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公開日:2023年03月30日(木)
最終更新日:2023年05月31日(水)
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
ふと鏡を見た時に「ほうれい線が深くなったな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ほうれい線が深くなる理由はさまざまですが、多くの場合は加齢や乾燥が原因です。
ほうれい線は一度刻まれてしまうと自力での改善が難しく、いくら高保湿の化粧品を試しても改善されないという経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そこで注目したいのが、「PRP皮膚再生療法」です。
PRP皮膚再生療法はご自身の血液を利用し、根本的にほうれい線を改善する施術です。
本記事ではPRP皮膚再生療法がどのような治療なのかということから、他の施術との違い、PRP皮膚再生療法でほうれい線を解消するメリットまで解説します。
ほうれい線で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで参考になさってください。
「PRP皮膚再生療法」はご自身の血液を採取し、医療機器でその血液の中から血小板のみを取り出して、その血小板を気になるシワやニキビ跡、妊娠線などに注入し、改善する施術です。
共立美容外科のPRP皮膚再生療法で真皮に血小板を注入する方法は2つ。
注射による注入と、ダーマペンによる注入(ヴァンパイアフェイシャル)です。
注射の場合は単純に気になる部位に血小板を注入しますが、ダーマペンの場合は皮膚表面に血小板血漿(けっしょうばんけっしょう)をマッサージしながら塗り込んだ後に、ダーマペンによって血小板を注入します。
双方の効果の出方に劇的な差はありませんが、ダーマペンによる施術の方が、肌がより活性化しやすい傾向にあります。施術において切開は必要なく、比較的気軽に受けられるエイジングケアの方法として人気です。
施術後、注入部が2~3日腫れる場合がありますが、徐々に落ち着いてくるので心配はいりません。
制限事項なども特にないので、すぐに日常生活を送ることができます。
リスクに配慮して丁寧に施術を行いますが、ごく稀(まれ)にしこりができる場合があるので、気になった際はすぐにクリニックを受診してください。
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共立美容外科でのほうれい線へのPRP皮膚再生療法の流れをご説明します。
まずクレンジングを行い、施術室に移動します。
施術台に横になったら麻酔シールをほうれい線部分に張り、効果を待つ間に他の部分から採血を実施。
採取した血液を特殊な遠心分離機にかけて、赤血球と血漿層に分離させます。
シリンジから血小板が豊富に含まれる血漿層のみを抽出し、気になるほうれい線へ注射、もしくはダーマペンで注入して施術完了です。
麻酔シールを用いるので痛みはほとんど感じませんが、液体を注入されている感覚はあるかもしれません。痛みに弱いという方は、事前に医師にご相談ください。より痛みに配慮した施術をご提案します。
共立美容外科では、従来のPRPよりもさらにPRPが濃縮された「超高級スーパー濃縮PRPプラチナ」という施術も行っています。
注入するPRP濃度が濃いので、1回の施術で得られる効果が通常のPRP皮膚再生療法よりも高い傾向にあります。
「ほうれい線が深い……」という方は、「超高級スーパー濃縮PRPプラチナ」もぜひご検討ください。
カウンセリング時にご質問いただければ、通常のPRP皮膚再生療法との違いをより詳しくご説明します。
▼共立美容外科の人気のPRP療法の料金や種類についての詳細はこちら
皮膚はいくつもの層に分かれており、皮膚表面に近い順に角質層、顆粒層(かりゅうそう)、表皮、基底層、真皮、皮下組織に分かれています。
真皮にはその方がもともと持つコラーゲンが存在しますが、加齢などでコラーゲンが減少すると、真皮より上の層の組織を支えることができずにシワになってしまうのです。
PRP皮膚再生療法により血小板を真皮に注入すると、血小板が成長因子を放出し、細胞を活性化。コラーゲンが生成されます。
コラーゲンが生成されると真皮にハリが出るので、下から溝が持ち上がりシワが薄くなるという仕組みです。
PRP皮膚再生療法をはじめとした、美容に関する施術で気になるのが、「即効性はあるのか」や「効果の表れ方」でしょう。ここではそれぞれについて詳しく解説します。ご自身の理想に適しているか確認してみてください。
PRP皮膚再生療法はご自身の肌再生効果を促す施術です。
そのため即効性はなく、個人差もありますが再生が完了するまでには2カ月程度はかかります。
もし効果が薄いと感じて同じ部位に注入する場合は、前の施術から6カ月空ければ再施術が可能です。
他の部位であれば期間を空けることなく施術できます。
前述の通り、PRP皮膚再生療法の効果の表れ方は比較的ゆっくりで、再生が完了するまで約2カ月。その後、6カ月~1年程度の期間をかけて徐々に効果が表れてきます。
効果は約3~4年続くので、ご自身の納得度にもよりますが、頻繁な再施術をする必要はありません。
PRP皮膚再生療法は施術を受ける方の年齢や体調などによって効果に若干の差が出る場合もありますが、全く効果が出ないということは基本的にはないと言って良いでしょう。
「効果が出ない」といった口コミなどを目にして不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、口コミを書いた方が期待する効果とPRP皮膚再生療法の効果が最初からかみ合っていなかったということも考えられます。
例えば「シワをすぐになくしたい」という場合は、後述するヒアルロン酸注入などの方が合っているでしょう。
PRP皮膚再生療法はゆっくりと効果が表れるので、ニーズに合わなければ「効果が出ない」と感じてしまう場合もあります。
カウンセリングに力を入れていて、目的に合った施術を提案してくれるクリニックを選びましょう。
ほうれい線を解消できる施術には、PRP皮膚再生療法の他にも「ヒアルロン酸注入」や「ボトックス」などが存在します。
いずれも注入系の施術ですが、PRP皮膚再生療法とヒアルロン酸注入、ボトックスはどう違うのでしょうか。それぞれの違いについて確認してみましょう。
手軽なほうれい線解消施術の中に「ヒアルロン酸注入」という施術があります。
PRP皮膚再生療法はご自身の血小板を注入することによって皮膚再生能力を高め、ほうれい線を解消する施術です。
一方、ヒアルロン酸注入はヒアルロン酸製剤をほうれい線の下に注入し、製剤が注入された厚みで溝を盛り上がらせてほうれい線を解消します。
注入直後から効果を実感できる施術ではありますが、効果の持続期間が半年程度と短いので、術後の状態を維持したいのであれば再施術が必要になる点は留意しておきたいポイントです。
▼共立美容外科の人気のボリューマXCの料金や手術方法についての詳細はこちら
ボトックスとは、ボトックス製剤をほうれい線付近の表情筋に注射し、筋肉の動きを抑制することでほうれい線を出にくくする施術です。
表情の癖によってほうれい線が深く出てしまう方には効果的ですが、こちらも持続期間が3カ月~半年程度と短く、根本的なほうれい線の解消方法ではないことは覚えておいた方が良いでしょう。しかし、将来のことを考えたほうれい線の予防としては、適した施術と言えます。
▼共立美容外科で人気のボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
PRP皮膚再生療法は、ほうれい線以外にもさまざまなお肌の悩みを解消できます。
例えば毛穴の開きやシワ・たるみ・くぼみにも効果が期待できる施術です。
シワを改善する原理を利用して、妊娠線などを改善することもできます。
また頭皮の再生力を引き出すという意味で、薄毛の治療に用いられることもあります。
PRP皮膚再生療法は、美容に関するさまざまな悩みに対応できるのです。
対応箇所はクリニックによって異なることもあるので、「この悩みはPRP皮膚再生療法で改善できる?」という疑問がある方は、ぜひカウンセリングで医師に質問してみてください。
他の施術ではなくPRP皮膚再生療法でほうれい線を解消するメリットは複数あります。
まず、ご自身の血小板の成長因子によって根本的にほうれい線を解消することができる点です。
施術後に肌が徐々に若々しくなっていき、少しずつほうれい線が薄れていきます。
これは一時的に溝を盛り上げてほうれい線を解消するヒアルロン酸注入や、筋肉の動きを抑制してほうれい線を出にくくするボトックスにはない効果です。
もちろんヒアルロン酸注入やボトックスにもメリットは多くありますが、「自分の肌自体を元気にしてほうれい線を解消したい」という方にとっては、PRP皮膚再生療法の方が魅力的に感じるでしょう。
こうした施術が注射やダーマペンといった比較的手軽な方法でできてしまう点もメリットと言えます。
ほうれい線を解消する美容整形には、フェイスリフトなどの「効果は高いけれども大がかりな手術」も存在しますが、PRP皮膚再生療法であれば注入するだけで施術が完了します。
多くのメリットを有するPRP皮膚再生療法ですが、施術を受ける際に注意しておきたいポイントがあります。
「効果の出方に個人差がある」「施術を受けられない人もいる」「施術後は紫外線や乾燥に気を付ける必要がある」の3点です。
それぞれについて詳しく解説するので、施術前に確認し、後悔のないようにしましょう。
「全く効果が出ない人はいる?」の項目で「全く効果が出ないということは基本的にない」とご説明しました。
もちろんその通りなのですが、効果の出方にはどうしても個人差があります。
一般的にヒトの成長因子は、20代前半をピークに活性率が徐々に減少していくと考えられるため、年齢を重ねれば重ねるほど劇的な効果は得にくくなるのです。
しかしご自身の体質の範囲内で高い再生力を発揮するので、医師とよく相談の上で施術を検討してみてください。
誰もが施術を受けたくなるようなPRP皮膚再生療法ですが、中には施術を受けられない方もいます。
基本的には年齢や体質に関係なくすべての方が受けられる施術ではありますが、妊娠中・授乳中の方、悪性腫瘍の既往がある方、血液を固まりにくくする薬を服用している方などは受けられない可能性が高いので、事前のカウンセリングで必ず医師に相談してください。
施術後のダウンタイム中は、特に注入部へ刺激を与えないように気を付ける必要があります。
PRPを注入した箇所はデリケートな状態なので、紫外線や乾燥などの外部刺激に敏感です。
外出の際は日焼け止めをしっかり塗ったり、保湿を丁寧に行ったりすることが重要となるでしょう。
またクレンジングや洗顔の際にごしごしと擦ってしまうことも厳禁です。
色素沈着を起こしてしまう原因になるので、注入部に触れる際は「優しく、丁寧に」を心がけてください。
PRP皮膚再生療法でほうれい線に対する効果をしっかり得るためには、いくつかのポイントがあります。
具体的には「複数のクリニックでカウンセリングを受ける」「PRP皮膚再生療法の症例が多いクリニックを選ぶ」「アフターフォローの体制が整ったクリニックを選ぶ」の3つが挙げられます。
それぞれについて詳しく解説するので、施術を検討している方は参考になさってください。
PRP皮膚再生療法に限った話ではありませんが、美容に関する施術を受ける際は複数のクリニックでカウンセリングを受けるようにしましょう。
施術においてクリニックや医師との相性は重要です。ご自身がしっかり納得したクリニック・医師のもとで施術を受けなければ、不安を抱えたままでの施術になってしまうはずです。
カウンセリングではどれほどささいなことでも良いので、不安なことや疑問に思うことを医師に質問してみてください。
仮に機械的な返答しかしない医師がいたとすれば、その医師に施術を任せるのは不安が残ります。
しっかりと施術を受ける方に寄り添った対応をしてくれるクリニックや医師を選択し、施術の結果に納得できるようにしましょう。
PRP皮膚再生療法の症例が多いクリニックを選ぶことも重要です。
昨今ではクリニックのホームページ以外に、クリニックや医師のSNSに症例が掲載されていることもあります。
ホームページ上の症例だけでは、そのクリニックに依頼するかどうか判断するのに限界があることもしばしば。もしクリニックや医師がSNSを運営している場合は、そういったものもチェックするようにしましょう。
PRP皮膚再生療法の症例が多いということは、それだけ多くの悩みをPRP皮膚再生療法によって解決してきたということです。
特にほうれい線の症例はできるだけたくさんチェックし、症例数や効果に注目してクリニックを選びましょう。
アフターフォローの体制が整ったクリニックかどうかも確認しておきたいポイントです。
仮に施術を受けた後のダウンタイム中に思いもよらない副作用が起こった場合、すぐに診察を行い、適切な対処をしてくれるクリニックであるかどうかを事前に確認しておきましょう。
何かトラブルが起きた際に、「皮膚科を受診してください」と言われてその通りにしたとしても、受診先から施術を受けたクリニックでの対処を勧められるケースもあります。
たらい回し状態にならないよう、そして何よりもご自身が安心してほうれい線解消をかなえられるよう、気になるクリニックのアフターフォローの体制について、事前のカウンセリングでしっかりと医師に確認するようにしてください。
ほうれい線が深いと「老けている」「顔が疲れている」という印象を周囲に与えてしまうこともあり、抱えやすいコンプレックスの代表格と言えます。
どうにかしてほうれい線を消そうとして、保湿クリームを丁寧に塗ってみたり、マッサージをしてみたりといった努力をされている方も多いはずです。
しかしほうれい線を自力で完全に解消することは難しいので、なかなか効果が得られずにセルフケアを諦めたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時は、PRP皮膚再生療法を検討してみてください。
この施術は即効性はありませんが、時間をかけて徐々に細胞を活性化させ、ほうれい線を根本的に解消するものです。
「自分の肌自体を元気にさせたい」「肌を内側から活性化させてほうれい線を解消したい」という方のニーズにマッチした施術と言えます。
共立美容外科はこれまで、PRP皮膚再生療法によって多くのほうれい線悩みを解消してきました。
興味を持たれた方は、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。
LINEアプリを用いたオンライン診療なども行っているので、カウンセリングに行く時間がない方、ご時世柄外出を控えたい方などは、そちらも併せてご活用ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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