頬のたるみに即効性のある改善方法はある?原因とセルフケアで変わる範囲、美容医療

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鏡を見たとき、以前より頬が下がった気がする。写真に写った口元が、なんだか疲れて見える。頬のたるみは、ほうれい線を深く見せ、顔全体の印象まで変えてしまいます。
調べると、即効性のある体操やマッサージがたくさん出てきます。頬のたるみは、すぐに解消できるのでしょうか。
頬がたるむ原因と、体操やマッサージで変わる範囲、毎日のケアでできること、美容医療の方法まで、医師が解説していきます。
頬のたるみをすぐに解消する方法はあるのか
セルフケアで、たるんだ頬をすぐに引き上げる方法はありません。頬のたるみは、皮膚、脂肪、頬を支える組織、骨格が、年月をかけて少しずつ変わって起きるものだからです。
短い期間で頬の見え方を変えられるのは美容医療です。ただ、美容医療でも、受けた翌日に仕上がるものばかりではありません。方法によって、変化が見え始める時期と、腫れが引いて落ち着くまでの期間が違っています。
頬のたるみの原因

顔は、骨、靭帯、筋肉、脂肪、皮膚が層になってできています。年をとると、どの層も変わっていきますが、変わり始める時期と速さは、個人差があります。[研究]どの層の変化が大きいかによって、適応する治療も違ってきます。
皮膚の弾力が落ちる
真皮には、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやヒアルロン酸があり、肌を内側から支えています。これらが加齢や紫外線のダメージで減ると、肌の弾力が失われ、頬がたるんで見えてきます。
脂肪の量と位置が変わる
頬の脂肪は、年齢とともに量が減ったり、位置が下がったりします。体重が増えて脂肪がつき、頬が重く下がって見えることもあります。
頬を支える組織と骨格が変わる
皮膚や脂肪を骨につなぎとめている靭帯(支持靭帯)は、年齢とともに少しずつゆるんでいきます。土台になる骨格も年齢とともに変わり、頬を支える形が変わります。
表情や光の当たり方で見え方が変わる
表情や、写真を撮るときの光の当たり方によって、口元の影や左右の差が強く見えることはあります。ただ、その見え方だけから、頬がたるんだ原因を決めることはできません。
診察で分けるのは、皮膚・脂肪・ボリューム不足・骨格
ほうれい線が深く見えるからといって、頬の脂肪が下がっているとは限りません。頬のこけ、皮膚の余り、脂肪の量、骨格などでも影ができます。鏡で原因を決めずに、顔のどこをどう変えたいかを診察で伝えてください。
顔の体操で頬のたるみはすぐに改善するのか
顔の体操を20週間続けた研究がありますが、変わったのは上の頬と下の頬のふくらみでした。頬がふっくらして見えるようになった、という変化が見られました。[研究]頬の組織が元の位置へ上がったことや、数日でたるみがよくなることを示した研究ではありません。
※中年の女性を対象にした、20週間の予備的な研究です。研究を完了した16人の写真を医師が評価したもので、途中でやめた人も多く、体操をしない人との比較はありません。
マッサージで頬のたるみはすぐに改善するのか
マッサージで頬のたるみが引き上がると約束できる根拠はありません。マッサージのあとにすっきりして見えることはありますが、たるみそのものが戻ったわけではありません。
肌に炎症が起きたあとには、色素沈着が残ることがあります。[研究]顔に触れるときは、赤みや痛みが出るほど押したり、皮膚を強く引っぱったりしないでください。
肌と体調を保つためにできること

紫外線対策をする
紫外線を浴びて肌がダメージを受けると、コラーゲンやヒアルロン酸をつくる細胞(線維芽細胞)が傷つき、肌の弾力が失われていきます。
紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があり、UV-Cは地上まで届きません。UV-Aは真皮まで届いて線維芽細胞にダメージを与え、UV-Bは肌の炎症を起こしてシミの原因をつくります。日焼け止めは、UV-Aを防ぐ力を示す「PA」と、UV-Bを防ぐ力を示す「SPF」を確かめて選び、こまめに塗り直してください。日傘や帽子も活用しましょう。
保湿をする
保湿は、乾燥によるつっぱりや細かなしわを目立ちにくくするためのケアです。頬の脂肪や支える組織の位置を戻すものではありません。
体重を急に増やさない
脂肪が原因で頬が下がって見えている場合は、体重の変化で頬の見え方が変わることもありますが、減量がたるみの改善になるとは限りません。また、顔だけを選んで脂肪を落とすことはできず、また数日で変わるものでもありません。急な減量は避け、食事と運動で長い期間をかけて整えることが大切です。
紫外線対策は光老化を抑えるために、保湿は乾燥を防ぐために行います。いずれも、下がった組織を元の位置へ戻すケアではありません。
頬のたるみを短い期間で改善したいときの美容医療
方法ごとに効果やダウンタイムの期間は違っています。予定が決まっているなら、そこから逆算して相談することが大事です。
| 方法 | 施術の内容とダウンタイムの目安 |
|---|---|
| スーパー『ハイフ』プロ | 超音波を当てて、たるみを引き締める。メスは使わない。直後:腫れや赤みはほとんど出ず、メイクもできる。落ち着くまで:7〜10日目ごろからリフトアップがはっきりし、効果は6〜12ヶ月程度続く |
| 糸リフト | 皮膚の下に医療用の糸を通して、内側から引き上げる。落ち着くまで:腫れや内出血は1〜2週間程度。仕上がりは腫れが引いてから判断する |
| ヒアルロン酸注入 | 頬のこけやほうれい線に注入して、たるみを目立たなくする。落ち着くまで:腫れが引くにつれて、より自然な仕上がりになる。効果は製剤と部位によって6ヶ月〜2年程度 |
| フェイスリフト | 皮膚を切開して、余分な皮膚を切り取りながら引き上げる。HIFUや糸リフトでは改善が難しい強いたるみにも。直後:腫れやむくみがある。落ち着くまで:内出血は1〜2週間程度、傷跡の赤みは2〜3ヶ月で目立たなくなる |
| 再生医療(PRP) | 自分の血液から取り出した成分を注入する。落ち着くまで:効果は数週間から数ヶ月かけて少しずつ出る。腫れや内出血は3〜7日程度 |
※上記の内容は効果の目安です。効果の出方や期間には個人差があります。
脂肪が原因でたるんでいるのか、皮膚が余っているのか、ボリュームが足りないのかによって、合う方法は違います。どれが合うかは、診察で頬の状態を確かめてから医師の診断で判断してください。
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セルフケアで、たるんだ頬をすぐに引き上げる方法はありません。顔の体操やマッサージも、頬のたるみをすぐに引き上げる方法としては根拠はありませんでした。
紫外線対策は、光老化を抑えるために今日からできるケアです。短い期間で頬の見え方を変えたい方は、共立美容外科の無料カウンセリングでご相談ください。
よくある質問
ヒアルロン酸の仕上がりが気に入らなかったら、元に戻せますか?
ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼという酵素で分解できる場合があります。ただ、一度で希望どおりになるとは限らず、注入する前の状態に完全に戻ることを約束するものでもありません。ヒアルロニダーゼにもアレルギーなどのリスクがあるので、診察して判断します。
ハイフを受けたあと、すぐにメイクはできますか?
スーパー『ハイフ』プロは、施術の直後からメイクができます。軽い赤みが出た場合も、ファンデーションで隠せます。
参考
- 共立美容外科 スーパー『ハイフ』プロ https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/aging-care/superhifu-pro/
- 共立美容外科 糸リフト(スレッドリフト) https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/aging-care/thread-lift/
- 共立美容外科 ヒアルロン酸注射 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/hyaluronic-acid/hyaluronic-top/
- 共立美容外科 フェイスリフト(切開リフト) https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/aging-care/face-lift/
- 共立美容外科 再生医療 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/aging-care/regeneration/
- Cotofana S, Fratila AA, Schenck TL, Redka-Swoboda W, Zilinsky I, Pavicic T. The Anatomy of the Aging Face: A Review. Facial Plast Surg. 2016;32(3):253-60. PMID: 27248022
- Alam M, Walter AJ, Geisler A, Roongpisuthipong W, Sikorski G, Tung R, et al. Association of Facial Exercise With the Appearance of Aging. JAMA Dermatol. 2018;154(3):365-367. PMID: 29299598
- Kaufman BP, Aman T, Alexis AF. Postinflammatory Hyperpigmentation: Epidemiology, Clinical Presentation, Pathogenesis and Treatment. Am J Clin Dermatol. 2018;19(4):489-503. PMID: 29222629
カウンセリングや施術のご相談など、お気軽にお問い合わせください!
※本治療は自由診療(保険適用外)です
※効果・仕上がりには個人差があります
※治療前に必ず医師による十分なカウンセリングをお受けください
※本施術では国内で承認された医薬品を使用する場合と、未承認の医薬品・医療機器を用いる場合があります。未承認医薬品等の詳細は医師にご確認ください
※全ての方が同等の効果を得られるものではなく、ダウンタイム、リスク、副作用や合併症の可能性があります。詳細はカウンセリング時に医師へご相談ください
※主なリスク・副作用(スーパー『ハイフ』プロ):軽度の腫れや赤みが出る場合があります(通常2〜3日程度)。まれに、やけどや神経の障害が起こることがあります
※主なリスク・副作用(糸リフト):施術部位の腫れ、内出血(1〜2週間程度)、一時的な痛みや違和感、左右差が生じることがあります。まれに感染症、糸が透けて見える、糸の位置移動、極めてまれにアレルギー反応、神経損傷が起こる可能性があります
※主なリスク・副作用(ヒアルロン酸注射):注入部位の腫れ、内出血、しこりが生じることがあります。まれに、血管が詰まることによる皮膚の壊死や、視覚障害などの重い合併症が起こることがあります
※主なリスク・副作用(フェイスリフト):腫れ、内出血(1〜2週間程度)、傷跡の赤み(2〜3ヶ月で目立たなくなる)、体質によりまれに傷跡の肥厚が生じることがあります
※主なリスク・副作用(再生医療):注射部位の腫れ・内出血(通常3〜7日程度で改善)が生じることがあります
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