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公開日:2022年03月02日(水)
最終更新日:2022年11月22日(火)
このコラムを読むのに必要な時間は約 9 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
脂肪注入豊胸のひとつである「セリューション豊胸」
実際他の脂肪注入豊胸手術とどう違うのかみなさん、ご存じですか?
今回はこの「セリューション豊胸」についてメリット・デメリットをご紹介するとともに
みなさんが気になっている疑問を解決していきたいと思います。
セリューション豊胸は、通常注入する自身の脂肪に加えて、自身の吸引した脂肪の中ら最新の機械を使用して「脂肪幹細胞」だけを取り出しともにバストに注入するという手術方法です。
脂肪幹細胞は脂肪や血管を作り出す作用があり、新しく生成された脂肪や血管から栄養を行き渡らせることで注入した脂肪細胞の生着率を最大限に引き出すことができるのです。
そのため「脂肪幹細胞注入法」と呼ばれることあります。
生着率は70~80%言われており、生着率にかなり個人差がある脂肪注入法の中ではトップクラスです。
「幹細胞」と言われると何か副作用みたいなものがあるんじゃないか。?触り心地が変わってしまうのでは。?と不安に思われる方もいるかもしれません。
しかし、自身の脂肪を使用して豊胸を行うことに変わりはありませんので、触り心地や見た目は自然ですし、体への拒否反応が見られず人気な脂肪注入法のひとつです。
セリューション豊胸にはメリットだけでなくデメリットも多く存在します。
メリット・デメリットをしっかりと知った上で手術方法を決める必要があります。
セリューション豊胸のメリット・デメリットをご紹介していきます。
先ほどもご説明したとおり「脂肪幹細胞」を加えてバストに注入することで従来の脂肪注入法よりもはるかに高い生着率を実現することができます。
クリニックの医師の技量や個人によって少し個人差は出ますがセリューション豊胸では一般的に70~80%の脂肪が生着すると言われています。
またその高い生着率をキープしたまま長期間バストアップが期待できることも忘れてはいけないメリットのひとつです。
生着率が高いセリューション豊胸ではバストアップ効果が従来の脂肪注入豊胸より北できるというメリットに加えて、痩せ身効果も期待できるというメリットもあります。
通常の脂肪注入法の場合、脂肪吸引を行う脂肪量は注入する脂肪の量に合わせて決められます。しかし、セリューション豊胸では注入る脂肪の他にか「脂肪幹細胞」を取り出すための脂肪も吸引する必要があります。
通常の脂肪注入法に比べると注入する脂肪量に対して吸引する脂肪量が多くなることが分かります。吸引する脂肪が多いため、その分、脂肪が多く痩せ身効果を期待したい。という方には大きなメリットになりますね。
脂肪注入法のリスクとして多く挙げられるのは「しこり」や「石灰化」です。
セリューション豊胸ではこれらのリスクを大幅に軽減することができます。
しこりや石灰化の原因は注入した脂肪がうまく生着せず死んでしまい固まりとなり体内に残ることで起こります。
しかしセリューション豊胸では幹細胞が血管を作り出し、脂肪細胞を良い環境で生着させてくれる働きをもつため、こういったリスクを最小限に減らすことができるのです。
最小限に減らすことができたとしてもリスクがなくなるわけではありません。あくまで少なくなると覚えておくことが重要です。
デメリットひとつめは手術時間の長さです。実はセリューション豊胸では手術時間が通常の脂肪注入豊胸の手術時間と比べると約3倍の長さと言われています。時間でいうと約6時間にも及びます。
手術時間が長くなってしまう原因として挙げられるのが「脂肪吸引の量が多い」「脂肪幹細胞を取り出す必要がある」ということです。
手術時間が長くなってしまうことで、脂肪の鮮度が落ちてしまう、また本人の身体に負担が大きくかかってしまうというデメリットがあります。
また、麻酔も一般的な豊胸手術よりも多く使用する場合が多く身体への負担が大きくなると言われています。
脂肪注入法は自身の脂肪を利用して豊胸を行うため拒否反応などがなく、体への負担が少ないと言われてきましたが、セリューション豊胸では手術時間の長さによるデメリットを知っておく必要があります。
セリューション豊胸では採取した脂肪のうち半分は脂肪幹細胞の抽出へと使用されます。
そのため、一般的な脂肪注入豊胸とセリューション豊胸で同じだけ脂肪を注入した場合、セリューション豊胸では脂肪吸引量は一般的な脂肪吸引注入豊の2倍必要になります。
脂肪幹細胞を抽出した脂肪はロスとなってしまいます。
多くの脂肪吸引をすることは、吸引後の皮膚の凹凸・痛みのリスクへと繋がりますし、なにより患者様ご本人の身体に大きく負担をかけることになってしまいます。
そもそも、かなりの脂肪吸引が必要な豊胸手術となるため必要な脂肪がない方(痩せ身の方)には手術を受けることができないという場合も十分にあります。
個人の体型によってできる人・できない人ででてきてしまい、誰にでもできるわけではないというのもデメリットのひとつですね。
セリューション豊胸の一般的な相場は150~180万円ほどだと言われています。
この価格は脂肪注入豊胸の中でも高価格であり、予算に合わない…という方も多くいます。
さらに、多くの脂肪吸引を行う必要があるセリューション豊胸では、より多くの脂肪を効率的に吸引するために吸引方法を変更したりするとさらに高額になってしまうというケースもあります。
脂肪幹細胞を取り出す際に最新機器が必要となるため、どうしても安くはない高額な手術費用になってしまうようです。
かなり画期的で有効な豊胸手術だと言われていますが、コスパという面からみるとあまりおすすめできない手術方法だと言えます。
メリットよりもデメリットの方が必ずしも大きい。というわけではありません。
セリューション豊胸のメリット・デメリットをおさらいすると次のようになります。
・生着率が高い
・バストアップに加えて痩せ身効果も期待できる
・リスクを軽減することができる
→バストアップ効果に対してのメリットが多い
【デメリット】
・手術時間が長い
・吸引する脂肪のロスが多い
・価格が高い
→コスパや体への負担によるデメリットが多い
やはり気になるのは体への負担が大きいというデメリットではないでしょうか。
豊胸は悪い所を治すための治療ではありません。あくまで、綺麗な体を手に入れるための手術です。健康な体があってこその美容手術です。
そのために、体へ負担の大きい手術方法を選んでほしくないという医師もいます。
共立美容外科もそのクリニックのひとつであり、セリューション豊胸の手術はおすすめしておりません。
続いては、セリューション豊胸への多く挙げられる質問に答えていきます。
コンデンスリッチ豊胸:自身の脂肪を抽出し、遠心分離機にかけ脂肪内の不純物などを精密に分離させ、健康な脂肪のみを残し胸に脂肪注入を行う脂肪注入法のひとつ。
セリューション豊胸:自身の脂肪から抽出した脂肪幹細胞を脂肪と一緒に胸に注入する脂肪注入法のひとつ。
どちらも脂肪注入豊胸の方法のひとつではありますが、脂肪の加工方法が異なります。
両者とも脂肪注入法の中では生着率が高く、人気な手術方法です。
痛みや内出血などが治まるまでには2~3週間。完全に胸が最終形態になるには3カ月ほどの時間が必要だと言われています。
しかし、セリューション豊胸では多くの脂肪吸引が必要になります。脂肪吸引の量が増えれば増える程ダウンタイムは悪化するので、多くの脂肪吸引を受けた人は注意が必要です。
・痩せ身効果がほしい
・術後のリスクをできるだけ軽減したい
・コスパは気にしない
セリューション豊胸でのメリットは痩せ身効果です。脂肪吸引を多く行うセリューション豊胸では一般的な脂肪注入豊胸手術に比べると痩せ身効果が期待できます。
そのため、痩せ身効果と豊胸どちらも一緒に効果を出したい。という方にはおすすめ手術方法です。
セリューション豊胸は危険。してはいけない。というわけではありません。もちろん、メリットも少なからずありますし、手術を推奨するクリニックもあります。
間違ってはいけないのはデメリットやリスクが必ずあるということです。
また同じ脂肪注入豊胸の方法として挙げられるコンデンスリッチやピュアグラフトがあります。
これらの内容をしっかりと把握し、どれだけメリットがありデメリットがあるのかを見極める必要があるということです。
自分自身で様々なクリニックで比較をし、後悔のない豊胸手術を目指すことが重要です。
セリューション豊胸での手術はメリットも多くあり画期的な豊胸方法のひとつです。
他の脂肪注入豊胸手術にもデメリットがあるように、もちろんセリューション豊胸にもいくつかのデメリットが存在します。
それらの内容をしっかりと理解したうえで、自分自身にあった手術方法がどんなものなのかを決めていく必要がありますね。
共立美容外科ではコンデンスリッチ豊胸や厚生労働省から承認されているピュアグラフトをお勧めしています。
コンデンスリッチ豊胸は共立美容外科では10年以上行っており、大きいトラブルは報告されていません。
「自分ではどの方法がいいのか分からない…」という方にはカウンセリングで専門医からのアドバイスを受けることをおすすめします。
是非一度カウンセリングに足を運んでみてくださいね。
▼コンデンスリッチ豊胸手術の料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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