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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

鼻の肋軟骨移植術の効果やデメリットについて美容外科医が解説

公開日:2022年03月13日(日)
最終更新日:2022年03月14日(月)

鼻の整形
肋軟骨移植を考える女性
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

鼻の美容整形手術には様々なものがありますが、大きく分けると「メスを使用して切る美容整形」と「切らない美容整形」に分類できます。

メスを使用する施術の場合には、ハッキリとした効果や大きな変化が期待できる一方、術後のダウンタイムが長い、周りに整形手術を気づかれてしまう、費用が高い、痛みや腫れが出る可能性があるなどのデメリットがあります。

一方、切らない整形手術の場合には、大きな変化や半永久的な効果を望むことは難しいですが、その分「自然な変化」や「ダウンタイムの少ない施術」が期待できます。

近年はナチュラルな整形や周りにバレない整形などが人気であるため、切らない美容整形が注目を集めています。

しかし、中には、切らない美容整形では満足のいくレベルの変化が感じられず、あらためて切る美容整形を行うという方もいらっしゃいます。

また、切らない美容整形を何度も繰り返すうちに、トータルのコストが大きくなってしまい、「最初から切る美容整形を受けておけばよかった」と感じる方が多いのも事実です。

どちらが良いということではないため、共立美容整形外科ではお一人おひとりのニーズに合わせた施術をご提案させていただいております。

正しい判断を行うためにも、まずは「どの様な整形手術があるのか」という概要を知っておくことが重要です。

そこで今回は、切る鼻の美容整形の中から、肋軟骨移植術という方法をご紹介します。

結論としては、肋軟骨移植術はメリットの少ない手術であるため、共立美容外科ではあまりおすすめはしておりません。

あくまでも参考までにお読みいただけますと幸いです。

 

鼻の美容整形の基本

鼻の整形について説明する看護師

主に鼻の美容整形では、鼻の高さを変えたり、鼻の形を変えたり、鼻の向きを変えたりといった施術を行います。

その方法は様々で、ヒアルロン酸を注入するだけのような簡単な施術から、他の部位の軟骨を採取して鼻の軟骨を高くするような方法までが存在します。

仕上がりのイメージも千差万別で、「他人にバレないように」ほんの少しだけ鼻先を持ち上げるような施術から、ハリウッドセレブのようなスッと鼻筋の通った鼻を作る施術まで、お一人おひとりのご希望に応じて対応することが可能です。

特に鼻は顔の中心にあるパーツであるため、鼻の印象をほんの少し変えるだけでも顔全体のイメージはガラリと変わります。

また、三次元的(3D)でイメージしておくことが重要であり、正面から見たイメージだけではなく、横や斜めから見た時に理想的な鼻になるような施術を行う必要があります。

共立美容外科では、様々な方向から見た仕上がりのイメージをシミュレーションした上で、ご希望の仕上がりに最も近づけられるような施術をご提案させて頂いております。

現在のお悩みは何か、鼻のどのパーツをどのように変化させたいか、ダウンタイムはどれくらい許容できるか、予算はどれくらいかなどをしっかりとヒアリングさせていただき、より良い施術を安全に実施させていただきます。

以下に共立美容外科で行っている、鼻の美容整形をいくつかご紹介いたします。

 

プチスレッドノーズアップ(糸リフト)

まずは、プチスレッドノーズアップです。

これは糸リフトとも呼ばれている方法であり、鼻以外にも頬や顔のたるみを解消する場合にも使用されています。

プチスレッドノーズアップは、時間とともに溶ける特殊な医療用の糸を鼻に挿入し、鼻先を持ち上げることで、鼻先を高くするという美容整形術です。

メスなどを使用せず、切らずに施術を行えるため、ダウンタイムも短く腫れや痛みも少ない施術として人気のある方法です。

劇的に変化させることが難しい分、変化がナチュラルに現れるため、「整形をバレたくない」、「自然にコンプレックスを解消したい」という方に人気があります。

デメリットとしては、プチスレッドノーズアップだけでは効果が弱い(大きく変化させることが難しい)という点や、糸が6ヶ月~1年程度で体内に吸収されてやがてなくなってしまうため、効果を維持するためには定期的な投与が必要になるという点が挙げられます。

 

プチスレッドノーズアップのバナー

▼共立美容外科のプチスレッド・ノーズアップの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

ヒアルロン酸注入

非常に有名な美容整形でもあるヒアルロン酸注入は鼻にも行うことが可能です。

ヒアルロン酸を鼻に注入することで、切らずに鼻を高くすることができます。

特に、共立美容外科では、ヒアルロン酸が皮膚の力に負けて押しつぶれないように、高品質な硬いヒアルロン酸を使用しているため、一般的なヒアルロン酸注入よりも鼻を高く維持する効果が期待できます。

注入するだけなので施術自体は非常に簡単であり、注入前は麻酔クリームを塗るので痛みはほとんど感じません。

とはいえ、あくまでもヒアルロン酸を注入しているだけなので、効果は限定的であり、継続的な施術が必要になります。

鼻のヒアルロン酸のバナー

▼共立美容外科の鼻のヒアルロン酸の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

耳介軟骨移植(鼻中隔延長)

より本格的なメスを使用する美容整形術が「鼻中隔延長術」です。

鼻の穴を左右に隔てているのが鼻中隔と呼ばれる部分であり、この部分を高くして鼻を高く見せるというのが鼻中隔延長術です。

鼻中隔を延長するために、体の他の場所から軟骨を採取してきて、それを鼻に移植するという処置が行われることがあります。

この時に使用する軟骨が耳介軟骨です。

耳介軟骨移植手術は、耳から軟骨を採取して、その軟骨を鼻先に移植し、鼻先を高くする鼻の美容整形であり、一度実施することで半永久的な効果が期待できます。

耳介軟骨だけを挿入する場合もありますが、基本的にプロテーゼと併用して鼻筋を高くして鼻先高くするという美容整形手術になるため、それなりの規模の手術が必要になり、ダウンタイム中はテーピングなどの処置が必要になります。

今回のメイントピックスである「肋軟骨移植」も、肋骨部位の軟骨の鼻に移植するという方法であり、基本的には耳介軟骨移植と同様の考え方で施術が行われます。

移植する軟骨としは、「耳介軟骨」、「鼻中隔軟骨」、「肋軟骨」などが使用されることが多いのですが、肋軟骨移植はメリットがあまりなく、耳介軟骨で十分行えるため、共立美容外科では肋軟骨移植はほとんど行っていません。

耳介軟骨移植のバナー

▼共立美容外科の耳介軟骨移植による鼻尖形成の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

肋軟骨移植術とは?

肋軟骨移植の手術の風景

今回のメイントピックスである肋軟骨移植術とは、胸の部分の皮膚を切開して、肋骨部分の軟骨を採取し、それを鼻に移植することで鼻を高くするという美容整形手術です。

肋軟骨は硬さがあるため、しっかりと鼻に高さを出す事ができるのですが、肋軟骨には年月と共に曲がっていくという性質があるため、術後数年~十数年をかけてだんだん鼻筋や鼻先が曲がっていく可能性があります。

また、胸の部分を切開する必要があるため、胸に手術痕が残ってしまうのも大きなデメリットのひとつです。

バストの部分に傷跡ができるため、女性でバストのサイズが一定以上(主にDカップ以上)の方の場合には比較的傷跡が目立たなくなりますが、バストの小さな女性や男性の場合は、胸の傷跡が目立ってしまいます。

鼻の美容整形を行うためにあえて肋軟骨を使用するメリットが少ないことから、基本的には、共立美容外科では耳介軟骨を使用することで鼻中隔延長術(鼻に軟骨を移植する手術)を行っています。

 

肋軟骨移植術のデメリット

以上のように、鼻の整形、特に鼻中隔延長術を行うにあたっては、軟骨を採取する必要があり、耳介軟骨や肋軟骨を移植することで施術が行われます。

しかし、肋軟骨は時間とともに曲がっていく性質があったり、胸(バストの下あたり)に傷跡が残ってしまうなどのデメリットがあることから、基本的には耳介軟骨(耳の裏の軟骨)が使用されるケースが多いです。

 

 

鼻の美容整形には沢山の選択肢があります

肋軟骨移植の手術のカウンセリング

今回は鼻の美容整形、特に「肋軟骨移植術」に関して焦点を当てて解説しました。

結論としては、肋軟骨移植術にはメリットよりもデメリットのほうが大きく、共立美容外科では基本的には耳介軟骨を移植する手法を採用しています。

また、先にも述べたように鼻の美容整形には非常に多くの選択肢があります。

「スッと高い鼻を手に入れたい」という目的であっても、そのアプローチの方法には様々なものがあり、現在の鼻の形状や仕上がりのイメージ、仕上がりに至る過程(ダウンタイムや副作用など)などによってもおすすめできる施術は異なります。

重要なことは、綿密なヒアリングとシミュレーションによって、完成のイメージをしっかりと共有しておくことです。

医師とのイメージ共有が曖昧だと、たとえ手術が大成功したとしても、「自分が思っていたのと違う」といった印象になる可能性があります。

また、施術によっては、手術直後にはとても気に入っていただけたとしても、数ヶ月でもとに戻ってしまうというものもあります。

だからこそ、施術を受ける前にはしっかりと疑問点や不安点を解決しておき、完成形のイメージを医師と共有しておきましょう。

共立美容外科では、お一人おひとりに対して美容外科の医師が対応させていただきますので、どうぞご安心して何でもご相談下さい。

 

鼻の整形のバナー

▼共立美容外科の鼻の整形のメニューや料金、手術方法についての詳細はこちら

 

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このページの監修・執筆医師

  • 島田 茂孝(しまだ しげたか)

    医師

    島田 茂孝(しまだ しげたか)

    熊本院 院長
    日本形成外科学会認定形成外科専門医

    • 略歴

      • 1995年
        島根医科大学医学部 卒業
        1995年
        太田熱海病院 外科 入局
        1996年
        熊本機能病院 整形外科 入局
        1997年
        恵寿総合病院 形成外科 入局
        1998年
        昭和大学医学部付属病院 形成外科 院外助手
        1999年
        今給黎総合病院 形成外科入局
        2000年
        前橋赤十字病院 形成外科入局
        2001年
        横浜労災病院 形成外科入局
        2002年
        太田熱海病院 形成外科 入局 部長就任
        2005年
        鶴岡市庄内病院 形成外科 入局 部長就任
        2009年
        荒尾市民病院 形成外科 入局 部長就任
        2018年
        共立美容外科・歯科 入職
        2019年
        共立美容外科・歯科 大分院院長就任
        2022年
        共立美容外科 熊本院院長就任
    • 主な加盟団体

      日本形成外科学会
      日本美容外科学会

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