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公開日:2024年01月05日(金)
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目次
本記事ではダイエットをすると胸が痩せてしまう理由や、胸を残してダイエットをする方法をご紹介します。理論的には痩せて脂肪が落ちると胸のボリュームも落ちてしまいますが、ポイントを押さえてダイエットをすれば、大幅なボリュームダウンを避けられる可能性はあります。バストサイズを維持しながらダイエットを行い、理想のボディラインを手に入れましょう。
結論から言うと、バストのボリュームを完全に残してダイエットを行うのは、難しいです。
食事制限や運動によるダイエットは、部分痩せができず基本的に全身の脂肪が落ちます。バストは大半が脂肪でできているため、胸の脂肪を全く落とさずに痩せるのは難しいです。
ただし、できるだけ胸のボリュームを落とさないようにポイントを押さえてダイエットをすれば、大幅なサイズダウンを避けられる可能性はあります。
ダイエットをすると、胸も痩せてしまうのはなぜでしょうか。代表的な3つの理由をご紹介します。
ダイエットによって皮下脂肪が落ちると、胸も痩せてしまう傾向にあります。
食事制限や有酸素運動などでダイエットを行うと、全身の皮下脂肪が燃焼されます。バストの9割は皮下脂肪でできているため、その他の部位の皮下脂肪が落ちると同時にバストの皮下脂肪も落ちてしまい、胸が痩せてしまうのです。
前述のとおりダイエットでは部分痩せができないので、腹筋ばかりを頑張ったり下半身だけを意識してウォーキングをしたりしても体の一部分だけを部分痩せすることはできません。
ダイエットをすると全身の皮下脂肪が落ちますが、部位ごとに脂肪が落ちる順番があるといわれています。脂肪が落ちやすいとされているのは、肝臓から遠い部位です。個人差はありますが、一般的には以下の順番で脂肪が落ちます。
このような順番で落ちやすいので、お腹や腰回り、お尻、顔などの脂肪を減らしたいとダイエットをすると、胸の脂肪が先に落ちやすいです。
ただし皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が先に落ちるため、お腹周りに内臓脂肪が付いている場合は先にお腹が細くなる可能性もあります。
運動することでクーパー靭帯がダメージを受けることも、ダイエットでバストが痩せてしまう原因です。
クーパー靭帯はバストを覆うように付いている組織で、バストを正しい位置に維持する働きを持っています。しかし運動をするとクーパー靭帯に負荷が掛かってしまい、切れたり伸びたりしてバストが垂れてしまいやすいです。バストのボリューム自体が維持できたとしても、バストが垂れてしまうと胸が小さく見えてしまいます。
一度損傷を受けたクーパー靭帯は修復しないので、激しい運動をするとバストが小さく見えてしまうでしょう。
食事制限による栄養不足も、バストが小さくなってしまう原因です。
ダイエットにはさまざまな方法がありますが、過度の食事制限を行うと栄養不足に陥りやすいです。栄養不足になると不足したエネルギーを補おうと、バストの脂肪やバストを支えている筋肉が分解されてしまい、バストが痩せてしまいます。
またバストの成長には女性ホルモンが大きく影響していますが、栄養不足になるとホルモンバランスが乱れやすいです。その結果バストの成長が妨げられてしまいます。
栄養不足は肌のハリや弾力がなくなってしまう原因にもなります。弾力を失ったバストはボリュームが落ちて形も崩れてしまうため、ダイエット前よりも小さく見えてしまうことがあるでしょう。
ここまでお話しした通り、基本的に胸を残したまま痩せるのは難しいです。ただし、これからご紹介するポイントを意識すれば、ある程度胸のボリュームを残してダイエットできる可能性があります。
胸を痩せさせないダイエットのポイントを5つご紹介するので、ダイエットを始める前に押さえておきましょう。
ダイエット中も栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。
ダイエットを成功させるにはある程度の食事制限が必要ですが、摂取カロリーを意識しつつ、タンパク質・脂質・糖質・ミネラル・ビタミンのバランスが取れた食事を取ることが大切です。
極端な糖質制限ダイエットなど特定のものを食べないダイエットや、りんごダイエット・バナナダイエットのように特定のものだけを食べるダイエットは、避けた方がよいでしょう。こういったダイエットはリバウンドもしやすいです。
栄養バランスの取れた食事を基本とした上で、バストに良いとされる栄養も積極的に取りましょう。以下の栄養素や食品を意識して取るのがおすすめです。
栄養素 | 特徴 | 多く含まれる食品 |
タンパク質 |
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鶏ささみ・鶏胸肉・赤身肉(牛・豚)・ヒレ肉(牛・豚)・ロース肉(牛・豚)・アジ・イワシ・鮭・マグロ赤身・納豆・豆腐・豆乳・牛乳・ヨーグルト |
大豆イソフラボン |
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大豆・納豆・豆腐・豆乳・油揚げ・きなこ・厚揚げ |
ボロン |
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キャベツ・大豆・海藻類・りんご・ぶどう・ナッツ類 |
ビタミンE |
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オリーブオイル・卵・アボカド・うなぎ・カボチャ・全粒粉穀物・大豆・ナッツ類 |
ビタミンC |
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パプリカ・キャベツ・ブロッコリー・ミニトマト・さつまいも・キウイフルーツ・いちご・アセロラ・レモン |
運動は筋トレを中心に行いましょう。
有酸素運動は脂肪の燃焼に効果的な運動ですが、バストの脂肪も燃焼してしまうため、胸のボリュームが落ちてしまいやすいです。筋トレを中心に行って体を引き締め、理想のボディラインを作りましょう。
ただし筋肉は脂肪よりも重いため、体重は増えてしまうことがあります。しかし筋肉は脂肪より体積が小さいので、体重が増えても見た目は引き締まって見えるはずです。脂肪が気になる部位を集中的に鍛えれば、部分痩せのような効果も期待できます。
おすすめの筋トレをご紹介するので習慣にしてみましょう。
ベンチプレスは胸の土台となっている大胸筋を鍛えられる筋トレです。大胸筋を鍛えることでバストが正しい位置に維持しやすくなるため、ダイエットによるバストのボリュームダウンを避けやすくなります。また肩の三角筋や二の腕にも同時にアプローチできるトレーニングなので、すっきりした肩周りや二の腕を目指せます。
ベンチプレスはダンベルを使用しますが、ない場合は水を入れたペットボトルで代用しても構いません。以下の方法で行いましょう。
上記を1セットとして、3セットを目安に行いましょう。床で行う場合は、ダンベルを下げたときに肘が床に付かないようにしてください。
ヒップウォークは、上半身と下半身をつないでいる腸腰筋を鍛えられるトレーニングです。きれいなくびれを作れる筋トレなので、バストのボリュームが強調されやすくなります。骨盤を正しい位置にするためにも効果的です。
以下の方法で行いましょう。
上記を1セットとして、5セットを目安に行いましょう。骨盤から動かすイメージで、しっかり体をひねりながら行うのがポイントです。お腹にも力を入れて動けば、ぽっこりお腹の解消にもつながります。
スクワットはお尻の大臀筋や太腿の大腿四頭筋、ハムストリングスなど、下半身を鍛えられるトレーニングです。お尻や太もも痩せを目指したい方に向いています。また体の中でも比較的大きな筋肉を鍛えられるので、痩せやすい体づくりにもぴったりです。
以下の方法で行いましょう。
上記を1セットとして、3セットを目安に行いましょう。お尻を突き出すイメージで、姿勢を維持したまま腰を落としましょう。
バストサイズを維持するには、バストマッサージも効果的です。
マッサージでバスト周りの血行やリンパの流れを改善すると、バストに必要な栄養やホルモンが行き渡りやすくなります。また脇や背中に流れた脂肪をバストに戻すためにも効果的です。
以下の方法で行いましょう。
力を入れすぎるとバストの型崩れや下垂につながってしまいます。気持ち良いと感じる程度の強さで優しくマッサージしましょう。マッサージクリームやバストアップ効果が期待できるクリームを使って行うと、肌への負担が軽減できます。
姿勢を意識することも、バストサイズの維持につながります。
姿勢がゆがんでいると正しく筋肉が使えないので、バストを支える大胸筋の筋肉が衰え、バストを支えきれなくなってしまいます。また血行も悪化するため、バストに必要な栄養や女性ホルモンが行き渡りません。日頃から正しい姿勢を意識すれば、胸のボリュームや位置をキープすることにつながります。
立っているときの正しい姿勢は、耳・肩・腰・膝・外くるぶしが一直線になっている状態です。鏡の横に立って姿勢をチェックしてみましょう。肩の力を抜き、頭を天井から吊られているイメージで立ってみてください。
座るときは椅子に深く腰掛け、背もたれにすがらないようにして、骨盤を立てて座ります。膝は90度に曲げ、足の裏全体が床にしっかり付くように意識しましょう。デスクワークをする際は、椅子と机の高さを調節することも大切です。
ダイエットで胸を痩せさせないためには、質の良い睡眠を取ることも大切です。
睡眠中には乳腺を発達させる働きを持つ女性ホルモン「エストロゲン」や「プロゲステロン」が分泌されます。質の良い睡眠がしっかり取れていると、ホルモンの分泌が活発になるので、ダイエット中でも胸の大きさを維持しやすいです。
睡眠の質を高めるためには規則正しい生活を心掛け、朝起きたら朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。また食事や入浴は寝る2〜3時間前に済ませておきます。適度な運動習慣を身に付け、寝る前にスマートフォンやパソコンの使用を避けることも大切です。
胸を残して痩せるためには、ブラジャー選びやブラジャーの着け方も重要になります。今のバストサイズを維持できるように4つのポイントを押さえておきましょう。
ブラジャーは必ずサイズが合ったものを着用しましょう。
バストサイズに合っていないブラジャーを着けている場合、バストの型崩れや下垂につながってしまいます。この機会にご自身の正しいサイズを知り、サイズの合ったブラジャーを着けましょう。
ただしバストサイズは常に一定ではないので、半年に1度程度の頻度でサイズをチェックし、その都度サイズの合ったものを着けることが大切です。お店でバストサイズを測ってもらえば、より正確なサイズが分かります。
サイズが合ったブラジャーを着ければ、それだけでサイズアップする可能性も高いです。同じサイズでもメーカーや商品によってフィット感が異なるため、できれば試着してご自身に合ったものを選ぶようにしてください。
正しくブラジャーを着用することも、バストサイズの維持につながります。
着用方法が間違っていると、サイズが合っていてもバストをしっかりホールドできません。バストの型崩れや下垂を起こしたり、脂肪が他の部位に分散したりしかねないので、以下の流れを参考にしながら正しく着用しましょう。
運動する際は、必ずスポーツブラを着用しましょう。
バストをきちんとホールドできていないまま運動すると、クーパー靭帯が伸びたり切れたりして、バストの下垂につながります。
日常使いしているブラジャーは運動を目的として作られたものではないので、運動時には適していません。スポーツブラは運動用に作られているため、激しい運動をしても胸をホールドできるように作られています。
運動の種目別に作られたものもあるので、種目に合わせて選ぶのがおすすめです。
就寝中はナイトブラを着けるようにしましょう。
寝ている間は寝返りを打つことでバストが動いてしまうので、胸の脂肪が脇や背中に流れやすくなります。しかし日常使いしているブラジャーやスポーツブラは締め付け感が強いため、就寝中には適しておらず、睡眠の質の低下にもつながってしまいます。
快適な着け心地とホールド力を両立しているナイトブラなら、バストをしっかり支えながら、質の良い眠りを維持しやすいです。ご自身のサイズに合ったナイトブラで、就寝中のバストを守りましょう。
ご紹介したポイントを押さえてダイエットをすれば、胸のサイズを維持したまま理想の体型を目指せる可能性はあります。ただし前述した通り、ダイエットをすると全身の脂肪が落ちるため、今のボリュームを完全に保ちながら痩せるのは難しいです。
バストサイズを変えずに理想の体型を目指したいなら、美容整形の痩身術を受けるのも一つの方法です。痩身術ならダイエットでは難しい部分痩せが可能なので、バストサイズを維持したまま痩せられます。また自力のダイエットより即効性があるため、早く痩せたい方にもおすすめです。
共立美容外科は開院以来、部分痩せがかなう痩身術の施術に力を入れています。共立美容外科で受けられる主な痩身術の特長やダウンタイムについて見ていきましょう。
共立式KB脂肪吸引は、共立美容外科オリジナルの傷跡がほとんど目立たない脂肪吸引です。独自開発し特許を取得した傷跡保護器具「KBシース」を使うことにより、肌とカニューレ(吸引棒)の摩擦を避け、施術直後でも虫刺され程度の傷跡しか残りません。
施術は手のひらの感覚だけで脂肪の吸引量を把握する「ブラインド技術」を習得した医師が行います。脂肪の取り過ぎ・取り残し・取りムラを防げるので、施術を受ける方のご希望に近いなめらかな仕上がりを実現できるのが特長です。
施術後は2週間ほど痛み・赤み・腫れ・むくみ・内出血が出ることがあります。施術から1週間程度はガードルによる圧迫固定が必要です。
▼共立美容外科の「共立式KB脂肪吸引」の料金や手術についての詳細はこちら
BNLS(脂肪溶解注射)は脂肪を溶解する作用を持った薬剤を注入し、脂肪を溶かしてなくす施術です。溶けた脂肪は時間とともに老廃物として排出されます。アメリカの厚生労働省に当たるFDA(米国食品医薬品局)が脂肪の減少を認めた「デオキシコール酸」が配合されているのが特長です。
痛みやむくみ、腫れが出ないように配慮されて作られた薬剤なので、ダウンタイムはほとんどありません。軽度の赤み・腫れ・内出血が出ることがありますが、1週間程度で落ち着きます。施術から2・3日程度で効果が出るように作られていますが、効果の出方は個人差があります。
▼共立美容外科の「脂肪溶解注射「BNLS」」についての詳細はこちら
フリーズファットは脂肪冷凍溶解マシンで、狙った脂肪細胞のみを凍らせて破壊する施術です。破壊された脂肪はBNLS同様、老廃物として排出されます。
メスや注射針を使用しない施術なので、体への負担が少ないのが特長です。施術中はつままれているような感覚はあるものの、痛みはほぼ感じないため、痛みに不安がある方でもリラックスして施術が受けられるでしょう。
人によっては軽度の赤みや内出血が出ることがありますが、時間の経過とともに自然と落ち着きます。
すでにダイエットをして胸が痩せてしまったという方は、豊胸術でバストアップするのも一つの方法です。共立美容外科で行っている豊胸術の特長やダウンタイムをご紹介します。
バッグ式豊胸術は、脇の下からシリコンバッグを挿入し、バストアップを図る施術です。大幅なバストアップが可能で、2〜4カップ程度サイズアップを目指したい方に向いています。
共立美容外科では、以下の豊胸バッグから選ぶことができます。
実際に触ってシリコンバッグを選んでいただけるので、施術を受ける方が希望される仕上がり、肌触りなどに合わせた施術を受けられるのが特長です。また、肌ざわりや胸の動きが自然な、KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術を選ぶことも可能です。
脇の下のシワに沿って目立たないように切開を行いますが、傷跡が目立たなくなるには3カ月程度かかります。
▼共立美容外科で人気のモティバの料金や手術方法についての詳細はこちら
脂肪注入豊胸術は、施術を受ける方から採取した脂肪を加工してバストに注入する施術です。1〜2カップ程度のサイズアップを希望される方に向いています。また脂肪吸引で同時に部分痩せも目指せるので、これから痩せたいと考えている方にもおすすめです。
共立美容外科では以下の脂肪注入豊胸術を行っています。
いずれの方法もご自身から採取した脂肪を使うため、アレルギーの心配がほとんどありません。施術の方法によって注入した脂肪の定着率が異なります。
施術後は脂肪吸引部位に1〜3週間程度、脂肪注入部位に1〜2週間程度腫れや内出血が出ることがあります。
▼コンデンスリッチ豊胸手術の料金や手術方法についての詳細はこちら
ヒアルロン酸注入豊胸術は、豊胸用のヒアルロン酸製剤をバストに注入する施術です。バストアップはもちろん、谷間の形成や下垂・型崩れ・左右差の改善なども行えます。1〜1.5カップ程度サイズアップしたい方におすすめです。
共立美容外科では、以下のヒアルロン酸製剤をご用意しています。
施術時間が10分程度と短く、ダウンタイムはほぼありません。注入部位にニキビ痕に似た赤みが出ることがありますが、目立たないところから注入するため、周囲の方に気付かれることはほとんどないでしょう。ただし半永久的な施術ではないので、施術後の状態を維持するには定期的な施術を受ける必要があります。
▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら
本記事ではダイエットをすると胸が痩せてしまう理由や、胸を残してダイエットをする方法をご紹介しました。バストサイズを完璧に維持してダイエットをするのは難しいですが、ポイントを押さえてダイエットをすれば、ある程度ボリュームを維持できる可能性はあります。本記事でご紹介したポイントやブラジャーの選び方・着け方を意識して、バストを維持したまま理想の体型を目指しましょう。
「今のバストサイズを絶対に維持したい」「すぐに痩せたい」という方は、痩身術を受けるのも一つの選択です。共立美容外科ではさまざまな痩身術で、理想の体型作りをサポートしています。またすでに胸が痩せてしまった方への豊胸術によるバストアップも可能です。専門医がお悩みをお伺いし、おすすめの施術をご提案しますので、まずはお気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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