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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

目の下の膨らみは脂肪が原因?取り方を美容外科医が解説

公開日:2022年02月13日(日)
最終更新日:2023年06月12日(月)

しわ・たるみ
目の下のふくらみを気にする女性
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

目の下にふくらみやたるみができて、「なんだか老けた…」と悩む方もいるでしょう。目のすぐ下にある涙袋は、パッチリとした目を印象づける部位です。しかし、その下にふくらみができるとたるんだように見えしまうため、老け顔の原因となってしまいます。
この記事では、目の下にふくらみができてしまう原因と取り方について紹介します。セルフケア方法や予防法についても説明しているので、目の下のふくらみに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目の下の膨らみ「影くま」とは?

目の下にふくらみがある女性

目の下の膨らみ(ふくらみ)は、「影くま」と呼ばれるくまの一種です。

影くまができてしまう原因には、下まぶた脂肪が大きく関係しています。
まずは目の下にふくらみがあるとき、まぶたがどのような状態になっているかを、まぶたの構造とともに理解していきましょう。

 

影くまは目の下と頬の境目に溝ができている状態

目の下のくまの溝

影くまは目の下がふくらむことで影ができ、くまのように見える状態です。

目の下がふくらむのは、眼球を支える靭帯の劣化による緩みや、眼球のクッションとなる「眼窩脂肪(がんかしぼう)」が多いことなどが原因で引き起こされます。
目の下にできるふくらみと溝の段差で影が濃くなってしまうため、メイクなどでなかなか隠しにくい点が大きな特徴です。

よく「目の下のたるみ」などと表現されることもありますが、このたるみは眼窩脂肪によって生じる影くまのことを指しています。

 

下まぶたの構造

目の下のふくらみの断面図

目の下がふくらむ原因を知るためにも、まず「下まぶた」の構造を理解しておきましょう。
眼球は、眼窩脂肪に包まれて頭蓋骨に収まっています。

眼窩脂肪がクッションとなって眼球を保護しており、さらに眼窩脂肪と眼球の間には眼球を持ち上げるロックウッド靭帯が存在していて、眼球が下に沈み込まないように支えています。
眼窩脂肪がもともと多い人やロックウッド靭帯が緩んでしまっている人は、脂肪が押し出されて浮き出てしまい、目の下のふくらみになってしまうのです。
目の下のふくらみが気になりだす理由にはさまざまなものがあります。

基本的には、この眼窩脂肪の多さとロックウッド靭帯の緩みが関係していると考えておきましょう。

 

 

目の下のふくらみの原因

目の下のふくらみを医師に相談する女性

以前は目の下のふくらみが気にならなかったものの、ある日を境に急にふくらみが気になりだした…という人もいるかもしれません。
そもそも、なぜ目の下のふくらみは突然できてしまうのでしょうか。ここでは、その原因を5つ紹介します。

1. 目の下の脂肪が押し出されている

先述したように、目の下のふくらみは眼窩脂肪という脂肪が浮き出ることで現れます。ロックウッド靭帯は加齢とともに緩みやすくなっていくので、年齢を重ねるごとに症状が進行することが多いです。
しかし、眼窩脂肪の量には個人差があり、ロックウッド靭帯の緩み方も人によって異なります。そのため、若年層でも目の下のふくらみが気になる人もいますし、年齢を重ねてもあまり気にならないという人もいます。

2. メーラーファットが痩せている

目の下のふくらみだけが影くまの原因かと言うと、実はそういうわけではありません。眼球を支える眼窩脂肪の下には「メーラーファット」と呼ばれる脂肪がついており、この脂肪が痩せたり垂れたりしている場合、眼窩脂肪と段差が生まれて影くまの原因になってしまいます。
メーラーファットは、体重減少や老化の影響のほか、先天的な要因が原因で痩せたり垂れたりしてしまいます。ここに眼窩脂肪の押し出しが加わることで、より強い影くまが発生してしまうのです。

3. 眼輪筋の衰え

眼輪筋とは、目の周りを覆っている筋肉のことです。眼輪筋は眼窩脂肪が前に出てこないように押し止める役割を持っているため、この筋肉が衰えることで眼窩脂肪が押し出されてしまい、目の下のふくらみが気になるようになってしまいます。
眼輪筋は、加齢とともに筋力が低下していきます。近年はコロナ禍でマスク生活や自粛生活が長引いているので、表情を動かすことが減ってより眼輪筋が衰えやすくなりました。
そのため、眼輪筋を意識的に使うトレーニングを行い、筋力が低下しないように対策することが大切なのです。

4. 皮膚のたるみ

目の下のふくらみは、皮膚のたるみも大きな要因です。
本来、肌は真皮と呼ばれる層に存在するコラーゲンやエラスチンなどといった組織によってハリを保っています。しかし、加齢や紫外線によって肌がダメージを受けてしまうと、コラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。その結果、肌がたるんで影くまがより目立つようになってしまうのです。
さらに、顔の皮膚とつながっている頭皮のたるみも目の下のふくらみに影響を与えます。頭皮がたるむと皮膚が下に押し下げられてしまい、目の下のふくらみが目立ちやすくなってしまいます。定期的に頭皮をほぐし、血行を促進してハリのある状態を維持することが大切です。

5. 涙袋が大きい

涙袋(涙堂)とは、下まぶたの目のフチに沿って存在している、眼輪筋が発達してできるふくらみのことです。ふくらみの大きさには個人差がありますが、涙袋があることでホルモンがあふれるような魅力的な表情に見えるため、「ホルモンタンク」と呼ばれることもあります。
この涙袋が大きく膨らんでいる人は、重力や加齢によって涙袋が下がりやすくなり、たるみができやすくなるため注意が必要です。目の下全体がたるんでしまうため、涙袋がある人はない人と比べてたるみの範囲が広くなり、より老け顔に見えやすくなってしまうことがあります。

 

 

目の下の膨らみの取り方

目の下のたるみを取る手術をしているところ

目の下のふくらみが気になりだしたら、美容クリニックで脂肪を取ったりたるみを取ったりすれば、素早く確実に症状を改善できます。
クリニックによって取り扱っている手術方法はさまざまですが、目の下のふくらみは以下の3つの方法で取ることが一般的です。ここでは、目の下のふくらみの取り方について詳しく紹介します。
一人ひとりのまぶたの状態やダウンタイムの希望で最適な方法は異なります。しっかりと医師と相談のうえ、自分にあった方法を選択することが肝心です。

 

 

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法は「けいけつまくだっしほう」と読みます。「切らない目の下のたるみ取り」とも呼ばれる手術方法です。

目の下のふくらみが軽度な人に向いており、傷口が見えない点が大きなメリットです。
手術をする際は、下まぶたの内側にある結膜と呼ばれる部分に小さな穴を開け、そこから眼窩脂肪を一部除去します。まぶたの内側に小さな穴を開けるので見た目への影響が少なく、ダウンタイム中の症状は、1週間ほどファンデーションで隠せる内出血や腫れが現れる程度です。それでいて、しっかりと半永久的な効果を得ることができます。
また、場合によっては経結膜脱脂法にプラスして脂肪注入を行うことも可能です。目の下にある眼窩脂肪を除去しつつ、痩せてしまったメーラーファットに自分の太ももの脂肪を注入することで、より自然に目の下のふくらみを改善できます。

 

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下眼瞼切開法

下眼瞼切開法は「かがんけんせっかいほう」と読みます。

下まぶたの内側にある結膜を少し切開し、目の下のふくらみの原因となっている眼窩脂肪と余分な皮膚を同時に除去する手術方法です。目の下のふくらみが重度の場合は、経結膜脱脂法ではなく下眼瞼切開法のほうが向いています。
しっかりと目の下のふくらみとたるみを除去できる手術方法ですが、切る手術であるため術後は1週間ほど腫れや内出血が生じます。ダウンタイム中はファンデーションで隠すことが難しいため、抵抗感を抱く人も少なくはありません。

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ハイフ

クリニックのなかには、ハイフで目の下のふくらみを改善する施術方法を取り扱っているところもあります。
ハイフとは、肌の土台であるAMAS層に高密度の超音波エネルギーをピンポイントで照射し、熱凝固させることで土台から引き締める施術方法です。肌が本来持つ再生能力を引き出してコラーゲンを増やす効果もあるため、肌の弾力アップやたるみの引き上げ効果が得られます。
目元のアンチエイジングに特化したハイフであれば、目の下であっても安全に照射することが可能です。目の下のふくらみを改善させるだけではなく、美肌再生効果やたるみ予防効果も得られます。
一切メスを入れずに超音波を照射するだけなので、腫れや痛み、ダウンタイムはほとんどありませんし、施術後すぐにメイクできます。
ただし、先述した施術方法と比べると効果を実感しにくいケースもあります。また、一般的にハイフの効果は6ヵ月~1年間程度なので、半永久的な効果を求める人には向いていません。

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目の下のふくらみ以外にも!注意したいくまの種類と取り方

目の下のクマの種類

目の下によくあるトラブルとしては、目の下のふくらみ以外にもさまざまなくまの症状が挙げられます。目の下のふくらみは「影くま」と呼ばれるものですが、実はほかに「赤くま(紫くま)」や「茶くま」、「青くま」というものが存在しています。
ここでは、目の下のふくらみとともに注意しておきたいくまの種類と取り方について見ていきましょう。

赤くま(紫くま)

赤くま(紫くま)は、目の下の皮膚が薄くなることで現れるくまのことです。頬の上部に指をあて、目の下の皮膚を上下に引っ張ったときに赤みが増すというときは、赤くまの可能性があります。
目の下には赤色~紫色をした眼輪筋があるため、下まぶたの皮膚が薄くなると筋肉の色が透けてしまい、赤くまとして目立つようになってしまうのです。
赤くまを完全に消すことは、残念ながら難しいです。ただし、脂肪を注入することで赤みが抑えられ、眼輪筋が透けにくくなることがあります。赤くまが気になる場合は、ぜひ脂肪注入を検討してみてください。

茶くま

茶くまとは、目の下の皮膚にメラニン色素が沈着して茶色く見えてしまうくまのことです。顔を上げたときに正面を向いているときとくまの状態が変わらない場合は、茶くまの可能性が高いです。
紫外線を浴びたり皮膚をこすって刺激したりすると、色素沈着が起こりやすくなります。また、皮膚炎などの炎症によってメラニンの生成が活性化されることもあります。
茶くまは、レーザー治療などでメラニン色素の排出を助け、紫外線対策で新しいメラニンの生成を抑えることが肝心です。

一定期間かつ定期的に治療を受けないと改善できないため、治療の負担が大きくなりやすい傾向にあります。

茶くまと影くまが混在している場合、経結膜脱脂法にプラスして脂肪注入を行うことで症状が改善するケースもあります。これは、目の下にハリが出て色素沈着が目立ちにくくなるためです。
場合によっては、レーザー治療以外でも症状を改善できることがあります。まずはクリニックを受診し、最適な取り方について相談してみることをおすすめします。

 

青くま

青くまは、血行不良や目の疲れ、寝不足などによって引き起こされるくまです。目尻や目の下を優しく引っ張り、青みが薄くなる場合は青くまの可能性が高いです。
目の下は皮膚が薄く、スマホを見過ぎたりパソコンで画面を見続けたりして目を酷使すると、静脈の血行が滞って欠陥の青い色が見えてしまいます。
青くまを取る方法には、成長因子という成分を注射し、老化した細胞を活性化させて若返らせる手法を取ることがあります。

 

目の下のふくらみやくまのセルフケア方法

鏡を見る女性

「目の下のふくらみやくまが気になるけれど、美容クリニックでに行くことには抵抗がある」という人もなかにはいるかもしれません。
目の下のふくらみやくまを自分で完全になくすことは難しいですが、セルフケアを取り入れることで、多少症状を改善できるケースがあります。ここでは、自宅でできる簡単なセルフケア方法を紹介します。

影くま(目の下のふくらみ)のケア方法

目の下のふくらみをセルフケアしたい場合は、眼窩脂肪を支える眼輪筋を鍛えることが有効です。眼輪筋を鍛えることで眼窩脂肪が押し出されている状態を改善することができ、目の下のふくらみが軽減されます。
簡単にできる眼輪筋エクササイズを3つ紹介しますので、ぜひ行ってみてください。

◎下まぶたを鍛えるエクササイズ

  1. 片目の上まぶたを人差し指で固定する
  2. 上まぶたを持ち上げるように力を入れて5秒キープする
  3. ゆっくりと下ろす
  4. 左右10回ずつ行う

 

◎眼輪筋全体を鍛えるエクササイズ

  1. 両目を軽く閉じる
  2. ゆっくりと目をぎゅっと閉じて5秒キープする
  3. 少しずつ目の力を抜く
  4. 眉を上げて目を一気に見開く
  5. 5秒キープして力を抜く
  6. 1~5の流れを10回行う

 

◎∞の字エクササイズ

  1. 額にシワが寄らないように目を見開き、顔を正面に向ける
  2. ∞の文字を描くように眼球をゆっくりと動かす
  3. 5回行ったら、反対周りで同様に5回行う

 

どれも1分程度で終わる簡単なエクササイズです。目の下のふくらみだけではなく、シワや目の開きの改善にも有効なので、ぜひ毎日意識して行ってみてください。

赤くまのケア方法

赤くまは目の下の皮膚が薄くなって眼輪筋が透けて見えてしまうことが原因で現れるため、皮膚が薄くなる習慣を避け、ハリを持たせる対策法が有効です。
スクラブ洗顔や角質ケアのやりすぎは、皮膚にダメージを与えて角質層を薄くしてしまうため、できる限り避けましょう。また、過度なマッサージも皮膚を薄くする一因となります。
赤くま対策には、肌に水分を与えてハリをもたせたりコラーゲンを補給する化粧品を使ったりして、皮膚の健康を維持することが有効です。赤くま をセルフケアするときは、とにかく刺激を与えないことと丁寧なスキンケアを意識してみてください。

茶くまのケア方法

色素沈着が原因の茶くまには、肌を保湿することと汚れを残さないこと、紫外線対策によりメラニンの生成を防ぐことが有効です。
とくに、十分な保湿は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートしてくれるため、非常に重要です。スキンケア用品は、保湿効果と美白効果の高いものを選ぶといいでしょう。また、メイクが肌に残ると色素沈着やくすみの原因となるため、メイク落としは丁寧に行いましょう。
いくらスキンケアを頑張っても、紫外線を浴びてしまえばメラニンの生成は防げません。紫外線は1年中降り注いでいますので、年間を通してUVケアを怠らないように注意しましょう。

青くまのケア方法

青くまは血行不良が原因で現れるくまなので、目の周りの血行を促進することで改善できます。目元を軽くマッサージしたり蒸しタオルで温めたりするだけでも、青くまは目立ちにくくなるでしょう。
青くまの改善におすすめのマッサージを3つ紹介します。

  • リンパマッサージ
    指で耳の前後を挟み、円を描くようにマッサージする
  • 四白ツボ押しマッサージ
    下まぶたの際から人差し指1本分下にある「四白」というツボを優しく押す
  • 鎖骨マッサージ
    こめかみから首、鎖骨を流すようにマッサージする
    また、体が冷えると欠陥が収縮して血流が悪くなるため注意しましょう。有酸素運動を取り入れると、全身の血行がよくなって冷えを改善できます。運動とともに半身浴や体を温める食べ物を取り入れるなど、積極的に体の冷えを改善することが青くま対策には効果的です。

目の下のふくらみを防ぐ方法

目の下のふくらみを予防をする女性

たとえ現在目の下のふくらみが目立っていなくても、年齢とともに少しずつ目立ち始めてしまう可能性はあります。目の下のふくらみは誰にでも現れる症状であるため、油断せずに早めに対策を始めることが肝心です。
最後に、目の下のふくらみを防ぐ方法について紹介します。
ただし、目の下のふくらみは多くの場合で脂肪が原因なので、外からの改善を行うことは難しいです。これから紹介するのは、あくまで目の下のふくらみを予防したり目立ちにくくしたりする効果しかないため、完全に改善できるわけではないことを理解しておきましょう。

眼輪筋や表情筋のトレーニングをする

目の下のふくらみを防ぎたいのであれば、眼輪筋のエクササイズは欠かせません。日頃から眼輪筋を鍛えていれば、目の下のふくらみは現れにくくなりますし、目立ちにくくなります。
また、顔全体の表情筋を鍛える顔ヨガもおすすめです。たるみの改善やフェイスラインの引き上げ、目元のたるみ解消に効果を発揮してくれ、顔全体をスッキリと若々しい印象にしてくれます。

化粧品やスキンケアで肌の調子を整える

化粧品やスキンケアで肌の調子を整えることも、目の下のふくらみには効果的です。
しっかりと保湿をしてコラーゲンなどの栄養を補給することで、肌にハリが生まれて目の下のふくらみが気になりづらくなるでしょう。高価な化粧品でなくても、保湿成分が含まれているものを使って仕上げに美容液やクリームを塗れば、目の周りの皮膚にしっかりと栄養を補給できます。
目の下のふくらみに悩んでいる人におすすめなのは、以下の成分が配合された化粧品です。
コラーゲン コラーゲンは、肌のハリや弾力のもとになる、私たちの体内に存在する成分です。20歳前後をピークに生成量が減ってしまい、紫外線でも破壊されてしまうため、スキンケアでしっかりと補給してあげましょう。
ビタミンCとレチノール ビタミンCとレチノールは、コラーゲンの吸収や生成を促す機能を持った成分です。コラーゲンと一緒に補給すると効果的なので、意識して取り入れてみましょう。
コエンザイムQ10 コエンザイムQ10は、肌にダメージを与えて老化を引き起こす活性酵素の働きを和らげる機能を持っています。コラーゲンのように年齢を重ねると減ってしまう成分なので、化粧品で補給しましょう。

もちろん、化粧品だけで目の下のふくらみを完全に防ぐことはできません。しかし、肌にハリを持たせることでふくらみを目立ちにくくすることは可能です。
近年は、目元専用にハリを与えることに特化した美容液も増えてきました。手の届きやすい価格で試せるものがたくさんあるので、デイリーケアとして取り入れてみるといいでしょう。

肌へのダメージを抑える

目の下のたるみを防ぎたいのであれば、肌へのダメージを抑えることが肝心です。
洗顔のときやスキンケアのとき、顔のマッサージなどをするときに強く皮膚をこすってしまうと、皮膚に負担がかかってたるみの原因となります。まぶたがたるむと目の下のふくらみが目立ちやすくなるほか、上瞼が重たく見えてしまうなどといったデメリットがあるため、注意が必要です。
一度ダメージを受けてたるんでしまったまぶたは、自力でもとに戻すことができません。手遅れになることがないよう、日頃から注意しながら洗顔やスキンケアを行うようにしてください。

紫外線対策をする

肌に重大なダメージを与える要因のひとつに、紫外線も挙げられます。私たちが普段浴びている紫外線は「UV-A(紫外線A波)」と「UV-B(紫外線B波)」の2種類で、それぞれが肌に悪影響を与えます。
UV-A(紫外線A波) 肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを引き起こします。窓ガラスを通過するため、室内や曇の日でも対策が必要です。
UV-B(紫外線B波) コラーゲンを破壊する酵素を増やし、シワやたるみを引き起こします。シミやそばかすの原因にもなります。

紫外線によって肌のハリが失われると、目の下のふくらみが目立ちやすくなってしまいます。紫外線は1年中降り注いでいて室内にも届くため、毎日しっかりと紫外線対策をすることが非常に大切なのです。

 

目の下のふくらみは適切な取り方で改善することが可能

目の下のたるみを取る手術をしているところ

目の下のふくらみは、眼球を包んでいる眼窩脂肪が多かったり、眼球を支えるロックウッド靭帯が緩んだりすることで発生してしまいます。ほかにも、眼輪筋の衰えや皮膚のたるみなど、さまざまな要因で目の下のふくらみは生じてしまうことがあります。
目の下のふくらみを自分で改善することは難しいですが、美容クリニックで手術を受けることで改善することが可能です。近年は切らない方法も増えてきているので、体にメスを入れることに抵抗がある人も、一度信頼できる先生に相談してみるといいでしょう。
ふくらみ以外にも、目の下にはさまざまな種類のくまが現れやすいものです。それぞれの症状の原因をしっかりと押さえ、適切な方法やセルフケアを行っていきましょう。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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