顎のたるみは老け見えの象徴!?原因や表れ方、解消方法をご紹介
最終更新日: 2022年05月14日 (土)
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「最近なんだか老けたような気がする……。」とお悩みの方。
はっきりと目に見えるトラブルが見当たらないのならば、もしかしたらあごがたるんだことによって老化して見えているのかもしれません。
あごがたるむとフェイスラインがゆるみ、ふとしたときに二重あごになったり、表情を変えた時にあごにしわが入ったりしてしまいます。
鏡を見るときは見慣れた角度から見ているため気が付かなくても、意外な場面で違和感を覚えるというケースも考えられるでしょう。
本記事ではそんなあごのたるみについて、たるんでしまう原因やたるみの表れ方、解消方法などについてご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、今の自分に必要な対策を検討してみてください。
あごのたるみが起きる原因
あごがたるんでしまう原因にはさまざまなものがあります。
代表的な原因は
- 脂肪の増加
- 慢性的なむくみ
- 筋肉や骨の衰え
- 肌の弾力性の低下
- 悪い姿勢
の5つです。
さらにはこれらの原因が発生したり進行したりする要素として、加齢による老化が関係しています。
一方で若い年代の方でも、生活習慣や生まれ持った体質によって、あごがたるんでしまうケースも。
それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。
脂肪の増加
あご周りに皮下脂肪が増えると、皮膚の厚みが増え、あごがたるんで見えてしまいます。
あごの周辺は顔の向きを変えたり首をひっこめたりすることによって、大きく動くパーツです。
脂肪がたくさん付いている場合、その空間が押し縮められることではみ出した部分がたるんだように見え、目立ってしまうケースもあるでしょう。
また「中年太り」という言葉があるように、人は年を取ると脂肪をため込みやすくなる傾向があります。
これは老化が進んだことによって代謝が悪くなり、日常生活で消費するカロリーが減少している状態です。
慢性的なむくみ
いつもむくんでいるという方も、あごのたるみには要注意です。
むくんでいるとたとえ細身の体形でも、あご周りがなぜかすっきりしないような見た目になってしまうことがあります。
むくみとはリンパの流れが滞り、体内に水分や老廃物が残ったままになっている状態のこと。
あごは関節の構造上リンパの流れが滞りやすいため、ほかのパーツよりもむくみが目立ちやすいです。
むくみを引き起こすものには加齢の他、塩分や糖分の過剰摂取、睡眠不足、運動不足などが挙げられます。
筋肉や骨の衰え
脂肪によるあごのたるみが目立っている場合、その下の組織では筋肉が固くなり骨のボリュームが減ってしまっていることが多いです。
表情筋が衰えたり舌の付け根にある筋肉が衰えたりすることで、顔の脂肪を支える力が弱まります。
あご下は、下あごの骨の下部から胸の上部にかけて広い範囲を占めている広頚筋(こうけいきん)や、舌骨につながっている口の中の底の部分を形成する顎舌骨筋(がくぜっこつきん)など、多くの筋肉があるパーツです。
これらの筋肉が老化や運動不足によって衰え、顔の脂肪を支える力が弱まります。
その他、筋肉のこりはリンパの流れを悪くするでしょう。
また骨は加齢によって縮みます。下あごが後退するという研究もあり、これらの変化が起きると組織の土台となる部分の面積が減ってしまうので、脂肪を支えきれなくなってしまいます。
肌の弾力性の低下
肌はいくつかの層に分かれており、それぞれ機能や性質が異なるものです。
肌の弾力は肌の深い層にある線維芽細胞(せんいがさいぼう)が作る、コラーゲンなどの整肌成分によって保たれています。
線維芽細胞は加齢とともに活動が減り、コラーゲンなどの生成量が少なくなっていくものです。これによって肌の弾力がなくなると、表面から皮下組織の脂肪を支える力が弱まるため、筋肉の衰えと同じく脂肪が下垂してたるみが発生してしまいます。
またコラーゲンは紫外線のダメージによっても減少。
紫外線を浴びることで体内に活性酸素が発生し、コラーゲンの繊維が壊されてしまいます。
悪い姿勢
姿勢の悪さも、あご周りをもたつかせる原因となります。
長時間首を前傾させてあごを前に突き出したような姿勢を続けていると、たるみ始めた脂肪がフェイスラインにたまっていくでしょう。
悪い姿勢が続くと首の前面のたるみや、口角のすぐ下のマリオネットラインなどが表れやすくなります。
おなかを前に突き出すような姿勢にも注意してください。
また歩き方や首を傾けるくせなどによる歪みは、あごの関節がずれて脂肪がたまりやすくなる原因の一つです。
あごのたるみにつながるサイン
あごのたるみは、初期のうちは正面から見たときに目立ちづらいため、いつのまにか変化が起こっているというケースも多いです。
暗転したスマートフォンの画面に映る自分の姿や、Web会議などでのビデオ通話中の自分の姿を見て、認識と違って老化して見えてしまっていることに驚く人も居るかもしれません。
下や横の方向から見たときの姿に違和感があるという方は、以下のポイントをチェックしてみてください。
あごと首の境目が分かりづらい
あごがたるむと、本来顔と首との間にある段差が少なくなり、境目部分がはっきりと見えなくなります。
フェイスラインがぼやけて広がったような印象になる他、限られた空間に脂肪が蓄積することで、皮膚に段ができてフェイスラインよりも目立つ二重あごになっているケースもあるでしょう。
慢性的な肩こりがある
肩こりをはじめ、首や頭回りの筋肉がこり固まってしまう状態が長く続く方は、あごがたるんできている可能性が。
肩がこると正しい姿勢を維持するのが難しくなるため、猫背や巻肩になっていきます。
この姿勢になると、人はバランスをとるために自然と首や頭を前に出してしまうので、気付かないうちに先述のようなあごがたるみやすい姿勢になっていることもあるでしょう。
最近よく聞く「ストレートネック」も、同じ仕組みで首が前に出ている状態です。
ストレートネックの場合背中は猫背ほどの曲線を描かないため、姿勢が悪くなっていること自体に気が付かないケースも考えられます。
スマートフォンやパソコンを長時間見続けていると、このような姿勢になりやすいです。
顔のバランスが下がる
顔の上下のパーツバランスやシルエットのバランスに変化が起きていたら、たるみの始まりかもしれません。
「昔となんだか印象が違う気がする」という方は、横顔や笑ったときの顔の状態をチェックしてみてください。
下ぶくれているように感じたり、表情を変えた時だけしわが寄ったりするようであれば、あごがたるんできているサインと思ってよいでしょう。
舌が上あごについていない
口内の普段舌を置いている場所が変化してきたら、あご周りの筋力低下を疑ってください。
通常であれば、口を閉じた状態の舌先は上あごにピッタリとくっついています。
これがキープしづらくなったり、下あご側に舌が寝そべったような状態になったりしている場合は、筋力が落ちている可能性が高いです。
日本語の発音は、舌周辺の筋肉をあまり使わなくてもよい傾向にあります。
そのため、意識しないうちに舌をあまり動かさないような話し方のくせがついてしまっている方もいるでしょう。
無表情でいる時間が長い
無表情でいる習慣がある方は、あまり使っていない表情筋が硬くなってしまい、衰えやすいと言えます。
また口を真一文字に結ぶようなくせや食いしばるくせは、口を閉じる際に使う筋肉に常に力が入っているような状態となるため、反対に口を開ける筋肉が衰えやすくなってしまうはずです。リンパの流れも悪くなります。
コロナ禍でマスクをつける時間が長いことや、テレワークの推進によって自宅から出ないことが増えている方は注意してください。
人と会う機会が減ったことで、無意識のうちに上記のようなくせがつき、あごのたるみを招いてしまう可能性があります。
年代別・あごのたるみの見え方
ここで、年代別に起こりやすいあごのたるみをご紹介します。
年齢が進むと一般的にはどんな変化が起き、見た目がどのようになるのか、気にしておくべきポイントをチェックしておきましょう。
30代
人は30代ごろから、さまざまな老化現象が起こり始めます。
中でも主立ったものは
- 骨吸収(こつきゅうしゅう)
- 筋萎縮(きんいしゅく)
- 脂肪再分布(しぼうさいぶんぷ)
- 脂肪減少
などです。
骨吸収では骨からカルシウムが放出され、老化が原因で新しい骨が形成されないまま、古い骨の組織が分解されることによる骨の減少を指します。
通常の新陳代謝であれば新しい骨を形成していたところ、代謝が落ちたことで一定量を保てなくなるのです。
これによって骨の量が減少し、脂肪を支える土台が減るためたるみにつながります。
筋萎縮とは筋肉が痩せて小さくなる現象です。
表情をあまり変えないなどのくせによって表情筋が衰え、支えをなくした脂肪が垂れ下がってたるみになります。
頬にあった脂肪が下に落ちてあご周りに集まると、頬部分の脂肪が減少してしまい、頬がこけてしまうケースも。
この状態が脂肪再分布です。脂肪の全体量が老化によって減り、余ってしまった皮膚がたるむこともあります。
30代はこれらの変化が起こり始め、たるみを認識する方が増えてくる年代です。
40代
30代で発生した骨吸収や筋萎縮などは、40代になると進行し、脂肪の落ち幅が広がってきます。
ほうれい線やゴルゴラインなどの静的で深いしわ、大きなしわに悩む方も増えてくるでしょう。
また更年期によって女性ホルモンのバランスが変化することで、コラーゲンの減少が進み、肌のハリ不足などが原因のたるみが増えやすくなります。
代謝が落ち、リンパが滞ってあご周辺にたまるため、むくみによるたるみも出やすくなるかもしれません。
40代はこれまで起きていた変化の範囲が拡大したり、たるみが常に見えるなどと症状が強まったりする年代と言えます。
50代~
50代以降は、たるみやすいパーツの症状が特に目立つように。
これまでのたるみがさらに進行し、顔全体に起きていたたるみが口回りに重点的に集まることで、フェイスラインが崩れるなどの症状が起こります。
顔の下半分にたるみが出ているように見え、ブルドックラインやマリオネットラインなどが気になるのもこの年代です。
若いころから蓄積された、姿勢のゆがみやむくみ、こりなどによって症状が多く出る方もいます。
首のたるみも目立ち始め、フェイスラインがさらにぼやけるなどの変化が起きるでしょう。
あごのたるみに効果的なケア
あごのたるみには、自分でできるケアがいくつかあります。上記でご紹介した原因によって重点的に行うべきことも変わるので、照らし合わせながら行うべきケアを検討してみてください。それぞれの詳細は以下の通りです。
ダイエット
脂肪の増加が原因であごがたるんでいる場合は、体重をコントロールして脂肪を減らすことで、たるみが改善するケースがあります。
日常生活を見直して、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにしましょう。
ダイエットに取り組む際は、体重を落とすペースに気を付けてください。
1カ月に5kgなどと急激に体重を減らしてしまうと、今度は伸びた皮膚だけが残り、余った部分としてたるんでしまう可能性があります。
ダイエットで減らす体重は3~4カ月かけて全体重の5%程度にとどめ、あくまでも健康的なペースで行うことが大切です。
またついてしまった脂肪が多く、痩せた後にどうしても余分な皮膚が気になるなどの場合は、美容整形をすることで解決できるかもしれません。
筋肉のトレーニング
表情筋は、市販の美顔器などを利用したり、意識して動かしたりすることで鍛えられます。
美顔器の種類は、電動式でマッサージ効果によりたるみを引き上げるように振動を与えるものや、手指の代わりにあごにフィットする形になっているものなどさまざまです。
筋肉を柔らかくして衰えを防止するだけでなく、老廃物を流して疲れやむくみを取る効果もあるでしょう。
筋肉を柔軟にするためには、口角を上げる、目や口を大きく開けるなどとパーツを動かすために使う筋肉を意識して、ストレッチすることをおすすめします。
通勤中や入浴中などに行うことで習慣化し、毎日コツコツと行えるようにすることが大切です。
保湿やリフトアップなどのスキンケア
たるみ自体を一般的な化粧品で引き上げることは、原則不可能です。なぜならば、化粧品は医薬品のような効果を持つことができず、限られた範囲の中で成分などを配合しなければならないため。
つまり化粧品の効果として働くのは、直接的にたるみを引き上げる力ではなく、うるおいやハリを保つことによって結果的にたるみを防ぐような力なのです。
日々進行する老化現象は化粧品で止めることはできないため、改善効果を実感しづらいケースもあるかもしれません。
一方で予防という意味では、うるおいやハリを保つ化粧品の効果が重要です。
肌が乾燥しないということは、ダメージが少なくなり、老化の進行を防いでいる状態になります。
また一部の化粧品には、承認を得ている効能効果ならば、広告表現をクリアした上で販売しても大丈夫という「薬用化粧品」というものもあり、たるみに効くものも販売されています。
目的に合った化粧品を使用することで、たるみが出るまでの年齢をできるだけ遅らせて、肌が引き締まった状態を保ちましょう。
姿勢の改善
姿勢を改善するために、スマートフォンやパソコンを見る際は前かがみにならないように注意しましょう。
画面を目線の高さまで上げる、置き型のモニターや椅子の高さを調節するなどの簡単な工夫で、すぐに改善できるはずです。
集中しているときでもきれいな姿勢が保てるようになれば、姿勢の悪さによるあごのたるみは目立たなくなっていく可能性があります。
同じ姿勢を続けないこと、大きく伸びをするなどストレッチや運動を適度に行うことも、重要です。足を組んだり片方の手でバッグを持ったりするくせのある方は、それをなくすことで、ゆがみの改善にもつながります。
あごのたるみ解消には美容整形もおすすめ!
セルフケアだけでは解消が難しいという方や、一気に改善したいという方には、美容整形もおすすめです。
共立美容外科の施術を例に、あごのたるみにアプローチする美容整形をいくつかご紹介します。
あごのたるみに対する美容整形は注射一本で手軽にできるものから、半永久的に効果を得られるものまでさまざまなものがあるので、一つずつ見ていきましょう。
脂肪吸引
ついてしまったあご下の脂肪には、脂肪吸引がおすすめです。
顔の一部を切り、そこへ直径1.4〜1.6mmの特殊な吸引棒を内部へ挿入して、動かしながら脂肪を吸引することでフェイスラインをすっきりさせます。
共立美容外科で行っている「共立式KB脂肪吸引」は、独自に開発した「KBシース」という傷跡保護器具を使用し、術後の傷跡が残りづらいよう配慮した施術です。
カニューレの種類も53個を使い分け、医師が自身の手で吸引量を確認しながら、斜めや横などから見てもきれいでなめらかなあご下になるように仕上げます。
脂肪吸引はパーツのボリュームに大きな変化を与えられる施術ですが、吸引した部分は元に戻りづらくなることを理解しておきましょう。
施術の効果が半永久的に続くのはよいですが、元に戻すには既存の脂肪細胞が減らされている状態から新たな脂肪細胞を育てなければならないため、簡単には戻せません。
吸引しすぎてしまうようなことがないよう、事前のカウンセリングなどで仕上がりイメージを聞いて、理想と異なる点がないかしっかりと確認しておいてください。
手術時間は約20分と短く、術後は施術箇所を2〜3日ほどテーピングで固定。
そこから2週間〜1カ月程度が過ぎると、脂肪が減ってすっきりして見えるようになるはずです。
ダウンタイム中には以下のようなデメリットが考えられます。
- 重い筋肉痛のような痛みが生じることがあります
- 施術箇所が腫れることがあります
- 内出血や軽い腫れ、むくみが続くことがあります
- 術後は虫刺され程の小さな傷ができます
筋肉痛や腫れは、通常テーピング期間中に収まってくるはずです。
またその他のトラブルも10日前後で徐々に引いていきます。傷跡が消えるまでには、数週間ほどかかる場合があります。
▼共立美容外科の顔の脂肪吸引の料金や施術についての詳細はこちら
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、注入した成分によって脂肪吸引よりも狭い範囲の脂肪を減らす施術です。
注射をするだけなので比較的手軽に受けられ、ダウンタイムもほとんどありません。
ただし効果は比較的緩やかで、一回の施術では一定量までしか脂肪を減らせないため、繰り返し受けることを前提として受けるケースも。
注入から2〜3日ほどで効果が現れ、1週間経つと追加の施術が可能になります。
ダウンタイム中の注意点は以下の通りです。
- 軽度の痛みや内出血、腫れが表れることがあります
- 施術箇所に独特の鈍痛を感じることがあります
- 施術箇所に触れたりこすったりすると、痛みが強くなるケースがあります
症状は通常1週間ほどで治まりますが、長引く場合はすぐに医師へ相談してください。
共立美容外科で使用しているのは、リンパ循環作用や肌の引き締め作用も期待できる、BNLSという脂肪溶解成分です。
▼共立美容外科のBNLS(脂肪溶解注射)の料金や施術の流れについての詳細はこちら
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフト(スレッドリフト)は顔に糸を入れて、糸に引っかからせた脂肪を引っ張るように引き上げる施術です。
こめかみ下付近から頬やあご付近にかけてのフェイスラインをすっきりとさせ、顔のたるみやしわなどを改善します。
コラーゲンが生成されてハリがよみがえる効果も得られるでしょう。
使用する糸には「溶ける糸」と「溶けない糸」があり、溶ける糸の方が主流です。
こめかみ下付近から挿入するため、術後はその部分に小さな傷跡ができます。
効果の持続期間は解けない糸の方が長い傾向があり、種類にもよりますが6カ月〜3年程度の期間持続するとされているものが一般的。
溶ける糸は一定期間が経つと体に吸収されます。
ダウンタイムは1週間ほどで、注意点は以下の通りです。
- 施術直後はズキズキと痛むことがあります
- 術後は傷口が赤くなります
- 内出血が起きることがあります
痛みは市販の鎮痛薬などで対処するようにしてください。また傷口の赤みは、髪型やメイクでカバーできる程度です。
共立美容外科で取り扱っている糸リフトの種類にはさまざまなものがあります。
▼共立美容外科の人気の糸リフトの料金や種類についての詳細はこちら
スーパー『ハイフ』プロ
ハイフ(HIFU)とはマシンによって肌に超音波を当てて、内部の組織へ熱を与え、組織を収縮させてたるみを引き上げる治療方法のこと。
スーパー『ハイフ』プロ(Super”HIFU” Pro)は共立美容外科のオリジナルハイフマシンです。
超音波を届ける肌の層を3パターン使い分けられ、中でも一番深いSMAS筋膜に届く4.5mmの深さへ照射できることで、より深い部分で原因が起きているたるみを改善できます。
その他の深さには真皮層にアプローチする1.5mm、皮下組織にアプローチする3.0mmがあり、ダブル照射・トリプル照射として深さを組み合わせることも可能です。
照射の形状は「Centerless System(センターレスシステム)」を採用しており、狙った場所に対して超音波がきれいな球体として集まるような仕組みになっています。
必要のないパーツにはみ出すことなく照射でき、やけどなどのリスクも下がるでしょう。
共立美容外科では、技術を持った医師がこのマシンを使用して、一人ひとりのたるみの状態を確認した上で適切な照射を行っていきます。
効果のピークは通常1〜2カ月後に表れ、その後の持続期間は半年間ほどとなるため、さらに継続させたい方は半年に1回程度のペースで繰り返すのがおすすめです。
ダウンタイムはほとんどないですが、まれなケースとして以下のような注意点があります。
- 赤みが出ることがあります
- 腫れ、むくみがでることがあります
赤みはメイクで隠すことができ、腫れやむくみが出た場合も1週間程度で引いていくでしょう。
もしも1カ月以上症状が続く場合などは、速やかに医師へ相談してください。
また術後の肌は敏感で乾燥しやすくなっているため、刺激しないように気を付け、紫外線対策を徹底してください。
▼共立美容外科の人気のスーパーハイフproの料金や施術方法についての詳細はこちら
ダブロ
ダブロは韓国のHironic社が発売したハイフマシンで、広範囲にエネルギーを分散させて照射するため、一般的なハイフマシンと比べて術中の痛みが少ないのが特長です。
取り扱っているクリニックも多く、名前を聞いたことがあるという方もいるかもしれません。
スーパー『ハイフ』プロと同じくSMAS筋膜にアプローチできるため、たるみに対しての効果も近い内容が表れます。
注意点としてはスーパー『ハイフ』プロと同様の赤みの他、アザを押したような痛みがあるかもしれませんが、これは1週間ほどで治まるものです。万が一長引く場合は医師へ相談してください。
▼共立美容外科の人気のダブロの料金や施術方法についての詳細はこちら
フェイスリフト手術
フェイスリフトは、顔の皮膚を縮めることで糸リフトと同様のリフトアップ効果を狙う施術です。
たるんだ皮膚を耳の上周辺へ向けて引っ張り上げた状態で、余った皮膚を切除します。
顔のたるみを大幅に改善でき、伸びてしまった筋肉も一緒に引き上げられるため、根本的な改善となるはずです。
たるみ治療の中では比較的大がかりな切開手術になりますが、その分長い期間、効果の持続が見込めます。
再び老化が進行してしまうことはあっても、引き上げたものが元に戻ってしまうということはないでしょう。
共立美容外科のフェイスリストは、
- 傷跡を目立ちづらくするよう、耳の形に沿って縫い目を作る
- 自然な仕上がりになるよう、引き上げる強さを調整する
などの点を工夫しています。
またフェイスリフトは切開手術のため、他の施術よりも長いダウンタイムがかかります。
- 術後4日間はテーピングによる持続圧迫を行います
- 術後1週間は痛みが強く出ことがあります
- 痛みが弱まった後、さらに週間程度は弱い痛みが続くことがあります
- 3カ月程度縫合部分に赤みが出ることがあります
痛みについては処方薬が出るので、それを飲んで解消します。
また赤みは3カ月を過ぎるとその後1年ほどで目立たなくなるはずです。
術後は2〜3回の検診があり、そこで医師が術後の経過を確認します。
ただし2週間を過ぎても痛みが引かない場合や他の違和感がある場合は、検診を待たずにすぐに医師へ相談しましょう。
▼共立美容外科の人気の切開フェイスリフト手術の料金や手術方法についての詳細はこちら
あごのたるみをケアして、すっきりとしたフェイスラインになりましょう
あごのたるみにはさまざまな種類があるため、すでにたるみが表れている方はまずその原因を見極めましょう。
まずは本記事でご紹介したたるみのサインや年代別の表れ方を参考にしてみてください。
原因がわかったら、それに合ったケアを行うことで、たるみの進行を遅らせることができるはず。
また予防としてケアすることも大切です。
あごのたるみを今すぐに解消したい方や、セルフケアでは効果が得られなかったという方には、美容整形もおすすめです。
さまざまな施術があるため、たるみの症状や原因に合わせて適切な施術を選ぶことを推奨します。
共立美容外科では、豊富な施術の中から一人ひとりに合わせたたるみ改善をご提案します。
他のパーツのお悩みと合わせて、総合的な治療も可能です。無料のカウンセリングも行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
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