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公開日:2022年03月06日(日)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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目次
そもそもミラドライとはどのような治療法なのでしょうか。
ミラドライは、「ミラドライ」という医療機器を使用して行います。
マイクロ波を照射することで、汗腺を破壊し、汗の量や臭いを抑制する効果があります。
施術時間はカウンセリングも入れて両脇1時間半程度ととても短くて済み、体にメスを入れないことから、手術が不安な方も安心して受けることができます。
さらに、一回の施術でワキガと多汗症の両方に効果を発揮する、とても効果の高い治療法です。
ミラドライは、現時点では健康保険が使えない保険適用外の治療法です。
自費診療と聞くと、安全性や効果について不安を感じる方もいるかもしれませんね。
しかし、ミラドライは厚生労働省や米国FDA(厚生労働省と同等の機関)に認可されているため、安全性は高いと言えるでしょう。
高額な治療ですが、ミラドライの効果やメリットは多岐に渡り、その効果が半永久的に続くため、ミラドライを選択する方が増えています。
ワキガや多汗症の治療は他にもいくつか存在します。
ここでは、それぞれの治療法の費用や特徴について解説します。
剪除法と書いて「せんじょほう」と読みます。とは、わきを3~5センチほど切開し、汗腺を直接切除する治療法です。
ワキガ・多汗症治療の中で、保険適用で行うことの多い治療法です。
わきを切って行う手術であることから、侵襲が大きく、ワキガ・多汗症治療の中で最も長く安静をとる必要があります。
保険適用:40,000円~60,000円程度
自費:140,000円~400,000円程度
ミラドライとの大きな違いは、傷が残ってしまう点やダウンタイムが長いという点でしょう。
合併症や後遺症もミラドライではあまり聞かれません。
また、患者様の状態から保険適用外となる場合は、ミラドライよりも高額になることもあります。
ボトックス注射とは、ボツリヌス製剤を注射することで汗腺の活動を抑制し、汗の量や臭いを抑制する治療法です。
施術時間は20〜30分と短時間で終了します。この治療法は多汗症に関しては高い効果を発揮しますが、ワキガへの効果は薄い場合もあります。
保険適用:20,000円~30,000円程度※重度の原発性腋窩多汗症(えきかたかんしょう)の場合のみ保険適用。
自費:70,000円~90,000円程度
ボトックス注射は、その手軽さや費用面から選ばれる方もいますが、根本治療ではないため、長期的に見るとコストがかさんでしまいます。
また、ワキガへの効果が十分に発揮されないこともあるため、ミラドライと比べると、メリットが少ないといえそうです。
ビューホットは、多数の針をわきに刺し、その針から高周波を照射することにより、汗腺を破壊する治療法です。
施術時間は15〜20分と短時間で終了します。
ビューホットは針からの高周波で汗腺を破壊しますが、針が刺さっていない部分への効果は少ない場合もあります。
また、厚生労働省や米国FDAの認可が下りておらず、開発国である韓国でも専門機関の承認を得られていないため、安全性に対する疑問は残ります。
保険適用なし
自費:250,000円~300,000円程度
ビューホットとミラドライは、比較されやすい治療法ですが、多くの実績や研究があるミラドライと比べるとビューホットの効果や安全性は疑問点も多いです。
ミラドライと違い認定医制度も整っておらず、施術する医師の知識や技術を測りかねる点もリスクがあると言えるでしょう。
【コラム】ミラドライとビューホットの再発率などの違いを比較!▼
ミラドライは、専門技術や知識が必要である上に、機器や正規の医療材料を使用するなど安全性や良質な環境を整えているため、どうしても高額になってしまいます。
理由がわかっていても、つい低価格なクリニックに目が行ってしまいますよね。
ここでは、低単価での施術を謳うクリニックでの治療はリスクが高いと言われる理由を解説します。
低単価商品ばかりのクリニックでは、医療資源を使い回しや、使用期限切れの医療資材を使用するといった場合が少なくありません。
ミラドライは繊細な医療機器であり、定期メンテナンスは欠かせませんが、低単価を謳うクリニックでは、メンテナンスを受けていない可能性も否定できません。
ミラドライは照射エネルギーを個人に合わせてしっかり調整しなければならないため、機器の取り扱いは慎重に行う必要があります。
低価格での施術を行っているクリニックでは、医師の知識や技術不足も考えられます。
特に、ミラドライ公式認定医についての記述がない場合は、特に注意する必要があります。
実績や症例数が少ない場合や、技術審査を受けるレベルまで達していない可能性もあります。
また、低価格での施術のしわ寄せはスタッフに向かっているのかもしれません。
本来であれば、ミラドライについての勉強会や研修会を行うべきところですが、そもそもそういった学習の機会がないクリニックも多いです。
医師以外の医療スタッフにも、しっかり教育を行うことで、治療がスムーズに進むため、スタッフの知見のなさはリスクになるでしょう。
機材や治療環境を整えるには、ある程度の資金が必要になります。
しかし、低単価での施術を行っているクリニックの場合は、環境面に資金を投入できていないことも。
ミラドライは侵襲の少ない治療ではありますが、不衛生な環境下での施術は、不安が残りますよね。
低価格のクリニックの特徴として多いのが、アフターフォローがないことです。
治療を受けたら終わりではなく、むしろ治療後の付き合い方が大切ではないでしょうか。
初めての施術で、不安や心配が尽きない患者様へのアフターフォローは、美容医療には必要不可欠といっても過言ではないでしょう。
治療後の不安や悩みを話せる環境がないクリニックは、のちのちのリスクが高いかもしれません。
美容医療は、患者様の今後を左右する治療です。
だからこそ、医師が患者様の希望や悩みを聞き、丁寧な説明を行うことが重要なのです。
医療スタッフの中にも、ミラドライについての知識を持っている方がいるかもしれませんが、できれば施術を行う医師にカウンセリングを担当してほしいですよね。
医師以外のカウンセリングでは、質問に対する返答が曖昧で、納得のいく答えが得られない場合もあります。
納得できずに資料を受けてしまうと、治療後のトラブルに発展しかねません。納得のいくカウンセリングではない場合は、リスクの高いクリニックであると考えていいでしょう。
今回は、ミラドライと他の治療法の比較や、ミラドライの効果について解説しました。
ミラドライは、他の治療法と比べ、長期にわたる副作用や合併症のリスクが少なく、効果は半永久的に持続するという大きなメリットがあります。
しかし、最大の効果を得るためには、実績のあるクリニックでの施術が必須といえますね。
共立美容外科では、豊富な治療実績をもとに、より効果的なミラドライを日夜研究しています。
また、高額な治療だからこそ、丁寧なカウンセリングを行い、患者様の不安を解消できる環境を整えています。
ミラドライを検討している方は、一度カウンセリングを受け、自分に合ったクリニックを選びましょう。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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