腋臭(わきが)手術について解説します。

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腋臭(わきが)手術について

腋臭(わきが)手術腋臭(わきが)手術

保険診療から自由診療まで

腋臭(わきが)手術の種類や
メリット・デメリットを
紹介します

腋臭(わきが)手術とは?

腋臭手術とは、腋臭の原因となっているアポクリン汗腺(かんせん)やエクリン汗腺、皮脂腺などの汗腺手術で除去する治療のことです。

手術で除去した汗腺は再生することがないため、腋臭をできるだけしっかりと治したい場合、腋臭手術を行う場合が多いです。腋臭手術は主に、形成外科や美容外科で手術を受けることができます。

腋臭(わきが)手術とは?

腋臭手術の値段

腋臭手術の値段

日本で行われている、腋臭手術の値段は様々です。数万円から数十万円する手術方法が一般的です。

なぜ、手術によって大幅に料金が異なるかというと、腋臭の手術方法には保険が適用される方法と保険が適用されない方法があるためです。

保険適用の手術の場合、患者様の負担は基本的に手術料金の3割負担になります。残りの7割は健康保険で賄われます。一方、保険が適用されない方法を自由診療と言いますが、自由診療の手術の場合、患者様の負担は全額(10割)となるため、保険適用の手術方法に比べ、自由診療の手術は高額になります。

腋臭手術の料金の例を挙げますと、保険適用の剪除法(せんじょほう)の場合は43,000円前後、自由診療のローラークランプ法の場合、302,400円になります。

保険診療の腋臭手術とは

保険診療の腋臭手術とは

腋臭手術の保険適用の手術には「切除法」と「剪除法(せんじょほう)」の2種類あります。

剪除法は「皮弁法(ひべんほう)」とも呼ばれています。日本で保険が適用になる手術方法はこの2つの手術方法のみになります。

しかしながら、切除法や剪除法の場合、脇にメスを大きく入れるため傷跡が残ってしまうリスクがあります。そのため、ただ腋臭を治すだけでなく傷跡を残さないようにして、腋臭手術を行う方法としてローラークランプ法やPMR法などの手術方法が生まれました。

保険適用の腋臭手術と自由診療の腋臭手術の違いを分かりやすくイメージでご説明すると、保険適用の腋臭手術のイメージは「治療」、自由診療の手術は治療に美容の概念がプラスされ、「治療 + 見た目に配慮」というイメージです。

自由診療の腋臭手術とは

自由診療の腋臭手術とは

腋臭手術の自由診療の手術方法には様々な種類のものがあります。各クリニックの医師たちが研鑽を積み独自で開発した手術方法もあります。

自由診療の手術方法には、「皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)」「皮下組織削除法(ひかそしきさくじょほう)」「吸引法」「超音波法」「PMR法(シュレッダー法)」「ローラークランプ法」といった種類の方法があります。

また、腋臭手術同士を組み合わせて、新たな手術方法も開発されていたりします。

ご自身の腋臭の状態や程度に、また、ダウンタイムや傷跡などご自身が何に重点を置くかにより手術方法を選ぶことができます。

腋臭手術の理想的な条件

腋臭手術の理想的な条件

腋臭手術の理想的な条件の一例を挙げると下記のようになります。

  1. 1. 多汗、ワキガ臭をとめる
  2. 2. 黄ばみをとる
  3. 3. 脱毛効果がある
  4. 4. 傷跡を残さない
  5. 5. 血管や神経を傷つけず、後遺症の心配がない
  6. 6. 手術時間が短く、痛みを伴わない
  7. 7. 回復が早く、日常生活に支障をきたさない
  8. 8. 再発しない

などです。

先にご紹介したように、世の中にはいろいろな手術方法があります。しかしながら、どの手術方法もメリットもあればデメリットもあり、一長一短です。

納得のいく腋臭治療を行う上で、色々なクリニックを回り、ご自身にあった腋臭手術を見つけることが、一つのポイントになります。

腋臭手術の種類

腋臭手術の種類

様々な腋臭手術をご紹介します。下記にご紹介する腋臭手術は一例になります。いろいろな腋臭手術があります。

保険適用

切除法
剪除法

自由診療

皮下組織掻爬法
皮下組織削除法
吸引法
超音波法
PMR法
マイクロレーザー法
ローラークランプ法

切除法(せつじょほう):保険適用

切除法(せつじょほう):保険適用

切除法は保険適用の腋臭手術の方法です。腋臭手術の方法としては最も歴史が古い手術方法になります。

脇毛が生えている部分にそって、皮膚を皮下組織ごと紡錘型(ぼうすいけい)に切り取る手術方法です。

切除法(せつじょほう):保険適用

アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺、毛根を皮膚ごと根こそぎ剥き取るので、ワキガ治療の目的からすれば、理想的な方法です。

しかし傷跡が残ってしまいやすいので、傷跡を気にする方には向かない手術方法になります。
切除法は、平均して5cm四方を切り取りますが、脇毛が広範囲に生えている方の場合、切り取り部分が大きくなり、それだけ傷跡のリスクが高くなります。

また、脇の下を広範囲に切り取り、その両側の皮膚を引っ張って縫合することから、ひきつれがおこり、腕の上下運動に支障をきたすことが多々あります。そして、皮膚組織の血管や神経を圧迫し、腕がむくんだり、しびれたり、正常な動きを損なうこともあるのです。

切除法(せつじょほう):保険適用

切除法を行う場合、傷跡に配慮するために、部分切除にしたり、W型、Z型に切除するなどの工夫をして、脇の下を切開する場合もありますが、切除されない部分にはアポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺、毛根がそのまま残ってしまいます。

腋臭の原因の汗腺が残ってしまうため、 W型、Z型は紡錘型(ぼうすいけい)に比べて効果が減ってしまいます。

また、切除法は手術中の出血も多く、縫合した部分が完全に癒着し、完治するまでに1〜2週間の安静や入院が必要です。ケロイド状に傷が残った場合は、皮膚を再び元の状態に戻すのは非常に困難です。

また縫合した部分が途中で離れてしまったりすると、完治までに数カ月を要することもあります。切除法は一時、多くの病院で行われましたが、今では一部の大きな病院の皮膚科でしか行われていません。

切除法は傷跡が残りやすいため、美容の観点から、美容外科で行っているクリニックは少ないです。

【メリット】
効果は高い。

【デメリット】
大きな傷跡が残る。傷跡がひきつれて、腕の上下運動に支障をきたすことが多い。

剪除法(せんじょほう):保険適用

剪除法(せんじょほう):保険適用

剪除法(せんじょほう)も保険適用で行うことができる腋臭手術です。

剪除法は脇毛が生える部分を全体的に切除するのではなく、脇のしわにそって、4〜5cmの切り込みを数本入れて、その切り込んだ切り口と切り口の間の皮膚をひっくり返して、アポクリン汗腺を目で確認しながら、医療用のハサミでアポクリン汗腺を切り取ってゆく手術方法です。

剪除法の傷跡

剪除法の傷跡

剪除法では縫合の際のつっぱりや、ひきつれは防げますが、やはりどうしても大きな傷跡が数本残ってしまいます。脇全体に分布しているアポクリン汗腺を十分に除去するには大きく切らなければなりません。そのため、出血のリスクによる血腫を伴います。

また、指で皮膚をめくったまま、アポクリン汗腺を一本一本切り取る作業は、長時間にわたる高い集中力が必要です。手術時間も長くなってしまうので、体に負担をかけてしまいます。

剪除法は多汗症の治療には向いていません

剪除法は多汗症の治療には向いていません

剪除法のもう一つの大きな問題点は、剪除法は、ワキガ治療には効果的ですが、多汗症を治すのは難しい、ということです。

ワキガで悩んでいる方の場合、同時に多汗症を患っている方が多いのです。多汗症の原因となるエクリン汗腺は、アポクリン汗腺よりも皮膚の浅い真皮の部分にあります。そのため、剪除法でエクリン汗腺も綺麗に除去しようとすると、皮膚をかなり薄く削ぎ取らなければなりません。

皮膚を薄くそぎ取ると、皮膚に穴が開いてしまう可能性があります。また、薄い部分の皮膚をめくって作業をすると、術後にうまく皮膚がつかずに循環障害による皮膚壊死(ひふえし)の危険性がでてしまいます。

手術後の圧迫固定

手術後の圧迫固定

術後は、包帯を巻いて、切開した部分を圧迫して固定する必要があります。

【メリット】
臭いの元がよく取れる。

【デメリット】
手術後に循環障害による皮膚壊死の危険性があり、タイオーバー(傷跡の圧迫固定)が必要。日常生活に4、5日支障が出る。

皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう) :自由診療

皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう) :自由診療

皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)は自由診療の腋臭手術です。

皮膚をメスで切る腋臭の手術法では「傷跡が残る」、「皮膚が治癒(ちゆ)するまでに時間がかかる」、という難点があります。

その難点を改善するために、「だったら脇の下を広範囲に切開しなければいいのではないか」という考えのもとに開発されたのが、この皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)です。

皮下組織掻爬法で使用する医療器具「キューレット」

皮下組織掻爬法で使用する医療器具「キューレット」

皮下組織掻爬法は脇の下に数センチの小さな切り込みを入れ、その切り込みに「キューレット」と呼ばれるスプーン状の医療器具を差し込みます。キューレットを差し込んで、皮膚の裏側をキューレットで削りながら汗腺を掻き出すという手術方法です。

皮下組織掻爬法は脇の下の皮膚を切り取ったり、大きく切開しないで済むので、目立つ傷跡が残らないという点があります。

しかし小さな穴から手探りで汗腺類を掻き取るために、汗腺類をしっかり取ろうとすると、周辺組織を傷つけ、内出血してしまう可能性が高くなってしまいます。

一方で、内出血をしないように優しくすると、汗腺類が十分に取れず、期待したほどの効果が得られないということになってしまいます。そのため、皮下組織掻爬法はキューレットの刃の切れ具合の調整や、力の入れ方など、非常に難しい手術といえます。

手術後の圧迫固定

手術後の圧迫固定

皮下組織掻爬法は、スプーン状の大きな器具で皮膚を剥離(はくり:皮膚を組織から剥がすこと)するので、手術後皮膚がつきづらく、回復までに時間がかかってしまう欠点があります。

剥離した皮膚を生きたまま元に戻すために、手術後は圧迫して固定(タイオーバー)するのですが、この圧迫が十分でないと皮膚が壊死(えし:組織や細胞が死んでしまう事)する恐れも持っています。壊死の程度によっては大きな傷跡が残ります。

【メリット】
皮膚を大きく切り取ったり、大きくメスで切らずにすむ。目立つ傷跡が残らない。

【デメリット】
手術後に循環障害による皮膚壊死の危険性があり、タイオーバー(傷跡の圧迫固定)が必要。患部の周辺組織を傷つけ、内出血してしまう可能性が高く、危険をともなう。

皮下組織削除法(ひかそしきさくじょほう)/イナバ式:自由診療

皮下組織削除法(ひかそしきさくじょほう)/イナバ式:自由診療

皮下組織削除法は「イナバ式」とも呼ばれています。故稲葉先生が開発しました。

皮下組織削除法は皮下組織掻爬法で使用する医療器具の「キューレット」の代わりに、特殊な医療器具を使用し腋臭手術を行う手術方法です。

皮下組織削除法で使用する医療器具

皮下組織削除法で使用する医療器具

皮下組織削除法で使用する器具は、この画像のようにハサミのような形をしています。ハサミの刃の部分の片方に脇の下の汗腺類を掻き出す鋭い刃がついていて、もう片方の方に、皮膚を押さえつけるローラーがついています。

皮下組織削除法では脇の下の皮膚を1cmほど切開し、刃のついた部分を皮膚下に差し込みます。そして皮膚をハサミで挟みこむように、ローラー部分を度膚表面に押し当てて、もう一方の刃の部分で皮膚の裏側についている汗腺類を均一に削ぎ取ります。

皮下組織削除法の場合、皮下組織掻爬法のように、逐一力加減を調整しなくて済むので、比較的正確に、皮膚を薄く残して腋臭の原因となるアポクリン汗腺を掻き取って除去することが可能になりました。

また、アポクリン汗腺だけでなく、エクリン汗腺や皮脂腺までも取り除くことができます。

しかし皮下組織削除法では、医療器具の及ぶ範囲のみの汗腺類しか除去することができないため、皮膚を数か所切開する必要があります。そのため、脇の下の広範囲にわたって皮膚を薄く削り取らなければならないため、皮膚表面に黒ずみが残りやすいという問題点があります。

経験が必要な腋臭手術

経験が必要な腋臭手術

また、皮下組織削除法では複雑な器具を使うため、医師には熟練が必要で、未熟な技術だとやはり皮膚に穴を開けてしまうことがあります。手術後、約3日の入院と、1週間ほど脇を固定し、圧迫しておく必要があります。皮膚壊死のリスクもあり、傷跡が残ることもあります。

【メリット】
汗腺がたくさんたくさん取れ、効果的。

【デメリット】
約3日の入院と、約一週間ほど、ワキの固定や圧迫が必要。

吸引法:自由診療

吸引法:自由診療

吸引法は自由診療になります。

吸引法では、皮下組織削除法で使用するような難しい器具を使わないで腋臭手術ができないかという見地から開発された手術方法です。

美容外科の「脂肪吸引」の手術方法を腋臭手術に応用したものです。

脇の下に直径数mmの小さな穴を開け、そこから「カニューレ」と呼ばれる細いストロー状の医療器具を差し込んで、腋臭の原因となる、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺を吸引して除去する手術方法です。

吸引法で使用する医療器具「カニューレ」

吸引法で使用する医療器具「カニューレ」

カニューレの直径は数mm程度なので、皮膚を切開する必要がないため、傷跡の心配がほとんどありません。また、大きく切開しないで済むため、体への負担が軽く、皮膚が元に戻るのも早いのです。

また、手術後の入院の必要がありません。そのため日常生活への影響もほとんどなく、皮膚も美しい状態を保つことができますので、手術後の見た目を気にする方に向いている手術方法です。

しかし吸引法は、皮下組織にしっかりと根づいているアポクリン汗腺を完全に除去する事が難しいため、十分な治療効果がないことが欠点になります。

汗腺類をしっかり除去できないため、「手術をしたのに臭いが残る」といったことが多いようです。

多汗症の治療には向いていません

多汗症の治療には向いていません

また、アポクリン汗腺より浅い皮膚に位置するエクリン汗腺の除去は非常に困難で、多汗症にはあまり効き目がないのが実状のようです。

【メリット】
手術後の入院もなく、負担が少ない。

【デメリット】
完全に除去することは難しく、十分な治療効果があげられない場合が多い。特に、「多汗症」の方には効果がない。

超音波法:自由診療

超音波法:自由診療

超音波法は自由診療になります。

超音波法は、吸引法のアポクリン汗腺やエクリン汗腺の取り残しを改善するために開発された方法です。
吸引法に超音波の持つ破壊力をプラスした方法です。

脇の下に直径数mmの小さな穴を開けて、その穴から超音波が発生する機械を挿入します。そして、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を、超音波の振動エネルギーで破壊して、破壊された汗腺類をカニューレで吸引するという腋臭の手術方法です。超音波法も吸引法と同じように、わきの下に小さい穴を開けるだけなので、傷跡の心配はほとんどありません。

また、発生させる超音波の周波数や出力を調整することで、大事な神経や血管を傷つけることなく、破壊すべきアポクリン汗腺やエクリン汗腺のみを識別して、粉砕することができます。

超音波を腋臭手術に応用

超音波を腋臭手術に応用

超音波法は出血も少なく、手術後の血腫形成や、皮膚の壊死の心配もほとんどありません。そのため、超音波法は、体へのストレスが少ない腋臭の手術方法になります。

超音波法は通院や入院の必要もなく、手術時間も30分前後と短くてすみます。しかし、腋臭の匂いが広範囲におよぶ場合、アポクリン汗腺やエクリン汗腺の取り残しが生じる場合があります。

そして、超音波法は、ヤケド、組織内水腫などのトラブルも多数報告されている手術方法です。超音波を不適当な出力や周波数で長時間にわたり組織にあてていると起こってしまいます。

そのため、超音波法を行う場合、医師の知識と技術が非常に重要です。クリニック選びはくれぐれも慎重にした方が良いでしょう。

【メリット】
出血も少なく、手術後の血腫形成や皮膚の壊死の心配がほとんどない。

【デメリット】
広範囲におよぶワキガ臭の場合、取り残しが生じるケースがある。超音波によるヤケド、組織内水腫などのトラブルも多数、報告されている。

PMR法:自由診療

PMR法:自由診療

PMR法は自由診療になります。

PMR法は吸引法を応用した手術法です。脇の下に数mmの穴をあけ、吸引法と同じように脇に開けた穴から、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引します。

これだけでは、吸引法と同じように腋臭の原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺の取り残しが生じてしまうため、特殊な4mm程度のカニューレを皮下に挿入し、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を取り除いていく腋臭の手術方法です。

カニューレの先は男性が髭剃りに使用する電動シェーバーのような仕組みになっています。そしてアポクリン汗腺やエクリン汗腺を除去する際、皮膚組織を傷つけることなく、出血を最小限に抑えながら手術ができる仕組みになっています。

汗腺類の除去後は、特殊な医療器具を使用して汗腺組織の取り残しがないかを目視で確認して、手術が終了します。

しかしPRM法で使用する特殊な医療器具では、有効なレベルまで汗腺類を削り取るコントロールをしにくい問題があります。また、汗腺類を削り取りすぎて皮膚壊死を起こす例も少なくありません。

【メリット】
汗腺類を除去する際、皮膚組織を傷つける事なく出血を最小限に抑えることができる仕組み。

【デメリット】
この治療法で使う器具では、有効レベルまで汗腺類を削り取るのに、コントロールが難しい。削り過ぎて、皮膚壊死を起こすことも少なくない。

マイクロレーザー法:自由診療

マイクロレーザー法:自由診療

マイクロレーザー法は自由診療になります。

レーザーを直接照射してアポクリン汗腺、エクリン汗腺を燃焼させ、除去する方法です。メスで切らずに、直径1mmの注射針状のヤグレーザーと呼ばれるレーザーの先端を毛根部に差し込んで、汗腺を直接照射するので、傷跡が残る心配はありません。

手術時間は両ワキで約20分と短く、その後12時間ほどワキを固定します。翌日からは入浴もでき、支障なく日常生活に復帰できます。腫れも24時間ほどで完治します。

マイクロレーザー法で使用するレーザー

マイクロレーザー法で使用するレーザー

また、レーザー先端を差し込む際の痛みは、麻酔を使用して抑えることができるので、痛みを抑えながら手術をすることが可能です。しかし、この方法はヤケドの心配があり、また、一回で効果を得るには不十分であるようです。

マイクロレーザー法は他の方法との併用が必要となりますので、皮膚組織に更に負担をかけることになります。この方法はあまりお勧め出来ません。

【メリット】
汗腺に直接、照射するので傷跡が残る心配がない。

【デメリット】
ヤケドの危険性がある。1回で効果を得るには不十分。他の方法との併用が必要で、皮膚組織にさらに負担がかかる。

ローラークランプ法:自由診療

ローラークランプ法は自由診療になります。

傷跡をできるだけ残さずに、そして広範囲から腋臭の匂いのもとになる汗腺類を除去するために開発された医療器具「ローラークランプ」を使用して行う腋臭の手術方法です。

ローラークランプはハサミのような形をしています。ハサミの刃にあたる部分が、カニューレと皮膚を押すローラーになっています。

ただカニューレで吸引するだけでは、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺の取り残しが多く出てしまいますが、ローラークランプ法は、ローラーで皮膚を外側から押しながら汗腺類を吸引しやすくしているので、広範囲から多くの汗腺類を吸引することができます。

手術も局所麻酔で行うことができ、傷跡もほとんどわからなくなるため、体に負担が少ないことから、小学生や中学生、高校生などの子供でも受けることが可能です。

【メリット】
極めて小さい穴(約4mm)を開けるだけの、非切開手術なので、傷跡がほとんどありません。また切開しない分、切開法に対して手術後の管理が容易です。
切開法の場合は、手術後に切開部分を直接ガーゼで縫いこみます。そして固定を7日から10日程度しなければなりません。一方ローラークランプ法の場合は、穴をあけた個所をテープで3日程度固定するだけで済みます。

【デメリット】
効果は、ほぼ切開法と遜色はありませんが、直接術者(医師)が幹部を目で確認する切開法に比べて、確実さで僅かに劣るといわれています。匂いが極端に強い場合は切開法を行う場合があります。

経過と傷跡

腋臭手術経過1週間後の左脇

腋臭手術経過1週間後の左脇

腋臭手術(ローラークランプ法)をしてから1週間後の経過と傷跡の画像です。この画像は左脇になります。

ローラークランプの挿入口が少し内出血をしていますが、だんだん消えていきます。ただし、1週間後でもこの画像のように、他人からは傷跡がほとんどわかりません。

腋臭手術経過1週間後の右脇

腋臭手術経過1週間後の右脇

腋臭手術(ローラークランプ法)をしてから1週間後の経過と傷跡の画像です。この画像は右脇になります。

ローラークランプの挿入口が少し内出血をしていますが、だんだん消えていきます。ただし、1週間後でもこの画像のように、他人からは傷跡がほとんどわかりません。

腋臭手術の脱毛効果に関して

腋臭手術の脱毛効果に関して

腋臭手術でアポクリン汗腺などの汗腺類を除去する際に、毛乳頭も除去される場合があります。そのため、脇の一部の毛が脱毛する場合があります。

しかし、医療レーザー脱毛などの脱毛効果ほどの効果を得ることはできません。もし脱毛をしたいのであれば、医療レーザー脱毛を併用しなければなりません。

腋臭手術の流れ

腋臭手術の流れ

腋臭手術の流れを解説します。
一般的に、腋臭手術の流れは、
1. 医師の診察
2. 手術
3. 術後の検診
となっています。

こちらではローラークランプ法を例に腋臭手術の流れを解説します。

  • Step1 腋臭手術の受付

    腋臭手術の受付
    • 医師

      腋臭手術の受付をしていただきます。

  • Step2 問診票の記入

    問診票の記入
    • 医師

      問診票をご記入いただきます。腋臭手術の気になる点や、脇の匂いに関して、日常生活でお悩みの点をお書きいただきます。

  • Step3 診察

    診察
    • 医師

      腋臭手術の前に医師による診察をお受けいただきます。腋臭手術に関するメリットデメリットをご説明します。
      また手術後の経過や日常生活でお気を付け頂く点もご説明します。

  • Step4 カルテ用の写真撮影

    カルテ用の写真撮影
    • 医師

      腋臭の手術前に、手術前の状態の写真を撮影します。写真はカルテと一緒に保管されます。

  • Step5 麻酔

    麻酔
    • 医師

      手術室に移動しましたら、脇に麻酔をします。麻酔はクリームの場合と、注射の場合のどちらかになります。

  • Step6 麻酔クリームが効くまで待つ

    麻酔クリームが効くまで待ちます
    • 医師

      麻酔クリームを塗った場合、30分ほど麻酔が効くまでお待ちいただきます。

  • Step7 脇の下の状態の確認

    脇の下の状態の確認
    • 医師

      麻酔が効きましたら、手で脇を触り状態を確認します。

  • Step8 超音波をかける

    超音波をかける
    • 医師

      アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引しやすくするように超音波をかけます。

  • Step9 汗腺類の吸引範囲のデザイン

    汗腺類の吸引範囲のデザイン
    • 医師

      どの範囲までアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引して除去するか、ペンでデザインします。

  • Step10 脇の下に穴を開ける

    脇の下に穴を開けます
    • 医師

      脇に小さい穴を開けます。穴の大きさは4㎜前後です。
      傷跡に配慮するために、できるだけ切開せずに、細いカニューレ(吸引棒)が入るほどの小さい穴を開けます。

  • Step11 傷跡保護器具の装着

    傷跡保護器具の装着
    • 医師

      アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺をカニューレ(吸引棒)で吸引する場合、カニューレを前後に動かすため、皮膚と吸引棒の摩擦により皮膚が傷ついていしまう場合があります。
      それを防ぐために、医療用鵜の傷跡保護器具をわきの下に装着します。

  • Step12 傷跡保護器具の装着完了

    傷跡保護器具の装着完了
    • 医師

      傷跡保護器具を装着した状態です。皮膚に開けた穴は非常に小さいことがわかります。
      この穴にカニューレ(吸引棒)を通します。

  • Step13 麻酔液の注入

    麻酔液の注入
    • 医師

      吸引する前に、開けた穴から麻酔液を注入し痛みを感じないようにします。
      また、麻酔液を注入する事で層を作り、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引しやすくします。

  • Step14 カニューレ(吸引棒)を使用し、汗腺類を吸引

    カニューレ(吸引棒)を使用し、汗腺類を吸引
    • 医師

      カニューレを挿入します。吸引棒を前後に動かし、ある程度のアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引します。
      また、ローラークランプを挿入しやすいように、カニューレでローラークランプの道を作ります。

  • Step15 ローラークランプを使用し、汗腺類を吸引

    ローラークランプを使用し、汗腺類を吸引
    • 医師

      ローラークランプを挿入します。ローラーで皮膚をカニューレの方に押し当てながら、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引するので、カニューレ単体で吸引するより、多くの汗腺類を吸引することができます。

  • Step16 腋臭手術直後の状態

    腋臭手術直後の状態
    • 医師

      腋臭手術の手術直後の状態です。手術直後のため、少し赤みがあります。
      また、傷口は数㎜しかありません。

  • Step17 穴を糸で縫合

    穴を糸で縫合
    • 医師

      穴を開けた個所を、医療用の糸で縫合(ほうごう)します。縫合した糸は、約5日後に抜糸(糸を抜く事)します。

  • Step18 縫合後の状態

    縫合後の状態
    • 医師

      開けた穴の個所は縫合するとほとんど目立たなくなります。手術直後はこのように軽く内出血をしたような状態になります。

  • Step19 医療用のテープをはる

    医療用のテープをはる
    • 医師

      縫合した個所に医療用のテープをはります。

  • Step20 吸引した部分の状態を確認

    吸引した部分の状態を確認
    • 医師

      手で吸引した部分の状態を確認して終了です。

  • Step21 脇の下をガードルで固定

    脇の下をガードルで固定
    • 医師

      手術後、脇の下は、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺が除去されており、除去された分、脇の下の皮膚はスペースが生じています。そのため、皮膚離れになっている状態になっているので、皮膚と組織を密着させるために、最低でも3日以上、おおよそ5日程度、脇の下をガードルで固定します。

  • Step22 腋臭手術終了

    腋臭手術終了
    • 医師

      お疲れさまでした。
      次回は約5日後に脇の下の抜糸(糸を抜く事)と検診のためにご来院ください。

  • Step23 検診と抜糸(腋臭手術より5日後)のための来院

    検診と抜糸(腋臭手術より5日後)のための来院
    • 医師

      手術をしてから約5日後に検診と抜糸のためにご来院いただきます。

  • Step24 検診と抜糸

    検診と抜糸
    • 医師

      脇の状態を確認させていただき、検診を行います。
      また、脇の下の穴を開けた個所を縫合した糸を抜糸します。

  • Step25 腋臭手術終了

    腋臭手術終了
    • 医師

      腋臭手術終了です。お疲れさまでした。

共立美容外科で受けられる腋臭手術

共立美容外科

腋臭(わきが)手術のページをご覧の皆様へ

腋臭手術とは、腋臭の原因となっているアポクリン汗腺(かんせん)やエクリン汗腺、皮脂腺などの汗腺類を除去する手術方法です。腋臭と書いて「わきが」と読みます。
腋臭手術には、保険適用の方法と、自由診療の方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、手術を受ける前は医師とご相談の上、しっかりと手術方法をうかがってから手術をすることをお勧めします。
また、手術後の傷跡に関しては手術方法により差があるので、見た目を気にするのであれば、傷跡が残らない手術方法を選択するとよいでしょう。

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