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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ダーマペンで色素沈着を改善できる?悪化してしまうケースもあるの?

公開日:2022年09月23日(金)
最終更新日:2023年06月14日(水)

ニキビ
ダーマペンを説明する医師
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ダーマペンはニキビやニキビ跡を中心に、総合的に肌をきれいにする美容医療の施術です。ペン状の医療機器についた髪の毛より細い電動の針を使って、皮膚に0.25mmから2.5mmの深さまでの穴を空け、肌本来の自然治癒力を促します。

肌をきれいにするはずのダーマペンですが、「色素沈着が悪化してしまった」という体験談を見たことがある方も居るかもしれません。その原因には、誤ったダーマペンの使用方法や、肌の状態に合っていない治療を行っているケースが考えられます。

本記事では、本来なら色素沈着の改善が期待できるはずのダーマペンの施術について、効果が出る仕組みや色素沈着が残ってしまう原因などについて詳しく解説します。後半ではダーマペンの効果を引き上げるためにできることも紹介しているので、これから施術を受けるか検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ダーマペンの効果

ダーマペンはニキビやニキビ跡の他、毛穴の黒ずみや開き、シワ、くすみ、シミ、たるみ、妊娠線、肉割れといったお悩みを改善できる美容医療の施術です。マイクロニードルによって真皮を刺激し、線維芽細胞を活性化させる仕組みとなっており、活性化した線維芽細胞が整肌成分であるコラーゲンやエラスチンなどの生成を促します。

肌の構成物質が補われることで、ターンオーバーが起きるため、結果的に色素沈着の改善にもつながる施術です。

 

 

ダーマペンで色素沈着が悪化するって本当?

ダーマペンの説明をしているところ

正しい施術を受ければ色素沈着の改善にもつながるダーマペンですが、誤った施術を受けてしまった場合などは、色素沈着が悪化するケースもあり得ます。ダーマペンによって色素沈着が悪化してしまうケースについて詳しく解説します。

 

ダウンタイム中の色素沈着はターンオーバー前の黒ずみ!

ダーマペンの施術直後には副反応が起きるため、一定のダウンタイムが必要となります。クリニックによってはその症状の一つに、黒ずみが含まれることがあるようです。各クリニックの施術方針によって異なるのですが、事前の説明があった場合は、「ダーマペンのダウンタイム中は一定期間、色素沈着のような黒ずみが出てくるもの」として考えておいても良いかもしれません。

当院も含め「色素沈着が起きないように効果のある治療をする」という方針のクリニックもあるので、施術を受ける前にそのクリニックが想定している副反応をきちんと確認しておきましょう。

ダウンタイム中の色素沈着は、基本的に医師が予測した範囲内での一定期間の症状です。そのため適切な治療が行われていれば、ダウンタイムが終了した後には改善され、肌がきれいになるはずです。万が一ダウンタイムが長引く場合や、術後の経過が心配な場合はすぐに医師へ相談してください。

ダーマペンのダウンタイムと色素沈着の関係性について、詳しく解説します。

 

施術直後に色素沈着が起きる理由

施術直後の皮膚に、色素沈着のような黒ずみが起きるのは、かさぶたができるためです。ダーマペンでは穴の開いた肌が自然治癒力によって回復しますが、大きな傷ができた場合は傷口をふさぐために、かさぶたができます。かさぶたは酸化して黒ずみますが、通常であればターンオーバーによって一定期間後に剥がれ落ちていくはずです。

 

ダウンタイムの期間とその他の症状

一般的にダーマペンは、レーザーなどの施術と比較するとダウンタイムや副作用が少ない傾向にあります。ダーマペンの主な副作用は、出血や内出血による肌の赤みです。マイクロニードルで肌に極小の穴を空けたことにより、施術直後に赤みが見られ、徐々に目立たなくなります。

例えば共立美容外科の場合、通常の施術であれば当日中、長めの針となる1.5mmのマイクロニードルを使用した施術でも、3、4日程度のダウンタイムです。

ダーマペンの施術を受けた後、多くのクリニックでは翌日からメイクができ、通常の外出などへの影響はほとんどありません。ただし肌のターンオーバーによる皮むけは、施術翌日~3日間程度続く場合があります。同じタイミングで刺激によって炎症が起き、痛みやかゆみが生じることもあるため、症状が強い場合は冷却して炎症が治まるのを待ちましょう。
皮むけが治まるころには肌細胞が入れ替わり、表面が滑らかになったり、きめが細かくなったりしているのを実感できるはずです。

▼ダウンタイムの過ごし方についてさらに詳しく知りたい方はこちら

 

ダウンタイム後も色素沈着が残ってしまうケース

上記でご紹介した通りダーマペンの治療は正しく行えばダウンタイムも少ないですが、適切な回数と頻度で行わなければ、色素沈着が残ってしまうケースがあります。また繰り返しになりますが、万が一黒ずみや内出血が長引き、1週間程度経過しても変化が表れない場合は、直ちにクリニックへ相談するようにしてください。

ここではダウンタイムを終えても色素沈着が残ってしまうケースについて解説します。

 

針を深く刺しすぎている

ダーマペンは原則、メーカーであるダーマペンワールド社のトレーニングを受けた医師が、指定された基準に基づいて治療を行います。トレーニングにより、施術の目的や症状に応じて適切なマイクロニードルの長さを選んだり、施術箇所や回数を選んだりすることが可能になるのです。

そのため施術者がきちんとメーカーのトレーニングを受けていない場合や、トレーニングの内容を無視してしまっている場合、肌の深い層まで針を刺しすぎてしまう可能性が考えられるでしょう。肌深部へ刺激を与えすぎてしまうと、メラノサイトが活性化してメラニンを生成し、その部分の色素が沈着します。本来ならばあってはならないことですが、施術を受ける方の希望を無条件で優先してしまうケースや、リスクの説明が十分でないケースでは、このようなことが起こり得るため注意が必要です。

なお共立美容外科の場合は、定期的にトレーニングドクターを招き、トレーニングに加えて、当院の医師とダーマペンワールド社のドクターとで施術の効果について意見交換を行っています。そこで得た情報を生かして、より一人ひとりに適した、効果的な施術を提供しています。

 

ダーマペンの施術頻度が多すぎる

ダーマペンの頻度にも注意しておきましょう。本来ダーマペンは複数回治療を重ねて、少しずつ肌をきれいにしていくタイプの施術です。もちろん1回でも効果はありますが、色素沈着の悩みを解決するためには、一定の期間を空けながら何度か治療を繰り返していきます。

ダーマペンで色素沈着を改善したい場合の施術間隔は、一人ひとりの肌の状態にもよりますが、3週間から4週間程度の間隔を空けることが推奨されています。顔ではなく体のパーツや妊娠線の場合は、6週間程度空けるのが望ましいです。

この間隔が十分でない場合、肌に負担が掛かってしまいます。ダメージが蓄積されることで肌細胞が敏感になり、先ほどのメラノサイトが刺激を受けやすくなってしまうため、色素沈着が起きる可能性があるのです。

 

施術後の紫外線対策が不十分である

ダーマペンは肌を刺激するため、術後に日焼けをすると通常よりも色素沈着を起こす可能性が高くなります。医師の指示に従って極力紫外線を避けるよう、外出の際は帽子や日傘を使い、日焼け止めクリームなどで肌を守りましょう。

皮膚を保護するクリームなどを処方してくれるクリニックもありますが、市販のものを使える場合もあります。肌の状態から使用の可否を判断するべきなので、選ぶ際は事前に医師に相談し、どのようなものをどの程度使用するべきか確認してください。

 

レーザーよりも色素沈着が起きづらい

ダーマペンは肌に熱を加えるレーザーと比べると、ダメージを受けづらい施術です。そのため先述の通り比較的ダウンタイムが短くなり、その分施術後に色素沈着が残るリスクも少なくなります。

一方で従来のレーザーで評価されてきた色素沈着の改善効果の他、肌表面をなめらかにする効果やハリを生む効果は、ダーマペンでも得られます。つまりダーマペンは、レーザーに近い効果が期待でき、かつ、リスクが少ない施術と言えるでしょう。レーザーよりも効果が弱いと感じるケースもあるかもしれませんが、先述の通りダーマペンは回数を重ねることが前提の施術のため、肌の状態によっては最終的にレーザーと同様の変化を得られるケースも多いはずです。

なお冒頭でお伝えした通り、ダーマペンはニキビやニキビ跡を中心とした総合的な肌改善の施術です。そのため肝斑を改善したい場合や、比較的大きなシミ、色の濃いシミを改善したい場合は、レーザーをはじめとした他の施術の方が適しているケースも考えられます。事前のカウンセリングの際には、各施術のメリットとデメリットを比較した上で、医師のアドバイスに従い、自分に合った施術方法を選ぶようにしてください。

 

ダーマペンで起こり得る色素沈着以外のトラブル

ダーマペンのトラブルを説明する女性

ダーマペンによるトラブルには、色素沈着の他

  • ニキビの悪化
  • 肝斑の悪化
  • 金属アレルギー

 
などが考えられます。一つずつ見ていきましょう。

 

ニキビの悪化

ダーマペンでかえってニキビが悪化してしまうのは、炎症が強すぎる状態で治療をしてしまったケースや、ニキビ跡に膿が残ったまま治療をしてしまったケースです。

ニキビには種類がありますが、菌が増殖して炎症が起きている段階にあるのが、赤ニキビです。炎症が強すぎる赤ニキビにダーマペン治療をすると、ニキビの穴から出た菌が他の穴に流れ込み、新たなニキビができる原因になる可能性があります。そのため症状が強い場合は、ダーマペンの施術前に炎症を抑える治療を先に行うのがおすすめです。もちろんダーマペンで治療できる赤ニキビもあるため、まずは実際の状態を医師に確認してもらいましょう。

膿がたまっている状態も同様です。炎症が起きていなくても、ニキビ跡にしこりがある場合などは、菌を多く含んだ膿が残っている可能性があります。ダーマペンで膿をつぶすと、同じように他の穴へ菌が流れ込んでしまうことになるため、こちらも事前に医師の判断を仰ぐようにしてください。

 

肝斑の悪化

肝斑は通常のシミとはメカニズムが異なり、デリケートで、刺激によって色素沈着を起こしやすい傾向があります。そのためダーマペンで肝斑を治療する際は、他の場所よりもマイクロニードルを短くする必要があります。トラネキサム酸などとの併用で、美白成分を導入するのも有効です。

肝斑があることを理解せず、他のシミと同じように肝斑に対してダーマペンを当ててしまうと、強すぎる刺激によって色素沈着を引き起こしてしまう可能性が高いです。気になっているシミの種類が肝斑にあたるかどうかを判断するためにも、事前に信頼のおける医師による診察を受けるようにしましょう。

 

金属アレルギー

ダーマペンの施術後、数日が過ぎても赤みが引かない場合は、ダーマペンの針による金属アレルギーを引き起こしている可能性があります。本来ダーマペンは、金属アレルギーのある方は受けることのできない施術です。事前にわからないままを受けてしまい、赤みが続く場合は、色素沈着が改善しない場合と同様にすぐに医師へ相談するようにしてください。

 

セルフダーマペンの危険性

俗に「セルフダーマペン」と呼ばれる、ホームケア用品として販売されているマイクロニードル機器は、危険性が高いため使用しないことを推奨します。

ここまで紹介してきたように、ダーマペンの施術は正しい機器の使用方法を理解し、肌の状態に合った内容で適切に行わなければなりません。

ところがセルフダーマペンで無理に効果を得ようとした場合、深く刺してはいけない部分に針を刺してしまったり、斜めに針を刺して傷を広げてしまったりする可能性があります。セルフで行うことで頻繁に行いすぎたり、紫外線対策を含めたアフターケアが不十分になったりする可能性もあるでしょう。

これらは全て、前述の色素沈着が残ってしまう原因につながります。その他にもさまざまな不安要素があるため、セルフダーマペンを使う際のリスクと、あくまでも自己責任となる点は理解しておいてください。

▼セルフダーマペンの危険性についてさらに詳しく知りたい方はこちら

 

ダーマペンで色素沈着を改善する流れ

ダーマペンは多くの場合、カウンセリング当日でも実施可能です。ここでは共立美容外科のダーマペンの施術を例に、当日に治療を行う場合の流れをご紹介します。

カウンセリング

クリニックへの相談は事前に予約が必要です。予約した日程に来院し、受付と問診票の記入を済ませます。共立美容外科ではその後、個別のカウンセリングルームへ移動し、直接医師によるカウンセリングを開始。お悩みを聞き、施術を希望する方の肌の状態をしっかりとチェックして、おすすめの施術内容を提案します。このタイミングで期待できる効果やダウンタイムについての説明が行われるため、疑問に思うことがあれば遠慮せずに質問してください。

施術計画が固まったら、カウンセリング終了となります。もちろん、カウンセリングの内容を聞いた上で、思っていた効果や施術内容と異なる場合は「他の施術を検討する」「施術を見送る」といった選択肢もあります。

施術の準備

ダーマペンの施術前にはクリニック内で洗顔をし、肌表面にメイクや汚れが残っていない状態にします。洗顔を終えたら手術室へ移動し、表面麻酔を行うために看護師が施術部位へ麻酔クリームを塗ります。

ダーマペンの施術

治療は医師が行います。施術計画に基づいてダーマペンの深さや針を刺す回数を調整し、肌に小さな穴を空けていきます。

共立美容外科のダーマペン施術は、ダーマペンで穴を空けた部分に成長因子という成分を導入します。これにより肌の回復を早めて、ターンオーバーを促進、ダーマペンの効果を高めます。

アフターケア

施術後は施術部位を冷やし、肌の状態を整えた後に帰宅します。当日のうちは入浴やメイクを控え、安静に過ごしましょう。

 

 

ダーマペンの効果を引き上げるためにできる工夫

ダーマペンの効果を引き上げるには、肌の再生能力を上げることが大切です。
 

  • 生活習慣を見直す
  • 美肌成分を意識した食事をとる
  • 他の美容施術と組み合わせる

 
の3つの面から解説します。

 

生活習慣を見直す

全ての美容や健康に通じることですが、自分で行える根本的な工夫が、生活習慣の見直しです。睡眠不足や過度なストレスは、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、成長ホルモンの分泌を減少させます。肌のターンオーバーのサイクルが遅くなり、色素沈着した組織が新しい組織に入れ替わりづらくなってしまうでしょう。

新たな色素沈着が起きるのを防ぎ、ターンオーバーによる改善を早めるためには、適度な睡眠をとり、不要なストレスの原因を取り除くことが大切です。

また運動不足による新陳代謝の低下や血行不良が起きていると、肌のトーンが暗く見えてしまう可能性があります。色素沈着した箇所がさらに悪化して見えるため、適度な運動やマッサージなどでリンパや血液の循環を整える習慣を持つようにしてください。

外部ダメージから肌を守り、優しくケアする習慣も重要です。着替えやメイクといった生活上の摩擦はある程度仕方がないかもしれませんが、強い刺激にならないように気を配り、毎日の保湿ケアを習慣的に行うようにしましょう。当然ですが乾燥は肌の大敵なので、乾燥を防ぐという意味でも保湿は重要です。

 

美肌成分を意識した食事をとる

ターンオーバーで生まれ変わった肌の組織の中でも、美肌成分となるのがコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった成分です。これらの成分は、線維芽細胞という細胞から生まれます。ダーマペンで促したターンオFUSICA(フシカ)といった成長因子のメニューがあります。
ターンオーバーの効果をさらに高めるには、線維芽細胞を助ける成分を、積極的に食事から摂取すると良いでしょう。

線維芽細胞を増やす栄養素にはまだ明確な答えはありませんが、コラーゲンの破片であるコラーゲンペプチドによる効果があるのではないか、という説が有力になってきています。コラーゲン自体は動物性と海洋性に分かれ、該当するのは以下のような食品です。

動物性のコラーゲンを含む食品 豚足、牛スジ、鶏皮、豚バラ肉など
海洋性のコラーゲンを含む食品 ウナギ、クラゲ、エビ、スッポンなど

また体内の線維芽細胞にしっかりと美肌成分を生成させるためには、以下のような食品から、十分な鉄とビタミンCを摂ることも大切です。

鉄を多く含む食品 しじみ、ほたて、カタクチイワシ、レバーなど
ビタミンCを多く含む食品 果物、野菜、いも類など

他の美容施術と組み合わせる

ダーマペンは、他の美容医療と組み合わせることで効果の促進が期待できる施術です。主なものには

  • 特別な成長因子の導入
  • ケミカルピーリング(マッサージピール)

の2つがあります。それぞれのメカニズムと、期待できる効果を解説します。

特別な成長因子の導入

ダーマペンは針で肌に穴を空けるので、そこから肌内部へ成分を浸透させられます。そこで有効なのが、先ほど共立美容外科の治療の流れでも登場した成長因子です。成長因子を浸透させることで肌の回復を早め、ターンオーバーを促進する効果が期待できます。

成長因子の導入方法や種類はさまざまです。導入方法には、針自体に成分を塗布する方法の他、先に肌表面に塗っておく方法やアフターケアの段階でパックをする方法もあります。成長因子の種類はクリニックによって取り扱っているものが異なる他、施術の目的によっても選ぶべきものが変わるため、医師と相談しながら選ぶのがおすすめです。

共立美容外科の場合は、

  • アムニオジェニクス
  • ヴァンパイアフェイシャル

 
▼それぞれを利用した施術の様子についてさらに詳しく知りたい方はこちら

 

ケミカルピーリング(マッサージピール)

ケミカルピーリングは、医療用の高濃度薬剤を肌に塗り、汚れた角質や表皮を剥がして肌の表面をきれいにする施術です。肌のターンオーバーを整える作用もあり、肌質の改善効果が期待できます。

ケミカルピーリングの薬剤にもさまざまなものがありますが、ダーマペンと組み合わせるものとして多くのクリニックが採用しているのが、「PRX-T 33」という薬剤です。ダーマペンとPRX-T 33を併用する施術を、ベルベットスキンと言います。共立美容外科でも、ベルベットスキンの施術を採用しています。

手順としてはまず先にダーマペン治療を行います。次に穴が空いた肌へPRX-T 33をマッサージしながら塗り込み、数秒後にふき取ります。PRX-T33に含まれるトリクロロ酢酸(TCA)という成分が真皮に浸透し、ターンオーバーが活性化されます。

PRX-T33には、コウジ酸も含まれており、シミの元となるメラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の活性化を抑制します。そのため美白効果も期待できるでしょう。

▼共立美容外科のベルベットスキンについてさらに詳しく知りたい方はこちら

 

 

マイクロニードル系の美容液も併せて使用する。

Msダーマリペアセラムの製品

ダーマペンのように、無数の小さい針で肌にアプローチできる針を「マイクロニードル」と呼びます。

マイクロニードルが配合してある美容液を顔に塗ることで、小さな無数の穴が肌に空くので、その穴から美容液成分を浸透させることができます。

▼マイクロニードルの安全性や美容効果についてさらに詳しく知りたい方はこちら

 

 

共立美容外科のダーマペン

共立美容外科では美容皮膚科を併設し、皮膚科学の医学博士も在籍しています。肌の改善は自然治癒力による変化を待つことも多く、長い方では年単位での施術計画が必要となるケースもあるものです。そのため当院では、施術を受ける方と医師とが二人三脚となり、時間をかけて治療を進めていきます。

共立美容外科で使用しているダーマペンは、ダーマペン4という医療機器です。これはダーマペンワールド社が販売しているダーマペンの4代目にあたり、2022年7月時点で最新の機種です。

ダーマペン4の針は、7200RPMまたは120RPSというとても速い振動数で振動し、1秒間に最大1920個の穴を空けることが可能です。これは前身のダーマペン3よりも約48%多く、さらには5段階で調整できる機能があります。そのため施術を受ける方の肌状態や当てる部位によって、医師が針の速度を調節しながら施術を進めます。

またダーマペン4は針の長さも0.1mm単位で調整ができ、こちらも医師が細かく設定します。長さの調節の幅が広がったことにより、瞼の上や目尻などの比較的デリケートな部位にも施術が可能です。

 

適切なダーマペンの施術で色素沈着を改善しましょう!

ダーマペンの施術には、メーカーの推奨する使用方法と、肌の状態に合わせた適切な施術が欠かせません。色素沈着の症状は一人ひとり異なる他、肌の悩みはニキビやたるみ、毛穴の開きなどとさまざまな症状が重なり合って現れやすいため、総合的な美容医療が有効な場合も多いでしょう。セルフでの施術は避け、信頼のおける医師によるクリニックでの施術を受けることをおすすめします。

共立美容外科では、ダーマペン単体や併用での施術のみならず、場合によっては内服薬やイオン導入などの施術も提案する、オーダーメード治療を行っています。無料のカウンセリングで「まずは症状をチェックする」ということも可能なので、色素沈着をはじめとした肌トラブルにお悩みの方は、ぜひお気軽に相談してみてください。

▼共立美容外科のオンライン診療の詳細はこちら

▼共立美容外科のカウンセリング予約はこちら

このページの監修・執筆医師

  • 浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

    浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1991年
        帝京大学医学部医学科 卒業
        1991年
        東京厚生年金病院 形成外科入局
        2006年
        共立美容外科・歯科 入局
        2009年
        共立美容外科・歯科 新宿本院院長就任
        2009年
        共立美容グループ 副院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本形成外科学会会員
      日本顎顔面外科学会会員
      日本手の外科学会会員
      日本マイクロサージャリー学会会員
      日本職業・災害医学会会員

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