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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ダーマペンってどんな効果があるの? 治療にかかる期間や特長・注意点を美容外科医がご紹介

公開日:2022年03月09日(水)
最終更新日:2023年03月27日(月)

ニキビ
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ダーマペンとは皮膚治療に使用するペン型の医療機器のことです。ダーマペンワールド社によって2010年に発売されて以来、段階的に改良され、2018年に現在主流となっている最新バージョンのダーマペン4が発売されました。

この記事では、ダーマペン4を使用した治療の効果や治療期間、治療回数、特長、注意点などについて詳しくご紹介していきます。

どのくらいの変化を希望しているかによって治療の回数や強さが異なり、場合によっては組み合わせるべき他の治療もあるため、ぜひ参考にしてみてください。

※この記事の内容は2021年12月現在の情報です。

 

ダーマペン治療とは?

ダーマペン治療は電動の極細針で皮膚に穴を開けることで、自然治癒力が促進されるのを利用して肌をきれいにします。

肌のハリや弾力の要となるコラーゲンやエラスチンが増幅する効果も期待でき、ハリが生まれて肌の表面がなめらかになる治療方法です。

この施術自体をダーマペンと呼ぶこともあり、インスリンやワクチンなどの医薬品や化粧品を、穴が開いた部分へ透過させる一面も持ち合わせています。

肌に開けた小さな穴から成分を導入することで、肌表面をなめらかにしたり、毛穴を目立たなくしたりといった美肌効果を発揮させるのです。

肌の表面をきれいにしたい場合のダーマペン治療では、主に成長因子を導入することで肌の回復を早めます。

ダーマペン治療はマイクロニードル治療のひとつとして、日本の厚生労働省にあたる機関であるFDAというアメリカの機関より承認を得ている治療方法です。

家庭用のマイクロニードル機器とは異なり、医療機器のため病院やクリニックなどの医療機関でしか施術を受けることはできません。

またダーマペン発売以前の医療機関によるマイクロニードル治療では、ダーマローラーという機器を使った治療が主流でした。

これは針がついたローラーを肌の上で転がして穴を開ける治療方法ですが、回転することによって針を刺し込むときや抜くときに角度が付いてしまい、傷口が広がりやすいというデメリットが。

ダーマペンならば垂直にまっすぐ針を抜き刺しできるため、傷口を比較的小さくできるようになったことから、ダーマペン発売以降はダーマローラーに替わってこの治療方法が主流となりました。

ダーマローラー治療についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

ダーマペンとダーマローラーの違いについて解説しているコラムへのバナー

▼【コラム】「ダーマペン」と「ダーマローラー」の効果と違いについて

 

家庭用マイクロニードル機器との違い

家庭用のマイクロニードル機器を使う場合、すべての準備や施術を自分で行う必要があります。

均一に針を刺す技術が必要なのはもちろん、麻酔クリームの塗布、滅菌などの衛生管理も行わなければなりません。

気になる部位や肌の状態に合わせて施術するには、肌の角質層や真皮層まで深さを調節しながら穴を開ける必要もあるため、慣れてきて満足のいく結果を得られるまでには、ある程度の時間がかかるでしょう。

低コストで自分の好きな時に実施できる点は魅力的ですが、万が一肌トラブルなどが起きた際はすべて自己責任となってしまいます。

無理に機器を使用したことによって肌が傷つき、自然治癒能力を促進するどころか、かえって治りづらい傷跡になってしまうかもしれません。

より確実な施術を受けるためには、アフターケアの充実した医療機関で、技術を持った医師によるダーマペン治療を受けることをおすすめします。

セルフで行うよりも費用は高くなってしまうかもしれませんが、カウンセリングで悩みをしっかりと伝えることで適切な部位や針を刺す速度、深さで施術してもらえるので、取り返しのつかないような状態になってしまう可能性を少なからず下げられるはずです。

 

レーザー治療との違い

レーザー治療は肌にレーザーを照射して、その熱によって肌内部の組織を傷つける治療方法です。

理論としてはダーマペン治療と同じく、自然治癒力を利用して肌をなめらかにしたりターンオーバーを活性化したりする治療方法のため、ニキビ跡やシミなどの悩みはどちらでも同様に改善できるでしょう。

その他熱を受けて肌が収縮することによる、たるみの解消やリフトアップの効果、色素細胞を破壊する力による美白効果が期待できます。

リスクとしては強い熱を当てることで肌のダメージも大きくなるため、ダウンタイムが比較的長くなってしまう可能性が。

またまれですが熱エネルギーによって皮膚にメラニンが沈着し、色素沈着を起こしてしまうこともあります。

そのため、肌をきれいにしたいもののレーザー治療のリスクに対しての恐怖心や抵抗感がある人には、ダーマペン治療がおすすめです。

一般的にダーマペン治療はレーザー治療よりも少ないダウンタイムで肌質改善の効果を得られます。

なおダーマペン治療自体には色素細胞を破壊する力はありませんが、後述でご紹介するような他の治療と組み合わせることで、ダーマペン治療と合わせて美白効果を得る方法があります。

 

ダーマペン4

ダーマペン4は髪の毛より細い16本の針を、7200RPMまたは120RPSの振動数で肌に刺します。

これはひとつ前のバージョンである、ダーマペン3の性能と比べて非常に早い振動です。真皮へ1秒間に1920個の穴が空くため、同じ時間でより多くの針が刺せるようになり、効率的な施術が可能となりました。

5段階で速さの調整もできるため、肌の状態や施術部位によって針を刺す回数を調整しやすくなっています。

刺し込む深さについても0.2mmから病院によっては最大3.0mmまで0.1mm単位で細かな微調整ができ、瞼の上や目尻などの皮膚が薄い部位にも施術が可能です。

共立美容外科でも、ダーマペン4を利用したダーマペン治療を行っています。

 

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▼ダーマペンワールド社も来院。共立美容外科のダーマペン4についての詳細はこちら

 

 

こんなお悩みにはダーマペン治療が効果的

ダーマペン治療は総合的な肌トラブルやお悩みを解消できる治療方法です。

すでにあるトラブルの解消だけでなく、肌自体の回復力アップやエイジングケアとしての効果も期待できます。

具体的には、以下のようなお悩みを解決できる治療方法です。

 

ニキビ、ニキビ跡

ニキビの悩みには赤ニキビ、白ニキビ、ニキビ跡などさまざまな症状があります。

発症の理由が違うためケースごとに改善すべき点が異なりますが、ダーマペン治療ならば基本的にあらゆるニキビの症状に対応可能です。

白ニキビや赤ニキビなどの現時点で毛穴にトラブルが発生しているニキビは、ダーマペンを肌に刺して穴を開けることでニキビの原因となるアクネ菌や雑菌、皮膚の中にたまった膿を除去し、改善できます。

悪化して色素沈着を起こしたりクレーターになったりするのを予防しながら、ターンオーバーによって肌の回復力を上げ、白ニキビや赤ニキビをできづらくする治療です。

ニキビ跡の場合は、できてしまう原因が二パターンに分かれます。

皮膚が傷つきクレーターのようにえぐれてしまってできたニキビ跡ならば、真皮層の傷を修復しなければなりません。

またメラニンの色素沈着によりできてしまったニキビ跡でも、真皮層へ働きかけてコラーゲンの生成を促すことで改善を目指します。

ダーマペンで刺すことのできる2.5mmの深さならば真皮層までしっかりと届くので、どちらの場合でのニキビ跡でも治療が可能です。

 

毛穴の黒ずみ、開き

ダーマペン治療を行うと肌の自己再生力が高まることでターンオーバーが改善するため、過剰な皮脂の分泌や毛穴のつまり、角栓を除去して毛穴の黒ずみや開きなどの肌質を改善する効果が期待できます。

加齢による肌質の変化や肌のターンオーバーの乱れに悩んでいる方にはダーマペン治療がおすすめです。

 

シワ、くすみ、シミ、たるみ

ダーマペン治療では、真皮を刺激して線維芽細胞を活性化させることで、整肌成分であるコラーゲンやエラスチンをなどの生成を助けます。

肌の構成物質が補われることでシワやくすみ、シミの改善が期待でき、たるみをひきしめて肌のハリを取り戻す効果が期待できるでしょう。

繰り返して施術することで、肝斑などの大きなシミの改善も期待できます。

 

妊娠線、肉割れ

妊娠線や体重の増減による肉割れは、シワと同じメカニズムでダーマペン治療によって目立たなくすることが可能です。

これらのお悩みでは肌の真皮から皮下組織にかけての部分に亀裂が入ってしまい、赤や紫色の線のような班が現れます。

真皮部分のターンオーバーは比較的遅い上、妊娠線や肉割れは脂肪の多い部位に亀裂ができてしまった状態のため、本来であればなかなか解消しづらいお悩みと言えるでしょう。

ダーマペン治療ならば、だんだんと亀裂や班が目立たなくなっていく効果を実感できるはずです。

 

効果が出るまでの期間や治療回数

ダーマペン治療の施術自体にかかる時間は20分~40分程度が一般的。

入院などの必要はありませんが、施術直後にはまだ効果が現れていない状態です。

肌に穴が空いた状態から、多くの場合5日~1週間程度で自然治癒による効果が現れ始めます。

そこから2週間程度で、術前よりも肌がきれいになったと実感できるようになるケースが多いです。

治療を受けるべき回数は肌の状態に左右されるため、人によって大きく変動します。

大きな肌トラブルが無く単純に美肌を目指したいという方であれば、1回でも効果を実感することができるでしょう。

コラーゲン注入などのように体外から成分を入れるわけではないため、体内で生成されたコラーゲンは維持されやすく、異物として吸収される可能性はほとんどありません。

もちろん加齢による減少は起こりうるため、時間が経って肌のコンディションが気になってきた段階で、再度施術を受けるのが効果を持続させるポイントです。

繰り返すことで、1回の施術で得られる効果の持続期間がだんだんと長くなっていきます。

一方で深いクレーターや濃くなった色素沈着など、一度できれいにするのは難しいケースもあり、その場合は継続して複数回に渡って治療を行わなければなりません。

一般的にはトータルで5回~10回の施術が必要となるケースが多いです。

ダーマペン治療後は、一度施術を受けると次の治療までに3~4週間の期間を空ける必要があるため、半年~1年弱程度の治療期間を想定しておくのが良いと言えます。

 

ダーマペン治療の特長

ダーマペン治療には、

  • ダウンタイムが短い
  • 痛みが少なく傷跡が残りづらい
  • 薬剤の使用によって追加の効果が得られる

といった特長があります。それぞれの詳細は以下のとおりです。

 

ダウンタイムが短い

ダーマペン治療はレーザーなどの治療と比較して、ダウンタイムや副作用が少ないのが特長です。

切開を伴わないので、かさぶたや内出血、傷跡が残るなどといった心配もないでしょう。

後述する副作用のひとつである術後の赤みによって、日焼けをしたような印象は多少残るかもしれませんが、基本的には翌日からメイクをして普段通り生活できます。

ダウンタイムの過ごし方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

ダーマペンのダウンタイム中の症状や過ごし方などについて美容外科医が解説へのバナー

▼【コラム】ダーマペンのダウンタイム中の過ごし方についての詳細はこちら

 

痛みが少なく傷跡が残りづらい

ダーマペン治療は髪の毛よりも細いマイクロニードルを使用するので、針を使用する治療の中でも刺した時の痛みが少ないのが特長です。

麻酔クリームなどを塗ってから施術することで、大半のケースで施術中の痛みはほとんどありません。

術後についても基本的には痛みなどが残らず、数日間痒みを感じる程度です。

 

薬剤の使用によって追加の効果が得られる

成長因子の導入と同じように、医薬品や化粧品を肌の穴が開いた部分へ透過できるため、使用する薬剤を変更すると追加の効果を得られる場合があります。

使用できる薬剤は病院やクリニックによってさまざまです。

事前のカウンセリングで、現在の肌の悩みやどんな風になりたいのかを医師にしっかりと伝えて、ご自身に合った薬剤を検討してみてください。

 

ダーマペン治療の注意点

ダウンタイムやリスクが比較的少ないダーマペン治療ですが、注意しておくべき点もいくつかあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

副作用がある

施術後は赤みや発疹、掻痒感が生じることがあり、通常であれば2日程度で治まります。

すぐにケアしたくなるかもしれませんが、肌が軽く炎症している状態のため術後6時間ほどは化粧水や乳液などのスキンケアを控えてください。入浴や洗顔、メイクは通常であれば翌日から可能です。

また一部のケースでは、施術の強さや深さなどの状況によって上記の副作用が5日程度続くこともあります。

副作用が長引いて気になる場合は、すぐに治療を受けた病院やクリニックへ相談しましょう。

その他の注意点として、翌日か翌々日に皮がむけることがある点も知っておいてください。

 

肝斑がある場合は悪化する可能性がある

肌が刺激された状態となるため、術後に日焼けをするとシミになりやすいです。

皮膚を守るためのクリームなどを処方してくれる医療機関であれば、出されたものを適切に塗って予防してください。

市販のものを使用するのであれば、肌の状態によって使用できるかどうかが変わるため、担当の医師にどのようなものをいつから使って良いか相談しましょう。

 

施術を受けられない場合がある

ダーマペン治療は皮膚への刺激があるため、金属アレルギーやケロイド体質、皮膚病の方は治療を受けることができません。

悩みを改善する手段としては、より低刺激の他の治療が行える場合もあるため、まずは医師に相談してみてください。

 

共立美容外科のダーマペン治療

共立美容外科では肌質改善の治療として、ダーマペン治療の他にもさまざまな治療方法が選べます。

そのためダーマペン治療と他の治療を組み合わせることによって、さらに高い効果を期待できるオーダーメイドの治療プランを作ることが可能です。

治療の流れや料金、組み合わせられる他の治療をご紹介します。

 

治療の流れ

共立美容外科のダーマペン治療は、カウンセリング当日でも実施可能です。

ここでは当日に手術を実施する場合の流れをご紹介します。

 

  1. 事前に予約した日時にクリニックへ行き、受付をして問診票を記入します。
  2. 個室のカウンセリングルームで医師によるカウンセリングを受けます。ダウンタイムや治療内容についての説明を受けた上で、治療計画を決めていきます。
  3. 洗顔をして顔にメイクや汚れが残っていない状態にします。
  4. 手術室に移動し、横になって施術部分に麻酔クリームを塗ります。看護師が担当します。
  5. ダーマペンの施術を開始します。医師が治療計画に沿った深さや回数などになるよう調整しながら、ダーマペン4を使って肌に小さな穴を開けます。
  6. 穴の開いた部分へ成長因子を導入します。これにより肌の回復を早めてターンオーバーを早め、改善を早めます。
  7. ダーマペンの施術が終わった後はパックをして、穴が開いた肌へ有効成分を導入し、真皮や表皮に浸透させます。
  8. 施術部位を冷やして肌の状態を整えます。
  9. 当日中に帰宅します。施術当日は、入浴やメイクを控えて安静に過ごしましょう。

 

ダーマペン4の料金などはコチラから。
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▼ダーマペンワールド社も来院。共立美容外科のダーマペン4の料金や施術方法についての詳細はこちら

 

組み合わせられる治療

共立美容外科で行える肌質改善のための治療には、さまざまな方法があります。

美肌成分の内服や、水流によって肌の奥の汚れをきれいにするハイドラフェイシャル、ケミカルピーリング、イオン導入などです。

中でもダーマペン治療と組み合わせると効果的なものには、以下の3種類があります。

 

アムニオジェニクス

アムニオジェニクスは、先述にてご紹介した追加の効果が得られる薬剤のひとつです。

治りづらい表面が凹んでいるようなニキビ跡や色素沈着を改善する効果が高まります。

アムニオジェニクスの成分は、傷の治りを早くする成長因子が豊富に含まれている羊膜(ようまく)と絨毛膜(じゅうもうまく)です。

これらのヒト由来の成分を、アメリカのFDAの基準に沿って処理・乾燥させています。

ダーマペンの針に薬剤を塗布しておき、肌へ刺して透過させることで、自然治癒の過程を促進させる施術です。

 

料金は以下の通り。

1回 141,900円
3回 392,645円
6回 713,900円

アムニオジェニクスへのバナー

▼共立美容外科で人気のアムニオジェニクスの料金や施術方法についての詳細はこちら

 

 

ベルベットスキン

ベルベットスキンとは、ダーマペン4にマッサージピールを組み合わせて肌のターンオーバーをより活性化させ、ベルベットのようになめらかでキメ細かい肌を目指す治療方法です。

手順としてはまず先にダーマペン4を行い、肌に無数の穴を開けて自然治癒が起きる状態にしたうえでマッサージピールを行います。

共立美容外科のマッサージピールは「PRX-T 33」という液体を顔全体にマッサージしながら塗り込み、数秒後にふき取る施術です。

「PRX-T33」に含まれるトリクロロ酢酸(TCA)という成分を真皮へ浸透させることで、ターンオーバーを活性化させます。

肌のターンオーバーが起きると皮膚に付着した汚れが落ちるため、活性化させることで毛穴の黒ずみが目立ちづらくなるでしょう。

ハリも出るため、肌の印象が明るくなるはずです。

また「PRX-T33」には、コウジ酸も含まれています。

シミの元となるメラニンを作る酵素であるチロシナーゼという成分の活性化を抑制するため、美白効果につながる成分です。

その他「PRX-T33」自体の効果として改善が期待できるものには

 

  • ニキビの赤みの痕
  • ニキビの凹みの跡
  • 首やデコルテのシワやたるみ
  • 肝斑
  • 手のシワやたるみ
  • 妊娠線

 

などがあります。

料金は以下の通りです。

1回 39,380円
3回 108,295円
6回 196,900円

上記の料金に加えて1回の施術ににつき、成長因子(EGF)とパック代として別途3,300円、麻酔クリーム代として別途5,500円がかかります。

なおベルベットスキンを行う場合、施術後2週間はレチノイン酸、ディフェリンゲル、へピオゲルなどの使用は控えてください。

 

ベルベットスキンへのバナー

▼共立美容外科で人気のベルベットスキンの料金や施術方法についての詳細はこちら

 

 

ヴァンパイアフェイシャル

ハリウッドで「ヴァンパイアフェイシャル」と呼ばれるのは、多血小板療法(たけっしょうばんりょうほう)とも呼ばれる、PRP皮膚再生療法をダーマペン治療と組み合わせて行う治療方法です。

採取した自身の血液から医療機械で血小板(けっしょうばん)のみを取り出し、気になる箇所にダーマペンで皮膚の真皮まで穴をあけて再注入することで肌の改善を目指します。

血小板には傷を治して皮膚を再生する力があるため、総合的なエイジングケアとしておすすめです。

注入の前には、血小板血漿を皮膚表面にマッサージをしながら塗り込みます。

また血小板にはPDGF、FGF、EGF、VEGF、TGF・βといった成長因子を放出する性質があり、細胞をより活性化させる効果が期待できます。

具体的には、細胞を増殖させる、傷の治りを早める、組織を修復する、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを産生するなどです。

なおコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンは肌のシワ改善などでも採用されている成分です。

さらに詳しく知りたい方は以下のページもぜひチェックしてみてください。

 

コラーゲンとヒアルロン酸の違いは? どうやって補うの?という記事へのバナー

▼【コラム】コラーゲンとヒアルロン酸の違いは? どうやって補うの?

 

「ヴァンパイアフェイシャル」の施術自体は約30分で終わりますが、効果が出るまでには時間がかかる場合がある治療方法です。

効果の出方にも個人差があるため、複数回にわたって繰り返し施術を受け、徐々にきれいな肌を目指す必要があります。

施術のリスクとして、2~3日腫れるケースやまれにしこりができるケースもある点は、あらかじめ把握しておきましょう。

料金は注入する血小板の量によって変わります。目安としては以下のとおりです。

【顔の場合】
①約6ccの場合
1回 98,780円
3回 271,645円
6回 493,900円

②約12ccの場合
1回 175,780円
3回 483,395円
6回 878,900円

【妊娠線】
1回 220,000
6回コース 924,000円

上記の料金に加えて1回の施術ににつき、成長因子(EGF)とパック代として別途3,300円、麻酔クリーム代として別途5,500円がかかります。

「ヴァンパイアフェイシャル」は「PRX-T 33」との併用も可能です。

 

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▼共立美容外科の人気のPRP療法の料金や種類についての詳細はこちら

 

 

ダーマペン治療なら総合的に肌をきれいにする効果が期待できます!

ダーマペン治療はニキビやニキビ跡の治療のほか、さまざまな肌悩みを改善する効果が期待できる医療行為です。

医師とのカウンセリングによって、それぞれの悩みや肌の状態に適した施術を受けられます。

術後のリスクやダウンタイムも比較的少なく、大きなトラブルが無い状態からの全体的な肌質の改善であれば、5日~1週間程度で効果を実感できるでしょう。

目立ってしまうニキビ跡なども、時間をかけて複数回の治療を受けることできれいにしていけるはずです。

共立美容外科では美容皮膚科を併設しており、ダーマペン治療をはじめとした皮膚治療に力を入れています。

担当の医師による無料のカウンセリングもあるので、現在自分の肌にお悩みでダーマペン治療を試してみたいという方は、ぜひ相談してみてください。

 

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▼ダーマペンワールド社も来院。共立美容外科のダーマペン4の料金や施術方法についての詳細はこちら

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 玉田 洋(たまだ ひろし)

    玉田 洋(たまだ ひろし)

    共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1990年
        愛媛大学医学部 卒業
        1990年
        愛媛大学付属病院 入局
        2004年
        共立美容外科 高松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員

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