わきがに前兆はある?なりやすい人の6つの特徴と臭いのセルフチェック方法を解説
最終更新日: 2024年12月09日 (月)
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「汗をかくと脇が臭う気がする」「もしかするとわきがかも」と、自分の脇の臭いを心配している方もいらっしゃるでしょう。脇の臭いは汗や皮脂、細菌などが混ざり合うことで発生しますが、臭いが強く出る人と出ない人がいます。
本記事では、わきがになりやすい人の特徴と脇の臭いのセルフチェック方法などを解説します。わきがは、原因を知ることで臭いの対策を行ったり、治療で改善したりすることが可能です。脇の臭いでお悩みの方は、ぜひご一読ください。
わきがの原因
わきがの原因は、アポクリン腺という汗腺から出る汗です。汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺の2種類がありますが、エクリン腺から出る汗はほとんどが水分のため、臭いの原因にはなりません。一方で、アポクリン腺から出る汗には、アンモニアや脂肪酸などが含まれているため、独特の臭いを発生させる原因になります。
また汗をかいたからといってすぐに臭うわけではなく、アポクリン腺から分泌された汗が皮膚の表面に存在する細菌によって分解されるときに臭いが生じます。
汗腺は誰にでもありますが、数や大きさは人それぞれです。そして汗腺の数は成長によって増えたり減ったりするものではなく、生まれつきのものです。わきがの方はもともとアポクリン腺の数が多く、大きい傾向がある上、汗を分泌する動きも活発だといわれています。
わきがはどのような臭い?
わきがは鼻につく特徴的な臭いがしますが、同じわきがでも臭いにはいくつか種類があります。
ここからは、わきがはどのような臭いがするのかを説明します。
スパイスのような臭い
わきがは、スパイスに似たピリッとした臭いがすることがあります。鼻を刺すような刺激臭で、このタイプの臭いが生じる方が特に多いといわれています。
鉄のような臭い
わきがの臭いは、鉄のような臭いがすることもあります。鉛筆の芯のような臭いを想像すると、分かりやすいでしょう。
ネギのような臭い
わきがの臭いは、「ネギのような臭い」といわれることもあります。これは、ネギに含まれている臭いの成分と、わきがの臭いの成分が似ているからです。この臭いがするタイプのわきがは、食生活を見直した方が良いでしょう。
自分ではわきがに気付きにくい理由
わきがの方のなかには、軽度・重度を問わず自覚していない方も少なくありません。周囲の人が気付くほどの臭いがあっても、本人が自覚できないのには理由があります。
ここからは、自分ではわきがに気付きにくい理由を2つ説明します。
軽度だから
わきがを自覚しにくい理由は、わきがが軽度だからという理由が挙げられます。わきがの症状が軽い場合は、強い臭いがしません。脇に鼻を近付けたときにやっと臭いに気付く程度です。
脇の近くに寄らないと分からないため、周囲の人からも指摘されにくく、本人も自覚しないまま悪化してしまう場合もあります。
臭いに慣れてしまっているから
臭いに慣れてしまっていることも、わきがを自覚しにくい理由です。自分自身は日常的に同じ臭いを嗅いでいるため、わきがの臭いが強くなっても本人はなかなか気付きません。
また家族も同様に、普段から同じ臭いを嗅いでおり、自然と慣れてしまって気付かない場合もあります。
わきがの前兆は? なりやすい人の6つの特徴
わきがになりやすい人には、いくつか共通する特徴があります。「今まで臭いは気にならなかった」という方も、実は前兆が起きているかもしれません。わきがかどうか心配な方は、わきがになりやすい人の特徴に当てはまるものがあるかを確認してみましょう。当てはまる項目が多いほど、わきがの可能性も高くなります。
ここからは、わきがになりやすい人の6つの特徴を順に紹介します。
耳垢がどろっとしている
わきがになりやすい人は、耳垢が茶色くどろっとしています。わきがの臭いの原因となるアポクリン腺が、耳の中にもあるためです。
耳の穴の中が湿っているだけなら問題ありませんが、茶色くベタベタした状態の方はわきが体質といえます。
脇毛の量が多い
わきがになりやすい人は、脇毛が多い傾向があります。汗腺は毛穴とつながっているため、毛の量が多い人ほどアポクリン腺の数も多いからです。
また、脇毛が生えていることで皮膚の雑菌も増殖しやすく、臭いが出やすくなります。毛の量が多い方や生えている範囲が広い方は、わきがに注意が必要です。
汗をよくかく
わきがになりやすい人は、汗をよくかきます。汗の分泌量が多いのは、エクリン腺の数が多いからです。そのため、アポクリン腺から出た汗と一緒に蒸発する水分が多くなり、臭いが広がりやすくなります。
実際に、わきがの方の中には多汗症も併発しているケースが多くあります。
汗ジミで服が黄ばむ
汗染みで服が黄ばんでしまう方も、わきがになりやすい人です。アポクリン腺から分泌される汗には脂質やアンモニアなどが含まれており、分泌量が多いほど黄色いシミができるからです。
淡い色や白い服の脇の部分が黄色くなっていないかを確認してみましょう。
脇毛に白い粉がつく
脇毛に白っぽい粉が付着していることも、わきがになりやすい人の特徴です。この粉はアポクリン腺から分泌された汗によって生じたものです。汗の量が多いほど粉の量も増えるため、粉の量が多いほどわきがの可能性が高くなります。
なお、デオドラント剤などの成分によって白い粉が付くこともあります。粉の有無をチェックする際は、何も付けていない状態で確認してください。
親にわきが体質の人がいる
親がわきが体質の場合も、わきがになりやすいです。アポクリン腺の数は、遺伝による影響を受けるからです。わきがは優性遺伝のため、親のどちらかにわきが体質の人がいる場合は、同じくわきがになる可能性があります。
わきがの臭いの程度をセルフチェックする方法
わきがの臭いがどの程度かをセルフチェックしたい方は、ガーゼテストに取り組みましょう。ガーゼテストとは、ガーゼに付いた臭いの程度でわきがレベルを判断するテストです。わきがの診断方法として、医療現場でも活用されています。
ガーゼテストのやり方は、下記のとおりです。
- ガーゼを脇に挟む
- その状態で数分程度の運動をする
- ガーゼを脇から取り出し、臭いの有無・強さを確認する
また、わきがの判断基準は下記のとおりです。
わきがの可能性 | 臭いの程度 |
無し | 鼻の近くで嗅いでもガーゼが臭わない |
ほぼ無し | 鼻の近くでガーゼを嗅ぐとかすかに臭うが、気にならない |
軽度 | 鼻の近くでガーゼを嗅ぐと臭いがする |
中度 | 鼻に近づけなくてもガーゼから臭いがする |
重度 | 手に持っただけでガーゼから臭いがする |
中度の場合は、個室や満員電車など閉め切られた場所にいると、周りの人も気付くレベルです。重度の場合は、近くにいなくても周りの人が気付くほど強い臭いがします。
自分でできるわきがの対策
わきがは、脇で菌が繁殖するのを防いだり、生活習慣を改善したりすることで臭いを抑えられます。自身のわきの臭いが気になっている方は、わきがの対策に取り組んでみましょう。
ここからは、自分でできるわきがの対策方法を紹介します。
こまめに汗を拭く
こまめに汗を拭くとわきがの臭いを軽減できます。皮膚が清潔な状態で保たれると、臭いの原因となる菌が増えるのを抑えられるからです。
反対に、汗をかいたまま長い時間放っておくと皮膚で細菌が増殖してしまうため、できる限りこまめに拭くよう心がけましょう。
除毛する
わきがの臭いを抑えるには、脇毛をきちんと処理することも大切です。毛があることで汗が乾きにくくなり、蒸れて細菌の増殖につながってしまうからです。除毛方法にはさまざまなものがありますが、一度行って終わりではなく、再び毛が長くなる前に再処理を行うと良いでしょう。
「剃刀で皮膚が傷つくのが心配」「何度も剃るのは面倒」という方は、脇毛の脱毛を受けるのも手段の一つです。
食事の内容を見直す
食事の内容を見直すことも、わきがの臭い軽減につながります。動物性の脂質は、アポクリン腺を刺激しやすいと言われているからです。例えば、肉類や揚げ物などをよく好んで食べている場合は、少し控えめにするよう意識しましょう。
また、スパイスが効いた料理もわきがの臭いを強めてしまう恐れがあります。キムチやニンニクなども臭いの生成を促進させてしまうため、これらの料理も避けることをおすすめします。
喫煙や飲酒を控える
喫煙や飲酒の習慣がある方は、わきがの臭いを軽減するためになるべく量を減らせるよう取り組むことが大切です。喫煙や過度の飲酒も、わきがの臭いを強める要因の一つだからです。
タバコに含まれているニコチンは、エクリン腺にもアポクリン腺にも刺激を与えてしまいます。また飲酒後は、臭いの原因となる成分が汗に含まれて分泌されてしまうため、わきがの臭いが強くなりやすいです。
睡眠の質を上げる
睡眠の質を上げると体内の毒素や老廃物が排出されやすくなるため、わきがの臭い対策になります。
睡眠不足は基礎代謝の低下を引き起こし、体の中に老廃物を蓄積させます。臭いの原因となるアンモニアもたまってしまうため、汗として分泌されるとわきがの臭いが強くなる恐れがあるのです。寝付きや寝起きが悪い方は、寝具や就寝前の習慣などを見直してみましょう。
病院での治療も可能! わきがの代表的な治療方法
わきがの対策を行っても臭いが気になる場合は、病院で治療を受けることも可能です。治療方法には、注射やレーザーなどで皮膚を切らずに行う施術もあれば、切開手術でわきがの臭いの元になる汗腺を除去する施術もあります。
ここからは、わきがの代表的な3つの治療方法について説明します。
注射
わきがの代表的な治療方法の一つに注射があります。注射は、ボツリヌストキシンなどの薬液を脇の下に注入し、エクリン腺からの発汗を抑える治療方法です。臭いの原因となるアポクリン腺にはアプローチしませんが、臭いを広める要因となるエクリン腺の水分量を抑えられるため、わきがの臭い軽減にもつながります。
ただし、継続的な効果は期待できません。大切なイベントや発汗しやすい夏にだけ、一時的に汗を止めたいとお考えの方に向いている治療です。
医療用マシンを使う治療
医療用マシンを使った治療も、わきがの代表的な治療方法です。医療用マシンとは、超音波や高周波・マイクロ波、レーザーなどの機器です。マシンの力で汗腺を破壊し、臭いを抑えます。
医療用マシンを使う治療のメリットは、皮膚を切らないためダウンタイムが少ないことと、傷跡が残らないことです。治療時間も比較的短く済むため、手術の時間が長時間取れない方にとって受けやすい治療といえます。
切開手術
わきがの代表的な治療方法には、切開手術もあります。切開手術は皮膚を切って汗腺を除去する治療で、重度のわきが改善も期待できます。また臭いだけでなく汗の量も抑えられ、わきがが再発する可能性が低くなるのがメリットです。
手術方法は一通りではなく、皮膚切除術や剪除法(皮弁法)、反転剪除法など多様です。どの方法でも臭いを軽減できますが、手術方法によっては術後の傷跡が残りやすい場合もあります。傷跡が気になる方は、手術を受ける時期を考えた上でスケジュールを決定しましょう。
わきがの治療は保険適用になる場合もある
切開手術によるわきがの治療は、保険適用で受けられる場合もあります。保険適用で行われる手術は主に剪除法(皮弁法)と皮膚切除術で、手術時には局所麻酔を行います。
ただし、誰でも保険適用で受けられるわけではありません。保険適用にはわきがの程度に関して条件があり、条件に当てはまる方のみが対象です。
ここからは、わきがの手術が保険適用になる条件と、保険適用のメリット・デメリットを説明します。
保険適用の条件
わきがの手術が保険適用になる条件は、悪臭が強いために他人の就業に支障をきたす事実が明らかで、客観的に治療が必要だと判断されることです。そのため、単に汗をよくかく方や臭いがそこまで強くない方などは、保険適用で治療を受けられません。
また、剪除法(皮弁法)と皮膚切除術以外の治療方法を希望する場合も、保険が適用できません。注射や医療用マシンによる治療を受けたい方は、自由診療となります。
保険適用のわきが治療のメリット
保険適用でわきがの治療を受ける大きなメリットは、費用負担を抑えられることです。また、汗腺を除去する手術となるため、注射による治療に比べるとわきがの臭いの抑制効果が期待できます。
自由診療のわきがの手術時間が30〜40分ほどに対し、保険適用のわきが手術は60〜90分程度かかります。時間はややかかりますが、基本的に日帰り手術が可能です。
保険適用のわきが治療のデメリット
保険適用でわきが治療を受けるデメリットは、手術後に皮膚がひきつったような感覚になる可能性があることです。汗腺を除去するために5〜7センチほど切開するため、傷跡が大きく残る恐れもあります。脇の下は目立ちにくい部位ではありますが、夏場にノースリーブの服や水着を着たときに気になってしまうかもしれません。
また、手術後は皮膚を糸で縫い合わせているため、抜糸まで2週間ほど行動制限が必要となります。運動したり、重たい荷物を持ったりできないため、仕事やプライベートなどにも影響が出るかもしれません。
できる限り小さな傷跡で済ませたい方は、自由診療による治療の方がおすすめです。
わきが治療を受けるクリニックを選ぶポイント
わきが治療に対応している病院や美容クリニックは多数ありますが、治療を受けるクリニックを値段や治療方法だけで選ぶのはおすすめできません。導入している設備や医師の治療技術は、クリニックによって大きく異なるからです。
ここからは、わきが治療を受けるクリニックを選ぶ3つのポイントを紹介します。
相性の良いクリニックを探す
わきが治療を受けるクリニックを選ぶときは、ご自身と相性の良いクリニックを探しましょう。施術を担当する医師との相性はもちろん、スタッフの対応や雰囲気を見ることも大切です。受付からクリニックを出るまでの時間を心地よく過ごせ、問題なく通えるところかどうかを見極めましょう。
また、導入している機器や施術環境にも注目してください。どんなに医師やスタッフの対応が良くても、院内が汚れていたり機器が古かったりと、気になる部分があれば要注意です。特に皮膚を切開する手術では、切開した部位から細菌感染を起こさないようにするために、衛生環境がとても重要です。細部まで行き届いた配慮がなされているかどうか、よく観察しましょう。
安さにこだわって決めない
わきが治療を受けるクリニックは、「安いから」という理由で決めないことも大切です。自由診療の治療は費用が高額になりやすいため、できるだけ安く治療を受けられるクリニックを探してしまいがちです。しかし本来、治療費用の一部は医師やクリニックに還元され、技術や知識を高めたり、より良い治療環境を整えたりするための資源となるべきものです。治療費が高いほど良いとは限りませんが、安すぎる場合も注意した方が良いでしょう。
また、費用の中に術後フォロー費用が含まれていない場合もあります。料金内でどこまで対応してもらえるのか、事前に確認が必要です。
クリニックの治療実績を確認する
わきが治療を受けるクリニックを探すときは、クリニックや担当する医師の治療実績も確認しましょう。特に切開手術では傷跡をきれいに仕上げたり、汗腺をしっかり取り除いたりする技術が必要です。その点を考えると経験を積んできた医師ほど、治療時にさまざまな工夫や配慮をしてもらえる可能性が高いでしょう。
手術の対応件数を聞くだけでなく、実際に担当した症例の写真などを見せてもらうと、術後の仕上がりも想像しやすくなるはずです。
共立美容外科で受けられるわきが治療
共立美容外科は、わきが治療にも対応しています。治療方法には、注射や医療用マシンを使用した治療の他、共立美容外科が独自に開発した器具を用いる、傷跡を小さく抑えられる手術などがあります。治療の選択肢が複数あるからこそ、自分自身の希望に合う治療方法を見つけられるはずです。
ここからは、共立美容外科で受けられるわきが治療を4つ紹介します。
ボトックス注射
ボトックス注射は、わきがの臭いとともに汗の多さが気になる方におすすめです。共立美容外科では痛みの少ない施術に注力しており、注射前には脇にクリーム麻酔を塗る他、注射針は極細の針を選び、針が刺さるときに生じる痛みを抑えています。
ボトックス注射のメリットは、治療時間が10分程度と短く済むことと、治療当日から入浴やシャワーが可能なことです。治療後は、注射針を刺した部分に赤みや小さな針穴が生じることがありますが、1日ほどで治ります。
共立美容外科のボトックス注射で使用する薬剤は、日本とアメリカで認可を受けているボトックスビスタと、シワ治療でよく使用されているディスポートの2つです。いずれの場合も運動や外出の制限はないため、まとまった休みが取れない方や仕事や家事の合間で治療を済ませたい方でも気兼ねなく受けられるでしょう。
脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら
ミラドライ
ミラドライは、専用の機器でマイクロ波(電磁波)エネルギーを当て、アポクリン腺・エクリン腺の機能を失わせる治療です。失った汗腺の機能は再生しないため再発の心配がなく、切開手術による治療と同様の効果が期待できます。ただし、どのようなわきがにも効果的なわけではありません。特に重度のわきがの場合は、完全に改善するのが難しいケースもあります。
ミラドライのメリットは、皮膚を切らないため合併症などのリスクを大幅に軽減できることと、ダウンタイムがほどんとないことです。治療時間は片方の脇で30分ほど、両脇の場合は1時間ほどです。術後に少し腫れる場合はありますが、2〜3日程度で治ります。また入浴は翌日から可能ですが、運動は1週間ほど控えなければなりません。
共立美容外科では、治療を受ける方への負担を抑えるために、麻酔注射の後に超音波を当てています。これによって麻酔をしっかり浸透させられるため、治療時の痛みや術後の腫れの軽減につながっています。
ミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら
超音波+ローラークランプ法
超音波+ローラークランプ法は、共立美容外科オリジナルのわきが・多汗症の治療方法です。超音波で皮下組織の結合を緩めた後、ローラークランプという独自開発した器具を使用し、脇の臭いや多汗症の原因となるアポクリン腺やエクリン腺を吸引して除去します。汗腺をしっかり除去できるため、再発の心配もほとんどありません。また手術時間は30分程度と、比較的短い時間で済みます。
この治療のメリットは、切開手術と同様の効果が見込めることと、傷跡が小さく目立ちにくいことです。個人差はありますが、術後4週間ほどで傷跡はほとんど分からなくなります。また、傷跡が小さいからといって、汗腺を除去する範囲が狭くなるわけではありません。吸引棒にはしっかりと長さがあるため、広範囲にわたってアプローチ可能です。
成人の方はもちろん、脇の臭いや汗で悩む小学生から高校生までのお子さまへの治療もできます。ダウンタイムが少ない手術のため、季節を問わず受けられます。ただし、手術後1週間ほどは腕を動かす範囲に制限がかかるため、ゆっくり過ごせる時期を選んで受けるのがおすすめです。
ローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから
ベイザー+ローラークランプ法(大阪本院・仙台院限定)
ベイザー+ローラークランプ法は、ベイザー波という特殊な超音波を当てて脇の脂肪組織を溶かした後に、ローラークランプで汗腺を吸引する治療です。この治療は、心斎橋にある大阪本院と、仙台院でのみ受けられます。ベイザー波はアポクリン腺を狙って照射するため、周囲にある血管などの組織は傷つきません。また術後に少し腫れる場合がありますが、2〜3日ほどで治ります。
手術時には局所麻酔を行いますが、それでも手術に対する恐怖心や痛みへの不安が強い場合は、鼻から吸引する笑気麻酔や、72時間ほど痛みを緩和できるエクスパレル麻酔の使用も可能です。笑気麻酔は眠っているような状態で手術を受けられ、手術後30分程度で体外に排出されるため、体への負担も大きくありません。
ベイザー+ローラークランプ法は、超音波では効果を実感できない方や、以前ミラドライや切開手術をして皮膚が硬くなっている方、重度のわきがの方でも特に症状が重い方などに向いています。「他の治療で効果が出なかった」「重度だから治るのか心配」という方も、一度相談してみてください。
わきがを改善したいとお考えの方は、共立美容外科へご相談ください
わきがの臭いは、アポクリン腺という汗腺から出る汗が、皮膚に存在する細菌によって分解されるときに生じます。汗腺の数は生まれつき決まっているため、汗をかきやすい方はアポクリン腺の数が多く、わきがになりやすい傾向があると言われています。
たとえわきがの臭いが軽度であったとしても、「人に不快感を与えるのでは」と不安になってしまうものです。臭いを改善したい方は、わきが治療を受けるのもおすすめです。
共立美容外科では、ボトックス注射やミラドライの他、共立美容外科オリジナルのわきが・多汗症の治療を行っています。皮膚を大きく切開することなく、小さな傷で手術を済ませることも可能です。カウンセリングを通して希望に合う施術を提案してくれるため、どの治療がいいのか分からない方も、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。 カウンセリングや施術のご相談など、
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