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 汗の量や臭いについて悩んでいる方も多いのでは？

ワキガや多汗症は、「常に臭いを気にしてしまう」「汗が目立って恥ずかしい」など精神的苦痛が強いですよね。

 

ワキガや多汗症を発症している日本人の割合は5～10％であり、約10人に1人が悩んでいる疾患のひとつです。さらに、これらの疾患は、個人の努力や体質改善での根治が難しく、何かしらの処置や治療が必要となるケースが少なくありません。

 

以前は手術治療や、定期的なボツリヌス製剤の注射が一般的な治療法でした。しかし、厚生労働省が2018年にワキガ・多汗症治療機器として「ミラドライ」を承認したことから、現在ワキガ・多汗症治療は、ミラドライ治療が主流になっています。

 

手術よりもはるかに侵襲の少ないミラドライ治療ですが、治療にあたってリスクや副作用は知っておきたいポイントですよね。

 

この記事では、ミラドライのリスクや安全性について触れ、生じる副作用を出現頻度別で解説します。

ミラドライ治療を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

 

ミラドライとは？

では、ミラドライとはどういった治療法なのでしょうか。

 

”ミラドライは皮膚を切ることなくわきが手術・多汗症治療を行えるマシンです。マイクロ(電磁)波エネルギーを利用して、汗腺(水分子)をターゲットとし、わきが・多汗症の原因であるアポクリン腺、エクリン腺の機能をなくしていきます。

失われた汗腺は再生しませんので手術同様、長期間の効果をもたらします。米国のFDAも取得しているマシンなので安心してお受けいただけます。”

 

共立美容外科HPより引用

https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/wakiga/miradry.php

 

 

 

ミラドライ治療のメリットとして、下記が挙げられます。

• ◇わきを切ることなくワキガや多汗症の治療が行える
• ◇治療直後から効果が実感でき、効果も半永久的
• ◇侵襲が少なく、施術時間は両わき約60分と短い
• ◇痛みが少ない
• ◇傷が残らない

 

ミラドライ治療は多数のメリットがあり、ワキガや多汗症治療の第一選択として考える方が増えています。

ある臨床研究では、

「被験者満足度アンケートにおいて、30 日目、3ヶ月目、6ヶ月目、12ヶ月目の全ての評価時で 89 %以上」

 

であるため、施術後の満足度が高くなっています。

※出典：独立行政法人医薬品医療機器総合機構

https://www.pmda.go.jp/medical_devices/2018/M20180611001/340679000_23000BZX00161000_J100_1.pdf

 

 

 

ミラドライの安全性は高い？リスクは？

 

 

ミラドライの治療における臨床試験の結果によると、副作用が出現した場合でも大半は1週間以内で回復することがわかっています。

また、臨床試験時に重症例もありましたが、完全に回復しています。原因も判明していることから、現在は安全に配慮した治療が可能となっています。

こういった試験結果からも、ミラドライの安全性は高く、最小限のリスクでワキガや多汗症を治療できるといえそうですね。

 

 

ミラドライ治療と手術治療の比較表

 

 

 

クリニック見極めるポイント4選

ミラドライの治療は、その治療自体はとても安全で効果の高い治療法です。

しかし、中にはミラドライの知識が浅く、仕組みをわからないままで施術を行っているクリニックも存在しています。

そんなクリニックのもとで治療を受けてしまったら、副作用だけでなく、ワキガや多汗症の再発にも繋がりやすくなります。

 

ここでは、クリニックを見極めるためのポイント4選をご紹介します。

 

(1) ミラドライ社認定医が在籍しているか

ミラドライを開発したミラドライ社。ミラドライの知識や正しい技術を習得した医師だけが認定医を名乗ることができます。

ミラドライ治療をより安全に行うために、ミラドライ認定医のいる病院やクリニックを選びましょう。

この画像は、共立美容外科にあるミラドライの認定医の認定証の画像です。

 

 

(2) カウンセリングをしっかり行っているか

カウンセリングでは、現在の症状のヒアリングから、今後の流れや効果、気をつけるべき点などの説明があります。

カウンセリングはミラドライ認定医が行うため、知識が豊富で、質問にもスムーズな回答が可能になります。

カウンセリングがない施設での治療は、不安が大きく、リスクが高いといえそうです。

 

 

 

(3) 副作用やリスクの説明があるか

カウンセリングでは、当然ながら副作用やリスクの説明があります。少なからず身体への侵襲がある治療であり、不安や心配への配慮も十分に行っているクリニックや病院は安心ですね。

 

 

(4) ミラドライ治療の十分な実績があるか

カウンセリングの際に、ミラドライ治療の実績を確認してみましょう。実績があることで、効果や副作用のデータやノウハウが蓄積されています。より疼痛の少ない治療や、迅速な副作用への対応が可能です。

 

共立美容外科では2012年よりミラドライの治療を行っています。この画像は、理事長の久次米が2012年当時、実際にミラドライを受けている画像になります。共立美容外科は10年以上ミラドライの治療を行っています。

 

 

 

 

 

ミラドライの副作用を出現頻度別に解説！

ミラドライ治療の副作用は軽度なものが多く、後遺症が残ることはほぼありません。

ほとんどの副作用は1週間程で消失し、重症なものでも半年〜1年で完治します。しかし、治療前にどんな副作用が起こるのか把握しておきたいですよね。

 

ここではミラドライの副作用を出現頻度別に解説していきます。

 

 

副作用を起こさないために気をつけるべきポイントとは？

副作用の出現を最小限に抑えるため、私たち患者側も下記のポイントに注意しましょう。

 

◇しっかり冷却を行う

◇湯船に浸かる、飲酒は2〜3日ほど避ける(半身浴もやめておく)

◇わきの脱毛は1～2ヶ月程度あけてから行う(皮膚への負担が強い)

◇激しい運動は1週間程度は行わない

 

万が一注意点を守れなかった場合は、速やかに担当医師へ相談しましょう。

 

起こりやすい副作用

 

吸引による軽度の赤み

機器の性質上、皮膚や照射部位を固定するために、照射部位を吸引しながら行います。

しっかり固定するために、一時的に赤みが出現することがあります。

 

凹凸を伴う腫れ

電磁波を照射するため、皮膚の表面に軽いやけどのような腫れが出現することがあります。

こちらも一時的な症状で、皮膚に跡が残ることはありません。

 

わきのつっぱり感

ミラドライ治療はわきのアポクリン汗腺という組織を破壊する治療法になります。

アポクリン汗腺を破壊すると、組織が固まります。

そのため少しつっぱり感を感じることがありますが、一時的です。

 

感覚が鈍くなる

一時的なものですが、わきの感覚が鈍くなることがあります。

つっぱり感と同様に、皮膚組織への損傷があるためです。

 

麻酔の注射痕・吸引による内出血

ミラドライ治療は麻酔の注射を行います。その際にあざのような内出血が出現することがあります。皮膚内部の出血は、吸収されると跡も残らず消失します。また、照射部位を固定する吸引による内出血も起こることがあります。

 

ひりひりとした痛み

腕を動かした際に「ピリっと痛み」や「ヒリヒリとした持続的な痛み」が生じることがあります。組織が動くことで、痛みを感じると考えられますが、こちらも一時的なものです。

 

わき毛の脱毛

照射により、わき毛が抜けることがあります。

こちらも一時的なものです。

 

稀に起こる副作用

 

腕や胴体のむくみ

同一姿勢や施術の影響で、腕や胴体(体幹)がむくむことがあります。

数週間で改善しますが、気になる場合でも無理にマッサージしようとせず、主治医に相談しましょう。

 

腕のしびれ

わきから肘上にかけて、しびれが出現することがあります。

しびれが持続する場合は、主治医に相談しましょう。

数週間〜半年程度で消失すると言われています。

共立美容外科の場合、３年間で１人いらっしゃるかどうかの割合になります。

 

照射部位以外の内出血

内出血が重力の影響で照射部位より下に出現することがあります。前述した内出血と同様に、一時的であり、数週間で消失します。
施術部位以外に出現するため、驚かれる方が多いですが、失敗や異常な症状ではありません。

 

ごく稀に起こる副作用

 

神経障害

脱力感や神経障害が発生した事例も数件あります。しかし後遺症はなく、半年以内に回復しています。ある症例では、対象者のBMIが18以下のやせ体型であったことにより、神経の位置が浅かったのではないかと考えられています。現在は機器のエネルギー量を調整することで、ほとんど発生していません。

共立美容外科の場合、３年間で１人いらっしゃるかどうかの割合になります。

 

熱傷

ミラドライは、機器自体に冷却機能がありますが、施術後もしばらく冷却を継続しなければなりません。体質や冷却不足から熱傷となってしまう症例もあります。

短期間で回復しますが、医師の指示通り冷却はしっかり行いましょう。

 

軽度の水ぶくれ

熱傷が進むことで水ぶくれが発生することがあります。こちらも塗り薬で回復しますが、水ぶくれが起きることはごく稀です。水ぶくれが生じた場合は、すぐに医師に相談しましょう。

わきの色素過剰

ごく稀にわきが茶色っぽくなる色素過剰が発生する場合もあります。しかし、色素沈着することなく消失する場合が多いです。

 

ミラドライを受けるなら実績も知識も豊富なクリニックへ

ミラドライ治療のリスクや副作用について解説しました。

この治療は安全性が高く、手術に比べると痛みや傷跡も軽度ですが、それでも処置を行うことに変わりはありません。リスクや大きな副作用を避けるためにも、実績あるクリニックでの治療をおすすめします。

ネット上の情報に惑わされず、しっかり調べて病院に話を聞きに行きましょう。

 

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