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公開日:2022年05月06日(金)
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そばかすとシミには複数の共通点があります。
どちらも皮膚の組織で作られたメラニン色素が溜め込まれることで発生し、また見た目も茶色っぽい斑点です。
こうした共通点があることから、そばかすとシミは混同されることが少なくありません。
しかし両者にはいくつかの違いがあります。
今回はそばかすとシミにどのような特徴があるのか、加えてそれらの発生を防ぐための対策方法についてもお伝えします。
そばかすとシミはまったくの別物とは断言できないものであり、またそばかすはシミの一種であるという見方もあります。
一方でこれらには原因や発生しやすい年齢などに違いがあるのです。
それではそばかすとシミの特徴に触れながら、それぞれの違いについて詳しくお伝えします。
そばかすは直径2~3mm程度のものが多い傾向にありますが、シミは5mm程度、あるいはそれ以上の大きさであることが多いです。
そばかすは成人後だけでなく幼少期、早ければ3~6歳程度で発生することがあるのです。
ちなみに人によっては、幼少期に発生したそばかすが思春期を過ぎるころに自然に消失するケースもあります。
一方シミは年齢を重ねるにつれて発生しやすくなる傾向にあり、40代前後から発生しやすくなる傾向にあります。
そばかすは、紫外線を継続的に浴びることやターンオーバーのペースの低下が原因で発生する場合があります。
加えて親族からそばかすのできやすい体質が遺伝することでそばかすが発生するパターンもあります。
なおシミの場合、紫外線によるダメージやターンオーバー機能の低下が原因となり得るのに加えて、ニキビなどの炎症の影響により発生する場合があります。
そばかすとシミには特徴や発生原因に違いがありますが、ご自宅でのケアによって予防したり緩和させたりできる可能性があるという点は共通しています。
具体的には、スキンケアや生活習慣に注意することでそばかすやシミを防いだり色素沈着を薄くできる場合があるのです。
それではそばかす、シミの対策方法について詳しくご説明します。
紫外線を浴びるのを防ぐことでメラニン色素の生成がある程度抑えられそばかす、シミの発生リスクを下げられる可能性があります。
夏季に紫外線対策に励む方は多いですが、他の季節においても紫外線は降り注いでいるため1年を通して帽子や日傘、日焼け止めクリームなどで紫外線をブロックすることが推奨できます。
メラニン色素を作り出すメラノサイトは、肌が何らかの刺激を受けるとその刺激から肌を保護しようとして、メラニン色素の生成を始めます。
肌を強くこすったり掻いたりしてしまうとその刺激でメラニン色素が作られやすくなることがあるので、日常生活では肌に刺激を与え得る行動は控えましょう。
例えばメイク時にコットンや指で何度も肌をこすったり顔を洗う時肌に洗顔ブラシを強く押し付けたりするのは、刺激を避けるという点ではおすすめできません。
これらの行動は多くの方が無意識にやっている可能性がありますが、何気なくやっていることがメラニン色素の生成を促してしまう場合もあります。
ちょっとした刺激も与えないよう心がけると、メラノサイトがメラニンを作る頻度が減ってそばかす、シミのリスクを下げることにつながります。
美白効果の見込めるスキンケア用品を使うこともそばかすやシミの予防、緩和効果につながる可能性があります。
美白効果のアピールされている化粧水やパック、乳液、美容液にはビタミンC誘導体のような美容成分が含まれていることが多いです。
こうした成分にはメラニン色素が作られる機能を妨げたり肌のターンオーバーを促進する作用が見込めるため、そばかすやシミが作られにくくなったり目立ちにくくなったりする効果が期待できます。
また、美白効果の望めるアイテムとしてはシミやそばかすの発生や進行の抑制が見込めるサプリメントも挙げられます。
こうしたサプリメントには肌のターンオーバーを促しメラニン色素の生成を阻害する働きが見込めるL-システインやビタミンCが含まれている傾向にあります。
そのためメラニン色素が皮膚の組織に蓄積されにくくなり、そばかすやシミの発生、増加のリスクが下げられるという効果が見込めるのです。
そばかすやシミができにくくなるよう対策するには、日々栄養をしっかり摂取することが欠かせません。
仕事や学業、家事で忙しいとついついジャンクフードや単品の食事で済ませてしまうという方もいますが、そうした食生活を続けると栄養が偏り肌のコンディションもダウンする可能性が高いです。
さて健康な肌を維持する栄養素としてはビタミンCやビタミンEが広く知られています。
しかしビタミン類以外にもあらゆる栄養素を摂っていないと、肌が必要な栄養を得ることができずそばかすやシミに加えニキビなどの肌トラブルが発生する恐れがあります。
肌のコンディションを保つためにはビタミン類やたんぱく質に加え、食物繊維、ミネラルなどが摂取できる食事を心がけましょう。
これらの栄養素をまんべんなく摂るには炭水化物に加え野菜、肉類、魚、海藻、大豆製品を日々の食事に取り入れることが推奨できます。
ストレスが蓄積された状態が続くと、ホルモンバランスが崩れる場合があります。
ホルモンバランスの乱れは肌の新陳代謝のペースの低下につながることがあります。
新陳代謝が正常に進まないとメラニン色素が生成された際にうまく排出されず、結果としてそばかすやシミが発生、増加する恐れがあるのです。
そこで適度にストレスを発散する機会を設けてホルモンバランスが乱れないよう仕向ければ、新陳代謝の機能が低下しにくくなりそばかすやシミに対策できる可能性があります。
肌の新陳代謝のペースに影響するホルモンバランスは、睡眠時間が不足することでも崩れやすくなる傾向にあります。
皮膚の組織でメラニン色素が作られた時にきちんと排出されるよう、毎日睡眠をしっかりとってホルモンバランスを正常に保っておくのが望ましいです。
ちなみに肌の新陳代謝を促進するには、単に長い時間眠るだけでなく深い眠り「ノンレム睡眠」に入ることも重要です。
ノンレム睡眠に入れると成長ホルモンが分泌される傾向にあるのですが、この成長ホルモンが新陳代謝を促すことがあります。
ノンレム睡眠に入るには、寝る前に心身ともにリラックス状態になることが望ましいです。
例えば寝る直前にスマートフォンやテレビの液晶画面の光を浴びたり、浴槽で熱いお湯につかったりすると交感神経が活発になり脳や体が活動モードになる傾向にあります。
リラックスモードになった上で眠りにつくには、寝る前はスマートフォンやテレビの画面を見ず、また入浴時はぬるめのお湯につかるのが推奨できます。
皮膚科などの医療機関では、そばかすやシミを除去するための治療が実施されている場合があります。
メスを使わずにそばかすやシミを除去する治療方法は複数存在し、多くのクリニックではレーザー治療やフォトフェイシャル、イオン導入といった手段でそばかす、シミの色素沈着の改善を試みます。
それではそばかすとシミの治療方法についてこちらで詳しくお伝えします。
「ヤグレーザー」や「ルビーレーザー」などのレーザーを照射することで、皮膚の組織に溜め込まれたメラニン色素を分解してそばかす、シミを除去する効果を見込む治療法です。
ちなみに共立美容外科のそばかす、シミのレーザー治療では「メドライトC6」「ピコドリーム」「スペクトラレーザー」「Qスイッチヤグレーザー」が用いられており、患者さんの肌の状態に合わせてレーザーを使い分けます。
またレーザー治療はそばかすとシミの治療法の中では即効性が見込めるというメリットがあり、色素沈着が薄ければ1回の施術で治療を終えられるケースもあります。
一方でレーザー治療を受けた後は施術箇所の赤みやかさぶたの形成、浸出液の発生などの副作用がみられる場合があるのです。
浸出液の発生がみられる部分は専用のテープが貼られる場合もありますが、テープを貼る場合施術箇所の経過によっては数ヶ月間貼りっぱなしにすることもあります。
治療後に副作用が生じてもおおむね普段通りの生活が送れる傾向にありますが、副作用の詳細やテープを貼る必要がある可能性について把握した上で施術に臨むことが推奨できます。
▼共立美容外科の人気のピコレーザーの料金や種類についての詳細はこちら
そばかす、シミのできている部分にレーザーより波長の短い光を照射してメラニン色素の分解を図る治療法です。
フォトフェイシャルで照射される光はレーザーと比べると肌への刺激が少ない傾向にあり、カメラのフラッシュと同じぐらいの強さの光と例えられることが多いです。
しかし目に直接フォトフェイシャルの光を浴びるのは安全とはいえないので注意が必要です。
ちなみにフォトフェイシャルは、そばかすやシミを除去する目的以外に顔全体のトーンアップやニキビ跡の除去、赤ら顔の改善のために実施されるケースもあります。
▼共立美容外科の人気のIPLフォトフェイシャルの料金や施術方法についての詳細はこちら
肌の新陳代謝を促進するビタミンCや、メラニン色素の生成を妨げるトラネキサム酸を肌に浸透させるための施術です。
微弱な電流を流すことでビタミンCやトラネキサム酸が肌の奥まで浸透し、そばかすやシミを形成する色素沈着が改善される効果が期待できます。
▼共立美容外科の人気のイオン導入の料金や種類についての詳細はこちら
ホームケアの手段として、トラネキサム酸の配合された外用薬やビタミン剤などの薬が処方される場合があります。
ちなみに共立美容外科では「ハイドロキノン」の配合された外用薬を提供しております。
ハイドロキノンはメラニン色素を作り出す機能を抑制する働きがあり、この働きによってそばかすやシミが発生したり濃くなったりするのが避けられる効果が見込めるのです。
また、レーザー治療を受けた患者さんには施術後の痛みを和らげるための痛み止めの内服薬や施術箇所を保護するためのテープが処方されるケースもあります。
▼共立美容外科のハイドロキノンの料金や治療方法の詳細はこちら
▼共立美容外科の「しみ、そばかす治療」の料金や治療方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
川上勉(かわかみ つとむ)
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