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公開日:2023年11月20日(月)
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目次
鏡に映るたるんだ顔を見て「実年齢より老けて見えない?」と、ショックを受けたことがある方も多いのではないでしょうか。たるみは加齢とともにどうしても生じてしまうため、マッサージなどリフトアップのためのセルフケアを毎日のお手入れに取り入れることはとても大切です。
本記事ではたるみの原因を解説するとともに、リフトアップ効果が期待できるセルフケアを紹介します。また、たるまないようにするための注意点も解説しているため、「たるみが気になっている」「何とかリフトアップしたい」という方はぜひ参考にしてください。
リフトアップとは、たるみやシワなどを引き上げるための手法のことです。顔がたるむとパーツに影が現れ、老けた印象や疲れた印象に見えてしまいやすくなります。リフトアップをすることで皮膚が引き上がり、老けた印象を作る影が消えるため、若返ってみえる効果が期待できます。
リフトアップの方法はセルフケアによるマッサージやストレッチの他、美容クリニックが提供しているマシンによる施術や外科的な施術などさまざまです。どのような理由でたるみができているのかを把握し、ご自身に合ったリフトアップ方法を選ぶことで、効果的にたるみを解消できるでしょう。
顔がたるむ原因は人によって異なります。また原因は一つだけとは限らず、いくつもの原因が重なってたるみを引き起こしている場合もあります。ここで、代表的な原因をいくつかご紹介します。
皮膚のハリや弾力が衰えるとたるみの原因になります。皮膚のハリや弾力を保っているのは、主に皮膚の組織にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力線維です。これらは加齢とともに減少する他、紫外線の一種であるUV-A派を浴びると変形します。
また日頃からストレスをためすぎることでもコラーゲンの生成が抑制され、たるみを招く原因となります。過労や寝不足、不規則な食生活といったさまざまな悪習慣が、たるみを引き起こしてしまうのです。
顔にはいくつもの筋肉があり、この筋肉がバランス良く動くことでさまざまな表情を作ったり、唇がきちんと閉じた状態を保ったりしています。筋肉である以上、足や腕の筋肉と同じく加齢とともに衰えます。また積極的に使わないことも、筋肉を衰えさせる原因となるでしょう。筋肉が衰えるとその上にある脂肪や、皮膚組織などをうまく支えられなくなり、結果として顔全体のたるみにつながります。
皮膚は肌の表面にある表皮と肌の奥にある真皮で構成されており、さらにその奥には皮下組織と、これら全てを支える靭帯があります。皮下組織には血管やリンパなどが流れていますが、その大部分は脂肪です。
皮下脂肪が過剰に蓄積されると靭帯が脂肪を支えきれなくなり、たるみを招く原因になります。20代などの若い時期であれば筋力が比較的強くコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維も豊富なため、脂肪が蓄積しても大きくたるむことはほとんどありません。しかし加齢とともに弾力線維が減ったり、筋肉が衰えたりすると、たるみが生じやすくなります。
冷え性や運動不足、デスクワークなどにより、同じ姿勢でいることが多い方や普段から姿勢が悪い方は、血行やリンパの流れが悪くなっている可能性が高いです。つまりはむくみやすい状態ともいえます。
毎日のようにむくんでいると皮膚が伸びてしまうため、たるみの原因になり得ます。毎朝鏡を見るとパンパンにむくんでいるという方や、夕方になってもなかなかむくみが取れずすっきりとしないという方は、むくみが原因のたるみが生じているかもしれません。
加齢とともに蓄積される、紫外線や肌の乾燥といった直接的なダメージもたるみの原因になります。皮膚の中に存在するヒアルロン酸は、1グラムで6リットルの水分を保てる保湿成分であり、肌の奥にある真皮の弾力を保っている成分でもあります。肌がダメージを受けるとヒアルロン酸は減少し、肌は内側から乾燥して真皮のハリが失われてたるみにつながります。
「座ったときに足を組む」「片方の足に重心をかけて立つ」「スマートフォンをよく見ることで猫背になりがち」など、普段から姿勢が悪い方は骨格にゆがみが生じている可能性があります。骨格がゆがむと全身の筋肉はバランス良く使われません。その結果、顔の脂肪がアンバランスに付いてしまい、たるみやすくなる場合があります。骨格のゆがみはたるみだけでなく肩こりなどの原因にもなりやすく、血行不良に陥ってむくみにつながる場合もあります。
たるみはある日突然現れるわけではないため、「まだ何もしなくても大丈夫では」と思っている方も多いかもしれません。しかしたるみは徐々に進行し、放っておくと深いシワやくすみの原因になります。さらには血行不良などが伴うことで、色素沈着やシミの原因となる可能性もあるのです。
またたるみのある部分に影ができると、いわゆる「老け顔」に見られやすくなります。たるみは加齢とともにどうしても起こり得ることですが、適切なケアを行えばたるみの進行を抑え、若々しい肌を維持できるでしょう。
たるみの予防・改善には、、リフトアップをかなえるマッサージや簡単な表情筋の筋トレを、日常的なお手入れとして取り入れてみましょう。運動と同様に毎日の積み重ねが、肌の若々しさを保つことに役立ちます。単にたくさんやれば効果が出るというものではないため、心地良く感じる程度に無理なく行うようにしましょう。
「代謝が悪く顔色が悪い」「むくみがち」「顔の脂肪が気になる」という方は、マッサージやストレッチで血行やリンパの流れを良くするケアがおすすめです。
顔のマッサージは筋肉の凝り固まりやすい部分や、リンパの流れが滞りやすい部分を中心にほぐすのがおすすめです。顔全体の血行促進につながり、リフトアップした明るい肌を目指せるでしょう。やり方は以下のとおりです。
1.こめかみのマッサージ
2.頬骨のマッサージ
3.フェイスラインのマッサージ
4.エラのマッサージ
いずれも心地良いと感じる強さで行いましょう。痛いと感じるほど強くマッサージすると肌に負担がかかり、逆効果になりかねません。ゆっくりと呼吸をしながら行うことも忘れないようにしてください。
首の周りには多くの血管やリンパが通っているため、首周りが凝り固まると顔の血行やリンパの流れも悪くなります。顔のマッサージの効果を上げるためにも、しっかりとほぐすようにしましょう。やり方は以下のとおりです。
首の前と斜めにある筋肉が伸び縮みしていることを意識して行いましょう。無理なく心地良いと感じる程度でストレッチしてください。
耳には体温調整を担う「AVA血管」という血管が通っているため、マッサージを行うと温感効果を得やすいです。ぽかぽかと素早く血行が良くなるため、朝のメイク前に行うとむくみ解消に効果絶大でしょう。やり方は以下のとおりです。
耳には多くのツボがあるため、耳たぶをはじめ耳全体をもみほぐすのもむくみ解消に効果的です。
表情筋の衰えがたるみの原因となっている場合は、表情筋のトレーニングを取り入れてみてください。筋トレといっても大きな負荷をかけるようなものではありません。あくまで「今ある筋力を衰えさせない程度」のイメージで週に数回行うのがおすすめです。やり過ぎはかえってシワなどの原因になることがあるため注意しましょう。やり方は以下のとおりです。
1.あいうえお筋トレ
口元だけでなく、顔全体の筋肉を使って発音しましょう。一連の流れを3セット程度行うのが目安です。
2.口周りの筋トレ
割り箸は落とさない程度に軽くくわえるようにしましょう。このトレーニングも、顔全体の筋肉を使うイメージで行うとより効果的です。
3.舌回し筋トレ
ほうれい線や口角のたるみに効果が期待できます。ゆっくりと、かつ、しっかりと舌を動かすのがポイントです。
顔のリフトアップを手助けしてくれる美容グッズも多く販売されています。ラジオ波(RF)や超音波の出る美顔器、美容成分を肌に届けるイオン導入など、その種類は多岐にわたります。家庭用の美容グッズは日常的なケアをサポートしてくれるものなので、スキンケアやマッサージ、表情筋の筋トレと合わせて使用することで、より大きな効果が期待できるでしょう。
たるみは加齢とともに自然と生じてしまうため、「どうしようもないのでは」と不安に感じてしまう方もいるかもしれません。しかし日常のちょっとしたことを注意するだけでも、たるみの進行は抑えられます。以下の点を押さえておきましょう。
たるみを予防したいなら、まずは基本的なスキンケアを欠かさないようにしましょう。肌が乾燥すればみずみずしさや弾力が失われ、たるみの原因になります。肌の水分を補う化粧水、油分を補い肌を柔らかく保つ乳液、水分や油分が逃げないように守るクリームなど、基本的なスキンケアで肌の潤いを保つよう心掛けましょう。
各成分を肌に十分届けるためには、クレンジングや洗顔も丁寧に行い、肌をきれいに保つことが大切です。疲れてメイクを落とさずに寝てしまうと、メイクや皮脂などの汚れが酸化し、一晩の間に大きな肌ダメージを与えることになります。将来のたるみをできるだけ軽減するためにも、毎日の基本的なスキンケアは忘れないようにしましょう。
紫外線はコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を変形させてしまうだけでなく、シミやそばかすの原因にもなります。結果的に肌の老化を促進させてしまうため、こまめな紫外線対策は欠かせません。紫外線は室内にも届くといわれます。日焼け止めは日常的に使用するようにし、強い日差しの中へ出るときは日傘や帽子などで、しっかりと紫外線をガードするようにしましょう。紫外線は地面に反射するので、顎の下や首にもしっかりと日焼け止めを塗っておくなどの対策も大切です。
表情筋を衰えさせないよう意識して使うことも、たるみ予防につながります。本記事で紹介した表情筋のトレーニングを取り入れるだけでなく、普段から笑顔を心掛けましょう。口角だけを上げる笑顔ではなく、頬骨が上がるようなイメージの笑顔を意識すると、自然とより多くの表情筋が使われます。
姿勢の悪さは血行不良を招いたり、脂肪がアンバランスに付く原因になったりし、むくみや脂肪蓄積によるたるみを引き起こす原因となります。そのため普段から良い姿勢を心掛けておくことが、顔のたるみ予防につながります。デスクワークの方であれば机と椅子の高さを調節したり、パソコンの画面の位置を変えたりしてみると良いでしょう。
足を組む・頬づえを突くといった癖はできるだけ控え、背筋を伸ばしたきれいな姿勢で過ごすことも大事です。片足重心で立つことが多い方は、できるだけ両足に均等に重心をかけてまっすぐに立つことを心掛けてみてください。必要な筋肉が養われるため、普段から良い姿勢を保てるようになれば、無意識でもきれいな姿勢を維持しやすくなるでしょう。
たるみにはさまざまな原因があるため、
毎日のマッサージや筋トレでリフトアップを目指すだけでは、根本的な解決になかなか至れない場合もあります。
短期間でたるみを改善したい、リフトアップして若々しい肌を取り戻したいと考える方は、美容整形によるリフトアップも検討してみましょう。美容クリニックではハリや弾力、表情筋の衰え、脂肪の増加といった個々のたるみの原因に応じ、さまざまな施術を提供しています。どのような施術がご自身に向いているのか知りたい方は、無料相談などを利用し直接医師に相談してみるのも良いでしょう。
共立美容外科ではリフトアップのためのさまざまな施術を提供しています。その中からたるみの原因別に、代表的な施術を紹介します。
加齢や紫外線などの影響により失われたハリや弾力を取り戻してたるみを解消したい方や、表情筋の衰えによるたるみを引き上げたい方は、以下の施術が選択肢に入るでしょう。
Super”HIFU” Pro(スーパー『ハイフ』プロ)とは、たるみの改善を目指せる共立美容外科オリジナルの美容マシンです。肌の真皮、皮下層(脂肪層)、SMAS層(筋肉の層)に対し、高周波(RF)と高密度焦点式超音波(HIFU)の熱エネルギーを照射します。熱エネルギーでダメージを受けた皮膚は、修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を生成します。この作用を利用してリフトアップを目指す施術です。
基本的にスーパー『ハイフ』プロには、大きなダウンタイムがありません。人によっては赤みや腫れ、むくみなどが出ることがありますが、数時間~1週間程度で落ち着くのが一般的です。
▼共立美容外科の人気のスーパーハイフproの料金や施術方法についての詳細はこちら
糸リフトとは皮下に糸を挿入し、物理的にたるみをリフトアップする施術です。使用する糸には大きく分けて溶けるものと溶けないものがありますが、溶けない糸を使用したからといって効果が一生続くわけではありません。近年では肌の中にずっと残る溶けない糸が感染症を引き起こす懸念から、溶ける糸を使うのが主流になっています。また糸の種類によって溶けるまでの期間が異なるため、希望に合わせて選ぶと良いでしょう。
ダウンタイムとしては、術後につっぱり感や腫れ、内出血、むくみなどが出ることがあります。基本的には1週間程度で落ち着く場合がほとんどです。
▼共立美容外科の人気の糸リフトの料金や種類についての詳細はこちら
フェイスリフトとはたるみの原因になっている余計な皮膚を取り除き、緩んだSMAS層(筋肉の層)を引き上げてたるみやシワの改善を目指す施術です。フェイスラインをはじめ、頬のたるみやそれに伴うほうれい線など、顔全体のリフトアップ効果が期待できます。フェイスリフトはメスを使って切開するため、全身麻酔で行います。そのため手術中の痛みを心配する必要はありません。
術後は内出血や痛みが出ることがあります。痛みは処方される痛み止めで対応できる程度のため、過剰に心配する必要はないでしょう。こうしたダウンタイムは基本的には1~2週間程度で落ち着きます。またこの間圧迫用のガードルを付けて過ごしますが、5日程度たてば仕事の間など一時的に外すことも可能になります。傷口は2~3カ月程度かけて落ち着き、半年~1年たてばほとんど分からなくなります。
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ダーマペンはマシンの先に付いた超極細の針を皮膚に刺し、皮膚が持つ自然治癒力を利用して肌トラブルの改善を目指す施術です。短い時間で大量に穴を空けるため、肌はその傷を治そうとコラーゲンやエラスチンなどを活発に生成します。これによりハリや弾力が蘇り、たるみ改善の効果が期待できます。
麻酔クリームを使うため、施術中に大きな痛みを感じることはありません。また施術直後に赤みや腫れが出ることがありますが、当日中に落ち着く場合がほとんどです。1~3日程度たつと肌が活性化されたことでかゆみや皮むけが起こりますが、1週間程度で次第に落ち着きます。当日から化粧水や日焼け止めクリームの使用が可能で、翌日からメイクもできるため、比較的手軽な施術といえるでしょう。
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蓄積した脂肪が原因でたるみが生じている場合、脂肪を取り除くことでたるみを改善できる可能性があります。代表的な施術には以下があります。
共立式KB脂肪吸引は余分な脂肪を吸引して取り除き、たるみ改善を目指す施術です。顔の脂肪吸引の場合、口の中や耳の横などから吸引棒を差し込むため、傷口が残って目立つ心配はありません。ジョールファットやバッカルファットなど、顔のたるみの原因になりやすい脂肪をピンポイントで吸引し取り除くことも可能です。
術後に腫れや痛みむくみなどが出ますが、大抵の場合10日程度で落ち着きます。3週間後頃から皮膚のつっぱり感や凹凸感が出る「拘縮(こうしゅく)」が現れます。拘縮は2~3カ月程度で自然に落ち着くのが一般的です。
▼共立美容外科の「共立式KB脂肪吸引」の料金や手術についての詳細はこちら
BNLS(脂肪溶解注射)とは、脂肪を溶かす効果のあるBNLSという薬剤を気になる部分に注入し、脂肪を溶かして取り除く施術です。薬剤によって溶解された脂肪は血液循環にのって自然に排出されるため体への負担が少ない施術といえるでしょう。直接脂肪を取り除くわけではないため脂肪吸引と比べて効果は緩やかですが、自然なリフトアップが期待できます。個人差はありますが、2~3日程度で効果を実感できます。
大きなダウンタイムは基本的にありません。まれに痛みや腫れが出ることがありますが、基本的に1週間程度で落ち着きます。
▼共立美容外科の「脂肪溶解注射「BNLS」」についての詳細はこちら
顔のたるみは老けた印象に見えてしまうため、早く何とかしたいと考える方も多いでしょう。セルフケアでたるみを軽減したり、たるみの進行を遅らせたりすることはできるかもしれませんが絶大な効果を期待するのは難しいといえます。
はっきりとした変化を期待するなら、美容整形も選択肢です。たるみの原因に合わせた施術を受けることで、なかなか改善できないと諦めていたたるみをリフトアップできる可能性があります。共立美容外科では無料のカウンセリングを実施しているため、ぜひ気軽に医師にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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