京都でボトックスを受けるならここに注意!失敗例もある?
最終更新日: 2022年05月29日 (日)
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ボトックスには失敗例もある?
ボトックスには、シワ改善、脇汗改善、エラ張り改善、ふくらはぎの緊張改善、肩こり改善の効果を期待でき、コンプレックスだけでなく、不調の改善にも役立つのです。
しかし、ボトックスは注射で薬剤を注入する治療であるため、知識量や経験が少ない医師が担当すると失敗することもあるのです。
それでは、ボトックスで起こり得る失敗例について見ていきましょう。
額のボトックスで不機嫌な表情に
額の筋肉は瞼を開く際に使われるため、額のボトックス注入量が多い、または注入する場所が間違っていた場合では額の筋肉がまったく動かなくなって、不機嫌そうな表情になることがあります。
これは、眉毛を押さえた状態で瞼を開こうとするとわかりますが、額の筋肉がまったく動かなければ眉毛も動かなくなり、無理に眉毛を引き上げようとすると眉間にシワが寄ってしまうために起こる現象です。
また、このような現象が起こると瞼を開きにくくなるという不調が起こることもあります。
額のシワがすっかりなくなったとしても、不機嫌な表情になったり瞼を開きにくくなったりしたのでは元も子もありません。
このように不機嫌な表情や瞼を開きにくくなる現象は、特に眉毛のすぐ上にボトックスを打った場合に起こりやすくなります。
目尻のボトックスで不自然な表情に
ボトックスは目尻のシワ改善にも対応できる治療ですが、この場合でも、注入量が多すぎたり適切な場所に打っていなかったりすると、目
尻周辺がまったく動かなくなって不自然な表情になります。
なお、目尻のシワは細かいちりめんジワと真皮層にまで到達した深いシワがありますが、深いシワの場合では、シワの溝を埋められるヒアルロン酸注入のほうが良い場合もあります。
ヒアルロン酸もまた、ボトックスと同様に注射1本で受けられる治療ですので、ボトックスが心配なら医師に相談をして、ヒアルロン酸での治療もあわせて検討してみると良いでしょう。
エラのボトックスで筋肉が凸凹に
筋肉の発達や緊張によるエラ張りにもボトックスが有効ですが、注入量が多すぎた場合では、筋肉の凸凹が表面から見えることがあります。
これは、ボトックスを適切な位置に注入しなかったことで起こる現象で、経験が少ない医師が治療を担当した場合に起こりやすいと考えられています。
また、ボトックスの注入量が左右で適切でなかった場合では、左右非対称になることもあります。
さらに、ボトックスが効きすぎると顎に力が入らず、ものを嚙みにくくなることもあるのです。
見た目の問題ならまだしも、ものを噛みにくくなった場合では健康上の問題が起こりやすくなるため、これだけは何としてでも避けたいところです。
眉間のボトックスで眉尻が上がってしまう
眉間のボトックス注入量が多すぎると、眉間がまったく動かなくなって、目を見開こうとするときに眉尻だけが上がってしまうケースが見受けられます。
つまり、不自然な表情になってしまうということですね。
ふくらはぎのボトックスで変化が見られない
顔のボトックスは、治療後およそ2~3日で効果を実感できますが、ふくらはぎの筋肉は大きいため、すぐには効果を実感できません。
また、効果が現れ始めるスビートについては個人差がありますが、およそ1カ月後あたりから効果が見え始めると考えておくと良いでしょう。
それでも効果を実感できなければ、ボトックスの注入量が少なかった可能性がありますので、再治療で対処する必要があるでしょう。
▼京都で人気のふくらはぎボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
肩のボトックスで腕が上がりにくくなった
筋肉の緊張で起こっている肩こりはボトックスで改善を目指せますが、注入量が多すぎた場合では周辺の筋肉にまで影響が及び、一時的に腕が上がりにくい状態になることがあります。
腕が上がりにくくなると仕事や家事に悪影響が及ぶ可能性がありますので、肩ボトックスを受けるなら、肩ボトックスの症例数が多い美容外科を選んで治療を受ける必要があるでしょう。
ボトックスで失敗したら?対処方法をご紹介
ボトックスで失敗したと感じた場合には、どのような方法で対処できるのでしょうか。
実は、ボトックスは一度注入すると修正が難しい治療のため、失敗したと感じても元の状態には戻せません。
こちらの章では、とりあえずの対処方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ボトックスの効果が薄れるまで待つ
ボトックスの効果はいつまでも続くわけではなくいつかは消失しますが、それは時間の経過とともにボトックスが体内に吸収されるからです。
また、ボトックスはある日突然消失するようなことはなく、治療1カ月後に数%減少、2カ月後にまた数%というように徐々に体内に吸収されていきます。
つまり、ボトックスが少しずつ体内に吸収する過程で、元の状態に戻っていくということです。
なお、ボトックスの体内吸収スピードは注入した部位や量によって異なりますが、顔に打ったボトックスなら、およそ4カ月~6カ月で吸収すると考えておくと良いでしょう。
ここで、「薬剤などでボトックスを溶かすことはできないのか」という疑問が生じるかもしれません。
しかし、ボトックスはシリコンなどの物質とは異なり、薬剤で溶かしたり手術で取り出したりすることはできません。
つまり、失敗したと感じたなら、ボトックスが体内に吸収するまで待つしか方法がないということなのです。
そして、無事に元の状態に戻ったら再治療を受けることになりますが、その際には、医師に前回どのような失敗があったのかを説明しておくことで、満足できる結果を得られるでしょう。
ふくらはぎの場合では再治療を受けてみる
ふくらはぎのボトックスはすぐに効果が現れないという話をしましたが、治療後1カ月、2カ月と時間が経過しても効果が現れない場合には、再治療を受けてみましょう。
それで効果を得られたのなら、初回のボトックス注入量が少なかったと判断できます。
ボトックスで失敗しないためは?対策方法をご紹介
ボトックスで失敗したと感じる大きな原因になるのは、ボトックスの注入量が多かった、もしくは少なかった、ボトックスを注入する場所が適切でなかったということです。
しかし、ボトックス治療後の生活習慣によっては、ご自身でボトックス失敗の原因をつくり出していることもあるのです。
治療部位の薬剤を広げてしまった
ボトックスを打つ場所に関わらず、治療を受けた場所はむやみに触らないよう注意しましう。
特にセルフでフェイシャルマッサージをする習慣がある方の場合では、ついいつものように額や目尻のマッサージを行ってしまうかもしれません。
しかし、このような行為はボトックスを広げてしまうため、額のボトックスが眉毛の上まで広がったことで不機嫌な表情になる可能性があるのです。
これは目尻でも同様で、目尻部分だけに注入したボトックスをこめかみや頬の上部にまで広げてしまうと、それによって不自然な表情になってしまうリスクが高まります。
ボトックス治療後には、最低でも24時間は患部に触らず、安静に過ごすことを心がけましょう。
入浴、サウナ、岩盤浴などで体を温めてしまった
ボトックスは熱に弱く、治療直後に体を温めてしまうと、ボトックスの元であるボツリヌストキシンという菌が影響を受けて、効果が弱まる可能性があります。
そのため、入浴やサウナ、岩盤浴といった体を温める行為も、治療後24時間は避けて過ごすことが大切です。
また、顔のボトックス治療後には、枕による圧迫にも十分に注意しましょう。
枕による圧迫もまた、ボトックスを広げる原因になります。
特に横向きになって寝てしまうと、目尻に注入したボトックスが広がってしまい、左右非対称になる可能性がありますので、十分に注意してくださいね。
ふくらはぎのボトックスはここに注意
ふくらはぎのボトックス後には、効果が現れるまで激しいスポーツをする、ハイヒールを履き続けるなどの行動は控えましょう。
これらを行うと、ふくらはぎの筋肉が刺激を受けて、ボトックスの効果が弱まるリスクが高まります。
普段からスポーツを起こっている方は、効果が現れるまでは控える、ハイヒールを履いている方はなるべくヒールから低い靴に切り替えるなどして、筋肉に刺激を与えないように注意しましょう。
経験豊富な医師による治療を受ける
上記でも触れましたが、ボトックスは注入量や注入場所の影響を受けやすい治療であるため、治療を受けるなら、できるだけ経験豊富な医師を選んで受けましょう。
この判断は少々難しいかもしれませんが、実際にカウンセリングを受けた際に、患部の状態をよく観察した上で、治療の方法や経過、仕上がりについてきちんと説明する医師なら、ひとまず信頼できると判断できます。
反対に、患部の状態をよく確認せずにすぐ治療を行おうとする医師は信頼できない可能性がありますので、治療は見合わせておいたほうが良いでしょう。
ボトックスのクリニック選びは慎重に
今回は、ボトックスの失敗例や、治療で失敗しないための対策についてご紹介してきました。
ボトックスはお手軽に受けられる治療だけに、「どこの美容外科でもいい」という考えをお持ちの方がいます。
しかし、ボトックスは注入量や打つ場所によって影響を受けやすい治療であるため、できるだけ経験豊富な医師に任せることが大切なのです。
また、経験豊富な医師による治療を受けたとして、患者さんご自身のちょっとした不注意でボトックスを広げてしまい、それが失敗につながる可能性もあるのです。
今回は、ボトックス治療後の注意点についてもご紹介してきましたので、京都ボトックスを受ける際の参考にしていただき、理想の仕上がりを目指してくださいね。
共立美容外科 京都院は四条烏丸にあります。専門医にカウンセリングは無料なので、ボトックスに興味があるかたは是非ご利用ください。
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~監修医師~
久次米 秋人(くじめ あきひと)
■認定医等
日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医
■略歴
1983年 金沢医科大学医学部 卒業
1983年 高知医科大整形外科入局
1989年 東京本院(品川)開院
2002年 本院を新宿に移転
2013年 銀座院院長就任
2018年 第107回日本美容外科学会 学会長就任
■主な加盟団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員