後悔しない脂肪吸引のための
共立美容外科の取り組み
最終更新日: 2024年11月05日
脂肪吸引の仕上がりは、医師の技量に左右される
脂肪吸引による痩身術は、つらい運動や食事制限をすることなく、理想のボディを手に入れられる人気の施術です。脂肪細胞ごと減少させることができるため、リバウンドが起きにくいという利点も、支持される理由です。
しかし脂肪吸引術は、人の手によって行われる外科手術です。当然、医師の経験や技量によって仕上がりに差が出てしまうリスクもあります。
失敗パターンを知ることで、後悔のない脂肪吸引を
脂肪吸引は、決して安くはない費用がかかる施術ですから、興味はあるけれど失敗するのは怖い、希望通りに痩せなかったら……と考えてしまう方も多いと思います。
このページでは、そんな脂肪吸引で起こりうる失敗リスクについて正直にご説明しながら、それらを回避するための共立美容外科の取り組みについて解説していきます。 施術を検討している方の一助になれば幸いです。
共立美容外科は脂肪吸引術を研究して30年
共立美容外科では脂肪吸引術を、1989年の開院以来約30年に渡り行ってきました。
その長年の経験で蓄積されたノウハウ、たゆまぬ研究努力により、より安全で、より美しい仕上がりの脂肪吸引術「共立式KB脂肪吸引」を開発、改良し続けています。
共立式KB脂肪吸引の現在の年間症例数は約2,000件。ご満足いただける脂肪吸引をご提供し続けている共立美容外科が、脂肪吸引において起こりうる失敗パターンと、その原因について解説させていただきます。
脂肪吸引手術の失敗パターンとその原因
ボディラインが不自然・段差や左右差ができてしまった
未熟な医師がやりがちな失敗で、最もよくある失敗といえるパターンです。
原因としては、ボディラインのデザインへの理解が不十分で、取りやすい脂肪だけを漠然と取ってしまうことにあります。結果として不自然な段差があるボディラインや、表面の凹凸、左右差があるなど、見るからに違和感のあるボディになってしまいます。
脂肪吸引は、気になる部位の脂肪だけを一気に取れば良いのではなく、なだらかな曲線になるように、ボディメイクをしながらムラのないように脂肪を吸引する必要があります。
また、もともとの脂肪の付き方も、目指したい体のラインも患者さま一人ひとり違うため、経験によって見定めながら、その人にあった脂肪のとり方をテーラーメイドのように行う必要があるのです。
共立美容外科のポイント
蓄積されたノウハウと熟練の技で、美しい仕上がりに
共立美容外科は、約30年間に渡る脂肪吸引の歴史で蓄積されたノウハウを、細かいマニュアルにして継承。さらにベテラン医師による繊細な手先の感覚で、どの脂肪を、どの程度取ればよいかを意識しながら丁寧に吸引していくことで、なめらかで美しいボディラインを形成していきます。
長年の研究により進化し続けるチューセメント液
共立式KB脂肪吸引では脂肪吸引の前に、脂肪を膨化させる(膨らませる)「チューセメント液」と呼ばれる水溶液を脂肪層に注入し、脂肪を吸引しやすくする「ウエットメソッド」を採用しています。
このチューセメント液は、麻酔液や止血剤が配合された生理食塩水ですが、その配合も長年の研究で最適な配合バランスをオリジナルで確立。脂肪細胞を大きく柔らかくすることで、より繊細に、なめらかにボディラインを形成することができます。
期待していた細さにならなかった
いざ手術を受けたあとで、吸引自体には問題がなかったとしても、術後の痩身レベルに不満を感じることもあるようです。その原因は、医師の診断ミスか、患者さまとのコミュニケーション不足にあることがほとんどです。
不要な脂肪を吸引することで痩身を実現する脂肪吸引ですが、実は万能ではありません。たとえばお腹が出ている原因が皮下脂肪ではなく内臓脂肪である場合や、内臓下垂(腹筋が衰えて内蔵が下がってお腹が出てしまっている状態)にある場合は、脂肪吸引を行ったとしても、期待通りの効果を出すのは難しいでしょう。
また、全体のバランスや身体的負担を考えて、患者さまが思っているほど脂肪を取らないケースもあります。いずれにせよ、太く見える原因が何であるかをきちんと診断し、脂肪吸引の仕組みやデザインについて丁寧にご説明し、あらかじめご納得いただいてさえいれば、手術を受けたあとに不満を感じさせてしまうような悲しいことにはならないはずです。
共立美容外科のポイント
必ず医師自らがカウンセリング
共立美容外科では、そのような判断ミスやコミュニケーション不足による失敗がないように、カウンセラーではなく医師自らが無料でカウンセリングを行い、脂肪がどのようについているか、何が原因で太く見えるかを医師の知見をもって診断します。
患者さまのご希望をしっかり聞いて、脂肪の状態を診察した上で、脂肪吸引では期待通りの効果を得られないと判断した場合は、包み隠さずご説明し、別の施術を勧めるなどをしています。
術後の傷跡が目立つ
脂肪吸引は、「カニューレ」と呼ばれる細い吸引棒を挿入し、脂肪を吸引していきます。その挿入口が、術後に傷跡となって残ってしまうケースがあります。
原因は、吸引する際にカニューレと皮膚が擦れる摩擦によるダメージです。
共立美容外科のポイント
当院開発の「KBシース」により、ダメージを最小限に
共立美容外科の脂肪吸引では、カニューレはしわに重なる部分など、目立ちにくい場所に挿入するのはもちろん、挿入口には傷跡保護器具「KBシース」を装着します。このKBシースは当院が開発し、特許も取得している保護器具で、皮膚とカニューレがこすれる摩擦から肌を守り、結果として傷跡がほとんど残りません。
皮膚にひきつれ、凹凸(おうとつ)ができてしまった
手術などの傷あとにできるひきつれのことを瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)と言います。脂肪吸引後の皮膚と皮下組織が定着する過程で出来てしまうことがあります。
脂肪吸引の術後は、腫れや内出血を防ぐためにガードルで圧迫固定をします。この圧迫が甘いと皮膚が癒着を起こし、拘縮(=ひきつれ)が長引いたり、または残ってしまいます。しばらくすれば治ることもありますが、なるべく早く解消し、美しく残さないようにすることが重要です。
共立美容外科のポイント
術後の圧迫、管理を定期診断でしっかり行う
共立美容外科では、術後3日後にもう一度お越しいただき、圧迫ガードルを交換しながら、しっかりと圧迫措置ができているかを、医師自ら確認します。また、拘縮予防に効果的なマッサージ方法など、術後の管理についてもマニュアル化し、丁寧に患者さまにご説明いたします。
その後も定期検診を行い、異常がないか術後の経過をしっかりと管理させていただきます。万が一、瘢痕拘縮が出来てしまった場合も、超音波マッサージや組織を柔らかくする注射療法で治療することが可能です。
皮膚がたるんでしまった
もともと皮膚組織は弾力性があり、脂肪を吸引して体積が減っても、皮膚も自然と収縮してたるんだままということにはなりません。しかし吸引を行う際、皮下の繊維組織を過剰に傷つけてしまうと、その収縮作用がうまく働かず、たるみが残ってしまうことがあります。
また、これ以上取るとたるんでしまうという量は、患者さまご自身の脂肪の付き方や、生まれ持っての体質、年齢によって違うため、漠然と画一的に脂肪吸引を行うのではなく、見極める必要があります。
共立美容外科のポイント
豊富な経験により、たるまない吸引量を見極める
共立美容外科は脂肪吸引で30年の歴史があり、年間約2,000症例の脂肪吸引術を行います。その蓄積された事例データと、手術回数をこなすことで熟練の域に達した医師が、経験による感覚や皮膚の緊張の注視などにより、理想のボディラインを追求しながらも、これ以上取るとたるみが出るというラインを見極めます。
新しい機器により、よりたるみにくい脂肪吸引も可能
共立美容外科は、脂肪吸引クリニックのパイオニアとして、常に新しい脂肪吸引技術を取り入れています。
アメリカから上陸したベイザーリポ2.0(VASER Lipo 2.0)は、振動エネルギーのVASER波により脂肪細胞を遊離させ、周囲の組織に極力ダメージを与えずに脂肪を吸引できるようにする医療機器です。皮下の線維組織の構造を傷つけずに脂肪を吸引することで、術後、線維組織がしっかり収縮して皮膚が引き締まり、たるみや凸凹を避けることができます。
お尻、お腹がたるんでしまった
お尻の脂肪吸引を行ったあと、お尻がたるんでしまった(垂れてしまった)という報告があります。これは、お尻の深い部分の脂肪を吸引しすぎてしまったことが原因と思われます。下腹部の脂肪吸引でも起こりうる失敗です。
共立美容外科のポイント
繊細な技術で皮膚に近い部分から脂肪を吸引する
このような失敗を防ぐためには、お尻や下腹部の脂肪を吸引する際は、皮膚に近い浅い層から吸引することが重要です。皮膚に近いということは、それだけ皮膚表面、見た目への影響も出やすい部分ですので、熟練の医師の技術により、脂肪をしっかり吸引しつつもでこぼこができたり不自然にならないように、慎重にボディメイクを行っていきます。
顔の脂肪吸引で老けた見た目になってしまった
肌については昔から「色の白いは七難隠す」などと言いますが、実はふっくらとした顔の脂肪も、お顔立ちを柔らかく魅力的に見せたり、健康的で若々しい印象に見せたりする働きをしています。
そのため、取るべきところでない部分の脂肪を取ってしまったり、取りすぎてしまうと頬が痩(こ)けて老けた印象になってしまいます。
共立美容外科のポイント
顔が大きく見える原因をしっかり診断する
お顔が大きく(太って)見える原因が、本当に脂肪だけなのかをしっかりと診断します。例えば原因が本当は骨格にある場合などは、脂肪を吸引するとかえって骨の角張りが強調されて顔が大きく見えてしまうこともあります。
理想通りにお顔をスッキリさせる最良の方法が脂肪吸引であると見極めた上で、痩けた印象にならないようにバランスをみながら慎重に脂肪を取り除いていきます。
失敗しない脂肪吸引クリニックの選び方
脂肪吸引は、人の手で行われているため、残念ながら100%失敗しないという保証はありません。しかし失敗リスクを限りなく減らすことができると私たちは考えます。
失敗せずに理想通りの痩身を実現するために、以下のようなことに注意することをおすすめします。
執刀する医師がカウンセリングを行う
これまで解説してきた通り、脂肪吸引は脂肪の付き方の見極めが非常に重要です。最初のカウンセリングが、仕上がりの満足度を左右すると言っても過言ではありません。
ぜひ、知識のある医師が最初からカウンセリングを行うクリニックを選んでください。
人体の構造やデザインについて詳しい解説をしてくれる
本当に美しく仕上げる脂肪吸引は、ボディラインや脂肪の付き方について深く考慮しなければ実現しません。そのことを理解している医者は、診察の際にそれらを見極め、患者さまの希望にそって丁寧に説明するはずです。
美容外科は最初のカウンセリングが無料なことが多いので、「なにか違うな」と思ったらその日は契約せず、他のクリニックでもカウンセリングを受けるようにしましょう。きっと、納得の行く説明をしてくれるドクターはいるはずです。
新しい機器を揃えているか
脂肪吸引の技術は日々進化しています。患者さまの負担を軽減したり、より美しく完了するための様々な医療機器が、国内外で開発されています。脂肪吸引に力を入れているクリニックはそれらの情報もいち早くキャッチしているため、ベイザーリポ(VASER Lipo)などの施術を導入済み、または導入を検討していることが多いです。
オプションですので、患者さまがそれらの機器を選択されるかはご予算と相談になると思いますが、あるかどうかは、脂肪吸引クリニックとしての質を見極めるひとつの判断材料になると思います。
後悔のない脂肪吸引で理想のスタイルを実現
脂肪吸引は、正しい知識を持ったドクターとしっかり相談すれば、必ず結果を得られる痩身術です。
わからないことや心配なことは、遠慮せずに担当医やカウンセラーにどんどん質問しましょう。
後悔のない脂肪吸引で、ぜひ理想のスタイルを実現させてください。
脂肪吸引・痩身関連コラム
共立美容外科で受けられる脂肪吸引・痩身術
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脂肪吸引
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脂肪吸引+マシン
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痩身マシン
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痩身注射
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ミニ脂肪吸引
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ダイエット外来
このページの監修・執筆医師
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医師
児玉 肇(こだま はじめ)
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
日本禁煙学会 認定指導医-
略歴
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- 2004年
- 東邦大学医学部 卒業
- 2004年
- 東邦大学医療センター 大橋病院研修医
- 2006年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科入局
- 2007年
- 清智会記念病院救急部
- 2010年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科
- 2014年
- 共立美容外科 入職
- 2015年
- 共立美容外科 千葉院 開院
- 2020年
- 共立美容グループ 技術指導医就任
-
-
主な加盟団体
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
日本禁煙学会 認定指導医
日本美容外科学会会員
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