下顎を前に出して
綺麗なEラインに。
下顎の骨切り手術、プロテーゼの挿入、
ヒアルロン酸注入
歯並びが原因の場合は歯科矯正
最終更新日: 2024年10月08日
Message 日帰り可能な輪郭形成手術の実現に向けて
当院の強みである歯科と口腔外科、麻酔科が併設されていることによるチーム医療
当院の特徴として、歯科と口腔外科、麻酔科が併設されており、チーム医療を提供しています。各科にはその分野の専門医がおり、受け口(反対咬合)や咬合不全などに関しても最終完成まで責任をもってフォローいたします。咬合の問題は審美性に加え、機能性も重要であり、治療は手術と非手術(矯正及びセラミック補綴※ほてつ)を組み合わせて行っていきます。
手術は短期間に大きな移動が可能というメリットがありますが、隣接する歯同士の並び方や傾斜の度合い、虫歯の有無などに関しては限界があります。一方、非手術では、移動量に限界があり、治療期間の長さも患者様の負担になる可能性がありますが、手術と非手術のそれぞれの特徴を活かすことで治療の質の向上を目指します。この治療の質を疎かにすると、長期的には虫歯や歯周病を誘発したり、リバウンドの可能性もありますので、ここでも慎重に対応すべきだと考えています。同じ歯科治療でも矯正を専門にされていたり、インプラントを専門にされていたりなど細分化が進んでおりますが、患者様に適した治療計画を立てさせていただきます。これにより、長期の入院や食事管理が必要とされている従来の治療を、状態によっては外来・非入院の日帰り治療とすることも可能になっております。当院では、総合的な治療を提供できるよう努めています。
共立美容グループ 総括院長 浪川浩明
※日帰り手術の適応は、患者様の状態や手術の内容によって個別に判断いたします。詳細は診察時に医師がご説明いたします。
下顎が後ろに下がっている場合の美容整形
顎が後ろに下がっている場合、美容整形手術で、見た目を改善したりすることが可能です。
顎が後ろに下がっている場合、口が開きにくく、無理やり噛み合わせを良くしようとするため、無意識に首や肩の筋肉を使うため、首の疲れや肩こりの症状が出る場合があります。
下顎が後退している原因
顎が後ろに下がっている原因として、顎の骨が後ろに下がっている場合と、歯並びが悪く後ろに下がっている場合の2つのケースが考えられます。
顎の骨が原因の場合は、美容整形手術を行い、歯並びが原因の場合は、歯の矯正を行い治療します。
両方が原因の場合は、美容整形と歯の矯正を期間を分けて行います。
また、歯並びが原因の場合、噛み合わせた深いので、猫背になりやすく、姿勢が悪くなる場合もあります。
下顎の骨が原因の場合
骨格的に下顎の骨が小さい場合や、顎が後方に位置している場合、また、下顎後退症などの顎変形症の方の場合、下顎の骨が原因で、顎が後ろに下がっています。
この場合、下顎の骨の下がり方によって、当院では、軽度の場合と重度の場合の2つのケースに分けて美容整形手術を行っています。
軽度の場合は、ヒアルロン酸を注入する施術や、プロテーゼを挿入する手術を行っています。
また、患者様のご希望によっては、下顎の骨を前に出す手術を行っています。
顎の骨が極端に後ろに下がっている重度の場合は、下顎の骨を前に出す手術で対応しています。
また、重度の場合は、顎の骨を短くし小顔を形成します。
下顎の骨を前に出す骨切り手術は「下顎の中抜き手術」と呼ばれています。
ヒアルロン酸の注入
顎先に硬いヒアルロン酸を注入することで顎のボリュームアップをすることが可能です。
顎の骨の上には、骨膜という薄い膜があります。骨膜上に硬いヒアルロン酸を注入することで、皮膚を持ち上げて、顎先を出します。
脂肪を注入する方法もありますが、脂肪はヒアルロン酸に比べ弾力が弱いため、皮膚を持ち上げられないので、当院では行っていません。
ヒアルロン酸の種類
共立美容外科では、顎にヒアルロン酸を注入する場合、
・CLEVIEL(クレビエル)
・VOLUMA XC(ボリューマ エックスシー)
の2つの種類より、ご希望のヒアルロン酸をお選びいただき注入できます。
注入したヒアルロン酸は個人差はありますが、12~24か月かけて徐々に体に吸収されていきます。
顎先へのヒアルロン酸注入は詳しくは下記ページをご覧ください。
顎の美容整形(ヒアルロン酸)の料金と概要
料金 | ◆クレビエル・コントア ¥88,000 (12か月~15か月程度、持続されるように製造されています) ◆ジュビダームビスタ ボリューマ XC ¥143,000 (24か月程度、持続されるように製造されています) |
---|---|
治療時間 | 約10分 |
通院回数 | 1回 |
回復までの期間 | 針穴、赤みは1日程度 |
カウンセリング当日の治療 | 可 |
入院の必要性 | なし |
制限事項 | なし |
仕事・外出 | 可 |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
プロテーゼの挿入
プロテーゼを挿入することで、顎先を前に出すことが可能です。
プロテーゼは、口の中の粘膜を切って挿入します。そのため、傷口は他人からはわかりません。
プロテーゼの形は、三日月型をしているので、挿入することで、顎先をシャープにすることができます。
手術は局所麻酔で行うことが可能です。手術時間は、約20~30分程度になります。
医療用のプロテーゼ
プロテーゼは数種類の中から、横幅の大きさ、高さなど患者様の骨格と、なりたい顎先の形に合わせて厳選して使用します。
手術後にずれたり浮いたりしないように、プロテーゼ選びは慎重に行っています。
顎先を高くすることで、横顔のEラインを形成することが可能です。
Eライン
顔を横から見たときに、おでこから鼻にかけて緩やかなS字カーブをしていると美しいと言われています。
また、鼻先と顎の先を結んだ線をEライン(エステティックライン)と呼ばれていますが、このEラインの線上に顎があると美しいと言われています。
顎にプロテーゼを挿入する場合、鼻と唇と顎にかけてのEラインを意識して挿入します。
輪郭の黄金比
輪郭には「黄金比」と言われる美しさを構成する比率があります。
顔全体の黄金比は、この画像の左側のように、「髪の生え際から、鼻の付け根まで(a)」と「鼻の付け根から鼻の底辺まで(b)」と「鼻の底辺から下顎の先端まで(c)」のa,b,cが1:1:1と同じ長さになると美しいと言われています。
また、口回りの黄金比は、この画像の右側のように「鼻の底辺から下唇の底辺まで(d)」と「唇の底辺から下顎の先端まで(e)」のd,eが1:1と同じ長さになると美しいと言われています。
挿入するプロテーゼの大きさや形は、患者様のご希望を踏まえて、決定します。
顎にプロテーゼを挿入する手術の概要
手術料金 | ¥385,000 |
---|---|
手術時間 | 20~30分 |
通院回数 | 3回(手術、抜糸、検診) |
回復までの期間 | 2週間~1ヶ月 |
カウンセリング当日の治療 | 可 |
入院の必要性 | なし |
制限事項 | なし |
仕事・外出 | 可 |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
輪郭形成手術(下顎の中抜き手術)
顎が極端に後ろに下がっている場合、睡眠時無呼吸症候群が生じる場合があります。
そのため、顎が後ろに下がっていると、健康上の問題も生じる場合があります。
当院では、下顎の中抜き手術を行う場合、見た目だけでなく機能面も重要視して、骨格的治療をを行います。
そして、下顎の骨を前に持ってくると同時に、顎の長さを短くし、小顔を形成します。
骨切りの手術は全身麻酔で行います。
頭蓋骨の模型を使って手術方法を解説
下顎の骨を前に出す場合、下顎の一部を除去して縮める「中抜き」という手術で行います。
手術方法を頭蓋骨を使用して、私、共立美容グループの副院長の浪川が解説します。
下顎の骨を前に持ってくることで、どの方向から見ても綺麗な輪郭を形成します。
手順
1.中抜きする為に、下顎をカットするラインにミシン目を入れて、骨を除去しやすくします。
2.余分な骨を除去します。
オトガイと呼ぶ、下顎の先端部分(a)は、顎先を形成する為に残します。
3.オトガイ(a)を上に上げて、頭蓋骨にくっつける作業をします。
4.オトガイ(a)を前に少しずらして、頭蓋骨とチタンミニプレートを使用して接合します。
このとき、頭蓋骨と、オトガイ(a)との接合部分に段差が出来てしまいます。
5.綺麗なフェイスラインにするために、段差を削ります。
ポイント:
ただ段差を削るだけではなく、どの方向から見ても綺麗な小顔の輪郭にするために、共立式MWO法ではエラの方まで顎下を削り、フェイスラインを形成します。
6.完成
共立式MWO法 下顎の骨を前に出す手術
共立美容外科では、ただ下顎の骨を前に出すのではなく、どの方角から見ても綺麗に見えるようにする共立式MWO法という方法で下顎の骨を前に出す手術を行っています。
そして美容外科だけでなく、口腔外科や麻酔科と連携したチーム医療で行っています。
CT検査も導入し、3Dを使用し事前にシミレーションしています。
骨を切ったり削ったりする際は、口の中からアプローチするので、傷跡は外からはわかりません。
また、こだわりぬいた医療機器を使用して手術を行っています。
共立式MWO法や使用する医療機器など当院の詳しい輪郭形成術についてはコチラの輪郭形成の総合ページをご覧ください。
浪川総括院長の輪郭形成の骨削りの手術動画
新宿本院の浪川総括院長の輪郭形成術、共立式MWO法骨削りの手術動画です。
浪川総括院長にフォーカスして撮影しています。
患者さまは映っていません。
顔全体の骨格を考えて手術を行う
下顎の骨を前に出す手術をする際、医師は手元に目が行きがちで、手術後の顔全体のバランスを考えながら顎の骨を削ることは中々難しいです。
手術中、手元にだけ目がいってしまい、顎の骨だけを削ってしまうと、かえって顎が目立ってしまう場合があります。
そのため、輪郭形成の手術をする際は、綺麗な卵型の輪郭に近づけられるよう、手術後の顔全体のバランスを考えながら丁寧に削ります。
医師自身が、顔全体の骨格を考え手術後の輪郭をイメージして骨を削ることが大切です。
そうする事で前・横・斜め、どの方向から見ても綺麗なバランスのいい仕上がりの輪郭に近づけることが可能です。
浪川副院長 出張可能院
共立美容グループ副院長、輪郭形成部長の浪川副院長は、下記の院で輪郭形成手術を行っています。
患者様のご要望に応じて出張して手術を行っています。
浪川副院長で手術をご希望の場合、下記院にお問い合わせください。
■浪川総括院長 出張可能院
- 新宿本院、
- 横浜院、
- 千葉院、
- 浜松院、
- 名古屋院、
- 京都院、
- 大阪本院、
- 梅田院、
- 神戸三宮院、
- 広島院、
- 岡山院、
- 高松院、
- 福岡院、
- 大分院
共立式MWO法 下顎の骨を前に出す手術の概要
保険適用外の自由診療
手術料金 | ■中抜き法(オトガイを前or後ろに移動) ¥1,650,000~¥1,980,000 |
---|---|
手術時間 | 60分~120分 |
通院回数 | 術後の状態により2~3回 |
回復までの期間 | 数日間の腫れ、仕上がりまで3~6ヶ月 |
カウンセリング当日の治療 | 不可 |
入院の必要性 | 日帰りが基本だが、場合によっては1泊必要な場合もある |
制限事項 | 1週間の禁煙、シャワー翌日から可、入浴は3日後 |
仕事・外出 | 2~3日の休みがとれる時期が望ましい |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
歯の噛み合わせが原因の場合
噛み合わせが悪く、歯並びが原因で下顎が後ろに下がっているように見える場合、歯科の矯正治療をすることで改善することができます。
当院では、セラミック矯正、マウスピース矯正、ワイヤー矯正を行い治療を行っています。
セラミック矯正
セラミック矯正とは、前歯を少し削り、その上から、天然歯に色や形を近づけたセラミッククラウン(差し歯)を挿入し歯並びを治療する矯正方法です。
治療開始日に仮歯まで作成できます。
歯並びの治療は3週間程度で終わります。
料金(概算) | クラウン(1本) ¥66,000~¥330,000 |
---|
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、その名の通り、マウスピースをはめて歯並びを治療する矯正方法です。
インビザライン・システムで行っています。
矯正期間は2年程度かかります。
ワイヤー矯正と違い、器具の取り外しができるため、食事制限がありません。
また、透明なマウスピースをしようするため、目立たないことも特徴です。
料金(概算) | イビザライン・システム マウスピース矯正 上下 歯 ¥990,000 |
---|
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
ワイヤー矯正
ワイヤーを使用して行う矯正方法です。
目立たないように白いワイヤーを使用する場合もあります。
また、裏側にワイヤーを設置し矯正する方法もあります。
矯正期間は2年程度です。
器具の取り外しができないため、食事の制限があります。
料金(概算) |
下顎のみ ¥1047,640 下顎のみ ¥523,820 下顎のみ ¥629,200 |
---|
輪郭形成関連コラム
共立美容外科で受けられるエラ・あご・頬骨の美容整形の施術
-
輪郭形成(骨削り・骨切り)
-
注射で顎を形成
-
プロテーゼで顎を形成
-
顔の脂肪吸引
このページの監修・執筆医師
-
医師
浪川 浩明(なみかわ ひろあき)
日本美容外科学会認定専門医
-
略歴
-
- 1991年
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 1991年
- 東京厚生年金病院 形成外科入局
- 2006年
- 共立美容外科・歯科 入局
- 2009年
- 共立美容外科・歯科 新宿本院院長就任
- 2009年
- 共立美容グループ 副院長就任
- 2020年
- 共立美容グループ 総括院長就任
-
-
主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
-