」です。

一般的にイメージされやすい歯ぎしりのタイプです。

上の歯と下の歯を左右に、そして素早くこすり合わせていますので、歯がすり減ってきてしまうという特徴があります。

 

歯ぎしりの種類その2 クレンチングタイプ

「クレンチング」は上下の歯を強く食いしばるタイプの歯ぎしりです。

重いものを持つ仕事や、スポーツなどの習慣を通して、普段から歯を強く食いしばる習慣のある人が発症しやすい歯ぎしりです。

歯ぎしりは最高で100kgもの負荷がかかる行為ですので、上下の歯に強い圧力をかける習慣を放っておくと、歯並びに影響が出るのはもちろんのこと、あごや筋肉にも強い負荷がかかります。

特に歯を噛みしめる際に使う咬筋が歯ぎしりによって無意識のうちに鍛えられてしまうと、エラ張りの要因となってしまいます。

 

歯ぎしりの種類その3 タッピングタイプ

上の歯と下の歯をカチカチと合わせるタイプの歯ぎしりを「タッピング」といいます。

寒いときに歯がカチカチとぶつかり合うイメージに近いです。

歯をぶつけ合う力の強弱には個人差がありますが、睡眠時に音を発するので、人に不快感を与えやすいタイプの歯ぎしりです。

また特に強い力でタッピングを続けていると、歯の欠けなどといったトラブルにつながります。

 

歯ぎしりの種類その4 ナッシングタイプ

「ナッシング」は、歯をきしませるタイプの歯ぎしりです。

歯全体ではなく、上下どちらかの歯が一部分高くなってしまっている部分や、噛み合わせの悪い部分など一部をきしませる行為です。

主に就寝時に発症しやすく、キリキリやキシキシといった音を立てながら、一部分の歯がすり減っていく歯ぎしりです。

ナッシングによってさらに噛み合わせが悪くなると、食べ物を咀嚼する際に無意識のうちに他の歯ばかりを使うようになってしまい、あごの変形や顔のゆがみなどのリスクを高めてしまいます。

 

歯ぎしりの治し方は?

歯ぎしりの治し方を案内している女医

美しい歯並びを損なってしまうばかりか、顔全体のバランスを壊してしまいかねない歯ぎしり。

今現在は症状を指摘されたことがない方でも、「朝起きると、なんだかあご回りに疲労感がある」という場合や、「慢性的に頭痛や肩こりがある」という場合には、隠れ歯ぎしりの可能性が非常に高いです。

歯ぎしりは早期に対策をとることによって、その影響を最小限にとどめることができます。

歯ぎしりの治し方をしっかりと確認して、正しい治療法を選択しましょう。

 

歯ぎしりの治し方その1 ライフスタイルの見直し

まず始めに取り組みやすい歯ぎしり改善は、ライフスタイルの見直しです。

先にご紹介した通り人間の身体の筋肉は、深い眠りについている時には活発に動きません。

ですのでアルコールやカフェインの摂取量、喫煙習慣を見直すことで、より質のよい睡眠をとる習慣が身に付くと、歯ぎしりのリスクも低くなります。

また質の良い睡眠のために、寝る前のだらだらスマホや、高すぎる枕などを見直し、ラベンダーなど緊張を緩和して安眠効果を誘うアロマなどを焚くことなどもオススメです。

睡眠中の歯ぎしりは自覚することが難しいですが、日中の歯ぎしりや食いしばりは、心がけ次第で改善可能です。

日中の歯ぎしりや食いしばりは、仕事や勉強に集中している場面や運動中、肉体労働中に行ってしまう人が多いようです。

歯ぎしりに気づいたらあごの筋肉を緩めたり、ガムを噛むなどという方法で、少しづつ改善していきましょう。

 

歯ぎしりの治し方その2 ナイトガードを装着する

主に就寝中の歯ぎしりから歯を守る方法としては、ナイトガードの装着が有効です。

ナイトガードは、夜間に使用する専用のマウスピースのこと。

一般的には上の歯に装着するハードタイプのナイトガードを推奨している歯科医院が多いようです。

ナイトガードの装着により、歯ぎしりのダメージから歯を守ることができるのはもちろんのこと、ナイトガードの傷痕やすり減り具合から実際に自分がどの程度歯ぎしりをしているのか、どの部分を強く食いしばっているのかなどを判別することが可能です。

 

歯ぎしりの治し方その3 エラボトックス注射を打つ

歯ぎしりが習慣化している人の場合、上下の歯を動かす筋肉である咬筋が発達してしまっている可能性が高いです。

奥歯を「イー」と噛みしめた際、耳と口角の間あたりがぼこっと膨らむかと思いますが、このいわゆるエラの部分が咬筋です。

食いしばりが習慣になってしまっている人はこの咬筋が無意識のうちに筋トレをしている状態になり、非常に強くて硬い筋肉になってしまっている可能性があります。

ご自身でエラを触ったときに「他の表情筋よりも凝り固まっているかも!?」と感じた際は、注意が必要です。

この咬筋を緩めてあげることができるのが、ボツリヌストキシンを注入するエラボトックス注射です。

エラ張りの症状が目に見えて改善するとともに、咬筋の発達をストップさせることで歯ぎしりの影響を最小限に抑えることが可能です。

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歯ぎしりの治し方その4 マウスピースの装着

歯ぎしりによって歯並びに影響が出てきてしまっている場合は、歯並びを矯正しながら歯ぎしりのダメージを軽減することができる、マウスピースの装着がオススメです。

当院では「インビザライン・システム」という、マウスピースを使用した歯列矯正を特にオススメしております。

透明で目立ちにくいポリウレタン製のマウスピースを、食事と歯磨きの時以外は常に装着することによって、食いしばりで歪んでしまった歯並びを矯正することができる上に、日中と就寝時の歯ぎしりのダメージから歯を守ることが可能です。

 

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歯ぎしりの原因とタイプを正しく理解して、歯ぎしりの治し方を検討しよう!

歯ぎしりの治し方を案内している歯科医師

「歯ぎしり」と総称される歯の噛みしめ習慣ですが、歯ぎしりをしてしまう原因や歯ぎしりによる歯や顔のゆがみなどの影響の表れ方は、人それぞれです。

また自覚症状がない場合が非常に多く、セルフケアで治すことが難しいのが歯ぎしりです。

「歯ぎしりを治したい!」とお考えの方や、「この顔のゆがみや身体の不調って、ひょっとして歯ぎしりが原因?」とお悩みの方は、共立美容外科までご相談ください。

歯科からの観点と美容医療の観点から、お客様一人ひとりにとって最適な歯ぎしりへのアプローチを提案させていただきます。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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