小顔整形手術
輪郭3点(顎先・エラ・頬骨)
最終更新日: 2024年11月04日
Message 日帰り可能な輪郭形成手術の実現に向けて
当院の強みである歯科と口腔外科、麻酔科が併設されていることによるチーム医療
当院の特徴として、歯科と口腔外科、麻酔科が併設されており、チーム医療を提供しています。各科にはその分野の専門医がおり、受け口(反対咬合)や咬合不全などに関しても最終完成まで責任をもってフォローいたします。咬合の問題は審美性に加え、機能性も重要であり、治療は手術と非手術(矯正及びセラミック補綴※ほてつ)を組み合わせて行っていきます。
手術は短期間に大きな移動が可能というメリットがありますが、隣接する歯同士の並び方や傾斜の度合い、虫歯の有無などに関しては限界があります。一方、非手術では、移動量に限界があり、治療期間の長さも患者様の負担になる可能性がありますが、手術と非手術のそれぞれの特徴を活かすことで治療の質の向上を目指します。この治療の質を疎かにすると、長期的には虫歯や歯周病を誘発したり、リバウンドの可能性もありますので、ここでも慎重に対応すべきだと考えています。同じ歯科治療でも矯正を専門にされていたり、インプラントを専門にされていたりなど細分化が進んでおりますが、患者様に適した治療計画を立てさせていただきます。これにより、長期の入院や食事管理が必要とされている従来の治療を、状態によっては外来・非入院の日帰り治療とすることも可能になっております。当院では、総合的な治療を提供できるよう努めています。
共立美容グループ 総括院長 浪川浩明
※日帰り手術の適応は、患者様の状態や手術の内容によって個別に判断いたします。詳細は診察時に医師がご説明いたします。
輪郭3点とは
輪郭3点とは、顎先、エラ、頬の3か所の骨を切ったり削ったりすることで顔を小さくする小顔形成術です。
2019年ごろから韓国で耳にすることが多くなった言葉です。
輪郭3点といっても特別なことをするのではなく、従来の輪郭形成手術を同時に行う手術方法になります。
顎先の場合は、中抜き法や顎先削り、エラの場合は下顎角形成術(エラ削り)、頬骨の場合は、頬骨弓トリミンやグ頬骨体部トリミングといった従来からある手技で手術を行います。
とにかく顔全体を小顔にするために顎先、エラ、頬の骨を小さくなるように切ったり削ったりします。
輪郭3点のメリットとして、あらかじめ顎先、エラ、頬の骨を切ったり削ったりすることを前提としているので、例えばエラだけ削るだったり、頬骨だけ削るだっだりするより、顔全体のバランスを考えて小顔形成を行うことができます。
輪郭3点と韓国
輪郭形成の症例が日本より多い韓国で定期的な輪郭形成術の意見交換をしています。
2020年にはDOCTORS皮膚科、WELL整形外科、Wellcometasia、ROUND SEOULといった韓国の美容クリニックを訪れ、輪郭形成手術の意見交換をしました。
韓国の場合、日本より小顔にしたい方が多いそうで、ダウンタイムも日本人より気にされない方が多いので、一度の手術で顎先、エラ、頬を小さくしたい需要が高い事から「輪郭3点」をする美容外科が増えたそうです。
ただ、1回の手術で顎先、エラ、頬の骨を切ったり削ったりすることは、患者様の体の負担が大きくなってしまいます。
当院は、日本救急医学会 救急科専門医の児玉肇医師が在籍しており、児玉医師を中心になにより安全面に配慮した美容医療を行っています。
そのため、安全面に配慮する為に、輪郭3点の手術を1回ではなく2回に分けて行っています。
2回に分けて手術
まず1回目の手術で、顎先とエラを含む下顎全体を削りフェイスラインをVラインに形成します。
その後3~6か月後に2回目の手術を行います。
2回目の手術では、卵を逆さにしたような輪郭になるよう、1回目の手術で尖った顎先と適度なバランスになるように頬骨を切ったり削ったりします。
各部位の骨の切り方削り方
1点目 顎先・オトガイ
顎先の骨をオトガイと呼びます。
輪郭3点の1点目の顎先は、「中抜き法」、もしくは「削り」の方法でオトガイ形成手術を行います。
輪郭3点の場合、エラまで削るのでほとんどの場合、「削り」の方法で対応しています。
削る方が手間もかかりますが、どの角度から見ても綺麗な輪郭を形成することができるので、術後の精度は高くなります。
詳しい顎先の輪郭形成手術の方法は、下記、「長い顎、曲がっている顎を短くする整形」のページをご覧ください。
2点目 エラ
2点目のエラは、エラの骨を削って小さくします。
エラだけを削ってしまうと、かえって顎が目立ってしまいますが輪郭3点の場合、顎先の骨も削るので、顎先からエラにかけてVラインになるように下顎のフェイスラインを削る事ができます。
詳しいエラ削りの手術方法は、下記、「エラを無くす整形」のページをご覧ください。
3点目 頬骨
顎先とエラを削ってから3~6か月後に、3点目の頬骨を切ったり削ったりして小さくします。
頬骨が目立つ場合、「頬骨が横に出ている場合」と「頬骨が前に出ている場合」の2つの原因が考えられます。
そして頬骨の張り出方によって、手術方法が異なります。
頬骨が横に出ている場合は「頬骨弓(きょうこつきゅう)トリミング」という手術方法で行い、頬骨が前に出ている場合は「頬骨体部(きょうこつたいぶ)トリミング」という手術方法で行います。
詳しい頬骨を小さくする輪郭形成手術方法は、下記、「頬骨を無くす整形」のページをご覧ください。
磯野副院長の骨切り手術
手術動画
磯野副院長と浪川総括院長が共同で行ったエラ削りとオトガイ削りの下顎全体削りの骨切り手術の動画をご紹介します。
医師にフォーカスして撮影しています。
患者さまは映っていませんが、除去した骨は映っています。
血はほとんど写っていないので血が苦手な方もご覧いただけます。
輪郭3点手術の場合は、まずこの1点目のオトガイと2点目のエラを同時に行う下顎全体削りをした後に後日、3点目の頬骨を整えます。
除去したオトガイとエラの骨
上記の手術で除去した骨を動画でご紹介しています。
共立式MWO法 輪郭3点手術とは
共立美容外科では、ただ輪郭3点手術をするのではなく、どの方角から見ても綺麗に見えるようにする共立式MWO法という方法で輪郭3点手術を行っています。
そして美容外科だけでなく、口腔外科や麻酔科と連携したチーム医療で行っています。
CT検査も導入し、3Dを使用し事前にシミレーションしています。
骨を切ったり削ったりする際は、口の中からアプローチするので、傷跡は外からはわかりません。
また、こだわりぬいた医療機器を使用して手術を行っています。
共立式MWO法や使用する医療機器など当院の詳しい輪郭形成術についてはコチラの輪郭形成の総合ページをご覧ください。
ダウンタイム
エラや顎先の骨を切ったり削ったりする場合、口の中を切開して削るので手術後、下唇が腫れます。
腫れのピークは3日後になります。
またフェイスラインも親知らずを抜いた後のように腫れます。
手術中、血管が傷つくと内出血がでますが、2週間かけて徐々になくなります。
切開した部分は溶ける糸で縫いますが、回復を早めるために手術後1週間後を目安に抜糸します。
皮膚のたるみをカバーするために1週間程度、顔をガードルで圧迫固定していただきます。
切開部分は感染症を防ぐために、2週間程度イソジンでうがいをしていただきます。
1週間程度は硬いものを食べずに柔らかいものを食べていただきます。
頬骨を切った場合も同様です。
頬骨の場合は、頬骨付近が手術後腫れますが3日後をピークに腫れは収まってきます。
腫れの出方には個人差があります。
痛みは、手術中は全身麻酔をしているため感じませんが、術後鈍痛があります。
術後の痛みは、痛み止めを飲めば困らない程度の痛みです。
共立式MWO法 輪郭3点小顔形成の概要
手術料金 |
■輪郭3点(エラ、顎先、頬の3か所の骨を小さくする) ¥2,398,000~¥3,382,500 |
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手術時間 | 60分~120分 |
通院回数 | 術後の状態により2~3回 |
回復までの期間 | 1回目の手術(顎先・エラ) 下顎周辺に数日間の腫れ、仕上がりまで3~6ヶ月 2回目の手術(頬) 頬骨周辺に数日間の腫れ、仕上がりまで3~6ヶ月 |
カウンセリング当日の治療 | 不可 |
入院の必要性 | 日帰りが基本だが、場合によっては1泊必要な場合もある |
制限事項 | 1週間の禁煙、シャワー翌日から可、入浴は3日後 |
仕事・外出 | 2~3日の休みがとれる時期が望ましい |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
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このページの監修・執筆医師
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医師
児玉 肇(こだま はじめ)
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医-
略歴
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- 2004年
- 東邦大学医学部卒業
- 2004年
- 東邦大学医療センター 大橋病院研修医
- 2006年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科入局
- 2007年
- 清智会記念病院救急部
- 2010年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科
- 2014年
- 共立美容外科 入職
- 2015年
- 共立美容外科 千葉院 開院
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主な加盟団体
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
日本禁煙学会 認定指導医
日本美容外科学会会員
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