骨格ストレート

• 上半身のボリュームが均等
• 体にメリハリがあり厚みがある
• 筋肉がつきやすい
• ウエストの位置が高い
• 鎖骨が目立たない
• バストの位置が高い
• 肌に弾力やハリがある

骨格ウェーブ

• 下半身が横にボリュームがある
• 体の厚みが薄い
• ウエストの位置が低い
• 華奢に見えやすい
• 鎖骨が細くて目立つ
• 筋肉よりも脂肪がつきやすい
• ふわふわした肌質

骨格ナチュラル

• 肩幅が広め
• 筋肉や脂肪があまり感じられない
• 骨格がしっかりしていて骨感がある
• 体の厚みは中間程度
• 鎖骨が太くて目立つ
• 腰の位置は高めだがお尻が平面的
• 手足・くるぶし・膝などが体に対して大きい
• バストが横に広く小さく見えやすい

骨格ナチュラルは体にフレーム感があり、手足も長い傾向にあるので、モデルのような体型と例えられることも多いです。

全体的に細い

骨格ナチュラルは骨太な印象ですが、筋肉や脂肪が感じられないため、上半身が全体的に細いのが特徴です。

体の厚みは骨格ストレートと骨格ナチュラルの中間程度ですが、肋骨の厚みがないので、横から見ると薄く見えてしまう傾向にあります。骨感が強いため、余計に細く見えてしまうでしょう。

デコルテが痩せている

デコルテが痩せていることも、骨格ナチュラルの特徴です。

骨格ナチュラルは鎖骨から胸までがストンと流れるような直線的なラインになっています。
胸板自体はストレートとウェーブの中間程度ですが、直線的なラインのせいで、デコルテが寂しく見えてしまう方も少なくありません。バストが大きい場合でも、デコルテが痩せて見えてしまうので、ボリュームがなく見えてしまいがちです。

鎖骨がくっきり出る

鎖骨がくっきり出るのは、骨格ナチュラルの代表的な特徴です。

骨格ナチュラルの場合、指を鎖骨に入れるとしっかり鎖骨がつかめます。鎖骨が目立ちやすいのは骨格ウェーブも同じなのですが、骨格ナチュラルの場合は骨自体も太いので、3つのタイプの中でも特に鎖骨が目立ちやすいです。特に脂肪がそれほど付いていない方は、鎖骨がくっきりと出ます。

バストに高さがないから

骨格ナチュラルの方はバストに高さが出にくいため、胸が小さく見えてしまいがちです。

重心が上半身にある骨格ナチュラルは肩幅も広いので、バストの面積が横に広くなる傾向にあります。そのため、バストにボリュームがあっても横に広がってしまい、バストの高さが出にくいです。バストが平らに見えてしまって、本来のカップ数よりも胸が小さく見えてしまう可能性があるでしょう。

胸板が薄いから

胸板が薄いことも、骨格ナチュラルの胸が小さく見える原因です。

骨格ナチュラルの胸板の厚みは、胸板が厚い骨格ストレートと胸板が薄い骨格ウェーブの中間程度の厚みです。しかし、骨張った体型のため、筋肉や脂肪の厚みよりも骨が目立ってしまい、胸板が実際よりも薄く見えてしまいます。実際は胸にボリュームがあったとしても、土台となる胸板が薄いので、胸にボリュームが感じられません。

逆に胸板が厚く筋肉や脂肪がつきやすい骨格ストレートは、実際よりも胸が大きく見えることも多いです。

上半身に肉感がないから

上半身に肉感がなく華奢に見えてしまうことも、骨格ナチュラルの胸が小さく見えてしまう原因です。

前述した通り、骨格ナチュラルは上半身に筋肉や脂肪が感じられないのが特徴で、全体的に細く見えます。広い肩幅やしっかりした骨の割に華奢に見えるのですが、脂肪が感じられないせいでバストが小さく見えてしまいやすいです。

また、骨格ナチュラルは、肌質が他の骨格タイプと比べると硬くドライな印象です。ハリがあり弾力を感じさせる骨格ストレートや、ふわふわと柔らかい印象の骨格ウェーブに比べると、肌質に弾力や柔らかさがないのでバストが小さく見えてしまいます。

バストアップマッサージ

バストアップを目指すなら、バストアップマッサージを日々の習慣にしましょう。おすすめのマッサージを2つご紹介します。

まず一つ目は、バストの土台となっている大胸筋をほぐし、脂肪をバストに寄せるマッサージです。バストの土台となっている大胸筋をほぐすことで血行が良くなり、上向きのバストトップが目指せます。以下の方法でマッサージを行いましょう。

• 壁の横に立って、肘が肩よりも少し高くなるように右手を壁に付ける
• 左手を胸に置く
• 息を吸いながら右肩を前に出すイメージで左側に体を開き、30秒キープする
• 反対側も1〜3と同じように行う
• 右の鎖骨下辺りに左手の人差し指・中指・薬指を添えてさする
• 両手で右バストを包むように持って小指をアンダーバストに添え、軽く揺らしてほぐす
• 反対側も5〜6と同じように行う
• 両手の親指を左右の脇辺り、残りの指をアンダーラインに添え、内側から外側になぞるようにさする
• 8の状態のまま親指で脇の下に圧をかける
• 右腕を上げ、左手で肘から脇の下に向かって10回さすり、二の腕の脂肪を右バストに集める
• 反対側も10と同じように行う
• 左手を使って背中の右側の脂肪をバストの中央に寄せるイメージで10回動かす
• 両手で右バストを包み、集めた脂肪をバストの中央に寄せて整えるイメージで円を描きながら10回動かす
• 反対側も12〜13と同じように行う

上記の流れでマッサージを行って凝り固まった大胸筋をほぐし、流れてしまった脂肪をバストに集めましょう。マッサージを行うときは、マッサージクリームやオイルを使うと、肌へのダメージを抑えられます。バストアップ効果が期待できるクリームを使って行うのもおすすめです。

二つ目は、肩甲骨をほぐしてリンパの流れを改善するマッサージをご紹介します。このマッサージは入浴中に行いましょう。

• 湯船の中で体育座りをするイメージで、軽く膝を曲げ、背筋を伸ばす
• 両手を体の前で合わせる
• 肩甲骨の開きを意識しながら、両手を合わせたまま前方に真っ直ぐ伸ばす
• 力を入れて10秒キープする
• 10秒経ったら力を抜き、2の状態に戻る
• 2〜5を10回繰り返す

毎日の入浴の習慣にするのがおすすめです。シャワーではなく湯船に浸かることで血行やリンパの流れが促進されやすくなります。血行やリンパの流れが良くなるとバストアップに必要な栄養が胸に届きやすくなるので、入浴中のマッサージは一石二鳥です。

バストアップトレーニング

バストの土台となる大胸筋を鍛えればバストを支える力がアップするため、上向きバストが目指せます。おすすめのトレーニングを2つご紹介するので、コツコツ行って大胸筋を強化しましょう。

一つ目はフロアダンベルプレスです。ダンベルプレスは通常ベンチを使いますが、ご紹介するトレーニングは床で行います。ダンベルが必要ですが、ダンベルがない場合は水を入れたペットボトルを2本用意すればトレーニングできます。以下の方法で行いましょう。

• 床に仰向けになる
• 脚は軽く曲げて足の裏を床に付けるか、伸ばして揃える
• 両手にダンベル（もしくはペットボトル）を胸の前で持ち、両肘を横に張る
• 大胸筋を張って、肩甲骨を軽く寄せる
• 息をゆっくり吐きながらダンベルを上げる
• 息をゆっくり吸いながら肘が地面に着くまでダンベルを肩の真横に下ろす
• 5〜6を繰り返す

ペットボトルを使う場合は、水の量を調節して、無理なくできる負荷にしてください。

二つ目はプッシュアップです。いわゆる腕立て伏せですが、膝をついて行っても構いません。以下の方法で行いましょう。

• 床に四つん這いになる
• 両手を肩幅より少し広げて床に付ける
• つま先立ちになり、両手とつま先で体を支える
• 頭のてっぺんからかかとまでを一直線にする
• 息を吸いながら肘を曲げて胸を床に近づける
• 限界まで来たら息を吐きながら肘を伸ばして4の状態に戻る
• 4〜6を繰り返す

プッシュアップのポイントは、肘を曲げ伸ばししている間も体を一直線に保つことです。回数を多くこなすよりも、フォームを保ちながら無理なくできる回数を目指しましょう。筋トレ習慣がない方は、膝をついてもプッシュアップが難しい可能性があります。その場合は、以下のように壁を使って行っても構いません。

• 壁から30cm程度離れて立つ
• 両手を肩幅より少し広くし、肩よりも少し高い位置に手を付ける
• 足を軽く開いて、背筋を伸ばす
• 息を吸いながら腕が90度になるまで曲げて胸を壁に近づける
• 息を吐きながら腕を伸ばして元の状態に戻る
• 4〜5を繰り返す

ホールド力のあるブラジャーを着ける

バストアップを目指すためには、ホールド力の高いブラジャーを着けましょう。

ワイヤー入りで脇高のブラジャーは、胸をしっかり支えられる上、背中や脇に流れた脂肪を効果的に胸に集められます。ワイヤーが胸に刺さって痛いのであれば、カップが分厚いものを選びましょう。横に広がりがちな骨格ナチュラルの方のバストも、ホールド力が高いブラジャーならしっかり中心に集められます。高さが出やすくなるので、バストがいつもより大きく見えるはずです。

ただし、ホールド力の高いブラジャーを着けても、着け方が間違っているとバストアップできません。以下の方法で正しくブラジャーを着けることも意識しましょう。

• 前傾姿勢になってストラップを肩にかける
• ブラジャーの下側を持ち、ワイヤーをバージスライン（バスト下の輪郭）に合わせる
• 前傾姿勢のまま姿勢でバストをカップに入れ、ホックを留める
• そのままの姿勢で、右手で右ストラップの付け根を軽く浮かし、左手をカップの中に入れて右バストを優しく持ち上げる
• 反対側も4と同じように行う
• 体を起こす
• ストラップと肩の間に指がスッと通るくらいの長さにストラップを調節する

ナイトブラを着ける

夜はナイトブラを着けるようにしましょう。

バストアップを目指すには、今の胸の形が崩れないようにすることも大切です。寝ている間は胸がいろいろな方向に動いてしまうため、型崩れが起きやすくなってしまいます。ナイトブラを着けて胸を支えておけば、寝返りをしても胸の形をキープできます。

ナイトブラを選ぶときは、必ずバストのサイズに合ったものを選びましょう。日中に着けるブラジャーもそうですが、きつすぎると血行が悪くなり、バストの成長を妨げてしまいます。また、締め付けられていると睡眠の質が下がってしまうので、熟睡できなくなってしまいます。睡眠の質が下がると、バストの成長に必要な女性ホルモンがしっかりと分泌されません。

ご自身のサイズに合ったナイトブラを着用し、バストの形崩れを防ぎましょう。

バッグ式豊胸術

バッグ式豊胸術とは、シリコンバッグを挿入してバストアップを目指す施術です。3〜4カップ程度の大幅なサイズアップも可能なので、とにかく胸を大きくしたい方に適しています。挿入したシリコンバッグを除去しない限りは効果も半永久的に続くため、頻繁に施術を受ける必要もありません。

共立美容外科のバッグ式豊胸術は院長もしくは5年以上美容外科で経験を積んだエキスパートのみが担当し、安全性と仕上がりに配慮した施術を行っているのが特長です。完全主治医制を敷き、施術から1年間は無料で検診を行っています。乳がん検診も提携している医療機関で実施しているので、胸のコンディションチェックも同時に行えるのがメリットです。

共立美容外科では以下のような種類のバッグ式豊胸術を行っています。

• Motiva（モティバ）
• KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術
• メモリージェルバッグ（ソフトコヒーシブシリコン）
• 生理食塩水バッグ

この中から、特に人気の高い「Motiva（モティバ）」と「KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術」の施術の特長や副作用をご紹介します。

Motiva（モティバ）

Motiva（モティバ）は、バッグ式豊胸術の中でも代表的な施術です。シリコンバッグメーカーで世界トップクラスの「メンター社」や「アラガン社」に在籍していた技術者が開発したシリコンバッグで、共立美容外科はメンター社からMotivaの公認クリニックとして、最優良認定書も授与されています。

Motivaは、マシュマロのような柔らかさが特長のシリコンバッグです。高さ・幅・孤が異なる約350種類のサイズがあり、オーダーメイド感覚でバストアップが目指せます。

バッグの中にはジェルが100％詰まっており、表面にはシルク加工が施されていることもMotivaの特長です。シルク加工のおかげで皮膜拘縮（ひまくこうしゅく）のリスクを軽減できます。皮膜拘縮は、バッグ周辺にできる皮膜が硬くなって胸の形が不自然になってしまう症状で、バッグ式豊胸術で起きやすい副作用です。

ダウンタイムは1カ月程度で、腫れ・むくみ・痛み・かゆみなどの症状が出ることがあります。バッグは脇の下のシワに沿ってメスを入れて挿入しますが、傷跡が目立たなくなるまでには3カ月程度かかります。

KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術

KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術は、共立美容外科が独自開発したバッグ式豊胸術です。従来の豊胸術と異なり、2回に分けて施術を行います。本物の胸のような柔らかさと自然な見た目に徹底してこだわっているのが特長です。

最初の施術では、希望されるサイズよりも大きなシリコンバッグを挿入します。バッグ周辺に皮膜が形成された頃に2回目の施術を行ってシリコンバッグを取り除き、希望されるサイズのバッグを挿入します。2回に分けて施術を行うことで、皮膜拘縮や炎症のリスクをできる限り抑えられるのがメリットです。

施術後は、腫れ・むくみ・痛み・かゆみなどの症状が出ることがあります。施術後は1週間程度は運動や飲酒の制限がありますが、徐々に落ち着くでしょう。脇の下のシワに沿って傷跡が目立たないように切開しますが、3カ月程度でほぼ目立たなくなります。

コンデンスリッチ豊胸術

コンデンスリッチ豊胸術は、ご自身から採取した脂肪を定着しやすいように加工して注入する豊胸術です。脂肪吸引で脂肪を採取するため、脂肪が気になる部位の部分痩せも同時にかないます。共立美容外科は、CRF（コンデンスリッチファット）協会の認定クリニックです。

採取した細胞を遠心分離機にかけて不純物を取り除いた後、濃縮加工を行って無菌状態で脂肪を注入します。この方法により質の良い脂肪のみを注入できるため、定着率が約80％と高いことが特長です。また、質の良い脂肪を効率的に採取できるので、脂肪の採取量が少なくて済み、体への負担も軽減できます。

脂肪吸引部位・脂肪注入部位に腫れ・内出血・痛みなどが出ることがありますが、通常1週間程度で治まります。脂肪吸引部位は体の場合で1週間程度、顔の場合で2〜3日程度圧迫固定が必要です。

ピュアグラフト

ピュアグラフトは、ご自身から採取した脂肪から不純物を取り除くためにフィルターにかけてから注入する豊胸術です。コンデンスリッチ豊胸術と同じように脂肪吸引を行うため、脂肪が気になっている部位がある方に向いています。共立美容外科は、ピュアグラフトの正規取扱クリニックです。

採取した脂肪は、FDA（米国食品医薬品局）から認可を受けた特殊なフィルターで濾過します。不純物をできる限り取り除きますが、脂肪細胞より小さな脂肪は除去できません。個人差はありますが、定着率は70％程度です。

脂肪吸引部位・脂肪注入部位に1〜3週間程度、腫れ・内出血・痛みが出ることがあります。脂肪吸引部位には体の場合で1週間程度、顔の場合で2〜3日程度圧迫固定が必要です。

ヒアルロン酸注入による豊胸術

ヒアルロン酸注入による豊胸術は、豊胸用のヒアルロン酸製剤を注入し、バストアップやバストの左右差・下垂改善、谷間の形成などが行える施術です。切開を行わない施術なので体への負担が少なく、ダウンタイムはほとんどありません。ただし、注入箇所にニキビのような赤みが出ることがあります。

施術は10分程度で完了するので、忙しい方でも気軽に施術を受けやすいです。ただし、半永久的な効果は得られないため、バストの大きさや形を維持するためには、定期的に施術を受け直す必要があります。

共立美容外科で扱っている3つのヒアルロン酸製剤をご紹介します。

シンデレラ豊胸

シンデレラ豊胸は、柔らかさに徹底してこだわってブレンドした共立美容外科オリジナルのヒアルロン製剤です。持続期間が半年程度と短いため、12時で魔法が解けるシンデレラにちなんで名付けられました。半永久的な効果が得られる豊胸術を受ける前に、シンデレラ豊胸で大きさや形のシミュレーションをする方も多いです。

GANA HA body

GANA HA bodyは、柔らかさと持続期間にこだわって製造されたヒアルロン酸製剤です。粒子が柔らかくスムーズに注入できるので、狙った箇所に正確な注入ができます。また、体内組織との親和性も高いため、仕上がりも自然です。個人差はありますが、2年程度効果が持続します。

HYA corp Body Contouring “MLF1”

HYA corp Body Contouring “MLF1”は、持続期間にこだわって生まれたヒアルロン酸製剤です。非動物性のヒアルロン酸製剤で、ヒアルロン酸の分子同士を結合させる架橋剤（かきょうざい）にはアレルギーの起きにくい成分を使用しています。個人差はありますが、持続期間は2年程度です。