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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

産後に豊胸手術を受けても問題ない?さまざまな豊胸術のメリット・デメリットを解説

公開日:2022年01月19日(水)
最終更新日:2022年11月21日(月)

豊胸
産後に豊胸手術を受けても問題ない?
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妊娠をすると女性ホルモンのエストロゲンやプロラクチンが増え、乳腺が発達しバストが大きくなります。
乳房周りを循環する血液量やリンパ液が増加して母乳を作りだすのですが、産後、授乳を終えるとバストはもとの大きさに戻ってしまうことがほとんどです。
バストの大きさがもとに戻るのは仕方のないことですが、「産前と比べて胸が垂れてしまっている」と感じる方も多いのではないでしょうか。
授乳を終えた産後の胸は、とある理由で垂れやすくなってしまうのです。

そこで人気が上昇しているのが、バストアップを目的とした豊胸手術。
バストが垂れてしまったことをコンプレックスに感じ、産後に豊胸手術を受ける方が増えてきているのです。

今回は、産後はなぜバストが垂れてしまうのか、自分でできるケアはないのかなどに触れながら、産後に豊胸手術をしても問題ないのか、そもそも豊胸手術にはどういったものがあるのかなどについても詳しく解説していきます。

産後の垂れてしまったバストにお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

産後に胸が垂れてしまうのはなぜ?

産後、授乳を終えたバストが垂れてしまう原因は大きく2つあります。
まずは、女性ホルモンの分泌量の減少です。
妊娠・出産する際は、冒頭でも触れたようにエストロゲンやプロラクチンといった女性ホルモンが多く分泌されます。
これらのホルモンの分泌によって乳腺が発達し、それに伴いバストが大きくなるのですが、産後2カ月くらいから女性ホルモンの分泌量は減少しはじめ、断乳後にはもとの大きさに戻ってしまいます。
バストがもとの大きさに戻ったとしても、バストが大きくなることに伴い伸びた皮膚はもとには戻らないため、それによって張りのない垂れたバストになってしまうのです。

またクーパー靱帯の損傷も、産後バストが垂れてしまう原因とされています。
クーパー靱帯はバスト全体を支えるために胸部に張り巡らされているのですが、この靱帯は非常に傷つきやすく伸びやすいのです。
その上、一度傷ついてしまったり伸びてしまったりするともとに戻らないと言われているため、妊娠によって大きくなったバストの重力で伸びてしまったり、赤ちゃんに母乳を与える際に引っ張られてしまったりして、クーパー靱帯が傷つくとバストが垂れてしまいます。

産後はバストが垂れてしまいやすくなることが多く起こるため、産前のバストをキープすることが難しいのです。

産後の胸診断

それでは、ご自身のバストが今、どういった状況なのかを診断してみましょう。
乳頭と乳房の下部がどれほど離れてしまっているかを確認するだけで診断が可能です。

正常

正面から見た時に、バストの下の線から乳頭までが4cm~5cm以上あり、乳頭が少し上向きであったり、正面を向いたりしていれば「正常」といった判断となり、垂れているバストには分類されません。

A級乳房下垂

正面から見た時に、バストの下の線から乳頭までが1cm以内で、乳頭がやや下向きの場合、「A級乳房下垂」と判断されます。
それほど深刻なバストの下垂ではありませんが、「張りのあるバスト」とは言えません。

B級乳房下垂

正面から見た時に、バストの下の線よりも乳頭が1cm~3cmほど下がってしまっており、乳頭が下を向いている場合は、「B級乳房下垂」と判断されます。
こちらはやや深刻な下垂であり、垂れてしまっているのが一目瞭然の状態です。

C級乳房下垂

正面から見た時に、バストの下の線よりも乳頭が3cm以上下がってしまっており、バストの下の線が見えない状態である場合は、「C級乳房下垂」と判断されます。
この場合は乳頭が完全に下向きになってしまっており、たとえ実年齢が若かったとしても、バストだけが歳を取ってしまっているように見えてしまいます。
上でご紹介した下垂の中で、もっとも深刻な乳房下垂と言えるでしょう。

産後にできるバストケアとは?

産後は、「産後に胸が垂れてしまうのはなぜ?」の項目で解説した理由により、程度の差はあれバストの下垂は発生してしまうでしょう。
しかし、セルフケアをしっかり行うことにより、例えば重度の下垂を中度の下垂に食い止められる可能性はあります。
具体的には、以下のような点に気をつけてみてください。

自分に合ったブラジャーをつける

こちらは産後に限ったことではありませんが、ご自身に合ったブラジャーをつけるというのは、バストの形をなるべく美しく保つために必須の項目と言えます。
妊娠前・妊娠中・出産後・断乳後でバストの形は大きく変わるため、以前使っていたものをそのまま流用せず、その都度適切なサイズのブラジャーをつけるべきです。
その際は、マタニティ用のものも取り扱っている下着専門店でご自身に合ったブラジャーを提案してもらうのが良いでしょう。
また例えば、前回ブラジャーを購入したのが今回と同じく断乳後だったとしても、ブラジャーを購入する際は「前回のサイズと同じものを買えば良い」という姿勢ではなく、毎回必ずサイズを測ってもらうようにしてください。

ナイトブラで寝ている時も形を整える

産後のバストの形をなるべく崩さないためには、ブラジャーを日中着用しているだけでは不十分です。
就寝時も、ナイトブラを用いて形を整えるようにしましょう。
「ブラをすると窮屈で寝られない」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のナイトブラはアンダー部分が太めに作られており、窮屈さがかなり軽減されているものもあります。
横になった時にバストが横に流れてしまうのを防いでくれる、パッドが厚めのものを選ぶと良いでしょう。
ナイトブラを購入する際も、下着専門店でアドバイスをあおぎながら購入するのがおすすめです。

下を向く姿勢を長く続けない

また授乳中から気をつけてほしいこととして、「下を向く姿勢を長く続けない」ということが挙げられます。
産後は赤ちゃんへの授乳やおむつ交換などでただでさえ下を向く機会が増えてしまいますが、これらは子育てに欠かせないことですので、最低でもスマホを長時間見る行為などは控えてください。
首が前に倒れた姿勢を続けていると、大胸筋が衰え、バストの下垂につながってしまうからです。

バストアップの筋トレをする

バストアップのために、筋トレをすることもおすすめです。
いつでも手軽に実践できるものとしては、「合掌ポーズ」。両手を胸の前で合わせて、強く押し合うトレーニングです。
ポイントとしては、両手を押し合う際に肩に力を入れすぎないことと、胸を張った姿勢で行うこと。
胸の前で手を合わせたら肘を手首の高さまで上げ、両手で押し合いその状態を30秒~60秒キープしてください。
これを1セット10回、1日5セット程度行うようにしましょう。

産後の胸の下垂がどうしても気になる場合は豊胸手術という手も

とはいえ、セルフケアだけでは産後のバストの下垂を完全に改善することはほぼ不可能です。
時間をかけずに目に見えてわかる程度にバストアップしたい場合は、豊胸手術を受けるという手もあります。
豊胸手術であれば、手術を受けたその日から張りのあるバストが手に入る上、妊娠前よりも美しいバストになれる可能性もあるでしょう。

産後の豊胸手術に不安を抱く方も少なくないはずですが、実は産後に豊胸手術をしても何の問題もないと、多くのクリニックが提唱しています。
授乳中である場合は赤ちゃんに引っ張られるなど刺激を受ける機会が多いため、この時期にダウンタイムのある豊胸手術を受けることはできませんが、断乳後であれば豊胸手術を受けても問題ありません。

それどころか、授乳後にバストの皮膚が伸びてしまった分、その余白にバッグやヒアルロン酸などを注入しやすいため、豊胸手術に適している時期とも言えるのです。

豊胸手術の種類

豊胸手術の種類とメリット・デメリット

それでは、豊胸手術にはどういった種類のものがあるかを確認しておきましょう。
各々のメリット・デメリットにも触れるため、豊胸手術を受ける際の参考になさってください。

バッグ式豊胸術

バッグ式豊胸術は、もっとも古くからある豊胸手術で、生理食塩水やシリコンなどが入ったバッグをバストに挿入することで、バストに張りを出す方法です。
一般的にはバストの下や脇の下を切開し、そこからバッグを挿入しますが、全身麻酔を導入しているクリニックが多く、手術への恐怖心を和らげながら受けることができます。

メリット

バッグ式豊胸術のメリットは、長時間バストの形やサイズを維持できる点でしょう。
脇の下やバストの下を切開して挿入する以上、ほかの豊胸術よりは費用が高くなる傾向にありますが、体内に吸収されないバッグを挿入するため、長く手術後の形や大きさを保つことができるのです。
また大きさや形のバリエーションも多いため、その方のバストの状況にもよりますが、3カップ以上アップさせることもできます。

デメリット

デメリットとしては、体勢によって多少の不自然さが出てしまう場合がある点でしょう。
バッグを挿入すると、立っている時は問題ないのですが、横になった時にバストが自然な形に崩れないことも多いです。
そのため、横になっている時に限っては不自然さを感じやすくなってしまうこともあります。

共立美容外科のように、重力に逆らわない自然な動きをする「エルゴノミックス」というジェルを使用したバッグを取り扱っているクリニックでは、横になった時もバストが自然に見えるバッグ式豊胸術を受けることが可能です。

▼共立美容外科のバッグ式豊胸術についての詳細はこちら

ヒアルロン酸注入豊胸術

ヒアルロン酸注入豊胸術は、その名の通り、バストにヒアルロン酸を注入してバストの大きさや形を整える豊胸術です。
メスを使わずに注射のみで施術が完了するため、プチ豊胸としても人気が高い方法です。

メリット

ヒアルロン酸注入豊胸術のメリットは、施術時間が短く済むことです。
全身麻酔を必要とするバッグ式豊胸術とは異なり、一般的にヒアルロン酸注入豊胸術は局所麻酔で行います。
そのため、手術による体への負担も軽減されますし、メスを使わないため、麻酔が切れた後の痛みが軽いのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

しかし、ヒアルロン酸の場合は、時の経過とともに体内に吸収されてしまう点がデメリットです。
早ければ半年ほどでバストがもとの大きさに戻ってしまうため、バストの大きさや美しい形を維持するためには、繰り返しの施術が必要になります。
また基本的にこの施術では、1カップ程度のバストアップのみにとどまることを覚えておきましょう。

アクアフィリング豊胸術

アクアフィリング豊胸術とは、ヒアルロン酸注入豊胸術同様、注射による手軽な施術でナチュラルにバストアップを叶えてくれる、比較的新しい豊胸術です。
98%の水分と2%のポリアミドで構成されたフィラーを注入する施術で、最大2カップ程度のバストアップが可能になっています。

メリット

アクアフィリングのメリットは、一度の注入で効果が3年~5年持続する点でしょう。
また、98%が水分でできているため、非常に柔らかく、動きも自然です。
「自然でなおかつ効果を長持ちさせたい」とお考えの方の中には脂肪注入を検討される方もいらっしゃるかと思いますが、痩せ型で十分な脂肪が確保できず脂肪注入が難しい方には、アクアフィリングの豊胸術を提案するクリニックもあります。

デメリット

一見メリットの多いアクアフィリングですが、一部では「安全性が確立されていない」とも言われています。
注入後にしこりができてしまったり、感染症にかかってしまったりといった合併症の報告も多く上がっており、昨今では導入しているクリニックも減少傾向にあるのです。
また後ほど詳しく解説しますが、二人目、三人目の妊娠を希望する場合、アクアフィリング豊胸は避けたほうが良いと言えます。

脂肪注入豊胸術

脂肪注入豊胸術とは、ご自身の太ももやお腹などから余分な脂肪を吸引し、それをバストに注入する方法です。
アレルギーなどの拒否反応が起こらない他、仕上がりの自然さや柔らかさなどもメリットとして挙げられます。

メリット

脂肪注入の一番のメリットは、アレルギーなどといったリスクがないことでしょう。
バッグ挿入やヒアルロン酸注入、アクアフィリング注入など、体に異物を入れる方法とは異なり、ご自身の脂肪組織を注入するため、拒絶反応などが起こりません。
また注入した半分程度は体に吸収されてしまう可能性がありますが、残りの半分は生着するため、効果の半分は半永久的と言えます。
ちなみに脂肪注入豊胸術では、1~2カップのバストアップが可能です。

デメリット

デメリットとしては、体質にもよりますが注入した脂肪の余分な部分が石灰化する可能性があることが挙げられます。
すべての方にあてはまるわけではありませんが、しこりのようになってしまったり、凸凹ができてしまったりするケースもあるのです。

ただしコンデンスリッチなど、吸引した脂肪から不純物を除去したものを注入する場合は、脂肪細胞が老化しにくく、石灰化のリスクも低減します。

▼共立美容外科のコンデンスリッチ豊胸手術についての詳細はこちら

豊胸手術をする場合はどのくらいの大きさがベスト?

豊胸手術を受ける際には、「どのくらいバストアップしてもらうのがベストなんだろう?」という点を疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

どういった豊胸術を受けるかによって、またその方のバストの状態によってバストアップできる限界がありますが、バッグ式豊胸術の場合は、希望があれば3カップ~4カップ大きくすることも可能です。

ただし、自然かどうかという観点から判断をするのであれば、産後いくらバストが下垂してしまったとはいえ、2カップ程度のバストアップにとどめておいたほうが良いでしょう。

カウンセリングの際に、医師の推奨を聞いてみるのも良いかもしれません。
ご自身のバストの状態に合ったカップ数を提示してくれますし、ご自身の希望とうまく擦り合わせてくれるでしょう。

豊胸手術後にもう一人子供が欲しくなったら?

妊娠・授乳を経験し、垂れてしまったバストを豊胸で整えようとお考えの方は少なくないはずです。
しかし、そこで気になるのは「豊胸後にもう一人子供が欲しくなったら……?」ということかと思います。

バストにバッグやヒアルロン酸が入っている状態で授乳することに何か悪影響はないのでしょうか。

基本的に豊胸手術で母乳に悪影響はない

結論から言うと、バッグ式豊胸術・ヒアルロン酸注入豊胸術・脂肪注入豊胸術では、基本的に授乳や母乳への悪影響はありません。
母乳は乳腺で作られ乳管を通りますが、バッグでも、ヒアルロン酸でも、脂肪でも、豊胸手術では乳腺や乳管に触れない部分に挿入(注入)します。
豊胸手術の経験が豊富な医師が執刀を行い、乳腺組織の破壊や乳管の遮断をせず、乳腺や乳頭への神経や血管を切断することがなければ、母乳育児は問題なく行えます。

アクアフィリング豊胸の場合は母乳と一緒に出てくる可能性も

前述の通り、乳腺や乳管に触れないバッグ挿入・ヒアルロン酸注入・脂肪注入では、授乳に悪影響を与えることはほとんど考えられません。
しかし98%が水分である柔らかい充填剤であるアクアフィリング豊胸の場合、医師が正しく乳腺下に注入しても、術後に思いがけない場所にアクアフィリングが移動してしまう可能性があります。
これが乳腺に移動してしまうと炎症が起こってしまいますし、乳管まで広がると母乳にアクアフィリングが混入してしまうことが考えられるのです。

母乳の件以外にも、アクアフィリング豊胸では「生理食塩水で溶解できる」と説明されていたのにも関わらず溶解できず、除去が困難になってしまったという事例もあります。

上でも触れましたが、アクアフィリング豊胸術はまだ安全性が確立されていないものとして、受けるのを控えたほうが安心でしょう。

産後に豊胸手術をする際の注意点

ここまで、産後にバストが垂れてしまう原因や、さまざまな豊胸術のメリット・デメリットについて触れてきました。
仮にもう一人子供が欲しくなったとしても術式によっては安心と判断しても良いものがあることはおわかりいただけたかと思いますが、産後に豊胸手術をする際の注意点がいくつかあります。
具体的には以下で詳しく解説しているため、産後の豊胸手術を検討中の方はぜひ熟読をお願いいたします。

今後妊娠の可能性がある場合はアクアフィリング豊胸を避ける

つい先ほども解説しましたが、今後も妊娠の可能性がある場合は、アクアフィリング豊胸は避けたほうが安心でしょう。
アクアフィリングはヒアルロン酸と比べても非常に柔らかく、98%が水分であるため、注入した箇所でしっかりととどまるかと聞かれると、YESとは言い切れません。
上で説明したように、アクアフィリングの成分が乳腺や乳管に移動してしまう可能性もあるため、今後妊娠の可能性がゼロではないという方は、アクアフィリング以外の豊胸術を選択しましょう。

逆にストレスにならないかを熟考してから手術を受ける

垂れたバストを美しく整えるために受けた豊胸術であるはずですが、それが後々になって逆にストレスになってしまわないかも、熟考する必要があります。
例えばどんなに頑丈なバッグであっても極度の心配性な方は「バッグが破裂してしまわないか」といったように不安になってしまうこともあるでしょう。

昨今のバッグは、しっかりと寿命前に交換を行えば、破裂することはまずありません。
しかし人の心情ですから、カウンセリングでは納得したはずなのに、いざバッグを挿入してみたらそもそも「異物が入っている」といった状況を不安に感じたり、バッグの強固さを信頼できなくなってしまったりする可能性はないとは言い切れないでしょう。

自分は心配性だという自覚がある場合は、時間をかけて豊胸術を受けるか否かや、受ける術式を検討する必要があります。

ヒアルロン酸注入の効果を持続させたい場合は再施術が必要であることを理解しておく

ヒアルロン酸注入の場合は、術後から徐々に体内に吸収されていってしまいます。
この記事内でも解説しましたが、早ければ半年でバストがもとに戻ってしまう場合もあるのです。

そもそも持続率の高いバッグ式豊胸術や、半分程度は生着する脂肪注入を選択するという方法もありますが、さまざまな情報を加味した上でヒアルロン酸注入を選ぶ方もいらっしゃるでしょうから、この豊胸術を選択した場合にはバストに張りがなくなってきたタイミングで再度ヒアルロン酸を注入しなければいけないというランニングコストがかかることを頭に入れておいてください。

産後豊胸術を多く経験している医師に手術してもらう

また産後の豊胸術を多く経験している医師に手術をしてもらうことも、トラブル回避につながります。
産後の豊胸術の経験が多い医師は、産後の体、もしくはその方の体質的にどのような豊胸術が適切かを、本人の希望を加味しながらアドバイスをしてくれますし、二人目、三人目の可能性も考え、乳腺や乳管を傷つけない、細心の注意を払った手術をしてくれるはずです。
もちろん、経験のある医師であれば経産婦であってもそうでなくても丁寧な手術を行ってくれるはずですが、手術の失敗による授乳や母乳への影響を熟知している医師であればあるほど、産後の豊胸術を安心して任せられるでしょう。

産後の豊胸手術は問題なし。ただし選択する術式には注意が必要

今回は、産後の豊胸手術について総合的に触れてきました。
基本的に産後は豊胸に適している時期である上、選択する術式を間違わなければ、前向きに検討して良い手術と言えます。

しかし、中には今回ご紹介したように、母乳に悪影響を及ぼす可能性がある術式があることも覚えておかなければいけません。
今は二人目、三人目を考えていなくても、今後どういう方向に転ぶかはご自身でも想像がつかないことも多いはずです。
万が一、豊胸手術を行った後にもう一人子供が欲しくなった時のために、母乳に影響を及ぼさないとされている術式を選ぶことをおすすめします。

産後、安心できる豊胸手術を行うために、クリニック選びや医師選びは慎重に行いましょう。
相性の良いクリニックや、産後豊胸術に慣れている医師に巡り会えれば、よりポジティブに豊胸手術を受けられるのではないでしょうか。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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