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公開日:2023年07月20日(木)
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目次
女性であれば、バストの形や美しさは気になるものです。鏡で自分のバストを確認してハリがなく小さく見える、垂れていると感じる場合は、バージスラインが広い、またはぼやけている可能性があります。今回は、美しいバストを作るために押さえておきたいバージスラインの作り方について解説します。
バージスラインとは、バスト下部の輪郭部分のことです。ブラジャーのワイヤーが当たる部分を想像すると、分かりやすいのではないでしょうか。
バージスラインがくっきり目立っていると、ボディとバストの境界がはっきりするためシルエットが美しく見え、狭いバージスラインは胸を立体的に見せてくれるのでボリューム感もアップします。反対に、バージスラインがぼんやりしていると、バストが小さくハリがないように見えることがあります。
つまり、美しい形でボリュームがある胸に見せるにはバージスラインが重要なポイントとなるのです。
自身のバージスラインが狭いか広いかを知るには、それぞれの特徴を知る必要があります。バージスラインの狭い人、広い人の特徴を知れば、バージスラインがどのような状態かセルフチェックできるようになります。以下で、バージスラインのセルフチェックポイントとなる、狭い人、広い人の特徴をまとめました。
以下の特徴に当てはまる人は、バージスラインが狭いと判断できます。
このような特徴から、バージスラインが狭い人はブラジャーをつけると美しい谷間を作りやすく、立体的なバストといえます。これらの特徴は欧米人に多くみられ、日本人には少ないといわれます。
バージスラインが広い人の特徴は、狭い人とは正反対の特徴を持ちます。
バージスラインが広い人は、バストがなだらかなのでボリュームが少なく見えます。アンダーバストの幅も広いため、アンダーバストに合わせてブラジャーを選ぶとカップが余ってしまいやすい点も特徴です。
日本人は、胴が平たい「モンゴル体型」が多い傾向にあるため、欧米人と比較するとバージスラインが広い人が多いといわれます。元々持つ体型に加えて、以下に挙げる要素が加わると、バージスラインが広くなったりなくなったりする原因となってしまいます。
「クーパー線」と呼ばれることもあるクーパー靭帯とは、胸の乳腺や脂肪を支える役割を持つ靭帯です。コラーゲン繊維でできたクーパー靭帯は、激しい運動やノーブラの状態が続いた際に揺れや重力などの外部からの刺激を受けると、緩んで伸びたり切れたりすることがあります。その結果バストを支えられなくなるため、バストが垂れてバージスラインが広がる原因となってしまいます。
一度伸びてしまったクーパー靭帯は元に戻ることはなく、修復も困難です。
大胸筋は、前胸部にある扇形のような形の大きな筋肉です。日常生活ではあまり意識して動かさない筋肉なので、運動不足や加齢などの原因で衰えてしまいがちです。大胸筋にはバストを支える役目もあるので、大胸筋が衰えてしまうとバストを支えきれなくなり垂れてしまうことが、バージスラインが崩れやすくなる原因となります。
パソコンやスマートフォンを見る時間が増えると、いつのまにか姿勢が悪くなりがちです。猫背の状態で長時間過ごすこともあるでしょうが、猫背は胸が垂れた状態が続く姿勢です。また猫背で長時間過ごしていると血流が悪くなり、バストの発達に欠かせない栄養素などが届きにくくなってしまいます。
悪い姿勢を長時間続けることは、バストの形やハリを悪くさせて型崩れを起こすばかりか、大胸筋へも負担がかかり、バージスラインが広がってしまう可能性があります。
胸の脂肪が脇や背中に流れてしまうと、本来はバージスラインが狭く高さがあるバストでもバージスラインが広くなることがあります。これは、サイズの合わないブラジャーを着け続けていたり、ノーブラで過ごす時間が長かったりする際に起こるケースです。胸の脂肪は柔らかいため、小さすぎるブラジャーで押さえつけたりノーブラで過ごしていたりすると脂肪が流れてしまうのです。
胸は、90%以上が脂肪で構成されているといわれます。胸の脂肪が少ないということは当然バストサイズも小さく、ボディとの差があまりない状態なので、バージスラインが曖昧になるでしょう。
また、小胸の中にはノーブラで過ごす時間が長い方もいるかもしれませんが、これもバージスラインがなくなる理由の一つです。どんなにサイズが小さな胸でもブラジャーをつけなければ脂肪は流れてしまうため、余計にバージスラインが曖昧になってしまいます。
バージスラインが広い、またはぼんやりしている場合でも、生活習慣などに気を配りながら簡単なマッサージやトレーニングなどを行うことで、バージスラインを作ることが可能です。ここで、どのような方法を実践すればいいのかを詳しく解説します。
悪い姿勢を長時間続けると、血流が悪化したり胸の成長に影響する栄養素やホルモンが届きにくくなったりします。また体への負担がかかって骨格が歪んでしまう原因にもなり得ます。
バージスラインを作るには、まず姿勢から見直すことが大事です。座っているときはもちろん、歩いているときや立っているときも肩甲骨を寄せて背筋をまっすぐ伸ばすことを意識しましょう。頭頂部に付いた糸を真上へ伸ばされているイメージで、日頃から正しい姿勢を心掛けることがポイントです。
大胸筋はバストを支えている筋肉なので、大胸筋を鍛えることでバストアップ効果や血流改善効果が期待でき、結果としてバージスラインがくっきりとしてきます。大胸筋を鍛えるには、本格的なトレーニングではなくても十分可能です。そこで、自宅でも手軽に実践できる大胸筋を鍛えるエクササイズを2種類ご紹介します。
合掌のポーズは、その名の通り合掌のようなポーズで大胸筋を刺激するエクササイズです。以下の手順で行います。
比較的簡単にできるので、空き時間などを活用して行ってみましょう。
プッシュアップとは、いわゆる腕立て伏せのことです。一般的な腕立て伏せはキツいと感じる方も多いですが、膝付きプッシュアップであれば初心者でも実践しやすいでしょう。
こちらの動きに慣れてきたら、腕の幅を広げるとより強い負荷をかけられます。すぐに効果は出ないため、短くても2週間は継続しましょう。
自分のバストサイズに合っていないブラジャーは、脂肪が流れやすく、バージスラインが曖昧になってしまいます。また胸をしっかりと支えられなくなるため、ブラジャーを選ぶ際は必ず試着をして、サイズの合ったものを選びましょう。
ブラジャーのサイズは常に同じとは限らず、変動することが少なくありません。3カ月に1回は計測して、正しいサイズのブラジャーを選ぶのもポイントです。
ブラジャーにはワイヤー入りやノンワイヤーのほか、ブラジャー代わりのアイテムとしてカップ付きキャミソールなども市販されています。ノンワイヤーブラやカップ付きキャミソールを常用しているとバストの脂肪を流れやすくなるので、しっかりと補正してくれるワイヤー入りブラジャーがおすすめです。
正しいサイズのブラジャーを選んでいたとしても、正しく着用していなければ意味がありません。脇の下にカップとストラップの境目がくるようにするのが、正しいブラジャーの着用方法です。誤ってバストの上にブラジャーを着けてしまうと、バストが垂れてバージスラインがぼやける原因となってしまいます。きちんと正しい位置で着用するよう心掛けましょう。
就寝時にブラジャーを着けないという方は多いかもしれませんが、実は就寝時のノーブラはバストの脂肪が横に流れやすくなり、バージスラインを広げる原因となるためNGです。一般的な日中用のブラジャーは立った姿勢でバストを補正するよう作られているため、就寝時は夜専用に設計されたナイトブラの着用がおすすめです。
ナイトブラは横になった状態でもバスト全体を包み込んでホールドしてくれ、締めつけ感も抑えられているものを選びましょう。自身に合ったものを選べば、睡眠を邪魔することなくバストをサポートしてくれるはずです。商品によっては眠りを妨げない肌触りや吸湿性の良い生地を採用していたり、姿勢補正効果や形状記憶効果などを備えていたりするので、好みのものを探してみてください。
胸の周りをマッサージすることで血行を促進して、立体的なバストに導くのもおすすめです。乳房が立体的になれば、バージスラインが狭くなる効果を期待できます。マッサージは自宅でも行える簡単な方法なので、ぜひ実践してみましょう。
マッサージをする際は、マッサージクリームやマッサージオイルを併用しましょう。また、マッサージをするタイミングは血行が良いお風呂上がりがおすすめです。
バージスラインを作るには、胸に必要な栄養素を接種することも重要です。バストアップに良い栄養素を積極的に摂ることで、バージスラインができる可能性があります。バージスラインのために摂取したい栄養素は、以下に挙げる5種類です。
ボロンとは、日本語で「ホウ素」という栄養素です。ボロンにはバストアップに関わる女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量を増やしたり、血液中のエストロゲン濃度を高めたりする効果が期待できます。
ボロンは、以下の食品に多く含まれています。
なおボロンは熱や酸化に弱い性質があるため、これらの食品から摂取する場合はできるだけ加熱せずに生の状態で食べましょう。
大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きを持つ栄養素なので、摂取することでバストアップが望めます。大豆イソフラボンはその名の通り、以下のような大豆加工食品に多く含まれています。
これらは日本の食卓でごく一般的に使われる食材が多いので、大豆イソフラボンは普段の食事にも取り入れやすい栄養素です。なお、大豆イソフラボンの摂取量の上限は基本的にありませんが、食品安全委員会において1日あたり70~75mg、特定保健用食品で摂取する場合の上乗せ摂取量として30mgが上限に設定されています。
※出典:食品安全委員会. 「食べ物に関するミニ知識、その他」. (2023-6-9)
タンパク質は筋肉を作る際に欠かせない栄養素として知られますが、女性ホルモンバランスを整えてくれる効果もあります。タンパク質を多く含む代表的な食品は、以下の通りです。
タンパク質には動物性、植物性の2種類があり、肉や魚、卵が動物性、大豆や大豆加工食品が植物性です。どちらかがより優れているというわけではありませんが、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」にて、18歳以上の女性の1日の推奨量を50gと定めています。この量を目安に、2種類のタンパク質をバランス良く摂取しましょう。
※出典:厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版) 「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書」. (2023-6-9)
コラーゲンは、バストを支える役目を持つクーパー靭帯の元となる栄養素です。ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す効果が期待できるため、ビタミンCを積極的に摂取することでクーパー靭帯が強化され、バストのハリや形を維持しやすくなります。
ビタミンCは、主に以下の食品に多く含まれています。
これら以外にも、ビタミンCは野菜や果物に多く含まれており、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」によると1日の推奨量は12歳以上で100mgです。
※出典:厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版) 「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書」. (2023-6-9)
ビタミンEには、女性ホルモンバランスを整えたり、血行を促進したりする働きがあります。さらに、女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの分泌量を調整する働きもあるので、バストアップに必要な栄養素の1つです。
ビタミンEもさまざまな食品に含まれていますが、主に以下の食品に多く含まれます。
ビタミンEは熱に強い性質を持っているため、調理しても摂取できます。なお、1日の目安量は成人女性で6mgです。
※出典:厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版) 「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書」. (2023-6-9)
ここまでご紹介したように、バージスラインを狭くして美しいバストにするには、ある程度はセルフケアで対処可能です。しかし、セルフケアのみでは効果を実感できるまでに長い時間がかかります。できるだけ短期間でバージスラインを作りたいときは、美容整形という選択肢もあります。
セルフケアでは効果が実感しづらく、モチベーションを保ちにくいものです。そんなときは美容整形を行えばセルフケア不要で、しかも短期間で理想のバストを作れます。
共立美容外科では、バストの形や大きさを変えられる複数の美容施術を行っています。目的や要望に適した施術を選択できるので、自分の理想のバストを短期間で実現したいときにおすすめです。具体的に共立美容外科ではどのような施術を受けられるのか、以下で詳しく解説していきます。
胸を大きくしたい方向けの施術として、共立美容外科の「Motiva(モティバ)」と「コンデンスリッチ豊胸術」を紹介します。
Motiva(モティバ)とは、豊胸用バッグの一種です。内部は100%ジェルでできており、ジェルの違いにより3種類に分けられます。マシュマロのように柔らかいバッグは重力によって形を変えられ、表面はシルクのような特殊加工が施されているので、炎症リスクの低減が可能です。
Motivaは強度と耐久性を兼ね備えたバッグなので、強い力で押したり絞ったりしても破損することなく、衝撃に強いのも特徴です。6層の外膜があるので、万が一破れてもジェルが外へ漏れ出す心配もありません。サイズも豊富で、約350種類のサイズから選択可能です。自然な見た目で、かつ2カップ以上のサイズアップも可能である点も、Motivaの魅力です。
▼共立美容外科で人気のモティバの料金や手術方法についての詳細はこちら
コンデンスリッチ豊胸術とは、自分自身のももやお尻から採取した脂肪から不純物を除去し、バストに注入する方法です。採取した脂肪はコンデンス(濃縮)技術によって外気に触れることなく、無菌状態のシリンジ内で遠心分離・濃縮されます。脂肪壊死などのリスクの原因となる余計な成分を除去できるので、約80%もの高い生着率の濃縮脂肪細胞を新鮮なうちに注入可能です。
良質な脂肪を採取できるので脂肪採取量も少なく、従来の脂肪幹細胞注入の半分以下の手術時間で済みます。また無菌状態で濃縮した脂肪細胞は石灰化やしこりのリスクも低いため、体への負担を減らしながら自然に1~2カップアップが実現するのも、コンデンスリッチ豊胸術のメリットです。
▼コンデンスリッチ豊胸手術の料金や手術方法についての詳細はこちら
大胸筋の衰えやクーパー靭が伸びてしまったなど、さまざまな理由でバストの形が崩れてバージスラインがぼやけてしまうことがあります。このようなケースでは、バストの形を整える施術が適しています。共立美容外科で行っている美容整形では、ヒアルロン酸注入豊胸術がおすすめです。
ヒアルロン酸注入豊胸術とは、その名の通り豊胸用のヒアルロン酸を注入してバストアップしたりバストの形を整えたりする方法です。共立美容外科では、どの角度から見てもきれいなバストラインを作るために、横方向、斜め方向からも美しく見えるよう、立体的な空間を意識しながら注入を行います。
豊胸バッグを挿入する施術とは異なりメスを使用しないため、施術時間は片側約5分で済みます。ダウンタイムもほとんどなく、体への負担が少ない点が魅力です。
またヒアルロン酸は液体のため、希望のサイズや形に合わせて細かく注入量を調整できる上、柔らかな触り心地です。両胸のサイズアップはもちろん、左右差がある胸や垂れている胸のバストアップ、谷間の形成などにも対応可能です。
▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら
クーパー靭帯が伸びた以外にも、バストサイズが大きすぎることが原因で重度の下垂が生じることもあります。そのような垂れた胸の解消方法として、共立美容外科では以下でご紹介する2種類の美容整形を行っています。
乳房挙上術(マストペクシー)とは、胸の皮膚の一部を切除し、場合によっては脂肪も除去する施術です。形が崩れたり垂れたりした胸の形や乳頭の位置を調整する、いわばリフトアップのような効果が期待できます。胸のたるみや垂れた状態を解消できるので、ハリのあるバストになるでしょう。
メスを入れる必要があり、たるみが顕著な場合は胸の切開が必要となることもあります。そのため、ダウンタイムが2週間と長めではありますが、効果は半永久的に持続します。さらには同時に豊胸術を受けられるので、若見え効果も期待できるでしょう。
▼共立美容外科で人気の胸のエイジングケアの料金や方法についての詳細はこちら
ここまでご紹介した施術は小さい胸を大きくする方法でしたが、乳房縮小術(リダクション)はその反対に、皮膚組織や脂肪組織を切除して大きいバストを縮小する施術です。大きすぎてバランスの悪い胸や垂れた胸を小さくかつ美しく仕上げることで、理想のバストを実現します。
全身麻酔または硬膜外麻酔を行うため施術時間が長く、ダウンタイムも1週間ほどに及びますが、長期間効果が持続します。大きいバストが原因の重度の下垂にも、乳房縮小術は効果的です。
▼共立美容外科で人気の乳房の悩みの料金や方法についてはコチラ
美しくハリのある胸を作るには、狭くはっきりとしたバージスラインが欠かせません。生活習慣の見直しやマッサージ、トレーニングなどである程度の対策はできるものの、なかなか効果が実感できないときや、すぐに効果を出したいときには、美容整形がおすすめです。
共立美容外科では胸の状態に合わせた複数の美容整形を行っています。多数の症例経験をもとに、経験豊富な医師が直接お悩みを伺い、お一人おひとりに適した施術をご提案します。カウンセリングは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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