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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

女性ができる脇汗の対策は?脇汗が多くなる3つの原因と、臭い・汗ジミ対策の方法を解説

公開日:2023年10月04日(水)

わきが・多汗症
脇汗の悩みを解消した女性
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脇汗が多くなると、汗ジミや臭いが目立っていないか心配になるものです。汗の跡が見えにくい服を選んだり、腕を上げないようにしたりと行動に制限をかけ、いつも気を配っていなければならないことに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、脇汗が多くなる3つの原因と、汗ジミ・臭い対策の方法を解説します。女性ができる対策をピックアップして紹介するため、脇の臭いや汗ジミでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

脇汗の役割とは?

脇汗の役割を説明する看護師

脇汗の役割は、一口に言えば体温調節です。発汗することで、上がりすぎた体温を身体機能が正常に働く36.5度前後にまで下げています。人は1日あたり2.5リットルほどの水分を排出しており、呼吸や汗だけでも0.9リットルほど排出されます。

もし体温が上昇しているにもかかわらず汗をかかなかった場合は熱が体にこもってしまい、命に関わります。発汗は生命の維持に欠かせない機能であり、悪いことではありません。

※参考:厚生労働省 .「健康のために水を飲もう講座〜からだと水の関係〜」

 

脇汗が多くなる3つの原因

人は普通に過ごしているだけでも汗をかきますが、運動やストレス、食べ物などがきっかけで汗の量が多くなることもあります。

ここからは、脇汗が多くなる3つの原因を順に説明します。

 

1.体温の上昇

脇汗が多くなる原因の一つに、体温の上昇が挙げられます。気温の高い日や激しい運動をした後は思っている以上に体温が上昇するため、適温に保とうとして脇汗の量が増えるのです。

体温調整のために出る汗は、専門用語で温熱性発汗と呼びます。温熱性発汗で排出される汗は、エクリン腺という汗腺から分泌されており、無味無臭なのが特徴です。

温熱性発汗では、脇以外にも、手のひらや足の裏を除く全身から持続的に汗が出ます。汗の量は基本的に自分の意志でコントロールできません。

 

2.過度な緊張や不安、ストレス

過度な緊張や不安、ストレスによって脇汗が多くなる場合もあります。これは精神性発汗と言います。温熱性発汗とは違い、脇や手のひら、足の裏など、限られた部位のみに汗をかくのが特徴です。

また精神性発汗では、エクリン腺からの汗だけでなく、アポクリン腺という汗腺からも汗が出ます。アポクリン腺から出る汗は嫌な臭いの原因になる成分を含んでいるため、独特な臭いが生じやすくなります。

気温が高くなく、体調にも問題がないのに部分的に汗をかく場合は、精神性発汗が原因かもしれません。

 

3.食べ物による刺激

脇汗が多くなるのは食べ物による刺激も原因の一つです。特に辛いものや酸っぱいものを食べたときに生じやすく、交感神経が刺激されることで反射的に汗をかきます。これを、味覚性発汗と呼びます。

味覚性発汗は、刺激物を食べ終わると汗が出なくなるのが特徴です。脇や鼻、おでこなどのエクリン腺から発汗しやすく、臭いはありません。辛いものを食べた場合は体温も上昇するため、温熱性発汗と同時に起こることが多いといわれています。

 

汗がベタつく・臭う方は、悪い汗になっている可能性も

汗がベタついたり、臭ったりする方は、悪い汗をかいているかもしれません。汗は、血液から血球を取り除いた血漿(けっしょう)が元となっており、汗腺が血漿の水分を濾過(ろか)して排出したものが汗になります。良い汗の場合は水分に近い状態で排出されるため、サラサラとしており臭いも生じません。

一方で悪い汗の場合は、汗腺の濾過機能がうまく働かず、ミネラルが含まれた水分が排出されているためベタつきのある汗になってしまいます。また悪い汗は雑菌も繁殖しやすく、皮膚に存在する細菌と混ざって臭いも生じます。

肉中心の食生活を送っている方やストレスをためやすい方、お風呂で湯船に浸からずシャワーだけで済ませている方などは、悪い汗になりやすいです。また、運動不足の方も汗腺の濾過機能が衰えてしまうため、汗が臭う一因になり得ると言われています。

 

汗の量が多い・刺激臭がする場合は、多汗症やわきがが考えられる

わき汗で困っている女性

脇汗の量が異常に多い、刺激臭がする場合は、多汗症やわきがも考えられます。多汗症とは、気温や運動の有無などにかかわらず、大量の汗が出てしまう病気です。人によって汗が出る部位はさまざまですが、頭や顔、手のひら脇、足の裏など、部分的に異常な量の汗をかきます。

わきがは、アポクリン腺から分泌される汗が原因で、独特な刺激臭が生じる病気です。全身にあるエクリン腺と違い、アポクリン腺は脇や鼻、外耳道、外陰部などにのみあります。アポクリン腺の数は人によって異なり、数が少ない方も入れば、数が多く活発に機能してしまう方もいます。

 

女性向け! 脇汗の臭いや汗ジミの対策方法

発汗は身体機能の維持に不可欠とはいえ、大量の脇汗や臭いのある汗は悩みの種になるものです。気にしすぎるとストレスにもなってしまうため、できることなら何とかしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、女性に向いている脇汗の臭いや汗ジミの対策方法を紹介します。

 

脇汗パッドを使う

脇汗パッドを活用すると、脇汗の臭いや汗ジミを抑えられます。脇汗パッドはドラッグストアなどの身近なお店で購入が可能なため、手軽にできる対策方法の一つです。

脇汗パッドにはさまざまな種類があり、服に貼るタイプの他、脇に直接貼るタイプや、繰り返し洗って使えるタイプもあります。使い捨てのものは小まめに取り替えることで、清潔さを保ちやすいのが特徴です。

脇汗の量が多い方は、より多くの汗を吸収してくれる男性用の脇汗パッドを使うのも良いでしょう。また臭いが気になる方は、消臭効果や抗菌効果のある商品を選ぶのがおすすめです。

 

脇汗パッド付きの女性用インナーを着用する

脇汗パッド付きの女性用インナーを着用することも、脇汗の臭いや汗ジミの対策方法として有効です。一般的な脇汗パッド付きのインナーは脇の部分が厚めに作られており、しっかり脇汗を吸収できるようになっています。なかには二重、三重になっているものもあるため、しっかり対策をしたいという方に向いています。

脇汗パッド付きのインナーは、Tシャツのような形になっているものやキャミソール型など、種類も豊富です。用途に合わせて使用すれば、脇汗のことを気にせずファッションを楽しめます。脇汗パッド同様、消臭効果や抗菌効果がある商品やサラサラした素材が使われているものが多く、初めて着用する方でも挑戦しやすいでしょう。

 

制汗剤・デオドラント剤を使う

脇汗の臭いや汗ジミの対策方法として、制汗剤やデオドラント剤を使うのもおすすめです。どちらも脇に使用できる点では共通していますが、制汗剤とデオドラント剤は期待できる効果が違うため、用途に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、制汗剤とデオドラント剤の特徴をそれぞれ説明します。

 

制汗剤の特徴

制汗剤の特徴は、汗を抑制する効果があることです。そのため臭いが気になる方よりも、汗の量を抑えたい方に向いています。

制汗剤には多様な商品がありますが、主な種類はスプレータイプ、ロールタイプ、シートタイプの3つです。汗を抑えることを重視する場合は、スプレータイプかロールタイプが良く、ベタつきの解消を重視する場合は、シートタイプが適しています。

スプレータイプは速乾性があるため、短時間で塗ることができるのがメリットです。ロールタイプは肌に直接塗るため密着力が高く、脇全体にムラなく塗布できます。持続的な効果を求める方は、ロープタイプを試してみてください。

またシートタイプは、肌を拭くことで汗による臭いやベタつきを解消する効果があります。外出中や運動後、すぐにシャワーを浴びられないときに便利です。

 

デオドラント剤の特徴

デオドラント剤の特徴は、臭いの元となる雑菌の増殖を抑える効果があることです。汗の量よりも、脇の臭いが気になっている方に向いています。

デオドラント剤には、しっとりとしたクリームタイプの他、手を汚さずに塗れるリキッドタイプやスティックタイプがあります。期待できる効果は同じでも、使い勝手や使用感が異なるため、好みに合わせて選びましょう。

 

食生活を改善する

食生活の改善も、脇汗の臭いや汗ジミの対策につながります。辛い食べ物や酸っぱい食べ物は交感神経を刺激して発汗を促すため、できる限り控えましょう。またカフェインを過剰に摂ると、中枢神経が刺激され汗が多量に出る原因にもなり得ます。普段からカフェインの入った飲み物をよく飲む方は水やお茶などに代え、カフェインの摂取量を減らしてみるのも良いでしょう。

その他にも、肉や乳製品はアポクリン腺に刺激を与えたり、飲酒や喫煙は発汗を促したりするため、できればこれらも控えるのがおすすめです。

 

適度に運動する

脇汗の臭いや汗ジミの対策として、日頃から適度な運動を行うことも大切です。汗腺を働かせ、良い汗が出るよう促しましょう。

筋トレなどの無酸素運動では、急激に汗腺が働いて悪い汗になってしまう恐れがあります。そのため始めは散歩やウォーキング程度の有酸素運動で、ゆっくり汗腺を働かせましょう。汗腺の濾過機能が正常に働く状態を保てると、良い汗が出るのを促せます。

 

多汗症・わきがは治療ができる! 代表的な治療方法

脇にボトックス注射をしているところ

生活する中で、脇汗の量や臭いによる不便さを感じている方は、多汗症やわきがの治療で改善を目指すのもおすすめです。さまざまなアプローチ方法があり、症状の程度によっては保険適応で治療を受けることもできます。

ここからは、多汗症・わきがの代表的な治療方法を紹介します。

 

内服薬・外用薬

多汗症の治療には、内服薬・外用薬による治療方法があります。内服薬の種類は、保険適応される臭化プロパンテリンや、自由診療のオキシブチニン、コハク酸ソリフェナシンなどがあります。ただし効果にバラつきがある他、眠気や口の渇きといった副作用もあるため、体質的に内服薬による治療が向いていない方もいます。

外用薬には、塩化アルミニウムが用いられるケースが多いです。脇に塩化アルミニウム液を塗布し、汗の分泌を抑えます。副作用として刺激性皮膚炎が生じる可能性があり、その場合は使用を中止したりステロイド外用を使用したりして治します。

治療方法によって効果や副作用が異なるため、内服薬・外用薬による治療を希望する際は、医師とよく相談の上で開始しましょう。

 

注射

注射による多汗症・わきがの治療では、脇の下にボツリヌス毒素を注射してエクリン腺からの発汗を抑えます。汗の量が減ることで、わきがの臭い軽減の効果も期待できます。多汗症の治療として脇の下に行う場合は保険適応が可能ですが、顔や手のひらに行う場合やわきが治療として行う場合は自由診療です。

注射による治療の特長は、傷跡が残りにくいことと、治療を短時間で終えられることです。また、一時的に汗の量を減らしたいと考えている方にとっては、大切なイベント前や汗をかきやすい夏前に打つなど、希望する時期のみ治療を受けられることもメリットとなるでしょう。

気になっているのが多汗症なのか、わきがなのかによって費用や効果が異なるため、治療前に医師としっかり認識をすり合わせておくことが大切です。

 

医療用マシンを使う治療

多汗症・わきがの治療方法には、医療用マシンを使った治療もあります。超音波を用いて汗腺の機能を止める超音波吸引法や、高周波・マイクロ波を用いて汗腺を破壊するミラドライなど、対応している治療法はクリニックによって異なります。

どちらの治療法もこの後紹介する切開手術による治療と比べると、ダウンタイムが少なく、傷跡も残りにくくなっています。ただし超音波吸引法では、破壊した汗腺を吸引する機械を使用するため、クリニックが行っている治療方法によっては多少の傷跡ができるかもしれません。その点ミラドライなら皮膚を切開しないで治療可能です。
汗の量やわきがの臭いを一時的に抑えるのではなく、継続的な効果を期待したい方に、おすすめの治療方法です。

 

切開手術

多汗症・わきがを半永久的に改善したい場合は、汗腺を切除できる切開手術を受けるのも一つの手です。手術方法はクリニックによりさまざまで、剪除法や反転剪除法、皮下組織削除法などがあります。他の治療に比べると手術後の傷跡が目立ちやすいのがデメリットですが、汗腺をしっかり除去できるため、脇汗やわきがの臭いを持続的に改善できます。

わきがの臭いが周りにも影響を与えるほど重度であれば、クリニックによっては保険適応で治療を受けることも可能です。保険適応になるかどうかは医師の判断が必要なため、まずは診察でわきがの程度をチェックしてもらいましょう。

 

多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶポイント

治療をスタートした後に、後悔するのを防ぐため、多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶときは、3つのポイントを重視して選びましょう。後悔につながってしまう理由は、クリニックとの相性が悪く通いにくさを感じる、仕上がりが理想と違うなど人によってさまざまですが、慎重に選べばその分納得のいく治療に近付けるはずです。

ここからは、多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶポイントを紹介します。

 

雰囲気や治療環境の良さ

多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶ第一のポイントは、クリニック全体の雰囲気や治療環境を良いと思えるかどうかです。治療担当の医師との相性はもちろん、その他のスタッフの対応にも不快感を覚える点がないかまでチェックしましょう。受付・治療前の処置・会計など、スタッフと関わる機会も多々あるからです。

また、実際に治療を受ける日だけでなく、アフターメンテナンスや定期的な通院と、関係が長く続くこともあります。そのため、心地よく通える雰囲気であることは、とても重要な要素の一つです。

切開する治療を受ける場合は、清潔な治療環境が整っているかも併せてチェックしておきましょう。衛生的な治療環境でなければ、治療時に細菌感染を起こすリスクがあるからです。安全な治療を受けるためにも、自分自身の目で見て「ここなら大丈夫」と思えるクリニックを選ぶことが重要です。

 

治療を担当する医師の実績

治療を担当する医師の実績をチェックすることも、多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶポイントの一つです。治療のリスクや痛み、仕上がりの美しさは、医師のスキル次第で変わります。治療実績のある医師であれば、痛みが出るポイントや仕上がりをきれいにするコツなどを習得しているはずです。多角的な視点から考え、理想の仕上がりに近付ける努力をしてくれるでしょう。

ホームページなどに実績を掲載しているところも多いですが、なかには公開していないケースもあるかもしれません。その場合、カウンセリング時に過去の症例写真を見せてもらったり、実績を聞いたりしてみるのもおすすめです。

 

アフターフォローの体制

多汗症・わきがの治療を受けるクリニックを選ぶポイントの一つに、アフターフォローの体制が整っているかどうかも挙げられます。自由診療の場合、料金の設定は各クリニックの考え次第で決まります。アフターフォローは別途料金で設け、施術料金を抑えるクリニックもあれば、施術料金は高めなものの、充実したアフターフォローまで含んでいるクリニックもあります。

また施術に使用する機材は、クリニックによって異なります。どのような機械か、どのような特長があるのか、どのようなリスクがあるのかまでしっかり内容を確認しておきましょう。機械の性能が異なれば、施術料金にも違いが生じます。単に施術料金の安さだけで選ぶのではなく、機械の性能やフォロー体制などと料金が見合っているかを考えて、施術を受けるクリニックを決めましょう。

 

共立美容外科で受けられる多汗症・わきがの治療

共立美容外科でも、多汗症・わきがの治療を行っています。手軽に受けやすいボトックス注射の他、ダウンタイムの少ないミラドライ、汗腺を適切に除去できる超音波+ローラークランプ法などです。カウンセリングにて多汗症・わきがの程度やお悩み、治療への希望を踏まえ、お一人おひとりに合った治療方法をご提案しています。

ここからは、共立美容外科で行っている多汗症・わきがの治療方法を順に紹介します。

 

ボトックス注射

ボトックス注射は、脇の下に薬剤を注射して汗を抑制する治療方法です。共立美容外科では、日本とアメリカで多汗症治療として認可されているボトックスビスタ®か、ヨーロッパでよく使われているディスポートという薬剤を使用しています。

ボトックス注射のメリットは、治療時間が15分ほどであることと、施術後の行動制限がないことです。注射針を刺すため針穴や赤みが生じることがありますが、1日程度で治ります。仕事や家庭の都合で忙しく、施術やダウンタイムのためにまとまった時間が取れない方でも受けやすいのが特長です。

共立美容外科では注射時に極細の針を使ったり、打つ場所を工夫したりと、痛みの少ない施術に注力しています。また希望される方には注射前に麻酔クリームの使用も可能です。痛みに弱い方や不安が強い方にもおすすめの治療方法です。

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ミラドライ

ミラドライは、マイクロ波を照射することで汗腺を破壊する治療方法です。失われた汗腺は再生しないため、この後紹介する手術による治療と同様、長期的な改善が期待できます。

皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織という構造をしており、汗腺は奥の皮下組織内にありますが、ミラドライのマシンは肌への負担に配慮して、マイクロ波で皮下組織の汗腺にアプローチしつつ、冷却機能によって表皮や真皮へのダメージは少なく済むように設計されています。

ミラドライの特長は、独自の麻酔により治療時の痛みが少ないことと、多汗症やわきがを長期的に改善できることです。皮膚を切開しないため、治療後の合併症のリスクも大幅に軽減できます。また治療時間も短く、片脇で20〜30分、両脇合わせて1時間ほどで済みます。
治療後はしばらく運動を控える必要がある他、2〜3日ほど腫れが生じる恐れがあります。また、どのような多汗症・わきがにも効果的とはいえません。重度の多汗症やわきがはミラドライだけで改善するのが難しいケースもあり、その場合は他の治療をご提案します。

ミラドライのバナー

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超音波+ローラークランプ法

超音波+ローラークランプ法は、共立美容外科が独自開発した器具を使った多汗症・わきがの治療方法です。ローラークランプという吸引器具は「ローラー」「超極細の吸引棒」「傷跡保護器具KBシース」の3つで構成されており、KBシースが治療時の傷をできる限り小さく抑えてくれることで、きれいな仕上がりにできるのが特長です。

この治療では、施術箇所へ超音波を当てて皮下組織の結合を緩めた後、ローラークランプで汗腺を吸引して除去します。皮膚を押さえながら汗腺の吸引が可能なため、エクリン腺やアポクリン腺の取り残しを減らすことができます。また汗腺自体を除去するため、症状が再発する恐れがないのもメリットです。

超音波+ローラークランプ法は、多汗症・わきがの程度を問いません。軽度から重度の方まで幅広く治療を受けられます。また大人だけでなく、小学生以上のお子さまへの治療も可能です。手術は、基本的に局所麻酔で行われます。

ローラークランプ法

共立美容外科の人気のローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから。

 

ベイザー+ローラークランプ法(大阪本院・仙台院限定)

ベイザー+ローラークランプ法は、大阪本院と仙台院のみで受けられる施術です。ベイザー波(特殊な超音波振動)を出す医療機器で皮下組織にある脂肪を溶かした後、ローラークランプで汗腺を吸引して除去します。脂肪のみを融解させることで、大量の汗や臭いの元となる汗腺を除去しやすくなるのが特長です。
ベイザー+ローラークランプ法は、非常に重度のわきがの方や皮膚が硬くなっている方、ミラドライや切開手術を受けたが改善できなかった方などに向いています。手術後は1週間ほど腕の可動制限がありますが、気を付けながらであれば仕事や外出も可能です。

手術は、基本的に局所麻酔で行われます。ただし痛みに敏感な方は、希望に応じてリラックスした状態になれる笑気麻酔や、術後72時間まで痛みを緩和できるエクスパレル麻酔も使用できます。

▼共立美容外科の「ベイザー+ローラークランプ法(大阪本院・仙台院限定)」についての詳細はこちら

 

脇汗の多さや臭いにお悩みの方は、共立美容外科にご相談ください

脇汗に限らず、人は汗をかくことで体温調整を行い、身体機能が正常に働くようコントロールしています。また普段生活する中でも、体温の上昇、過度な緊張や不安・ストレス、食べ物による刺激を受けて、一時的に脇汗が多くなることもあります。そのため、サラサラとした無臭の良い汗なら多くなること自体は悪いことではありません。

ただしベタベタしたり、独特な臭いがしたりする汗が出ている場合は、悪い汗になっているかもしれません。悪い汗になる原因には、汗腺の濾過機能がうまく働いていない可能性や、多汗症やわきがになっている可能性が考えられます。多汗症やわきがの場合は日常生活に支障を来すこともあるため、治療で改善を目指すのがおすすめです。

共立美容外科では、軽度から重度まで幅広い多汗症・わきがの治療に対応しています。15分ほどの治療時間で手軽に受けられるボトックス注射の他、切開不要で痛みの少ないミラドライ、汗腺を取り残すことなく除去できる超音波+ローラークランプ法などの施術から、お一人おひとりに適したものをご提案します。脇汗の多さや臭いにお悩みの方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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