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公開日:2023年02月14日(火)
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目次
においケアは現代人の当たり前のエチケットとなりつつありますが、努力してもどうしてもにおってきてしまう代表格が、そう、わきが。
わきがは度合いにもよりますが、日常生活に支障をきたす場合も多いため、「過去にわきがの治療をしたことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、わきがは再発することがあります。
正確には多くの場合、再発というよりも「汗腺の取り残し」や「脇以外の汗腺の影響」などによるにおい残りのことを指すのですが、せっかくわきが治療を行ったのににおいが以前と変わらないのはあまりにもショックです……。
そこで本記事では、わきがが再発する理由や再発してしまった場合に再施術はできるのかといった疑問について解説していきます。
わきがの治療をしたはずなのに最近においが気になる……という方は、ぜひ参考になさってください。
わきがが再発してしまう理由については冒頭でも少し触れましたが、ここではその理由を掘り下げていきます。
主に「アポクリン汗腺が残存している」「乳輪などのアポクリン汗腺の影響」「第二次性徴期の影響」の3つがあるため、各々確認してみてください。
こちらは正確には再発ではありませんが、一回目のわきが治療の時に十分にアポクリン汗腺を取りきれていなかったことが原因で、わきがが再発したように感じることがあります。
一度除去した汗腺が再生することはないため、しっかりとアポクリン汗腺が取りきれていれば基本的ににおいが残ることはありません。
しかしアポクリン汗腺除去には医師の技術と集中力が必要であるため、そこが欠けた医師に治療を委ねてしまった場合、「わきがの治療をしたのににおいが消えていない(再発した)」ということが起こりかねないのです。
また脇以外のアポクリン汗腺のにおいを強く感じることが原因で、わきがが再発したように思えてしまうこともあります。
仮に脇のアポクリン汗腺をしっかり除去できていたとしても、例えば乳輪周辺には多くのアポクリン汗腺が存在するため、そこから強いにおいが発せられていると「わきが治療をしたのににおいが改善されない」と感じてしまう場合があるのです。
こちらは成長によってアポクリン汗腺が増えてしまい、わきがが再発してしまうケースです。
わきが治療には複数の施術方法が存在しますが、中学生でも受けられるものもあります。
「中学生の時にわきが治療を行えば早いうちにコンプレックスを解消できる」と思われるかもしれませんが、第二次性徴で体の他の箇所が成長するとともにアポクリン汗腺の数が増えてしまうのです。
そのため、第二次性徴期を終える前にわきが治療を行ってしまうと、後々「治療前のにおいに戻った」と感じてしまうことも多くあります。
思春期は何かと過敏になる時期なので、わきがの治療をしたいと感じる方も多いですが、この時期に治療をすると再発のリスクが高いということも覚えておきましょう。
主なわきが治療には「剪除法」「ミラドライ」「ボトックス」が挙げられますが、各々再発してしまう可能性はどれくらいあるのでしょうか。
せっかくわきが治療を行うのであれば、再発のリスクが低い施術を受けたいものです。
以下で各治療の再発リスクをご紹介します。
「剪除法」は「切開法」とも言われており、皮膚を切開して医師が汗腺を目視しながら一つひとつ除去していく施術です。
医師の技術にもよりますが物理的に汗腺を除去できるといった点から、再発のリスクはかなり低め。
しかし「剪除法を受けた方の20%が再施術」という情報もあります。
ここで言う「再施術」とは「再発してしまったわきがに対する施術」ではなく「残存してしまったアポクリン汗腺の除去」のことを指します。
一度除去した汗腺は再生することがないので、初回の施術時に全てのアポクリン汗腺を除去できていれば、基本的に再発することはありません。
「ミラドライ」は皮膚を切開することなく、マイクロ波を活用してアポクリン汗腺の機能を消失させる施術です。
先述の除去同様、機能を消失させたアポクリン汗腺も再生することはないため、ミラドライをしっかり照射できている部位の再発は基本的にありません。
しかしミラドライに関しては医師が直接汗腺を見ながら除去していくわけではないため、「剪除法」と比較すると多少アポクリン汗腺の残存のリスクは高めと言われることもあります。
ミラドライで残存のリスクを低減させるためには、ミラドライによる実績の多いクリニックを選択する必要があるでしょう。
「ボトックス」は「ボトックスビスタ」という薬剤を脇に注射し、汗腺を細くしてわきがの症状を軽減させるものです。
注射のみの手軽な施術ですが、ボトックスの効果は半永久的ではありません。
個人差もありますが数カ月~半年程度で効果が薄れてくるもので、それに伴って汗腺の働きも復活するため、「再発(再施術)前提の治療」ということは覚えておいてください。
一回あたりの金銭的負担は他の施術と比較すると軽めですが、何度も受けなければいけないといったことを考えると、はじめから「剪除法」や「ミラドライ」を受けてしまった方が、トータルコストが抑えられる場合もあります。
とはいえ「剪除法」や「ミラドライ」もお伝えしたように再施術が必要になる可能性もゼロではないため、どの施術がご自身に合うのかは、医師とよく話し合う必要があります。
上記でご紹介した3つの治療のうち、ボトックス以外は汗腺を除去したり機能を消失させたりする治療であるためしっかりと処置できていれば再施術が必要になるリスクが比較的低いですが、「絶対に一度の治療で全てのアポクリン汗腺を除去できる治療」と言い切れるものではありません。
それでは、わきがが再発してしまった場合にご自身で行える対処にはどういった方法があるのでしょうか。
具体的には「脇を丁寧に洗う」「脇をこまめに拭く」「脇毛の処理をする」「わきが用クリームなどを使用する」「通気性の良い服を着る」などが挙げられます。
基本中の基本ですが、脇を丁寧に洗うことは大切です。
ゴシゴシと強い力でこすることはせず、ボディソープをしっかり泡立て、泡を滑らせるようにして洗いましょう。
一度でにおいが取れない場合は二度洗いしてももちろん構いませんが、あくまで優しく汚れやにおいを落とすようにしてください。
乱暴に洗ってしまうと肌が傷ついてしまう上に乾燥し、余計に脇汗が出やすくなってしまうため、時間をかけて丁寧に洗うように心がけましょう。
日中は脇をこまめに拭くことも、わきがのにおい対策になります。
タオルで汗を拭き取るだけでもだいぶ違いますが、デオドラントシートなどを使って脇を拭くと嫌なにおが取れやすいです。
特に臭いが気になる日はお手洗いに行く度に脇を拭くなどして、脇を常に清潔に保つようにしましょう。
定期的に脇毛を処理することも重要です。
脇毛を放置するとそこに汗が付着して雑菌が繁殖しやすくなり、それによってわきがのにおいがより一層きつくなってしまうこともあります。
シェーバーでの剃毛は肌への負担になるため、医療脱毛などを受けた方が肌にとってはダメージが少ないですが、医療脱毛は痛みやコストが気になるという方もいるはずです。
シェーバーで自己処理をする場合は、1週間に2回程度を限度に剃毛してみてください。
最近では数えきれないほどのデオドラント商品が販売されていますが、中には「わきがが気になる方へ」といったようなうたい文句でわきが用に作られたクリームなども売られています。
一般的なデオドラントクリームと比べるとにおいを抑える効果が高いため、こうしたわきが用のクリームを導入してみても良いでしょう。
しかし効果が高い分、肌が弱い方だとかぶれてしまうこともあるため、パッチテストは行った方が良さそうです。
わきがの方が窮屈な服を着用すると、脇と服が密着して黄色いシミができてしまい、そこに雑菌が繁殖してより強いにおいが発生してしまうことも少なくありません。
そのため、通気性の良い服を着ることもわきがの方にとって重要です。
「薄着の夏の方がわきがの臭いが周囲に充満してしまうのでは……」と考える方もいますが、夏はTシャツなどの通気性の良い服を着る機会が多く、意外と脇が乾いていることもあり、思ったよりにおいが気にならない場合も。
逆に厚着をして脇の通気性が悪くなる冬の方が、「コートを脱いだ時にわきがのにおいが気になる」ということが起こり得ます。
冬に通気性の良い服を着るのはなかなか難しいかもしれませんが、ぴったりとした服ではなく、脇部分に余裕がある服を選ぶだけでも違うので、試してみてください。
ここまで、わきがの再発リスクや再発した際のセルフケアについてお伝えしてきましたが、そもそもわきがが再発した時に再施術は可能なのでしょうか。
結論からお伝えすると、可能です。
もちろん1回目の治療で選んだ施術によって2回目の施術までに空けなければいけない期間などは異なりますが、一度きりしか受けられないわきが治療は基本的にはありません。
そもそもボトックスに至っては再施術前提の施術です。
以前わきが治療を受けたけれど再発してしまったから再施術を行いたいという方は、気になるクリニックに足を運んでカウンセリングを受けてみてください。
すぐに再施術可能か、どんな施術があなたに合っているかなどを判断してくれるはずです。
わきが治療は程度の差はあれどいずれも再発のリスクがあるものですが、やはりなるべく残存や再発がしにくい治療やクリニックを選びたいですよね。
そこでここからは、再発しにくいわきが治療を行っているクリニックの選び方をご紹介します。
わきがの治療法が複数あるクリニックを選ぶようにしましょう。
人それぞれ症状の度合いが異なるため、合う合わないは必ずあります。
複数の治療法があるクリニックであれば、「この治療法は合わないけれどこの治療法なら合う」といったように適した治療法を選べるため、ご自身にとってより効果の高い施術を受けることができるでしょう。
わきが治療の実績が多いクリニックかもチェックしておきたいポイントです。
昨今では医師がSNSを開設している場合もあります。
多くの医師は自身のSNSで症例や実績を投稿しているため、いろんな医師のSNSやブログなどを見て、気になる医師が在籍しているクリニックに足を運んでみましょう。
実際に話してみて相性が良いと感じるのであれば、その時点でその医師に依頼することを決めてしまっても良いです。
再発の可能性があるわきが治療にはアフターフォローが欠かせないため、こうした体制が整っているクリニックを選ぶことも大切です。
もちろん、再発してしまったからといって全額無料で再施術を行ってくれるクリニックはほとんどありませんが、「効果に満足いかなかった場合は2回目の施術が〇%オフ」などの保証を設けているクリニックも存在します。
アフターフォローの有無や内容については、カウンセリングの際にしっかりと確認しておくと良いでしょう。
全国26院を構える美容外科の老舗である共立美容外科でも、わきが治療を行っています。
共立美容外科で採用しているわきが治療は「超音波+ローラークランプ法」「ミラドライ」「ボトックス」の3つです。
各々の特徴やダウンタイムについて解説していきます。
「超音波+ローラークランプ法」は、共立美容外科が特許を取得したわきが治療です。
まずは超音波を脇に当てることで皮下組織の結合を緩めて汗腺を除去しやすくした後に、約4mmの穴から挿入したローラークランプによって掃除機のように汗腺を吸引していきます。
ローラークランプは一般的なカニューレに特殊なローラーがついたもので、このローラーがしっかりと皮膚を押さえることによって汗腺の取り残しを低減させているのです。
痛みがほとんどない(麻酔注射時のチクッとした痛みのみ)、傷跡が残らない、汗腺の除去率が高いという三拍子そろった人気の高い施術です。
また「超音波+ローラークランプ法」は、再発の可能性に配慮しながら一度の施術で済むようしっかりと丁寧に施術を行うため、再発する心配はほとんどありません。
ダウンタイムは約1週間で、その間は腕の稼働が制限されますが、仕事や外出などはほとんどの場合翌日から可能です。
共立美容外科の人気のローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから。
「ミラドライ」は皮膚を切ることなく、マイクロ波で汗腺の機能を破壊していくマシンです。
マイクロ波(電磁波)のエネルギーを利用し、汗腺(水分子)をターゲットとしてアポクリン汗腺、エクリン汗腺の機能を失わせます。
先述の通り、失われた汗腺の機能は再生しないため、経験のある医師がしっかりと照射を行えば再発率の低い施術と言えるでしょう。
共立美容外科では「ダブル照射」を行っており、1回の施術で同じ個所に2回照射をして効果を高めることもできます。
ご希望の方はカウンセリング時に医師に相談してください。
ダウンタイムは約2日~3日で、その間は痛みや腫れを伴うこともあります。
アイスパックなどを脇に挟むことによって症状が緩和するため、試してみてください。
仕事や外出の制限はありません。休みが取りにくいという方でも気軽に受けられるのがメリットです。
▼共立美容外科で人気のミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら
「ボトックス」はアラガン社の「ボトックスビスタ」を脇に注入し、汗腺を細くさせて汗の量やにおいを抑える施術です。
ボトックスビスタは日本の厚生労働省とアメリカのFDAから認可を受けている、安全性に配慮された薬剤です。
わきが治療以外に、エラの張り改善などにも用いられています。
施術は脇に麻酔クリームを塗布した後にボトックスを注射するだけ。
麻酔の時間を合わせても、15分程度で両脇の施術が終了する手軽さです。
効果は半永久的ではないため打ち直しが必要ですが、この手軽さからボトックスは多くの方に選ばれています。
ダウンタイムは約1日、注射の針穴が残る程度で、外出などの制限はもちろんありません。
例えば、仕事の昼休みに「ボトックス」を打って午後から仕事再開といったスケジュールを組むことも可能です。
▼共立美容外科の人気の脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら
「主なわきが治療で再発してしまう可能性はどれくらいある?」の項目で、「剪除法の再発リスクは低い」とお伝えしました。
わきが治療の効果が高いため「剪除法」も人気のある施術ですし採用しているクリニックも存在しますが、共立美容外科では採用していません。
皮膚を大きく切開する方法であるため、傷跡が大きく残ってしまう可能性がゼロではないからです。
丁寧に縫合を行えば傷跡は目立ちにくいですが、「傷跡が全てきれいに消える」ということはあまり期待できないため、夏場にノースリーブなどをよく着る方には向かない施術でしょう。
しかし繰り返しになりますが汗腺の除去率は高いため、「ノースリーブはあまり着ない」「施術を丁寧に行ってくれるクリニックに依頼する」という場合は挑戦してみる価値はあります。
複数のクリニックに足を運んで比較検討し、信頼できる医師のもとでの剪除法であれば視野に入れてみても良いでしょう。
わきがは自分自身が不快であることはもちろん、時には周囲の人にまで不快感を与えてしまうものです。中には「友人に直接指摘されてしまった……」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのため過去に一度わきが治療を受けたことがある方でも、においが気になれば「再施術をしたい」と強く感じる方もいるはずです。
わきがはどの施術でも再施術が可能であるため、再発しているかも……と不安になった時は、クリニックのカウンセリングを受けてみてください。
再施術であることや現在の症状、前回の施術内容やいつ頃受けたのかを医師に伝えれば、適した施術を提案してくれるでしょう。
共立美容外科もわきが治療に力を入れており、丁寧なカウンセリングで施術を受ける方の疑問をしっかりヒアリング。不安の残らない状態で施術に臨んでもらえるように配慮しています。
新型コロナウイルス感染症拡大の情勢を鑑みてオンライン診療も導入しているため、「とりあえず話を聞いてみたい」という気軽なご予約もお待ちしています。
希望や症状に合わせた適切な施術で、納得のいく施術で今度こそわきがのコンプレックスから解放されましょう。
共立美容外科の人気のわきが多汗症の料金や治療方法についてはこちら。
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