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公開日:2022年10月24日(月)
最終更新日:2023年10月27日(金)
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目次
「歯列矯正」とは、歯並びを整える治療です。
一昔前の日本では歯並びの美しさを重要視する人が少なく、「歯並びは矯正するのが当たり前」と考える欧米と比較すると、歯列矯正はなかなか普及しませんでした。
しかし近年では、徐々に歯列矯正を検討する方も増加し、矯正の方法も多様化しています。
とはいえ、「歯列矯正は専門用語が多くてよく分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、歯列矯正で行われることがある「バイトアップ」について解説します。
「バイトアップって何?」「バイトアップは辛いって本当?」などの疑問にもお答えしていきますので、歯列矯正をお考えの方や、歯列矯正の効果が出なくてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
歯列矯正は、出っ歯やすきっ歯、がちゃ歯といった歯並びのお悩みを改善するため、矯正装置を装着する治療のことです。
歯並びや噛み合わせの異常は「不正咬合」と呼ばれています。歯列矯正は、不正咬合を正常咬合に改善するための治療です。
歯列矯正は見た目の問題だけでなく、心身の健康の上でも非常に重要です。
美しく適度な間隔で並んだ歯であれば、歯磨きやオーラルケアも隅々までいきわたりやすく、虫歯や歯周病、口臭といった口腔内のトラブルを軽減することができます。
また、正しい噛み合わせで食べ物を咀嚼することで、食べ物を味わって食べることができる上に、消化もスムーズになる効果が期待できます。
さらに、歯並びを気にせず食事を楽しむことができたり、人前で笑うことにコンプレックスを感じなくなるなど、メンタル面にも良い影響を与えることがあるでしょう。
歯列矯正と聞くと、「子どものうちにやるものじゃないの?」「永久歯に生え変わったタイミングでないと効果がないのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。
子どもの歯列矯正では、生え変わりの時期や成長期などに合わせた最適なタイミングで治療を開始することで、より効果的に矯正治療を進めることが可能です。
一方、歯が生えそろっている大人の場合は、いつでも歯列矯正を始められます。
成人歯列矯正の方が成長期などの要因に左右されることなく計画的に治療を行うことができるため、「始めるタイミングと終えるタイミングが調整しやすくて快適」と考える方もいるでしょう。
歯が動く時の痛みや、装着する器具の違和感など、歯列矯正には多少のストレスがかかります。子どものうちに長期間器具を装着して痛みに耐えるよりも、ある程度状況を理解することができて、痛みにも耐性のある大人の方が歯列矯正に適しているとも考えられます。
いずれにせよ、大人になってから始めても歯列矯正の効果を実感することはできます。
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バイトアップという手法を用いるのは、歯列矯正の中でも「ワイヤー矯正」とよばれる矯正の施術です。
バイトアップの処置を用いることで、矯正に支障をきたしてしまう深い噛み合わせを防ぎ、矯正装置が不意に外れることのないように守ることができます。
ワイヤー治療は、これまで歯列矯正でもっとも効果的な治療とされてきました。
歯に器具を装着し、ワイヤーを通すことで歯並びを矯正する、おなじみの矯正方法です。
ワイヤー治療を行うときに歯に装着する、ワイヤーを通すための器具を「ブラケット」と呼びます。ブラケットは治療の間ずっと歯に直接装着したままにしておく必要があります。
このブラケットを守るための処置が、バイトアップです。
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不正咬合が原因で上下の歯の噛み合わせが深くなっている場合、歯ぎしりや咀嚼によってブラケットに歯が当たり、ズレたり外れてしまう可能性があります。
ブラケットが外れてしまうと歯列矯正の効果がなくなってしまうため、歯列矯正の期間中は上下の歯の嚙み合わせが深くなりすぎないよう調整する必要があります。
そこで、「レジン」と呼ばれる紫外線硬化樹脂を奥歯に使って高さを出し、奥歯の噛み合わせを意図的に高くすることで、上下の歯が噛み合わないように調整する手法が「バイトアップ」です。
バイトアップを施し、奥歯の高さだけを高くすることによって、深い噛み合わせは解消されます。
しかしながら、歯を閉じようとしても奥歯以外の歯は噛み合わない状態になっているため、常に「開咬」とよばれるような上下の歯に隙間がある状態になります。
この状態だと前歯でものを嚙み切ることが難しく、奥歯でしか咀嚼できません。特に麺類や葉物などは咀嚼しにくく、食事をストレスに思うこともあるでしょう。慣れてくると食事のコツもつかめるとはいえ、食事でのストレスを「非常に辛い」と感じる方が多いです。
ワイヤー治療は比較的スムーズに歯列矯正を行うことができる治療ですが、バイトアップが必要なほど噛み合わせが深い方はおよそ半年程度、奥歯が高い状態で過ごす必要があります。
バイトアップが必要と判断された際は、半年~1年間のスケジュールを確認しておくのがおすすめです。
従来はワイヤー治療の補佐として用いられることが多かったバイトアップですが、近年では歯ぎしりに対する治療を中心に、様々な場面で応用されています。
BUC(バイトアップキャップ)治療法は、歯ぎしりによってすり減ってしまった歯の高さを調整する治療法です。
噛み合わせが低くなってしまった部分にレジンで高さをだし、本来の歯の高さへと調整することによって、噛み合わせを改善します。
BUC治療法の場合はワイヤー矯正時のバイトアップとは異なり、歯の高さが正常に戻るため、辛さではなく快適さを感じることが多いでしょう。
また、歯がすり減って咀嚼できずにいたことで他の歯にかかってしまっていた負担や、噛み癖による顔やあごなどの歪みの改善も期待できます。
セラミック矯正は、数週間という短い期間で歯列矯正が可能です。
セラミック矯正では歯をほとんど削ることなく、既存の歯の上から本物と遜色ないセラミックのかぶせ物を施します。
このセラミック矯正を行う際、歯ぎしりによってあまりにも歯がすり減ってしまっている部分に対しては、バイトアップを行うことがあります。
セラミックを装着する前に歯の高さを本来の位置へと調整しておくことによって、セラミックを装着した後のトラブルを軽減できます。
セラミック矯正にあたって行うバイトアップにも不快感はほとんどありません。
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「どうしてもワイヤー矯正のバイトアップが不安」「短期間とはいえ、不自由な噛み合わせは耐えられそうにない」とお悩みの方には「マウスピース矯正」がおすすめです。
共立美容外科では、「インビザライン・システム」というマウスピース矯正を取り扱っています。一人ひとりの歯並びと口腔状況を確認した上で作成された、オーダーメイドのマウスピースを装着することで歯並びを改善できます。
透明で目立ちにくいマウスピースは食事のときには取り外すことができるため、バイトアップのような飲食時の不快感はありません。
また、歯磨きの際もマウスピースを取り外しできることから、バイトアップやブラケット、そしてワイヤーのお手入れが面倒なワイヤー矯正と比較すると、手軽さを感じる方が多いです。
しかし、マウスピース矯正の場合、ワイヤー矯正よりも矯正の期間が若干長くなってしまうというデメリットもあります。ご自身のスケジュールやライフプランに合わせた矯正プランを選択することが大切です。
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ワイヤー矯正で用いられることもあるバイトアップですが、必ずしも全員に必要な治療ではなく、期間も半年程度であることがほとんどです。
しかし、どうしてもバイトアップに不安が残る方や、出来るだけバイトアップを使わずに歯列矯正を行いたい方は、共立美容外科までお問い合わせください。
一人ひとりの噛み合わせの状態を確認し、本当にバイトアップが必要なのか、バイトアップを用いない歯列矯正は可能なのかについて詳しくご説明します。
また、美容外科を併設している共立美容外科では、歯科的観点からのご案内はもちろんのこと、あごの骨や筋肉の状態も確認した上で、最適と思われる治療をご提案することが可能です。
歯並びやフェイスラインのお悩みは、どうぞお気軽に共立美容外科にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
浪川 浩明(なみかわ ひろあき)
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
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