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公開日:2022年05月29日(日)
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目次
垂れ乳とは、鎖骨を中心に乳頭を直線で結んだときに綺麗な正三角形にならず、二等辺三角形になる状態のことです。
一方で綺麗なバストは鎖骨の中心と左右のバストトップで、正三角形を描くことができる状態のこと。
垂れ乳は年齢を重ねることで誰でもなるものですが、生活習慣などによって若年層の方にも起こるのです。
今回は垂れ乳になる原因と改善方法などについてご紹介します。
冒頭でも触れたように、生活習慣などによって20代でも垂れ乳になることはあります。
垂れ乳の主な原因は、
の3つが挙げられます。
「自分は大丈夫」と思っていてももともとバストには自覚できないくらいの左右差などがあります。
しかし、見た目で明らかに左右の形や大きさに違いがわかる状態になっている場合は危険信号です。
ここでは垂れ乳になる原因についてご紹介します。
クーパーじん帯とは乳頭や大胸筋、皮膚とつながったコラーゲン線維の結合組織のことです。
バスト全体を包み込むような状態になっており、バスト内部の乳腺や脂肪を吊り上げるように支えています。
クーパーじん帯の働きによってツンと上を向いた綺麗なバストを保つことができるのです。
しかし、サイズの合わないブラジャーを着用したり、ノーブラで過ごしていたりする時間が長いとクーパーじん帯が伸びたり損傷したりしてしまうことも。
クーパーじん帯は一度損傷すると復元できない特徴があります。
運動習慣がなくデスクワーク中心の生活の場合、年齢に関係なくバストを支える大胸筋の筋力が低下している可能性があります。
大胸筋の筋力が低下すると、バストを支えきれなくなり垂れ乳になってしまうのです。
筋力が低下すると血行が悪くなるため、十分な栄養をバストに届けるのが難しくなってしまうことも。
このように、大胸筋の筋力の低下はバストにとって悪影響となってしまうのです。
皮膚のたるみの原因は、外的要因と内的要因の2つに大きく分けることができます。
まず外的原因として主に紫外線と乾燥が挙げられます。
紫外線の中でも波長が長いUV-Aは真皮にダメージを与え、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンといった物質を破壊してしまうのです。
また、乾燥も肌のターンオーバーを乱し、バリア機能の低下によってハリが失われる原因になります。
一方で内的要因として挙げられるのは、活性酵素です。
活性酵素は本来ウイルスや細菌から体を守る働きがありますが、体内に活性酵素がたまるとコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、皮膚がたるむ原因に。
これらはいずれもバストが垂れる原因にもなってしまうのです。
垂れ乳を予防する方法として、
3つが挙げられます。
いずれも簡単に取り組めるので、今日から生活に取り入れてみましょう。
背骨は「椎骨(ついこつ)」と呼ばれる小さな骨が並ぶようにして成り立っています。
正しい姿勢とは、体を横から見たときに背中から腰までS字カーブを描いている状態のこと。
しかし、パソコンやスマートフォンを長時間使うことが増えると、首が前に出て頸椎が直線になり、首や背骨に負担がかかりやすくなってしまうのです。
この状態になると、背骨が丸まって肩が落ち、下腹部が出たり、バストが垂れ乳になったりしやすくなります。
垂れ乳を予防するためには、正しい姿勢を常に意識する必要があります。
正しい姿勢をキープするためには、「頭頂部から吊り上げられているように、顎を引いて肩を落とし、胸を張る」ようにしましょう。
この姿勢に慣れてきたらお腹から胸にかけて内臓を持ち上げるようなイメージで腹部に力を入れてみてください。
これらを意識するだけでも姿勢の改善に有効です。
私たちが動くとバストは下方向だけではなく左右にも動きます。
ブラジャーの役割は動作によって流れてしまうバストを固定し、下垂からバストを守ること。
自分に合うサイズのブラジャーを着用することで、垂れ乳になってしまうのをある程度回避できる効果が期待できます。
自分に合うサイズのブラジャーを選ぶためには、自分のバストのサイズを把握することが大切に。
バストのサイズを測るときに必要になるのが、「トップバスト」と「アンダーバスト」の数値です。
トップバストとはバストの一番高い位置を通る周囲の長さのことで、アンダーバストとはバストの付け根のすぐ下を通る周囲の長さのこと。正しく測るために、床面と水平になるようにメジャーを使いましょう。
垂れ乳を予防するためには、寝ているときも油断できません。
睡眠時間は人生の3分の1を占めると言われるほど、とても長い時間です。
この時間のバストケアをおろそかにすると、垂れ乳につながってしまうことも。
うつぶせ寝は体や顔、バストが圧迫されやすく、歯並びや顔の輪郭のゆがみなどの原因になりやすいと言われています。
これらを避けるために、仰向けになるように寝ましょう。
そもそもバストは脂肪で構成されているため、垂れ乳になるとバストトップが下がって年齢は若くてもおばさん体型に見えてしまいます。
自宅で簡単に取り組める垂れ乳の予防方法として挙げられるのは、
3つです。
以下でそれぞれについて解説します。
主食・主菜・副菜・汁物をバランス良く取り入れ、偏りなく栄養素を摂取することが大切です。
大胸筋はバストの真下にあり、バスト全体を支える大切な筋肉です。
バストの中身は9割が脂肪、残りの1割が乳腺組織となっています。
そしてこれらは大胸筋の上に乗っている状態になっているため、大胸筋が衰えるとバスト全体が垂れさがってしまうのです。
大胸筋を鍛えることで垂れ乳を改善し、ピンと上を向いたバストにする効果が期待できます。
大胸筋を鍛える方法は以下の通りです。
ウォールプッシュアップはバストアップのみならず、二の腕の引き締め効果もあるトレーニングです。
壁があれば気軽にできるため、筋トレ初心者の方にもおすすめです。
1セット10〜15回、1日あたり3セットを目安に行うと良いでしょう。
手のひらの付け根に体重がかかるように意識し、お腹に力を入れるとさらに筋トレ効果を高められます。
両手を胸の前で合わせた合掌ポーズ。
大胸筋を寄せて引き上げることで、バストアップ効果が期待できるトレーニングです。
1セット10回、1日あたり3セットを目安に行うと良いでしょう。
このトレーニングを行うときは、猫背にならないように注意してください。
栄養バランスの取れた食生活を心がけることで、バストに限らず毎日健康に過ごす上で必要な栄養素を摂ることができます。
栄養バランスの取れた食事は、ご飯や麺類など穀類の「主食」、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のメインのおかず「主菜」、野菜、きのこ、海藻などの「副菜」、そして「汁物」を組み合わせた和定食が理想的です。
栄養バランスを整える上で意識したいのが「食卓の3色」。
3色とは、
を指します。
1日の必要摂取量を意識し、カロリーを摂取しすぎないように工夫しましょう。
1日に必要となるカロリーは人によって大きく異なるもの。
個人でカロリーを算出しようとすると複雑な計算式が必要になるため、インターネットの無料サイトなどを使って調べる方法がおすすめです。
バストケアマッサージを行うことでバスト周りの筋肉のコリをほぐし、垂れ乳を改善する効果が期待できます。
以下ではバストアップ・リフトアップになるマッサージ方法についてご紹介します。
1セット片側10回ずつ、1日3回行うと効果的です。
バストのハリを保っているバスト上部の皮膚を引き上げることで、垂れ乳の改善効果が期待できます。
お風呂上がりに行うときはマッサージクリームをつけることで指の滑りが良くなり、おすすめです。
1セット30回、1日3回行うと効果的です。手のひらを隙間なく肌につけて行うことがこのマッサージのポイントです。
前項で自宅で簡単に取り組める垂れ乳の対策方法についてご紹介しましたが、いずれも効果を実感できるまである程度の時間が必要であったり、そもそも効果を実感できない場合も。
美容外科手術は短期間で希望の形や大きさのバストを手に入れることが可能です。
垂れ乳を改善できる豊胸術として、
の3つが挙げられます。
それぞれの特長や手術内容について詳しく見ていきましょう。
バッグ式豊胸術とは、「人工乳腺バッグ」と呼ばれる豊胸バッグを挿入してサイズアップを図る豊胸手術のことです。
2カップ以上の大幅なサイズアップや体型に関係なく施術を受けられることから、豊胸手術の中でもメジャーなものとなっています。
使用する人工乳腺バッグは美容外科クリニックによって異なり、施術効果が半永久的なものや、10年に1回程度のスパンで取り替えが必要になるものなどさまざまです。
バッグ式豊胸術のダウンタイムは1、2週間程度で少しの刺激でもバストに痛みを感じやすくなったり、熱感があったりすることも。
いずれの症状も1、2週間程度で自然に落ち着くケースが多いですが、なかなか症状が治まらなかったり、症状がひどくなったりした場合は施術を受けた美容外科クリニックにすぐに連絡するようにしましょう。
人工乳腺バッグの挿入位置は希望するバストの形やもともとのバストの形によって異なり、「乳腺下」「胸筋下」「胸筋膜下」のいずれかになります。
それぞれの特徴についてまとめたものが以下の図です。
乳腺下 | 谷間を作りやすく、豊胸後の胸の動きが自然。もともとある程度の皮下脂肪がある方におすすめ |
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胸筋下 | バストに触れたときに人工乳腺バッグの感覚が少なく、滑らかな仕上がりが特長的もともと々皮下脂肪が少なく、やせ型の方におすすめ |
胸筋膜下 | 胸筋の動きによって人工乳腺バッグが変形するリスクが少ない。すべての体型の方におすすめ |
豊胸術でよく使われる人工乳腺バッグは「ラウンドタイプ」と「アナトミカルタイプ」の2つです。
まずラウンドタイプはおわん型になっている人工乳腺バッグのことで、体の動きに順応しやすく、横の動きになったときも不自然さがありません。
やせ型でバストが小さい方であっても、しっかりとサイズアップできるといったメリットがあります。
一方でアナトミカルタイプはしずく型になっている人工乳腺バッグのことで、横から見たときに下半分が大きくなっているバッグの形が特徴的。
バストの上部にボリュームが少ない場合、バストが垂れているように見えるため、もともとある程度の大きさのバストの方におすすめです。
共立美容外科では、表面がなだらかで特殊な形状になっている「メモリージェルバッグ」、医療用としても使用されている安全性の高い「生理食塩水バッグ」のほか、マシュマロのように柔らかい人工乳腺バッグ「モティバ エルゴノミックス」をご用意。
モティバとは日本の厚生労働省に当たるアメリカの食品医薬品局(Food and Drug Administration)から承認を受けた、安全性の高い医療用シリコンジェルです。
表面にシルク加工が施してあり、非常に滑らかな仕上がりになるのが特長的。
外部からの衝撃による破損を防ぐ6層加工になっているため、普段体を動かすことが多い方であっても安心です。
▼共立美容外科で人気のモティバの料金や手術方法についての詳細はこちら
ヒアルロン酸注射豊胸術とは、粒子が大きく周辺組織に吸収されにくい「低吸収ヒアルロン酸」を注射器でバストに注入する豊胸術のことです。
メスを使わないため、手術時間が15分程度と非常に短く、ダウンタイムもほぼないといったメリットがあります。
注入するヒアルロン酸の種類によって差はありますが、施術効果の持続期間は2〜3年程度が一般的です。
液体状のヒアルロン酸を使用するため、注入量や形を細かく調整できることもメリットの一つとして挙げられます。
そもそもヒアルロン酸とは私たちの体内にもともと存在する物質で、「循環作用」と「代謝」をサポートする役割があります。
強い粘り気や弾性を持ち、皮膚や筋肉、軟骨など体のさまざまな部位で細胞同士をつないでいるのです。
皮膚の「真皮」にはコラーゲンが網目状に存在しており、肌の土台を支えています。
ヒアルロン酸は網目状の隙間を埋めつくすように満たし、コラーゲンの弾力性を高めています。
ヒアルロン酸は非常に高い保湿力があり、ヒアルロン酸自体の質量の約600倍もの水分を蓄えることが可能です。
共立美容外科では、豊胸用のヒアルロン酸として
の3種類をご用意。
GANA HA bodyは柔らかさと持続期間に配慮して作られた豊胸用ヒアルロン酸で、粒子が非常に細かく力を入れなくても注入できるため、イメージ通りのバストを作りやすいと言われています。
体内の組織になじみやすいため、注入後は自然な見た目のバストになりやすいです。
HYA corp Body Contouring “MLF1”は安全性の高い非動物由来のヒアルロン酸で、効果の持続期間が2、3年と長いといった特長があります。
豊胸用のヒアルロン酸として開発されたため、注入後は非常に滑らかで自然な感触になるように設計されているのです。
ヒアルロン酸の分子牡牛をつなぐ材料に「架橋剤(かきょうざい)」と呼ばれる物質を使用しているため、分解されにくいヒアルロン酸の構造となっています。
アレルギー反応が起こりにくく、安全性が高いといった特長も。
そしてシンデレラ豊胸とは共立美容外科が柔らかさにこだわってブレンドした独自のヒアルロン酸です。
名前の由来は12時間で魔法が溶けるシンデレラのように、持続期間が短いこと。
シンデレラ豊胸の効果持続期間は半年〜1年程度になります。
シンデレラ豊胸でバストを大きくし、仕上がりに気に入ったら施術の効果が半永久的になるバッグ式豊胸手術やピュアグラフトを受ける方法もおすすめです。
共立美容外科のヒアルロン酸豊胸手術では、バストにヒアルロン酸を注入する際に先端が細く丸くなっている「カニューレ」と呼ばれるストロー状の医療機器を使用しています。
カニューレを使用することで、バストの血管や神経組織を傷つけてしまうリスクを低減することが可能に。
ヒアルロン酸は一か所に集中して注入するのではなく、注入後のバストの形をイメージしながら乳腺下にまんべんなく注入していきます。
▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら
ピュアグラフト豊胸術とは、太ももやウエスト周りなどからご自身の脂肪細胞を採取し、バストに注入する豊胸術のことです。
1〜2カップ程度のバストアップはもちろん、痩せたい箇所から脂肪細胞を吸引するため、一石二鳥の手術と言えます。
従来の脂肪挿入豊胸術では、バストに脂肪を注入する際に麻酔液や油液、水分、赤血球、白血球などバストに不必要な物質が混入するデメリットがありました。
ピュアグラフト豊胸術ではバストに脂肪細胞を注入する前に特殊なフィルターを通してこれらの不純物を除去することで、健常な脂肪細胞のみをバストに注入することが可能に。
純度の高い脂肪細胞をバストに注入することで、定着率が高く、しこりが発生しにくくなるのです。
施術1年後の脂肪定着率は約70%と言われています。
ピュアグラフト豊胸術で使用するフィルターは2層構造になっており、ろ過をする工程で脂肪細胞が外気に触れないよう衛生面に配慮した医療機器です。
共立美容外科ではアメリカのFDA(Food and Drug Administation)の認可やヨーロッパの安全基準である「CEマーク」を取得している安全性の高いフィルターを使用しています。
1つ目のフィルターでは健常な脂肪組織を残しつつ、脂肪吸引時に破壊された脂肪組織や、バスト注入後に炎症を起こす原因となる油液や血液、麻酔液を除去。
そして2枚目のフィルターでは排液を促し、最終的に純度の高い脂肪細胞のみを残す仕組みになっています。
脂肪吸引を行った箇所のダウンタイムは2カ月程度で、術後2~3週間程度は腫れや内出血が起こることがあります。
術後1週間ごろから吸引箇所に「拘縮」と呼ばれる症状が起こることがあるため、仕上がりを綺麗にするために2週間程度はガードルを着用して吸引箇所を圧迫すると良いでしょう。
拘縮とは脂肪がなくなった空間部分でダメージを回復しようと、体内に繊維質を作ることによって肌の表面が硬くなったり、引きつったりする状態のことです。
拘縮は通常の治癒反応であるため、1〜2カ月程度で自然に治ります。
共立美容外科のピュアグラフト豊胸術では、傷跡保護器具「KBシース」や、さまざまな部位の脂肪吸引に対応できる53種類のカニューレなど、独自開発した器具を使って手術を実施。
手術を担当する医師はいずれも解剖学を熟知しているため、血管や神経を傷つけることなく手術を行うことができます。
今回は垂れ乳の原因や改善方法についてご紹介しました。
垂れ乳は年齢によるものが原因と思われがちですが、日常生活での癖や運動、紫外線によるダメージなどさまざまな要因が重なり合って起こるものです。
垂れ乳を改善する方法として自宅で簡単に取り組めるものや、美容外科手術をご紹介しました。
中でも短期間で効果を感じられるものが美容外科手術による豊胸術です。
共立美容外科は1989年の開院以来、30年以上にわたって全国で美容医療を提供してきました。
医師や看護師が一人ひとりとのコミュニケーションを大切に、美容外科手術を行うことを信念としています。
そのため施術クオリティはもちろん、共立美容外科ではカウンセリングを重要視しているのです。
対面式カウンセリングに加え、LINEを活用したオンラインカウンセリングも実施。
仕事や家事が忙しく、カウンセリングのために来院するのが難しいという方であってもオンラインカウンセリングを活用することで、好きな場所からカウンセリングを受けられます。
垂れ乳にお悩みの方は共立美容外科の無料カウンセリングに申し込んでみてはいかがでしょうか。
▼共立美容外科で人気の豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
古賀 はる香(こが はるか)
日本形成外科学会専門医
略歴
主な加盟団体
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本手外科学会
日本マイクロサージェリー学会
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
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