PRP療法がクマに効果があるって本当?美容外科医が分かりやすく解説
最終更新日: 2022年10月22日 (土)

近年美容業界の中でも「再生医療」という言葉が注目を集めており、特にアンチエイジングなどに関しては従来の方法を遥かに凌ぐ効果が期待されています。
再生医療と聞くと「なんだか難しそう」「安全性は大丈夫なのかな」とご心配される方が多いのも現状であり、効果や治療方法をイメージしにくいために「なんとなく怖い」と感じてしまうのも仕方がありません。
しかし、効果や安全性だけでいうと、再生医療の技術を用いたアンチエイジングは積極的におすすめできる施術方法であり、メスを使用して物理的に行う美容整形よりも体への負担は軽いといえるでしょう。
とはいえ、「どんなことをするか分からない」から怖いですよね。
そこで今回は、再生医療の中でも特に人気のあるPRP療法について解説します。
PRP療法は「ご自身の細胞を使って細胞を活性化する」という技術であり、安全に施術を受けていただくことが可能です。
自分の細胞を取り出して、それを自分に戻すという施術であるため、下手をすれば薬剤を投与するよりも安全とも言えるでしょう。
PRP療法は、シワやほうれい線、目の下のクマやニキビ跡、妊娠線や肉割れなどにも効果がある施術方法です。
頑固な皮膚のトラブルにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
PRP療法とは?
そもそもPRP療法とはどの様な施術なのでしょうか?
PRP療法は、PRP皮膚再生療法、多血小板療法、ACRとも呼ばれる方法であるため、施術を受けられるクリニックや病院によって多少呼び方は変わります。
また、PRP皮膚再生療法をダーマペンと組み合わせて行う施術方法は、ハリウッドで「ヴァンパイアフェイシャル」と呼ばれている非常に人気の高い施術方法になります。
PRP療法では、「自然に」ほうれい線やクマを改善して、若々しい印象を作ることができるため、多くのセレブたちに愛用されています。
PRP療法はメスを使用した美容整形のように、施術前後で劇的な変化があるというものではありませんので、数ヶ月かけて「肌が再生していく」というイメージです。
だからこそ、「最近顔色がいい」と感じてもらえることはあっても、整形したとバレてしまう心配もありません。
PRP療法の施術方法は?
PRP皮膚再生療法は、ご自身の血液を採取し、専門の医療機械を使用することで、採取した血液の中から血小板のみを取り出し、その血小板を、気になるシワや、ニキビ跡、妊娠線、肉割れなどに注入し、皮膚の再生を促すことで、皮膚の悩みを治療するという施術方法です。
まずはリラックスしてベッドに寝ていただき、血液を採取します。
これは一般的な採血検査と同じように行いますので、病院や健康診断で受けていただく血液検査をイメージされると良いかと思います。
その後医療機器を使用して血液中から血小板を分離します。
その血小板を気になる部分に注射したり、ダーマーローラーやダーマペンという器具を使用して皮膚の中に投与していくことになります。
採血時や投与時に注射針を使用しますので、一般的な注射や採血のような痛みはありますが、それ以外には特に心配なされることはありません。
再生医療という言葉を聞くとなんだか恐ろしいような気もしますが、「自分の血液を採取して、それを薬剤として気になる部分に投与する」とお考えいただくとよいかと思います。
PRP療法は美容関連の技術だけではなく、歯科領域や整形外科領域の医療関連の技術としても使用されていますので、安全性は十分に確認されている治療であるといえます。
PRP療法が効果的な理由とは?
PRP療法は自身の血液中に含まれる血小板を主成分として気になる部分に注入することで、皮膚やコラーゲンの生成を促すという施術です。
実は血小板には、血を止める効果と傷を治す効果があります。
血小板の血を止める作用(止血作用)は非常に有名ですが、傷を治す修復作用はあまり知られていません。
しかし、血小板の傷を治す効果を応用することで、シワや、ニキビ跡、妊娠線、肉割れなど、様々な皮膚の悩みを治療することができるのです。
気になる部分に血小板を注入することで、皮膚のコラーゲン生成が活発になるため、時間をかけてゆっくりと皮膚が再生していきます。
治療効果が出るまでに数ヶ月かかるという特徴がありますが、この特徴によって「自然な変化」を実現できるというのがPRP療法の大きな強みです。
また、自身の細胞(血液)を使用していることから、アレルギー反応も少なく、安全性も高い施術方法であるといえます。
PRP療法の美容関連効果
ではここからは、より具体的にPRP療法の効果に関して紹介します。
先にも述べたように、PRP療法の効果の秘密は、血小板が持つ「傷を治す力」にあります。
血小板を皮膚の気になる部分に注入することで、人間が本来持っている自然治癒力や細胞の再生力を最大限に引き出すことが可能となり、ゆっくりと肌細胞が再生していきます。
この技術は再生医療を応用したものであるため、ヒアルロン酸を注入したり、ビタミンを注入するような、従来の美容整形施術とは大きく考え方が異なるものです。
不足している栄養素を外部から補うのではなく、自分自身がもっている再生能力や細胞そのものの力を最大限発揮できるようにサポートするというのがPRP療法の考え方です。
だからこそ、PRP療法の施術後には、時間を掛けて「肌細胞が自然に若返っていく」という効果が現れます。
PRP療法の美容関連効果一覧
では、実際にPRP療法がどのような悩み(トラブル)に使用されているのかを紹介します。
- 顔のシワ
- 額のシワ
- 目尻のシワ
- 目の下のくま
- ほうれい線
- 口元の小じわ
- 妊娠線
- 肉割れ
- ニキビ跡の凹み
- などなど
顔に現れるシワやほうれい線、目のクマだけではなく、妊娠線や肉割れなど、体に現れる皮膚のお悩みにも効果を発揮します。
また、従来であれば治療することが難しかった「ニキビ跡(クレーター)」にも効果が期待できます。
ビタミンなどの栄養素を補うだけではニキビ跡の凹凸を改善することはできませんが、皮膚の細胞そのものを活性化して再生させるという技術を使用することで、凹んでしまった皮膚にも効果が期待できるというのがPRP療法の強みです。
PRP療法のクマへの効果
PRP療法で目の下のクマが改善するメカニズムとしては、肌細胞そのものを活性化することで、クマを根本的に改善するというものです。
そもそもクマは、メラニン色素の沈着や血流傷害、脂肪の蓄積やたるみなどの要因が関係して出現します。
寝不足で一時的に血流が悪くなってクマが出現するということもありますが、多くの場合、年齢とともに皮膚そのものが老化して常時クマが出ている状態となってしまうのが原因です。
そのため、ヒアルロン酸注入などを行ったとしても効果は限定的であり、クマを根本的に解決するためには、肌細胞そのものを再生させるという方法が必要になります。
だからこそ、クマに対する施術としてPRP療法が注目されており、肌の細胞そのものを増殖してクマを根本から改善する効果が期待されています。
PRP療法のほうれい線への効果
また、PRP療法は、シワやたるみ、ほうれい線などに悩む方にもおすすめです。
血小板の成長因子が持つ組織修復能力によって、細胞を若返らせることにより、シワやほうれい線などを改善します。
時間をかけて徐々に効果が発現するので、周りに整形を気づかれることなく、自然と「若返った」印象を与える効果が期待できます。
PRP療法のニキビ跡への効果
PRP療法の細胞修復能力は非常に優れており、頑固なニキビ跡にも効果が期待できます。
赤みなどの色素が残っているニキビ跡はもちろん、クレーターのようになってしまったニキビ跡を修復する効果も期待できるため、様々な施術をおこなっても効果がなかったという人も、PRP療法を試して見る価値は十分あります。
PRP療法がおすすめの人
以上のようなことから、まとめると、次のような方にPRP療法がおすすめできると考えられます。
- シワが気になる
- クマが気になる
- たるみが気になる
- ニキビ跡が気になる
- ほうれい線が気になる
- 妊娠線が気になる
- 肉割れが気になる
- 肌のハリが気になる
- などなど
PRP療法の効果はいつから現れる?
今回はPRP療法に関して解説をしました。
数ある美容整形の中でも、PRP療法や再生医療は「なんだか不安」と感じる方が多いのが事実ですが、効果や安全性は他の施術を凌ぐ部分もあり、従来の施術と組み合わせることで、今までには不可能であったような効果すら期待ができる場合もあります。
PRP療法では、効果発現に3ヶ月程度要することがデメリットでもありメリットでもあります。
すぐに効果が現れるメスを使用する整形手術では、「明らかに整形をした」ということが分かってしまうため、他人にバレたくないという方には向きません。
一方、PRP療法は効果が徐々に現れるため、気がついたら若くなったというような自然な変化を感じることができます。
シワやたるみ、クマやニキビ跡など、様々なお悩みに対して使用できるため、PRP療法が気になるという方は、お気軽に共立美容外科までご相談ください。
相談のみも承っております。気になることは何でもお聞きください。
▼共立美容外科の人気のPRP療法の料金や種類についての詳細はこちら
▼共立美容外科の目の下のふくらみ取り、経結膜脱脂法の料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
