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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

しわの種類を原因別にご紹介!改善できる、できないの違いって何?

公開日:2022年05月14日(土)
最終更新日:2023年01月14日(土)

しわ・たるみ
しわがあっても綺麗な女性
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しわは、肌のエイジングサインのひとつです。「年を重ねた」という魅力の象徴でもありますが、ケア不足や知識不足によるしわは避けたいもの。

日々の積み重ね次第で若々しく見せられる範囲のしわならば、改善や予防をする努力を実践しておくべきでしょう。

今回はそんなしわの原因について、しわの種類ごとの違いや原因に沿った改善方法、予防方法についてご紹介していきます。

ぜひ最後まで読んで、あなたに合ったしわ対策の参考にしてみてください。

 

しわが発生する仕組み

肌のシワの拡大

しわが発生する仕組みは、原因となる変化が起きている肌の層によって異なります。

表面部分で発生するものを「表皮性しわ」、深い部分で発生するものを「真皮性しわ」と呼び、それぞれの詳細は以下の通りです。

 

表皮性しわ

皮膚の乾燥が主な原因となって発生するのは、表皮性のしわです。

一般的なしわの中では比較的細かく、皮膚の表面部分の層に表れます。

乾燥のために肌表面の細胞である角質層が剥がれ、隙間から水分が蒸発することで、しわが発生しやすくなります。

広い年代で起こりますが、若いうちにできた表皮性のしわは一時的なことが多く、ターンオーバーによって肌の弾力が戻ると解消するケースも多いです。

一方で加齢によってできた表皮性のしわは、組織の再生能力が落ち、肌の弾力が弱まっている状態のため、元に戻りにくくなることがあります。

 

真皮性しわ

表皮よりも肌の深い部分である真皮層で、細胞の形や並び方が変化することによって生じるのが、真皮性のしわです。

真皮性しわはハリや弾力の低下した肌に対して、細胞の変形が繰り返されることで発生します。

本来肌のハリや弾力は、コラーゲンなどの整肌成分によって保たれるものです。

しかし老化や紫外線のダメージなどさまざまな要因によって減少するため、人の肌は徐々にゆるみ、真皮性しわの原因となっていきます。

また一度癖付いた真皮性しわは、基本的に元に戻りにくいです。

 

しわの種類と原因

口元にあるしわを気にしている女性

しわの種類は一般的に

  • ちりめんじわ
  • 表情じわ
  • たるみじわ

の3つに分類されます。これらのしわは複合的に発生することも多く、それぞれの原因に合った対処が必要です。

まずは原因について見ていきましょう。

 

ちりめんじわ

ちりめんじわとは、織物のちりめんのように細かな線が入ることからその名前がついた、表皮性のしわです。

乾燥によって角質層の水分が不足し、うるおいを保つ機能が低下することで肌のキメが荒くなり、一帯にしわが表れます。

疲れや肌を擦るなどの物理的な刺激も、ちりめんじわができる原因です。

 

表情じわ

表情じわは、表情筋の動きが要因となってできる真皮性のしわです。表情筋が動くと、そのすぐ上にある皮膚の細胞がゆがんで変形し、波打ったような状態となることでしわになります。

表情じわは動的なしわと静的なしわの2種類に分けられます。

若いうちから表情の変化に合わせてしわができる方も居ますが、表情を元に戻すと、基本的には肌表面も元の状態に戻ってしわが見えなくなるでしょう。

表情筋を動かさなければ確認できないこれらのしわを、「動的なしわ」と呼びます。

また年齢を重ねると肌表面の形が癖付くため、真皮性しわの特徴通りだんだんと元の状態に戻らなくなっていくものです。

皮膚に刻みこまれることによって、表情を動かさなくても見える状態のしわを「静的なしわ」と呼びます。

加齢による老化が主な原因となることから、老人性しわと呼ぶこともあるようです。老化は紫外線のダメージによっても進行します。

 

たるみじわ

皮膚のたるみによってできる真皮性のしわが、たるみじわです。

加齢によって筋力が衰えたり、肌表面のハリがなくなったりすると、肌細胞を元の位置で支えられなくなります。

重力に従って垂れ下がり、骨などに支えられているたるんでいない部分との、境界となる位置にできやすいです。

たるみじわは比較的大きく、深く刻み込まれたような見え方になるでしょう。

たるんだ部分を指で押し上げると見えづらくなったり、重力のかかる方向が変わるため、上を向くとしわが軽減して見えたりするという特徴があります。

 

 

しわの改善・予防方法

スキンケアをする女性

続いてしわの改善方法や予防方法についてご紹介します。

日ごろからコツコツと継続することでしわがない状態を保ち、できるだけ老化を遅らせることで、実年齢より若々しく見える肌を少しでも長くキープできるはずです。

 

部屋の乾燥を防ぐ

乾燥対策はすべてのしわに対して有効です。

直接の原因となっているちりめんじわに対しては、肌表面の表皮層が乾燥しないようにする必要があります。

また乾燥は表情じわやたるみじわの原因となる、老化を加速させる要因の一つです。

肌が乾燥すると表面のバリア機能が低下するため、紫外線によるダメージなどを受けやすい状態にして、老化を進行させます。

一般的に肌がうるおいを保つのに適した湿度は50~60%と言われていますが、外気の湿度はそれを下回ることも多いです。

気象庁のデータによると、例えば東京都では2月の平均湿度が49%となっています。

最小値になると16%と大幅に下回っていることからもわかるように、美肌を保つためには何らかの対策が必要です(※)。

多くの時間を過ごす室内では、加湿器などを利用して一定の湿度を保つようにしてください。

濡れたタオルなどを干しておいたり、器にお湯を入れて置いておいたりするのもよいでしょう。

掃除も兼ねて床を水拭きする、霧吹きで空気中に水分を振りまくなどの対策もおすすめです。

また即効性はないかもしれませんが、部屋の中に観葉植物を飾ると、蒸散という葉っぱが空気中に水分を放つ働きで、湿度の改善に役立つ可能性があります。

※出典:国土交通省気象庁「東京 2021年(月ごとの値) 詳細(気温・蒸気圧・湿度)」
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2021&month=&day=&view=a2(2022-02-16)

 

紫外線を防ぐ

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、それぞれ届く肌の層が異なります。

A波は肌の真皮層まで届き、整肌成分のコラーゲンやエラスチンを変質させてしまいます。

これにより肌のハリや弾力が減り、表情じわやたるみじわなどの真皮性しわにつながるのです。

一方B波は肌表面に作用する紫外線で、肌表面が乾燥する原因となります。

日焼け止めなどに記載されているPAやSPFの表記は、それぞれの紫外線に対しての効果を表す指数であり、PAがA波、SPFがB波に対して有効です。

そのため真皮性のしわを防ぎたい場合はPAの「+」マーク、ちりめんじわを防ぎたい場合はSPFの数字に注目して、適切なものを選んでください。

効果が強ければよいという訳ではなく、日常生活で使用するのであれば、PA+~PA++、SPF20程度のものが適切です。

真夏のレジャーやマリンスポーツなど強い紫外線を浴びる場合は、効き目の強いPA++++、SPF50+に近いものを使いましょう。

その他の紫外線対策としては、つばの広い帽子をかぶる、日傘をさす、長そでの服を着る、サングラスをかけるなどの方法が日本化粧品工業連合会によって推奨されています(※)。

紫外線のA波は比較的強く、窓ガラスや雲を通過するものです。

そのため真皮性のしわを予防するには、曇りの日や車を運転する際も油断せずに紫外線対策を行う必要があります。

※出典:日本化粧品工業連合会JCiA「紫外線防止の基本」
https://www.jcia.org/user/public/uv/prevent(2022-02-16)

 

表情の癖を意識する

人の表情は、気が付かないうちに癖が出ていることがあります。

笑顔ならば目尻を下げすぎる癖や、口を横方向に開きすぎる癖などが考えられるでしょう。

無表情のつもりでも、眼輪筋や眉間の筋肉に力が入りすぎているようなケースもあります。

これらは、知らず知らずのうちに表動的な表情じわを刻み込ませて、静的な表情じわに変化させる動作を繰り返している状態です。

また反対に表情を動かさないという癖もあります。

表情筋の衰えにつながり、たるみじわの原因にもなるので、適度に表情を変えること自体は必要です。

あくまでも無理な力が入っていない状態で、自然な筋肉の使い方をした表情を表せているかどうか、一度鏡で確認してみてください。

意識的に動かすようにするなどのトレーニングをするのもおすすめです。

 

マッサージなどで血行を改善する

マッサージで硬くなった表情筋をほぐすのも、真皮性のしわに対して効果的です。

血流がよくなって毛細血管にしっかりと血が巡り、細胞に栄養が行き渡ることで老化防止につながります。疲れが取れるという点では表皮性のしわにも有効です。

マッサージの際は指の腹を使って、下から上に引き上げるようにしながら肌の上をすべらせましょう。

かっさなどの専用器具を使うのもおすすめです。

フェイスラインはリンパに沿って、耳の下から老廃物を流すように押していきます。

顔の皮膚は頭皮ともつながっているため、マッサージをして頭のむくみを取ることで頭皮を引き締めると、顔の皮膚が引っ張られリフトアップのような効果も得られるはずです。

注意点として、マッサージの際は肌を強くこすらないように気を付けてください。

摩擦によって皮膚がよれると表皮性のしわが増える原因になるため、適切な強さで行う必要があります。

肌への刺激を減らすため、マッサージ用のクリームなどを使うのもおすすめです。

血流を改善するには、マッサージの他にもさまざまな方法があります。

例えば目元のしわが気になるのであれば、ホットタオルやアイマスクをつけるなど、気になる箇所を温めるのも効果的です。

良質な睡眠やビタミンE、鉄分などの栄養を摂取することも、血行改善につながります。

 

スキンケアを工夫して肌のうるおいを保つ

スキンケアで肌自体の乾燥を防ぐことは、表皮性のしわに対して重要です。

化粧水や乳液は、このあとご紹介するような成分が入っている、保湿効果の高いものを選びましょう。

後のステップでは美容液やクリームでふたをして、うるおいが蒸発しすぎないようにします。

エイジングケアに特化した化粧品はたくさんあるので、その中でも肌のハリやうるおいに着目したものを使うのがおすすめです。

また体内からのケアも大切です。水分が不足してしまわないように、適量を小まめに補給するようにしてください。

 

しわに対する化粧品の効能効果

顔に化粧水を塗っている女性

実は化粧品には、定められた効能効果の範囲を逸脱してはいけないという決まりが、薬機法によって定められています。

肌の角質層を超えて作用するような場合は医薬品となってしまうため、化粧品はあくまでも肌の表面に近い部分にアプローチするものと考えてください。

また「しわ改善」という効果については、個別に承認を得た医薬部外品(薬用化粧品)である必要があります。

購入の際は表記があるかどうかをチェックするようにしましょう。

しわの改善につながる有効成分として、医薬部外品に含まれていることが多いものには、以下のようなものがあります。

 

  • セラミド:皮膚の表面・角質層の隙間を埋める脂質成分。肌の水分を逃がしにくくしてうるおいを保つ
  • レシチン:細胞膜に存在する保湿成分。化粧水や乳液を皮膚へ浸透しやすくする
  • ヒアルロン酸:肌表面に留まって保湿する。粒子が細かいヒアルロン酸は角質層へ浸透する
  • レチノール:皮膚内部でのヒアルロン酸の産生を促進する。肌の弾力や保湿機能を維持する
  • ナイアシンアミド:皮膚内部でのコラーゲンの産生を促進する。肌の弾力や保湿機能を維持する
  • ビタミンC誘導体:皮膚内部でのコラーゲンの産生を促進する。抗酸化作用があり老化予防につながる

 

※出典:日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン 2020年版」
https://www.jcia.org/user/common/download/business/advertising/JCIA20200615_ADguide.pdf(2022-02-16)

 

パーツ別・できやすいシワの種類とおすすめの対策

しわを気にする女性

ここでパーツごとにできやすいしわの種類と、おすすめの対策をご紹介します。しわができやすいパーツは大きく分けて

  • 目もと(目の下・眉間)
  • おでこ
  • 口まわり

の5つです。

すべてのしわに共通してまずは乾燥対策が重要ですが、それ以外のケアはパーツごとに異なる場合があります。

一つずつ見ていきましょう。

 

目もと(目の下・眉間)

目の周辺はさまざまな種類のしわができやすいです。

目尻から目の下周辺は、ちりめんじわができやすいパーツです。

乾燥対策をよりしっかりと行い、目元専用の美容液などを使って保湿ケアをしましょう。

日焼け止めはSPFの強さに注目して選んでください。

眼精疲労も影響しやすいので、ちりめんじわのケアのためには、パソコンやスマートフォンを長時間見続けないようにするのもよい対策です。

仕事などでどうしても一定時間作業する必要がある場合は、途中で休憩を入れて軽いマッサージをするなどの対策で、疲労を蓄積しないようにします。

触れるときは摩擦しないように気を付ける必要があり、かゆみがあるときやスキンケアのときにも要注意です。

笑ったり目を細めたりすると目尻にできるしわや、顔をしかめると縦方向にできる眉間のしわは、表情じわです。

でき始めは動的で表情を戻すと見えなくなりますが、老化が進むにしたがって静的になり、刻み込まれたような常に見えるしわになります。

力を入れすぎてしまうような癖がないか確認し、鏡を見ながらしわが入りすぎない表情を練習してください。

表情じわの予防のために塗る日焼け止めは、PAの強さに注目して選びます。また目の周りの筋肉をしっかりとほぐし、老廃物を排出するようにマッサージするのもおすすめです。

 

おでこ

驚いたときなど目を大きく見開いたり、眉毛を上げたりすると、おでこに横方向へのしわが入ります。

これも、表情筋の動きによってできる表情じわです。

前髪などで隠すこともできますが、額全体の広い範囲にできるので、おでこのしわができるとぐっと老けた印象になるかもしれません。

2、3本と並行して複数できるのも特徴的です。

おでこのしわの対策としては、目元の表情じわと同様の内容に加え、頭皮のマッサージも行いましょう。

頭皮と直接つながっているパーツのため、他のパーツよりも影響が大きいはずです。

 

口まわり

口まわりも、しわが気になりやすい部分です。

ちりめんじわや表情じわも表れますが、特にたるみじわが表れやすいパーツと言えます。

鼻の脇から口の横にかけて表れるほうれい線やその少し上にできるゴルゴライン、口からあごにかけてのマリオネットラインなどはすべて、たるみじわの一種です。顔全体がたるんで、フェイスラインにしわが入るケースもあります。

たるみじわはできる前に予防することが大切なため、日ごろから顔の筋肉を使うように意識しましょう。

また下唇の真下にできる、でこぼことした梅干しじわは、表情じわの一つです。

改善するには原因となっているオトガイ筋の緊張を緩めることが重要ですが、下あごの骨格なども影響するため、自分ではなかなか改善できないケースもあります。

美容整形で治療する場合は、しわの改善というよりも、骨格の修正のための治療を行います。

 

唇には皮脂膜がなく、他の皮膚と構造が違って粘膜に近いため、格段に乾燥しやすいパーツです。

そのため乾燥による表皮性のしわができやすくなります。

薬用のリップクリームなどでケアすることで、うるおいのある唇を保ちましょう。

 

首は顔の向きによってしわができることもあり、顔以上に年齢が表れやすいパーツとも言えます。

フェイスラインからつながる位置にありますが、顔と比べると特別なスキンケアは行っていないという人も多いため、顔よりも先に首の表皮性しわが気になってくるというケースもあるでしょう。

細かなしわを予防するためには、顔と同じように保湿ケアをするのがおすすめです。

首には広頸筋という大きな筋肉があるため、これが衰えることでたるみじわにもつながります。

首が前に出ていると筋肉が衰えやすいため、姿勢を正しく保つように気を付けましょう。

 

共立美容外科のしわ治療

できてしまったしわに対して、コツコツと改善をしようとしてもなかなか効果が実感できないこともあるでしょう。

そのような場合は美容整形や美容医療で治療をするのも一つの手段です。

しわの治療にはさまざまな方法があり、共立美容外科でも多数の治療を取り扱っています。代表的なものは以下の通りです。

 

マッサージピール「PRX-T33」

共立美容外科では、クリニックでしか扱えない薬剤を使用したケミカルピーリングを行っています。

その中でもマッサージピール「PRX-T33」ならば、個人差はありますが肌の水分保持機能を改善することでちりめんじわにアプローチし、皮膚のターンオーバーを正常に戻す効果が期待できるでしょう。

含まれているトリクロロ酢酸(TCA)は、表面の角質だけでなく真皮まで浸透することで線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を活発にします。そのため「コラーゲンピール」とも呼ばれている治療方法です。

ピーリング剤を塗った直後は肌にピリピリとした刺激があり、一般的な施術では塗ってから数十秒でふき取ります。

塗布時間が短く、施術全体で見ても10分前後で終わるため忙しい人にもおすすめです。

 

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ボトックス注入

ボトックス注入は、動的な表情じわに有効です。この施術によってボツリヌストキシンを注入した箇所は、神経伝達物質の分泌が抑えられ、一定期間動かしづらくなります。

顔の表情筋に注入することでしわの原因となる筋肉の動きを抑制し、施術時点からしわの癖が進行しないようにする美容医療です。

ボトックス注入の効果が現れ始めるのは、術後から2~3日後。そこから2~3週間で状態が安定し、3~6カ月の期間持続します。効果を維持するためには、持続期間が切れる前に再度施術を受けるようにしてください。

切開を伴わないため、手術直後は基本的に注射針の跡が少し残る程度の傷跡となります。

術後は内出血が生じる場合もありますが、メイクでカバーすることも可能です。

その他の注意点としては、頭痛や、施術部分の違和感が生じることがあります。

万が一日常生活に支障をきたすほどの副作用がある場合は、すぐに医師へ相談するようにしてください。

激しい運動や入浴で発汗することも、効果の持続期間を縮めてしまいかねないため、術後は控えるようにしましょう。

 

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ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、注入部位のボリュームを出すためにも使われますが、たるみの改善を目的とするケースもあります。

共立美容外科ではさまざまなヒアルロン酸を用意しており、一人ひとりの状態や目的に適したものを注入します。

たるみを改善するために注入したアルロン酸は、窪んだ箇所に成分を入れることでふくらみを持たせ、皮膚を支えます。

しわによって谷のようになっている皮膚組織が元の位置に戻り、表面が平らに見えるようになることでしわが目立たなくなるでしょう。

ただしこの施術はあくまでも、しわを見えなくしているだけなので、根本的な改善ではないことは理解しておいてください。

ヒアルロン酸は体に吸収されてしまう成分のため持続期間には限りがあります。

使用するヒアルロン酸の種類によって期間が異なり、例えば共立美容外科で取り扱っている「ジュビダームビスタ ボリューマ XC」なら持続期間は約2年間です。

そのためまずは一時的な変化を試してみたいという方や、しわが改善した状態を確かめておきたいという方には、ヒアルロン酸注入によるしわ改善をおすすめします。

治療時にできる針穴や赤みは1日程で治まり、内出血や腫れなどが起きたとしても、ほとんどの場合1週間ほどで消えるでしょう。

入院やダウンタイムなどの期間も原則ないため、ヒアルロン酸注入は比較的手軽な美容整形と言えます。

また、水光注射(ヴィタールインジェクター)という、針を刺して肌表面にヒアルロン酸を入れる施術で、より機械的に細かく注入する方法もあります。

 

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PRP皮膚再生療法

PRP皮膚再生療法は、血中の血小板が持っている成長因子を利用した再生医療によるしわ改善法です。

自身の血小板を採取して加工した後、しわが気になる部分に注入し、肌のコラーゲンやエラスチンの産生を促します。

効果には個人差がありますが、肌のハリとツヤを育てる肌組織から改善できるため、真皮性のしわを将来的に改善したい方や予防したい方におすすめの方法です。

施術後は、赤みや発疹、かゆみ、皮むけが生じることがあり、症状が続くものでも2~5日程度で落ち着きます。

 

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マイクロCRF(脂肪注入)

脂肪が標準量よりも少ないパーツや、減ってしまったパーツには、マイクロCRFで気になる箇所の脂肪を増やすのがしわ改善に有効なケースもあります。

ほうれい線などの静的な表情じわに効果的です。

おでこや唇などのボリュームがあった方が魅力的に見えるパーツに対して行うのもよいでしょう。

マイクロCRFは施術箇所ではなく脂肪の吸引箇所にダウンタイムが必要です。

腫れや内出血が出る場合がありますが、通常は1週間~10日ほどで改善します。

また1週間程度は筋肉痛のような痛みがありますが、日常生活にはほとんど影響しない範囲のものです。

 

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糸リフト

たるみじわの治療には、糸リフトがおすすめです。重力と反対の向きに皮膚を引っ張り、持ち上がったような状態を保ちます。

すでに下垂してしまった脂肪を元の位置に移動し、皮膚組織を滑らかにできるので、術後は施術の効果をすぐに感じられるでしょう。

糸リフトはこめかみの少し下の位置から医療用の糸を挿入し、糸にひっかかった脂肪を引き上げることで顔全体をリフトアップする施術です。

使用する糸には「溶ける糸」と「溶けない糸」があり、溶ける糸の方が主流ですが、一般的には溶けない糸の方が効果の持続期間が長い傾向があります。

希望する内容やたるみじわがどくらいできているのかによって挿入すべき糸の本数は異なり、原則症状が重いほど、よりたくさんの糸が必要です。

術後は表面が凸凹することもありますが、だんだんと肌がなじんで気にならなくなるはずです。

フェイスラインが引きあがり、コラーゲンが生成されてしわができにくくなるでしょう。

ダウンタイムは1週間ほどで、期間中は痛みがありますが市販の鎮痛薬などで対処できる程度です。

またこめかみ付近の、糸を入れるために切った部分に赤みや内出血が起きることがありますが、こちらも1週間程度で収まります。

ダウンタイムの期間中に人に会う場合は、髪形やメイクでカバーしてください。

 

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スーパー『ハイフ』プロ

ハイフ(HIFU)は注射や切開などのリスクが少ないながら、リスクの多いレーザーと同様の効果を見込める施術として、近年注目されている美容医療です。
共立美容外科では、オリジナルマシンのスーパー『ハイフ』プロ(Super“HIFU” Pro)を使用してハイフ治療を行っています。

その内容は高密度の超音波を肌の表面から内部の深い層へ届けることで、ダメージによって肌の修復機能を引き出し、真皮性のしわを改善するというもの。スーパー『ハイフ』プロならば、内部の真皮層やさらにその奥にある筋肉層のSMAS層へ、熱を伝えられるのです。

スーパー『ハイフ』プロのダウンタイムは2~3日程度です。その期間中は腫れ、赤み、むくみなどの症状が出ることがあります。ダウンタイムを過ぎると、徐々にリフトアップ効果が表れ始め、1カ月後にはピークを迎えるでしょう。効果には限りがあり、持続する期間も半年ほどでです。そのため多くとも半年に1回などの頻度で治療を受けるのがおすすめです。施術時間は約30分かかります。

 

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フェイスリフト

フェイスリフトは、目尻の下や耳付近の皮膚を切開し、顔のたるみを大幅に改善する美容整形です。

大幅な改善が得られる他、伸びてしまった筋肉も一緒に引き上げることで、その後の老化スピードを下げる効果も得られるでしょう。

施術時は顔のたるみを左右の耳付近まで持ち上げ、引っ張り上げた状態でも余ってしまう皮膚を切除した上でフェイスラインを引き上げます。

共立美容外科のフェイスリフトは引き上げた部分に違和感が起きないよう、引き上げる強さを工夫し、耳の形に沿って縫い目を作る施術です。傷跡が目立ちづらく、引き上げた部分が不自然な印象にならないようにすることが考慮されています。

フェイスリフトは切開手術のため、一定のダウンタイムが必要です。その目安は2週間で、そのうち術後1週間は痛みが強く出るかもしれません。

痛み自体は基本的にはクリニックから処方された薬で対処できますが、そこから3カ月程度は縫合部分に赤みが出るかもしれません。

赤みが出た場合、通常ならば半年〜1年ほどで目立たなくなるでしょう。

もしも長引く場合は、医師へ相談するようにしてください。

 

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しわにお悩みの方は共立美容外科へご相談ください!

共立美容外科を案内している看護師

しわには複数の種類があり、それぞれに適した対策方法があることが分かりました。

セルフでコツコツと行うケアに加え、すぐに効果を得たいという方には美容整形でのお悩み解決もおすすめです。

共立美容外科では、上記でご紹介した以外にもさまざまな治療メニューをご用意しています。

カウンセリング時には医師が一人ひとりのしわの原因を探し、他のお悩みについても考慮するため、総合的に適切と考えられる治療を提案可能です。

カウンセリングは無料で行っているので、お気軽にご相談ください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 亀井 眞(かめい まこと)

    亀井 眞(かめい まこと)

    • 略歴

      • 1987年
        山形大学医学部卒業
        1987年
        東大病院形成外科入局
        1987年
        静岡県立こども病院形成外科・東大病院麻酔科
        1988年
        亀田総合病院整形外科形成外科
        1989年
        静岡県立総合病院形成外科
        1999年
        共立美容外科宇都宮院院長就任
        2007年
        自治医科大学形成外科研究生(乳房超音波エコーを研修)
        2016年
        自治医科大学形成外科外来講師(医学部5年生のクルズス授業を担当)
    • 主な加盟団体

      日本医学脱毛学会
      日本性機能学会
      日本Men’s Health医学会

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