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バストアップにプロテインは効果的?美容外科医が解説!

公開日:2022年09月06日(火)
最終更新日:2023年06月12日(月)

豊胸
プロテインを飲む女性
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「バストアップにプロテインが効果的!」という話は、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

最近では、「バストアッププロテイン」として販売されているプロテインもあるほど。

バストアップだけでなく、美容と健康のため、生活にプロテインを取り入れる女性も増えています。

この記事では、医学的知識を持つ医師がバストアッププロテインの効果や、プロテインの基礎知識、おすすめの摂り方を解説します。

 

バストアップの3つの方法とは?

バストアップの3つの方法を案内している看護師

ここではまず、バストアップの基礎知識についてご紹介します。

基本的な知識をつけることで、プロテインがバストアップに与える影響だけでなく、他のバストアップ方法を見つけるヒントになるでしょう。

 

大胸筋を育てる

バストの下にある大胸筋を育てることで、バストアップが期待できます。

大胸筋は鎖骨の下から腕の付け根、肋骨を覆う三角形をしており、バストの土台となる筋肉です。

土台となる大胸筋を鍛え、厚みが増すことでバストアップにつながります。

とはいえ、筋トレをして大胸筋を育ててもバスト自体の大きさが変わるわけではなく、バストの見た目が変わるほど大胸筋を育てるのは容易ではありません。

ただし大胸筋を鍛えると、胸が垂れるのを防止する、姿勢が良くなる、基礎代謝が上がり痩せやすくなるなどのメリットがあります。

 

脂肪をつける

バストの大部分は、脂肪組織で構成されています。

そのため脂肪をつけると、バストは大きくなります。

ただし摂取した食べ物を栄養として、バストのみに狙って脂肪をつけることは現実的には不可能です。

バストのみに脂肪をつけるには、美容整形で脂肪注入する方法以外はないでしょう。

一旦、体重を増加させ、バストの脂肪を残すようにお腹や太もものダイエットをすると良い、というような話もありますが、こちらも確実性には欠けます。

 

女性ホルモンのバランスを整える

バストのほとんどを占める脂肪は、乳腺を守るために乳腺の周りにつきます。

そのため女性ホルモンのバランスを整えて、乳腺の活性化を促すと脂肪もつき、バストアップにつながります。

乳腺の発達に関わるのが、女性ホルモンの「エストロゲン」です。

バストは、エストロゲンの分泌が盛んになりだす思春期からふくらみはじめ、分泌が安定する20代半ばで大きさが決まると言われています。

そのため成長期以降に女性ホルモンの分泌を促しても、妊娠以外で劇的な乳腺の発達、バストアップは望めないでしょう。

 

プロテインに期待できるバストアップの効果3選

プロテインは、たんぱく質を主成分とした栄養補助食品です。

プロテインに期待できるバストアップの効果は、以下の3つです。

 

筋肉・乳腺・脂肪の栄養素となる

たんぱく質は、バストを構成する「筋肉・乳腺・脂肪」の素となります。

摂取したプロテインに含まれるたんぱく質、すべてがバストの栄養になるわけではありませんが、プロテインは不足しがちなたんぱく質を手軽に補え、バストアップに多少の効果があるでしょう。

 

ホルモンバランスの調整に役立つ

プロテインに含まれるたんぱく質は、さまざまな人間のホルモンの素にもなります。

バストアップに関係する女性ホルモンにとっても、たんぱく質は欠かせない栄養源。

プロテインでたんぱく質を補うことは、ホルモンバランスの調整に役立ちます。

 

お肌のハリを促す

肌のハリや弾力を保つコラーゲンもたんぱく質からできています。

コラーゲンは、バストを支えるクーパー靭帯の素にもなるため、プロテインでたんぱく質を取り入れるのは、クーパー靭帯の強化につながりバストアップ効果が期待できるでしょう。

 

プロテインの種類

プロテインの種類を案内する看護師

市販のプロテインは、原料のちがいから、ソイプロテイン・ホエイプロテイン・カゼインプロテインの3種類があります。

それぞれの原料や、メリットは次のとおりです。

原材料 特徴とメリット
ソイプロテイン 大豆
  • 体内への吸収がゆっくりのため腹持ちが良い
  • 女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが含まれている
ホエイプロテイン 牛乳
  • 体内への吸収が早い
  • アミノ酸を多く含み筋肉修復効果が期待できる
カゼインプロテイン 牛乳
  • 体内への吸収が遅く腹持ちが良い

 

バストアッププロテインの特徴とは?

バストアッププロテインと普通のプロテインは、どのような点が違うのでしょうか?

市販のバストアッププロテインは、主に大豆を原材料としたソイプロテインを使用しているのが特徴です。

ソイプロテインに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするため、プロテインのたんぱく質にくわえ、イソフラボンの効果でより女性ホルモンの活性化を促す効果が期待できます。

またバストアッププロテインは、肌の調子を整えるコラーゲン配合やプラセンタ、抗酸化作用が期待できるポリフェノールなど、女性にうれしい成分が配合されていることも特徴です。

ただしバストアッププロテインの明確な定義なく、配合されている成分に決まりはありません。

「バスト用プロテイン」などの表記がされている商品がありますが、名前に惑わされず、プロテインのメリットを理解して、ご自分の目指すバストアップに合ったプロテインを選びましょう。

各メーカーの商品により、配合されている成分は異なるため、購入する場合は成分にも注目してみましょう。

 

プロテインの取りすぎには注意が必要です!

人間に欠かせない栄養素のたんぱく質が手軽に摂取できるプロテインですが、過剰摂取には注意が必要です。

プロテインを摂りすぎると、カロリーオーバーになることがあります。

また過剰に摂取すると、たんぱく質が消化吸収される過程で内臓、特に肝臓や腎臓に負担がかかります。

プロテインのみでたんぱく質を補い、バストアップを目指すのには限界があります。

バランスの良い食事を心がけて、補助的な役割でプロテインを活用しましょう。

プロテインのほかに、バストアップに効果的な食べ物を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

バストアップに効果のある食べ物について

【コラム】バストアップに効果的な食べ物について医師が解説

 

バストアップには美容整形が有効!

美容外科を案内している看護師

プロテインは即効性のあるバストアップが期待できないため、習慣として日々の生活に継続して取り入れることが大切です。

より短期間でのバストアップを目指す方には、美容整形という選択肢もおすすめです。

瘦せ型の方でもできる豊胸術や、気になる部分をねらってバストアップする方法もあります。

ここでは、バストアップに有効な美容整形についてご紹介します。

 

痩せ型の人でもできる豊胸術

やせ型の方は、バストアップを諦めている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし痩せ型の方でも、ヒアルロン酸注入やバッグ式豊胸術ならバストアップが期待できます。

ヒアルロン酸注入なら、まわりにバレずに少しだけバストアップしたい、バストの左右差をなくしたいなどの希望も可能。

注入するヒアルロン酸は3種類あり、注入後の持続期間、注入したバストの触感、ご予算などから、ご希望にあったヒアルロン酸を選べます。

バッグ式豊胸術は、2カップ以上のバストアップが望めるので、大きくバストアップしたい方におすすめ。

ダウンタイムが1カ月程度と、比較的長いことがデメリットですが、痩せ型の方でもしっかりとバストアップできます。

 

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お腹・太ももの脂肪が気になる人の豊胸術

バストは脂肪が少なく小さいけど、お腹やお尻の脂肪は気になるという方には、脂肪注入豊胸術がおすすめです。

ご自身の体で痩せたい、細くしたい部位の脂肪を吸引し、ご希望のサイズに合わせてバストに注入できます。

注入した脂肪細胞は、多少、体外に排出されますが1年程度で定着するといわれています。

脂肪の定着率には個人差がありますが、共立美容外科の脂肪注入豊胸術「ピュアグラフト」は、70%程度の定着率が期待できます。

ご自身の身体から採取した脂肪を凝縮して注入する「コンデンスリッチ豊胸手術」なら、80%以上の定着率が期待でき、しこりや石灰化のリスクも軽減できます。

コンデンスリッチ法は、採取した脂肪を外気に触れず遠心分離にかけ、脂肪壊死や石灰化の原因になる不純物を除去し、キレイな脂肪だけを注入します。

脂肪注入豊胸術なら全体的なスタイルが整えられるので、バストもより美しく見えるでしょう。

 

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垂れてきた・しぼんでしまった胸をバストアップさせる

加齢や授乳で垂れた、しぼんでしまった胸のバストアップをしたい方には、「バストのエイジングケア」をおすすめしています。

バストのエイジングケアでは、ご本人の希望を伺いながら、バストや皮膚の状態を診察して方針を決定し、さまざまな豊胸術のなかから、最適な方法をご提案します。

垂れている胸をバストアップしたり、崩れてしまったバストの形を美しく整えたりすることが可能です。

 

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プロテイン飲めば確実にバストアップできるとは限らない

プロテインはバストアップと健康のため、継続して飲む必要があります。

しかし、きちんと継続したからといって確実にバストアップできるとは限りません。

バストアップを目指したいなら、プロテインを飲むだけでなく、日々の生活のなかでバランスの取れた食事、マッサージや姿勢の改善などバストケアも必要でしょう。

短期間で大きくバストアップしたい、痩せ型でもともとバストが小さい方のバストアップには美容整形も選択肢の一つです。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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