汗染みの黄ばみはわきがが原因?汗染みの落とし方や予防方法をご紹介
最終更新日: 2023年12月18日 (月)
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汗をかく季節はもちろん、冬場でも何かと気になるのが汗染みです。汗染みはただ服の脇部分が濡れるだけでなく、黄ばんでしまうこともあります。汗染みの黄ばみを見付けて「もしかして私ってわきがなのかな?」と気になり、本記事にたどり着いた方もいるでしょう。汗染みの黄ばみができるのはわきがが原因なのでしょうか。
本記事では汗染みの黄ばみにお悩みの方のために、汗染みが黄ばむ原因や汗染みの黄ばみとわきがの関係、汗染みによる黄ばみの落とし方、汗染みの黄ばみを予防する方法をご紹介します。どれだけオシャレをしていても、服に黄ばみがあると残念な印象を与えてしまいます。本記事を参考にして汗染みの黄ばみをきれいに落とし、清潔感をアップさせましょう。
汗染みが黄ばむ原因
洋服に汗染みの黄ばみができると、通常の洗濯では落ちづらいです。お気に入りの服に汗染みによる黄ばみができて、苦戦している方もいるでしょう。そもそもどうして汗染みは黄ばんでしまうのでしょうか。
汗染みが黄ばんでしまう原因は、大きく分けて3つあります。わきがと黄ばみの関係を知る前に、どのような原因があるのか見ていきましょう。
皮脂の蓄積
皮脂が衣服の繊維の中に蓄積すると、汗染みの黄ばみが起きます。
脇など衣類と肌の摩擦が起きやすい部分は、皮脂が繊維の中まで入り込んでしまいやすいです。奥深くまで入り込んだ皮脂汚れは洗濯しても完全に洗い落とすことが難しく、徐々に酸化して黄ばみとなってしまいます。特に一度に大量の洗濯物を洗濯機に入れて洗っていると、しっかり汚れが落とせず、知らず知らずのうちに皮脂汚れが蓄積しやすいです。
皮脂の蓄積によって汗染みの黄ばみが起きやすいのは、脇・袖口・襟元などです。
制汗剤の使用
制汗剤を使っている場合は、それが汗染みの黄ばみの原因となっている可能性があります。
制汗剤の成分自体には黄ばみの原因となる成分は入っていません。しかし制汗剤に含まれる成分に汗の成分や皮脂、ホコリなどの汚れが混ざって衣類に付着すると、酸化して黄ばみができてしまうことがあります。ただしどの制汗剤が黄ばみやすいということははっきりと分かっておらず、同じ制汗剤を使っても黄ばみができる方もいれば、黄ばみができない方もいるようです。
制汗剤の種類や汗の成分によっては、ピンク色や赤褐色の汗染みができてしまうこともあります。
色素の付着
汗の成分に含まれる色素が原因で、汗染みの黄ばみができてしまうことがあります。
汗腺はエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があり、エクリン汗腺から出る汗は無色透明の汗です。一方、アポクリン汗腺から出る汗は粘り気や濁りがあり、汗の成分に「リポフスチン」という色素が含まれています。このリポフスチンを含んだ汗が衣類に付着することで、色素が衣類に付いてしまい、汗染みの黄ばみができてしまうことがあるのです。
アポクリン汗腺から出る汗に色素が含まれているため、この場合は1度服を着用しただけでも汗染みの黄ばみができてしまうことがあります。脇はアポクリン汗腺が多く分布している部位なので、色素の付着による汗染みができやすいです。
汗染みの黄ばみができるのはわきがのせい?
汗染みが黄ばむからといって、必ずしもわきがとは言えません。
汗染みの黄ばみができる原因のうち、皮脂の蓄積や制汗剤の使用は、わきがではない方にも起こります。しかし色素の付着による汗染みの黄ばみの場合は、わきがの可能性があるかもしれません。
アポクリン汗腺は誰にでもあるものですが、わきがの方はアポクリン汗腺の数が多く、分泌される汗の量も多い傾向にあります。汗染みの原因となる色素・リポフスチンの量も増えるので、色素の付着による汗染みの黄ばみができやすいです。
汗染みの黄ばみの原因を見分ける方法
汗染みの黄ばみの原因を見分ける簡単な方法をご紹介します。
汗染みの原因が皮脂の蓄積の場合、脇だけではなく袖口や襟元にもうっすらとした黄ばみができます。白い服以外では確認しづらいかもしれませんが、脇以外の部分も確認してみましょう。また皮脂の蓄積による黄ばみの場合、短期間の着用で黄ばみが出ることはありません。
制汗剤の使用が原因の場合は、制汗剤の使用を一時的に止めれば判断できます。
色素の付着の場合、脇の部分のみ黄ばみが濃く出ます。またごく短い期間着用しただけでも黄ばみが出るのであれば、色素の付着が原因の可能性が高いでしょう。一度着用しただけでは色素が付着しないこともありますが、袖口や襟元には黄ばみがほとんどなく、数回着用しただけで脇に濃い黄ばみが出ているのであれば、色素の付着が原因かもしれません。
【原因別】汗染みの黄ばみの落とし方
前述した通り、汗染みの黄ばみは頑固な汚れのため、普段通りの洗濯では落ちない可能性が高いです。汗染みの黄ばみの原因別に落とし方をご紹介するので、原因を見分けた上で試してみてください。
皮脂の蓄積・制汗剤の使用が原因の場合
まずは皮脂の蓄積や制汗剤の使用が原因の場合の落とし方からご紹介します。
食器用中性洗剤かクレンジングオイルを使う
皮脂の蓄積や制汗剤の使用でできた軽い汗染みの黄ばみなら、食器用洗剤やクレンジングオイルで落とせるかもしれません。食器用洗剤やクレンジングオイルには、衣類に入り込んだ皮脂などの油汚れを浮かせる効果があります。
以下のものを用意しましょう。
- 食器用中性洗剤もしくはクレンジングオイル
- 洗面器
- 40度以上のぬるま湯
- 古くなった歯ブラシ
黄ばみの落とし方は以下の通りです。
- 洗面器にぬるま湯を入れ、食器用中性洗剤かクレンジングオイルを適量入れる
- 汗染みの黄ばみが気になる部分を1の中に浸ける
- 汗染みの黄ばみが気になる部分を優しく揉み洗いする
- 3で黄ばみが落ちなければ、歯ブラシを使い、素材を傷めないように優しくこする
- 洗面器の中で洗剤やオイルを洗い流し、洗濯機に入れていつも通り洗う
重曹を使う
汗染みの黄ばみがこびりついてしまった場合は、重曹を使うのがおすすめです。黄ばみの原因となっている成分を分解する重曹を衣類に揉み込むと、効果的に黄ばみが落とせます。
用意するのは重曹と古くなった歯ブラシのみです。以下のようにして黄ばみを落としましょう。
- 衣類の黄ばみが気になる部分を水で湿らせる
- 衣類に直接重曹を振りかける
- 歯ブラシで優しく叩くように上下にこする
- 流水で重曹を洗い落とす
- 洗濯機に入れていつも通り洗う
歯ブラシで強くこすると素材を傷めてしまうので、力を入れ過ぎないようにしましょう。それほど汗染みの黄ばみが目立っていない場合は、いつも通りの洗濯をする際に重曹を一緒に入れるだけでも黄ばみを落とせます。
食器用中性洗剤と重曹を混ぜる
なかなか落ちない汗染みの黄ばみは、食器用中性洗剤と重曹のダブル使いが効果的です。
食器用中性洗剤が持つ皮脂などの油汚れを浮かす効果と、重曹が持つ黄ばみの原因を分解する効果によって、頑固な黄ばみもしっかり落とせます。
以下のものを用意しましょう。
- 食器用中性洗剤
- 重曹
- 歯ブラシもしくはスポンジ
- 小さめの容器
黄ばみの落とし方は以下の通りです。
- 容器に食器用中性洗剤と重曹を1:1の割合で入れる
- ペースト状になるまでかき混ぜる
- 歯ブラシやスポンジを使って、2で作ったペーストを黄ばみに馴染ませる
- 10〜15分程度放置する
- 洗濯機に入れ、いつもよりすすぎを1回多くして洗う
黄ばみが気になる部分にたっぷりペーストをなじませるのがポイントです。こするのではなく軽く叩くイメージでペーストをなじませましょう。
色素の付着が原因の場合
次に、アポクリン汗腺から出る汗に含まれる色素が原因の黄ばみの落とし方をご紹介します。
弱アルカリ性洗剤を使う
アポクリン汗腺に含まれるリポフスチンは酸性の汚れです。そのため、反対の性質を持つ弱アルカリ性洗剤を使うと、効果的に黄ばみを落とせます。
市販の洗濯洗剤の中には弱アルカリ性の洗剤のものもあるので、パッケージを確認して購入しましょう。あとは、弱アルカリ性洗剤を使って普段の洗濯と同じように衣類を洗うだけです。黄ばみの程度がそれほど強くない場合は、この方法で黄ばみを落とせる可能性があります。
酸素系漂白剤を使う
汗染みの黄ばみができてしばらく時間が経ってしまったときは、酸素系漂白剤を使って浸け置きするのがおすすめです。
パッケージを確認して、市販の酸素系漂白剤を用意しましょう。酸素系漂白剤は液体タイプと粉末タイプがありますが、使いやすい方を選んで構いません。ただし粉末タイプの方が漂白力が強いので、デリケートな衣類を漬け置きする際は注意してください。
酸素系漂白剤は色柄物にも使えるため、白い衣類以外でも使用可能です。ただし衣類の中には酸素系漂白剤の使用がNGのものもあるので、浸け置きする前に洗濯表示を必ず確認しましょう。
用意するものは以下の通りです。
- 酸素系漂白剤
- 洗面器
- 40度程度のぬるま湯
以下の方法で黄ばみを落とします。
- 洗面器にぬるま湯を入れる
- 酸素系漂白剤を適量入れて、しっかりかき混ぜる
- 衣類を入れ、汚れの程度に合わせて20〜60分程度浸け置きする
- 衣類を取り出して、洗濯機でいつも通り洗う
浸け置きの時間が長くなればなるほど黄ばみを落としやすくなりますが、長時間浸け置きすると衣類が傷んでしまいます。酸素系漂白剤の種類によっても浸け置き可能な時間が変わってくるので、注意事項を確認した上で行ってください。
重曹と酸素系洗剤を混ぜる
リポフスチンの蓄積によってできた頑固な黄ばみには、重曹と液体の酸素系漂白剤のダブル使いがおすすめです。
アポクリン汗腺から出る汗に含まれているタンパク質や皮脂を重曹が分解し、リポフスチンを酸素系漂白剤が分解してくれます。この場合も洗濯する衣類の洗濯表示を確認し、酸素系漂白剤の使用が可能なものか確認してください。
以下のものを用意しましょう。
- 重曹
- 液体酸素系漂白剤
- 小さめの容器
- 歯ブラシもしくはスポンジ
- スチームアイロンもしくはドライヤー
黄ばみを落とす方法は以下の通りです。
- 容器に重曹と液体酸素系漂白剤を1:1で入れ、しっかりとかき混ぜて漂白液を作る
- 1を黄ばみが目立つ部分に塗る
- スチームアイロンのスチームもしくはドライヤーで黄ばみがある部分を温める
- 洗濯機でいつも通り洗う
酸素系漂白剤の効果は40〜50度程度でより効果が高くなると言われています。スチームアイロンを使う場合は、やけどに注意して行ってください。
塩素系漂白剤を使用する
ここまでご紹介した方法でも落ちない汗染みの黄ばみには、強力な漂白力を持つ塩素系漂白剤を使用するのも一つの方法です。
ただし色柄物に塩素系漂白剤を使用すると色落ちしてしまうので、この方法は白い衣類だけに行うようにしましょう。また白い衣類でも素材によっては傷んでしまう可能性があるため、洗濯表示を必ず確認してください。
塩素系漂白剤と歯ブラシもしくは綿棒を用意します。以下の方法で行いましょう。
- 歯ブラシか綿棒に塩素系漂白剤を付ける
- 黄ばみが気になるところに直接塗る
- 黄ばみが落ちたらすぐにしっかりとすすぐ
- 洗濯機でいつも通りに洗う
塩素系漂白剤は効果がかなり強く、付けるとすぐに黄ばみが落ちていきます。黄ばみが落ちたらすぐに洗いましょう。放置すると素材が傷んでしまいます。ただし素材によっては変色する恐れもあるので、まず目立たない部分に少しだけ付けて、変色しないかを確かめてみてください。
どうしても落ちない汗染みの黄ばみはクリーニングに出すのもおすすめ
何をやっても落ちない汗染みの黄ばみは、クリーニングに出すのもおすすめです。
脇にできた汗染みの黄ばみは、皮脂汚れや制汗剤の成分、色素などが組み合わさっている可能性もあります。原因が複数ある黄ばみの場合、ご紹介した方法では落とせないかもしれません。また黄ばみは時間が経てば経つほど落とすのが難しくなります。
あれこれ試しているうちに衣類が傷む恐れもあるので、どうしても落ちないときはプロにお任せすることも検討してみましょう。クリーニングならプロが汚れの原因を見極めて、適切な方法で汚れを落としてくれる上、衣類も傷みにくいです。
汗染みの黄ばみを予防する方法
前述した通り、汗染みの黄ばみは通常の洗濯では落としにくく、手間もかかってしまいます。お気に入りの衣類を長く清潔に愛用するためには、汗染みの黄ばみができないように予防しておくことも大切です。
汗染みの黄ばみを予防する方法を4つご紹介するので、参考にして対策を行ってみてください。
脇汗パッドを使う
脇汗パッドを使用するのは、汗染みの黄ばみ防止に効果的な方法です。
衣類に脇汗パッドを付けておけば、繊維の中に皮脂や制汗剤の成分、リポフスチンが入り込むのを防げます。ただし吸収できる汗の量には限りがあるので、夏場など汗を多くかく時期は小まめに取り替えるようにしましょう。
また汗を吸収した脇汗パッドを長時間放置すると、ニオイの悪化につながります。わきがの場合はかなりニオイがきつくなってしまうこともあるため、余分に持ち歩いておくと安心です。
こまめに汗を拭く
汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。衣類に汗が染み込む前にこまめに拭き取る習慣を付けておけば、汗染みの黄ばみができにくいです。
ただし乾いたタオルで汗を拭き取ると皮膚の表面温度が下がらないので、どんどん汗をかいてしまいます。皮膚の温度を下げる効果のある濡れタオルや汗拭きシートを使って拭き取るようにしましょう。濡れタオルや汗拭きシートは、雑菌や皮脂、汗に含まれるわきがのニオイの原因も拭き取りやすいので、ニオイ対策にも効果的です。
食生活を見直す
食生活を見直すことも、汗染みの黄ばみ対策になります。
動物性タンパク質を多く含む食品は、アポクリン汗腺からの発汗を促してしまうため、リポフスチンの量も増えてしまいます。また脂質に含まれる食品や香辛料などの刺激物が多い食品も、アポクリン汗腺の発汗を促すので避けるようにしましょう。スナック菓子やファストフードには多くの脂質が含まれています。
汗染みの黄ばみ予防とは直接な関係はありませんが、梅干しやキノコ類、海藻類などのアルカリ性の食品や、ビタミンCやビタミンEを多く含む食品を多く含む食品です。これらの食品を積極的に取ることで、気になるニオイの改善につながります。
わきが治療を受ける
根本的にわきがを改善することも、汗染みの黄ばみ予防につながります。
わきが治療を受ければ、アポクリン汗腺はもちろんエクリン汗腺も取り除くことができるため、汗の量や分泌されるリポフスチンの量が減り、汗染みの黄ばみができにくくなるでしょう。
わきがの治療を受ければ臭いの改善にもつながるので、長年わきがに悩んできた方にはおすすめです。また多汗症の改善にも効果的なため、多量の汗をかいてすぐに汗染みができてしまう方にも向いています。
共立美容外科で受けられるわきが治療
共立美容外科は1989年の開院以来、数多くのわきが治療を手がけてきました。独自に開発したわきが治療もあり、他院で受けたわきが治療のセカンドオピニオンや再施術も積極的に対応しています。
共立美容外科で受けられるわきが治療の特徴やダウンタイムなどを見ていきましょう。
超音波+ローラークランプ法
超音波+ローラークランプ法は共立美容外科が独自開発したわきが・多汗症治療です。まず施術部位に超音波を当て、皮膚の結合組織を緩めて汗腺を取り除きやすくした上で、独自開発した「ローラークランプ」を使って汗腺を取り除きます。
ローラークランプは傷跡保護器具「KBシース」・ローラー・極細の吸引棒で構成された傷跡が残らず、施術を受ける方の負担を軽減できる治療を実現するために生まれた器具です。KBシースが皮膚と吸引棒との摩擦を防ぐため、施術直後でもほとんど傷跡が目立ちません。またローラーで皮膚を抑えながら吸引できるので、汗腺の取り残しを防ぎながら効率良く除去できます。大きな切開を必要とするわきが治療に劣らない効果を実感できるのがメリットです。
解剖学を熟知した医師が施術を担当し、神経や血管へのダメージを与えないように丁寧に行っています。日本麻酔科学会の専門医や厚生労働省認定の麻酔科標榜医などが在籍しているので、麻酔液も独自のものを使用し、痛みが少ないよう配慮しているのも特長です。施術時間は両脇で30〜40分程度で、ほとんど痛みはありません。
施術後は内出血が出ることがありますが、1週間程度で落ち着きます。施術から1週間程度は腕の可動制限があるものの、ほとんどのケースで翌日から仕事や外出が可能です。吸引棒を挿入するための穴は丁寧な縫合を行い、施術から1週間ほど後に抜糸を行います。
共立美容外科の人気のローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから。
ミラドライ
ミラドライはマシンを使用して行うわきが・多汗症治療です。皮膚を切ることなく行えるのが特長で、マイクロ波エネルギーで汗腺が持つ機能をなくします。ミラドライはアメリカの厚生労働省にあたるFDA(米国食品医薬品局)から承認を受けているマシンです。共立美容外科にはミラドライの公式認定医が在籍しています。
一度機能を失った汗腺は再生しないので、外科的治療と変わらない効果が期待できるのがメリットです。切開を行わないため、体への負担が少なく、合併症などのリスクも軽減できます。
共立秒外科では、マイクロ波エネルギーを照射する前に超音波を照射しています。このプロセスを経ることで、施術中の痛みや施術後の腫れを軽減できるのが特長です。シャワーは当日から、入浴は3日後から可能で、ダウンタイムはほとんどありません。施術時間は両脇で60分程度です。
ただしミラドライはどのような方でも効果を感じられるわけではありません。施術を受けた方のデータによると、わきがの方で50〜60%程度、多汗症の方で80〜90%程度の方が効果を実感しています。重度のわきがや多汗症の方には、他の施術をご提案することもあります。
▼共立美容外科で人気のミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら
ベイザー+ローラークランプ法(大阪本院・仙台院限定)
ベイザー+ローラークランプ法は、大阪本院・仙台院のみで行っているわきが・多汗症治療です。通常の超音波を当てる代わりに、特殊な超音波振動・VASER波を照射し、ローラークランプ法で汗腺を取り除きます。
VASER波は脂肪組織を溶かす効果を持っているので、より効率的に汗腺を除去できるのが特長です。また周辺組織へのダメージも軽減できるため、体への負担も少なくなります。
これまで共立美容外科で施術を受けた方のデータによると、ほとんどの方は超音波+ローラークランプ法でわきがや多汗症の改善を実感されています。ベイザー+ローラークランプ法は、重度の中でも特に症状が重い方、これまでに切開手術などを行って皮膚が硬くなっている方などです。
▼共立美容外科の「ベイザー+ローラークランプ法」についての詳細はこちら
ボトックス注射
ボトックス注射はボトックス製剤を注入することで汗腺を細くし、一時的に発汗を抑える施術です。ボトックス製剤に使われているボツリヌス菌には、発汗を促す神経伝達物質の働きを抑制する効果があります。
共立美容外科では脇と手のひらにボトックス注射による施術を行っています。脇に使用する製剤は、厚生労働省や米国食品医薬品局から認可を受けている「ボトックスビスタ」もしくは、米国食品医薬品局から認可を受けヨーロッパで20年以上使われている「ディスポート」のいずれかです。
施術時間が10分程度と短く、ダウンタイムがほとんどないのが特長です。注入箇所に赤みが出ることがありますが、通常1日で落ち着きます。ただし半永久的な効果は得られないため、効果を持続させるには定期的な施術を受けなければなりません。痛みに不安がある方は、注入前に麻酔クリームの使用が可能です。
▼共立美容外科の人気の脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら
汗染みのストレスから解放されたい方は、共立美容外科にご相談ください
本記事では汗染みが黄ばむ原因や汗染みの黄ばみとわきがの関係、汗染みの黄ばみの落とし方、汗染みの黄ばみを予防する方法をご紹介しました。汗染みが黄ばむ原因は皮脂の蓄積、制汗剤の使用、色素の付着のいずれかが原因で、黄ばみができるからといって必ずしもわきがとは限りません。一度付いてしまった黄ばみは通常の洗濯では落としにくいので、できるだけ早く対処し、日頃から黄ばみ予防をしておくことをおすすめします。
汗染みの黄ばみの原因が色素の付着で、服を着るとすぐに黄ばみができてしまう方は、わきがの可能性があります。汗染みのストレスやニオイのストレスから解放されたいなら、わきが治療を受けることもご検討ください。共立美容外科では傷跡が目立たない治療やマシンによる治療をご用意し、お悩みの解消をサポートしています。医師が状態を確認し適切な施術をご提案しますので、まずはお気軽に無料カウンセリングにお越しください。
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