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公開日:2022年02月03日(木)
最終更新日:2023年06月13日(火)
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目次
「何をしても毛穴の黒ずみが綺麗にならない」「社会人になってからニキビが増えた」など10代ではなかった肌トラブルがありませんか?
今回の記事では、20代の肌の特徴と毛穴やニキビ改善に必要なスキンケアについてご紹介します。
肌再生力の高い20代から正しいスキンケアをして、美肌の土台をつくりましょう。
10代と20代の肌の違いは、主に下記の3つがあります。
ひとつずつ説明します。
10代と20代の肌の大きな違いは、ターンオーバーの乱れです。
ターンオーバーとは、新しい肌細胞が皮膚の基底層で生まれ、核分裂しながら皮膚表面まで上がり、最終的に垢として剥がれ落ちるまでの周期のことを指します。
通常28日間周期で行われますが、20代後半から30代になると周期が乱れ始めてしまうのです。
ターンオーバーが乱れると、肌の乾燥や角質肥厚、キメの乱れなど様々なトラブルを引き起こします。
原因としては、寝不足や過剰なストレス、食生活の乱れなどの生活習慣や、洗浄力の強すぎる洗顔の使用などによって肌へ負担があるとターンオーバーが正常に行われません。
10代と20代のニキビができる原因は違い、20代は肌の水分と油分のバランスが大きく関係します。
10代は、皮脂と水分が充分にあるためキメ細かい肌をしていて、ニキビができる原因はホルモンバランスの影響が大きいです。
対して20代は、自分で肌を潤わせる機能が低下し、丁寧なスキンケアで浸透させた水分や油分も蒸発しやすくなります。
肌の土台となり潤いをキープするための美容成分である「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」が減少し始めるのは、20代半ばからです。
また25歳前後が「人生初めてのお肌の曲がり角」と言われているため、その時期に10代との肌の変化に気がつく人が多くいます。
20代といえども、肌の老化は始まっているのです。
10代の毛穴は、肌表面の角栓やざらつきのトラブルが多く、丁寧な洗顔をすれば改善しやすいです。
しかし、20代は洗顔だけでは解決しません。
いわゆる肌のサビといわれる、酸化の進行が毛穴トラブルの原因なため、毛穴の黒ずみや開きといった悩みに変化してきます。
毛穴汚れが酸化したものが黒ずみであり、さらに進行したのが毛穴のシミです。
またニキビに関しても、最初は数日で治っていたのに段々治りが悪くなったり量が増えたりと、悪化しやすくなります。
酸化は食生活の乱れや睡眠不足、気持ちの面でのストレスなども原因となるため、直接肌への刺激がなくても体や心に感じるストレスが影響を及ぼすのが特徴です。
20代の肌は、10代とは確実に違います。
10代と同じスキンケアを続けていては、20代半ば頃から肌トラブルとして影響が出てくるのです。
具体的に、20代の肌に必要なスキンケアのポイントを知ってみましょう。
20代の肌に必要なスキンケアは、主に下記の3つがあります。
ひとつずつ説明します。
20代は、肌のターンオーバーを正常にして水分と油分のバランスを整えることが大切です。
肌のターンオーバーを正常にするためには、不要な皮脂や汚れを丁寧に落とすのが基本のケアになります。
肌の潤いをしっかりと残しながら、不要な皮脂や汚れだけを洗い流すのがポイントです。
洗浄力の強いクレンジングや洗顔を使用すると、必要な美容成分もなくなってしまい肌のターンオーバーが乱れる原因となります。
また、肌へ刺激となるような洗い方はやめましょう。
具体的な正しいクレンジング洗顔の仕方は、記事の後半でご紹介します。
また美容外科では、ターンオーバーを整えるための施術として、ピーリングやダーマペンなどがありますので必要に応じて利用しましょう。
紫外線は肌のバリア機能を弱め、肌のターンオーバーの乱れや酸化を促進する原因となります。
バリア機能が低下すると、さらに紫外線を吸収しやすくなるという悪循環も生まれてしまうのです。
紫外線から肌を守ると、30代になったときにシミやしわといったトラブルが出にくくなります。
20代は、仕事で外回りをしたり休日にアウトドアな遊びをしたりと、紫外線に当たる機会も多いかもしれませんが気を付けましょう。
紫外線から肌を守るためには、日焼け止めの活用がおすすめです。
日焼け止めは、炎天下でのレジャーにはSPF40-50でPA+++~++++、日常使いにはSPF10-20でPA+~++くらいのものを選びましょう。
必要以上に強いものは肌への刺激となり、炎天下にいるのに弱い日焼け止めだと、紫外線カットの効果は期待できません。
また汗を沢山かく時には2、3時間ごとに塗りなおしましょう。
メイク下地を塗るから日焼け止めはいらないと思うかもしれませんが、下地に日焼け止め効果がないものを使用するのであれば、必ず日焼け止めを塗ります。
20代は、元々持っている肌の自己治癒力をアップしたり代謝を促したりと、自分の肌を動かすのが大切です。
肌の自己治癒力を高めるために、充分な保水と保湿をしましょう。
自分で肌を整える力があれば、30代になっても高級な化粧品を沢山使わなくてもよくなります。
「保湿」は重要視している人が多いですが、同時に「保水」も大切です。
保水とは化粧水などで肌に潤いを与えること、保湿とは保水した化粧品が蒸発しないようにすることを指します。
クリームで保湿ばかりしていても、水分がないと保湿の効果は出ません。
例えば、乾燥している土に生えている植物に水を与えず、水分の蒸発を防ぐシートを張るだけでは、そもそもの水分がないのでさらに乾燥します。
それと肌は同じで、まずは保水をしっかりとする必要があるのです。
クリームばかりにお金をかけて、化粧水は沢山使える安いものでいいやと選んでいる人もいるかもしれませんが、保水と保湿はセットで考えましょう。
20代の肌に必要なスキンケアのポイントを押さえて、毎日のスキンケアの順番とやり方を知りましょう。
20代のスキンケアは、下記の順番がおすすめです。
ひとつずつ説明します。
20代の毛穴ニキビトラブル改善には、肌に合ったクレンジング洗顔での丁寧なケアが大切です。
自分の肌に最適なケアをすると、あとに浸透させていく化粧水やクリームなどの効果を実感しやすくなります。
顔を洗った後、突っ張る感じがするのであれば洗浄力が強すぎる可能性があるため、クレンジングや洗顔料を見直しましょう。
化粧水を塗っていなくても、肌に潤いを感じられ柔らかい状態が理想です。
また、メイクをした日にはクレンジングと洗顔を必ずセットでするようにしましょう。
クレンジングはメイク汚れを落とし、洗顔は毛穴汚れを落とす効果があるため役割が違います。
洗顔を省いてしまうと、毛穴奥の汚れは取り切れませんので、夜クレンジングしかしない人は洗顔までしっかりとするようにしましょう。
洗顔のやり方は、まずもこもことした弾力のある泡をつくります。
次に、直接肌に触れず泡を顔の上で転がすように洗います。
ある程度顔全体に馴染ませたら、ポンポンと泡を優しく毛穴に押し込むようにして洗いましょう。
洗顔は、肌への摩擦を最小限にするのがポイントです。
化粧水は、適量を守ってたっぷりと使いましょう。
高い化粧品だからと少量しか使わないと、肌が乾燥して毛穴やニキビの悪化に繋がります。
化粧水を付けた後に水滴が肌表面に残るのは、浸透しきれてない状態のため温めた手でハンドプレスして優しく入れ込みましょう。
肌に化粧水が浸透したのを確認してから、次の工程に進みます。
20代前半や肌が落ち着いている時には、美容液の使用は必須ではありません。
お気に入りのものを1本持っておいて、週に数回使うなど必要に応じて選びましょう。
ただし、20代後半になると肌代謝が一気に乱れ始めるため、25歳以降は美容液を本格的に使い始めたほうがいいかもしれません。
肌トラブル別に、おすすめ美容成分をご紹介します。
毛穴の開きには、ヒアルロン酸やセラミドで保水と保湿。
毛穴の黒ずみや繰り返しできるニキビのケアには、ビタミンC誘導体で抗酸化。
ニキビ跡のケアには、プラセンタで肌再生など肌に合わせて使いましょう。
乳液とクリームは、基本的な役割は一緒なので両方使う必要はありません。
乳液は、皮脂過剰や化粧品を付けた時の肌のべたつきが苦手な人には良いですが、毛穴やニキビに悩んでいる人はクリームでしっかりと保湿するのがおすすめです。
クリームは、乳液よりも濃厚なテクスチャーなものが多いため保湿力を高めてくれるのです。
肌のターンオーバーを促進して、毛穴やニキビを改善するには保湿が必須なため、しっかりと肌に潤いを与えるクリームを推奨します。
今回の記事では、20代の肌の特徴と毛穴やニキビ改善に必要なスキンケアについてご紹介しました。
20代の肌の特徴を理解しながら、楽しく自宅でスキンケアしましょう。
また美容外科では20代の毛穴やニキビトラブル改善の施術をしています。
人によって肌トラブルの原因や解決方法は異なるため、一人で悩まずプロの専門家に相談するのもおすすめです。
10代のころにできてしまった、ニキビのニキビ跡、毛穴にお悩みなら、美容クリニックでのダーマペンでの治療も選択肢の1つです。
▼ニキビ、ニキビ跡治療「ダーマペン4」の施術や料金についての詳細はこちら
時間やお金に余裕があったら、美容クリニックでのスキンケアも選択肢の1つです。
20代は治療より、予防の年代かもしれません。
手軽にできるといった意味では、マッサージピールやダーマペン、ハイドラフェイシャルといったライトな治療がおススメです。
なかでも、マッサージピールは5分ほどの施術時間で、しみ、くすみ、こじわ、ニキビ跡などの総合的なお肌のトラブルに向いている治療です。
予防効果も期待できます。
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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