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公開日:2023年01月21日(土)
最終更新日:2024年02月09日(金)
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目次
年齢を重ねるとともに気になってくるしわ。特に目元のしわはそのままにしておくと、老けて見えたり疲れた印象になったりしてしまいます。
本記事では、目の下の横しわや目尻のちりめんじわができてしまう原因と、セルフケアや美容整形でできるしわ対策をご紹介します。
筋トレやマッサージなど、今日から始められるケアもあるので、ぜひ最後までご覧ください。
目元は皮膚が薄いため、顔のなかでもしわになりやすい部位です。30代後半から目尻や目の下に横しわができ始め、次のような状況が増えてきます。
目元は注目されやすいので、目元にしわがあると老けたり疲れたりする印象を与えかねません。
そのため普段からしっかりとケアを行い、これ以上しわを増やさない、しわを深くさせない
対策が必要です。
目元はさまざまな要因が重なってしわができることがあります。一つずつ原因を理解して、対策につなげましょう。
目の周りの皮膚は他の部位と比べて1/3程度しか厚みがありません。
また、皮脂腺もなく肌の水分量も20代をピークに低下していくため、瞬きや表情筋の動きによってすぐに乾燥してしまいます。目尻にできるちりめんじわは、まさに乾燥により皮膚がしぼんでしまうことでできるものです。
乾燥を放置すると始めは薄かったしわが段々深くなっていき、しわの改善にも時間がかかってしまいます。そのため、目元の保湿はしわに気が付いたその日からすぐに始めるのがベストです。
乾燥を引き起こす要因として、外部刺激があります。
例えば、花粉の時期のかゆみやドライアイなどによって目をこすってしまう習慣が当てはまります。また洗顔やクレンジング時に力を入れすぎてしまったり、逆に洗い残しがあったりすることも外部刺激になります。
目元は、アイラインやマスカラ、アイシャドウなどメイクによる刺激が多い上に落としにくいので、正しい方法で優しくメイクオフすることが大切です。
起きてすぐ目をこする癖がある方は、その前に顔を洗うようにしましょう。
目の疲れも目元のしわの原因の一つです。長時間パソコンやスマートフォンを見続けたりしていませんか。
目の疲れが蓄積すると血流が悪くなり、老廃物が流れにくくなります。栄養や水分が肌に行き渡らず、だんだんくすみや目元のしわが定着してしまいます。
また瞬きが減ることで起こる、眼輪筋の筋力低下にも注意が必要です。筋力が減るとしわだけでなく、たるみや目の下のくぼみなど新たなトラブルにつながりかねません。
目の疲れは、目自体の乾燥も引き起こすためドライアイになり頻繁に目をこする習慣がついてしまうので、日頃から目を酷使しすぎないよう注意が必要です。
老化の主な原因は加齢や紫外線ですが、その8割が紫外線由来であると言われています。長年紫外線を浴びたことによる肌への影響は「光老化」と呼ばれ、シミや深いしわ、さらには皮膚がんの原因となる可能性があります。
紫外線はA波とB波があり、A波は肌の奥深くにある真皮に、B波は皮膚の表面にある表皮へダメージを与えます。
気象庁が発表している紫外線によるダメージの指標である「UVインデックス」を見てみると、4月ごろから急激に上昇し、6~8月にピークを迎えます。日本を南下するごとにインデックスの数値が増えるため、季節や場所に合わせた対策が必要です。(※)
目は、皮膚が薄いため紫外線によるダメージを受けやすく、光老化が顕著に表れやすい部位。紫外線は一年中降り注いでいるため、毎日のケアが欠かせません。
※出典 気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ」
加齢による目元の影響は大きく分けて2つです。
一つ目はコラーゲンやエラスチンの減少により、肌のハリが失われてしまうこと。
肌のクッションのような役割を果たしているコラーゲンは、20代をピークにだんだんと減っていきます。また、エラスチンも年齢を重ねるごとに硬質化していくので、笑いしわのような表情筋によるしわが戻りにくくなっていきます。
二つ目は筋肉や皮下脂肪の減少による、肉付きの変化です。
眼精疲労でも少し触れましたが、目の周りには眼輪筋という表情筋があります。この筋力が加齢によって低下し血行不良を起こすのです。すると肌のターンオーバーも滞りしわにつながってしまいます。
また、加齢により目の周りの皮下脂肪が衰退し、目がくぼんでいきます。これにより目の下に横しわができてしまうことがあります。
目元はしわやくぼみによって、年齢が出やすい部位です。そのためこれ以上しわを深くしない、増やさないセルフケアを取り入れていきましょう。
洗顔やクレンジングは毎日のことなので、肌に優しく目元の汚れをしっかりと落とせる正しい方法を改めて確認しておきましょう。
<正しい目元のクレンジング方法>
クレンジングが終わったら、次は洗顔です。
<正しい目元の洗顔方法>
洗顔時は、水の温度が重要です。毛穴を引き締めようと冷たい水で洗うと、毛穴に残った汚れを落としきれません。
また熱いお湯も肌にはストレス。確かに熱いお湯は毛穴が開き、汚れが落ちやすくなりますが、皮脂を落としすぎてしまうので乾燥肌になったり、不足した油分を補おうと皮脂過多になったりしてしまいます。
朝も夜間にたまった汚れや油分を落とすため、クレンジングは行わず洗顔のみを行ってください。また、洗顔自体は1分ほどで終わらせ、長時間にならないことを意識して、肌に優しい正しい洗顔を心がけてください。
顔は一枚の皮でつながっているため、目元だけ保湿を頑張っても意味はありません。まずは顔全体を高保湿のスキンケア商品で潤してあげましょう。要注意なのは、洗顔後や入浴後のタイミング。肌の水分が失われやすいので、早めにスキンケアを開始してください。
ニールワンやレチノール、ナイアシンアミドは、しわの改善効果があると厚生労働省が認可している成分です。パッケージにある成分表にこれらの名前が書いてあるスキンケア商品を選ぶと良いです。
肌がゆらぎやすい方は、テスターなどでパッチテストを行ってから購入するのがおすすめ。アレルギーテスト済みのアイテムやアルコールフリーの用品は比較的肌に優しいため、美容成分と肌質を考慮した上で検討してください。
さらに「目元用」の美容液やクリームを普段のスキンケアにプラスするのも良いです。使用する際は、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、目元美容液・クリームの順で付けていきます。
目元のケアは、毎日コツコツと続けることが肝心ですので、使いやすさや価格、肌に合っているかなどをもとに選ぶようにしましょう。
正しいクレンジングの方法でも解説したとおり、濃くなりがちなアイメイクをオフする際の刺激は皮膚の薄い目元にはストレスになりがち。綿棒やコットンを使ったオフの仕方がおすすめですが、手で行う場合は、人差し指ではなく「薬指」で行うようにしましょう。
また、目元用の美容液やクリームを塗る際にも塗りこもうとしたり、何度もこすったりして思いがけず力が入ってしまうものです。目元の保湿ケアを行う場合も薬指を使って適度な力で優しく塗るようにしてください。
眼精疲労も目元のしわの原因の一つ。そこで蒸しタオルで血流を良くして、目の疲れを取ってあげましょう。蒸しタオルを作れば、自宅でも目元ケアが手軽に行えます。すぐにできる方法なので、目に疲れを感じたらすぐに実行してみてください。
ここでは簡単な蒸しタオルを作る方法をご紹介します。
<蒸しタオルを作る方法>
目元の血流が良くなると、老廃物も流れたり必要な栄養素が行き届いたりします。目が元気になるだけでなく、肌のターンオーバーも促進されるでしょう。
蒸しタオルと同様、眼精疲労に効くのがマッサージです。
ただし、強すぎる力はかえってしわを助長してしまうので、クリームなどを塗って滑りを良くしたり、薬指を使ったりして行うようにしてください。また、マッサージの頻度も1日1回程度に抑えておきましょう。
ここでは部位別に、2つのマッサージをご紹介します。
薬指の腹を使って、目尻、目の下、目頭の流れで撫(な)でていきます。眼球が圧迫されているように感じたら、力が強すぎるサインなので気を付けてください。
次に目の上をほぐします。眉毛の流れに沿って、眉頭から眉尻にかけて押し流します。頭蓋骨を感じるくらいの強さが良いでしょう。目の下は外から、目の上は内から流すというように覚えてください。
最後に眉頭を中指でグッと押します。こちらは3秒押したら離す作業を3〜5回ほど繰り返してください。指が離れた瞬間に、じわーっと血がかようのを感じられるはずです。
黒目の下、指関節一つ分ほど下にある四白(しはく)というツボは、疲れ目や目の下のくまに効果があります。ここを薬指の腹で、骨のくぼみを感じる程度に押します。指を左右に動かすと摩擦のダメージがあるので、ツボを押す際は垂直にそっと押さえる程度にしましょう。
多少位置がずれても良いので、気持ちいいと感じられる場所を探してみてください。
しわの原因でも解説したとおり、目元のしわを予防するには紫外線対策は欠かせません。家の中や外で行える紫外線対策には、次のような方法があります。
紫外線は夏に強いイメージですが、一年を通して私たちのもとに降り注いでいます。
そのため外出時はもちろん、家の中でも紫外線がなるべく入らないよう工夫をすることが大切です。
遮光カーテンは、日の光も遮ってしまい部屋の中が暗くなりがちです。その場合は、紫外線対策の効果はやや落ちますが、UVカットの効果があるレースカーテンを探しましょう。家具屋やホームセンター、インターネットでもたくさんの種類が販売されています。
眼輪筋はまぶたを開けたり閉めたりするときに使う筋肉のことです。この眼輪筋の筋力が低下すると、まぶたや眼輪筋の下にある脂肪を支えきれなくなって、しわやたるみにつながってしまいます。
眼輪筋を鍛えると、だんだん目の印象がぱっちりしてくるので、疲れた? とよく聞かれる方はぜひ試してみてください。
<眼輪筋を鍛えるトレーニング>
瞬きをする際は、目をギューッとつむってしまうとかえって目が疲れてしまうので注意が必要です。また、目頭や目尻を押さえる際は、軽く添える程度でOK。
少しの負荷でも眼輪筋を鍛えることはできますので、1日1回は続けて行うようにしましょう。
眼輪筋のトレーニングでまぶたが動きずらいと感じた方は、コリが原因かもしれません。まずは先述したマッサージでコリをほぐしてから、トレーニングを行ってみてください。
目元のマッサージやトレーニング、保湿は毎日コツコツと続けることで、効果を実感できるものです。もっと早く目元のしわを何とかしたい! とお考えの方は、美容整形によるしわ対策をご検討してみてはいかがでしょうか。
ここからは、共立美容外科で行っている目元のしわ対策の施術方法についてご紹介します。
マイクロCRFとは、ご自身の脂肪を採取し、目のくぼみやたるみが気になる部分に注入。肌がふっくらして皮膚が引っ張られることでしわ改善になる方法です。
脂肪はおなかなかや太もも、二の腕など希望した部位から脂肪を抽出。特殊な医療機器を使って、全体の10%程度になるまで脂肪を細かくして不純物を取り除くと、濃縮脂肪(CRF)が完成します。
マイクロCRFの利点は、自身から採取したものを使えることと定着率が高いところです。濃縮脂肪は、おおよそ90%が定着し、加齢に伴い体に吸収されるもの以外は目の下にとどまります。つまり、施術後年単位で効果が持続するのです。化学物質などを体に入れることに抵抗感がある方にも向いています。
脂肪を吸引する部位は圧迫固定をするため、1週間程度ガードルを装着する必要があります。痛みも10日程度続く場合があるため、それを踏まえて吸引部位を選ぶようにしましょう。
また、脂肪注入時に痛みを感じることがあります。緩和させるため、麻酔クリームや麻酔テープ、局部麻酔を行うことで対応が可能です。
共立美容外科のマイクロCRFの詳しい施術内容や金額は、こちらのページをご覧ください。
▼人気の共立美容外科のマイクロCRFの料金や施術方法についての詳細はこちら
ヒアルロン酸はしわが目立つ部分の皮下に直接注入して肌を盛り上げ、しわを目立ちにくくできます。
顔には多くの血管や神経が通っているため、顔に注入する施術は医療行為に当たります。そのため、現役医師が施術を担当する美容外科ならではの手法とも言えます。
ヒアルロン酸は濃度によって硬さが異なり、用途によって使い分けられます。共立美容外科では、アラガン社のジュダームビスタシリーズを使用しており、中でもボリフト XCはしわとみぞ治療において厚生労働省から承認を得ています。
比較的柔らかくできているボリフト XCは、皮膚の表面近くに注入してもぼこぼことせず、肌なじみよくしわを持ち上げてくれるため、目元のしわ以外にもさまざまな部位で使用されています。
ただし、加齢によるしわのように溝が深いものに対しては、もっと硬いヒアルロン酸を使用したほうが良い場合もあるため、カウンセリングの際に医師と相談して適したヒアルロン酸を決めましょう。
ダウンタイムはほぼありません。
共立美容外科のヒアルロン酸についてはこちらのページをご覧ください。
▼共立美容外科の人気のボリューマXCの料金や手術方法についての詳細はこちら
自身の血液の中から血小板を取り出し、しわに注入する方法がPRP皮膚再生療法です。血小板とは血を止める効果と傷を治す効果があります。成長因子を放出する効果もあるため、皮膚組織の再生と真皮のコラーゲンの産生を促してくれます。
血小板を真皮に注入する方法は、注射とダーマペンから選ぶことができます。特にダーマペンとPRP皮膚再生療法を組み合わせて行う方法は「ヴァンパイアフェイシャル」と呼ばれ、ハリウッドでも注目度の高い施術の一つです。皮膚を再生するため、しわ以外ににきびなどが気になる方にも適した施術です。
施術後は、赤みや発疹、かゆみを伴うことがあります。2日程度で収まりますが、ダーマペンで強めの施術を行った場合、赤みが5日ほど続く場合もあるため留意してください。化粧は直後から可能です。
痛みに不安のある方は、麻酔クリームを使用してください。
また再生療法のため、効果を実感するのに時間がかかる場合があります。
共立美容外科のPRP皮膚再生療法の詳しい概要や金額は、こちらのページをご覧ください。
▼共立美容外科の人気のPRP療法の料金や種類についての詳細はこちら
マッサージピールとは、薬剤を使用したピーリングの一種です。高濃度のトリクロロ酢酸と過酸化水素、コウジ酸の3つを配合した「PRX-T33」を顔にマッサージしながら塗りこみます。
トリクロロ酢酸とピーリングによって肌のターンオーバーが促され、目尻のちりめんじわなど細かく浅いしわを目立ちにくくします。施術後、個人差はありますが数カ月をかけて真皮で新しいコラーゲンが生成されるため、肌のハリ感もアップすることが可能です。
こちらもダーマペンと併用し、より肌のターンオーバーを活性化させることができます。
副作用としては、施術後の赤み、乾燥、軽いピリピリ感が想定されます。皮膚の状態によって1〜3日程度がダウンタイムです。皮膚が敏感になるため、いつも以上に紫外線や刺激への対策を心がけてください。
共立美容外科のマッサージピール「PRX-T33」について、詳しい施術の概要や料金などはこちらのページをご覧ください。
▼共立美容外科の人気のマッサージピールの料金や施術方法についての詳細はこちら
ボトックスとは、ボツリヌス菌から生成されるボツリヌス毒素を目元のしわに注入することで、一定期間筋肉の動きを抑制する方法です。笑うときなどにできる目元の表情しわに有効で、しわが繰り返し刻まれるのを防ぎます。
共立美容外科で使用しているアラガン社のボトックスビスタ®は、アメリカのFDA(日本で言う厚生労働省)から認可を受けている製品です。
施術時間は10分程度で、麻酔クリームなどを使用する場合は、プラス30分程度かかります。効果は個人差がありますが、注入から3〜6カ月程度続くでしょう。そのため、3〜4カ月程度の間隔で通院することが推奨されています。
ダウンタイムは1日程度で、赤みが出る場合があります。
共立美容外科のボトックス注射の概要や料金などの詳細は、こちらのページをご覧ください。
▼共立美容外科で人気のボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
美容点滴の一種で、プラセンタを点滴することで、眼精疲労を軽減できます。
しわに直接的に効果のある施術ではありませんが、しわの原因となる目の疲れに効果的です。プラセンタとは、胎盤から抽出されたエイジングケア成分のことで、眼精疲労のほかにも肌のハリや養毛作用、白髪の軽減、肩こりの改善などさまざまな効果が期待できます。
美容整形と併せて美容点滴を受けることもできますし、まずはプラセンタ点滴からスタートするのも良いでしょう。
共立美容外科のプラセンタ点滴についての概要は、こちらのページをご覧ください。
▼共立美容外科の人気の美容点滴や注射の料金や種類についての詳細はこちら
共立美容外科では、目元のしわに対してさまざまなアプローチを提案できます。自分の組織を使いたい、すぐに効果を実感したい、施術の間隔を長くしたいなど、要望や優先順位は人それぞれです。
その人に合った施術方法を紹介できるだけでなく、カウンセリングから施術、アフターケアまで現役の医師が担当します。なので、不安なことは気軽に相談できる体制がしっかりとられています。
まずはどんな施術ができるのか、無料のカウンセリングで相談してみてください。
目元は人の印象を左右する大切なパーツです。目元のしわを改善して、若々しく元気な印象を取り戻しましょう。
このページの監修・執筆医師
浪川 浩明(なみかわ ひろあき)
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
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