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二重・目もとの美容整形瞼板法

瞼板法

瞼板法

最終更新日:  2025年02月20日

  • 記事:監修医師
    日本美容外科学会認定専門医
    麻酔科専門医
    遠山 貴之

  • 監修の久次米理事長

瞼板法

施術中の遠山医師と鏡を持っている患者様

埋没法は瞼板法(けんばんほう)と挙筋法(きょきんほう)の2つの方法があります。

瞼板法の方が挙筋法よりメリットが大きいとお思いの患者様がいらっしゃいますが、1989年から埋没法の研究を行っている当院の経験上、患者様の症例を見ると、圧倒的に挙筋法の方が仕上がりが綺麗です。

当院も以前は瞼板法を行っていましたが、瞼板法は患者様にとってデメリットが大きいので今は挙筋法しかおこなっていません。

瞼板法と挙筋法どっちがいい?

診察中の遠山医師と患者様

1989年以来、30年以上埋没法を行っていますが、当院の症例の結果、瞼板法と挙筋法を比べると、挙筋法の方が圧倒的に仕上がりが綺麗で腫れも少ないです。

瞼板法と挙筋法の違いは、糸のかける位置になります。
瞼板は挙筋に比べて組織が硬いので、それだけ力を入れて針を挿入しないといけないため、痛みを伴う場合があります。また、糸を強く結ぶ必要があるため、どうしても瞼板が歪んでしまい、ラインが無理やり食い込んだり不自然になる場合もあります。

通常、不自然になった場合、糸を抜去してやり直せばよいのですが、瞼板にしっかり結んでいる糸は取れづらいため、抜去時に瞼に対して負荷をかけすぎてしまい腫れが伴います。
一方、挙筋は組織が柔らかいので、そこに糸を通すことは技術力が伴いますが、絶妙な加減で結ぶことで綺麗なラインにすることが可能です。また、ラインを修正したい場合も、簡単に糸を抜去することができるので、瞼板法に比べて優れた方法になります。

瞼板法の方が挙筋法より簡単のため、ご希望があれば挙筋法と同様の金額で、当院でもお受けいただくことが可能です。ただ、瞼板法は患者様にとってデメリットが大きいのでお勧めはしていません。

瞼板法はやり直しができる?

施術中の患者様

瞼板法を行い、希望のラインが出ない場合、やり直しを行うことが可能です。
また、もやり直しができる回数も決まっていません。基本的に1か月程度間を置空け頂ければ何回でも手術を行うことが可能です。

ただし、二重のラインが出ずらい場合は、何回も埋没法の手術を行うと、瞼の負担になってしまうため、切開法をお勧めしています。

もちろん挙筋法もやり直しを行うことも可能です。

痛みについて

麻酔をかけている途中の患者様

瞼板法は挙筋法に比べて、痛みを伴います。瞼板法で糸を通す瞼板という組織は硬いため、麻酔を直接注入する事ができません。そのため瞼板の周囲にのみ麻酔を注入して手術を行います。

瞼板に麻酔が行き届かないため、瞼板に針を通すと、とても強い痛みを伴う場合が多々あります。
痛みは手術中だけでなく手術後も伴います。

瞼板法は簡単なため、当院の全ての医師は行うことが可能です。
しかしながら、痛みを伴うリスクが高いため、当院はほとんどの場合、瞼板法ではなく挙筋法で行っています。

角膜を傷つけるリスク

施術中の遠山医師と鏡を持っている患者様

瞼板は硬い軟骨組織でできています。そのため、瞼板に糸をかけると、糸が組織に食い込むことができないため、瞼板の表面に糸が乗っかる状態になってしまいます。その結果、糸の太さの分、段差が出来てしまい、瞬きをする度に眼球をこすってしまい、角膜を傷つけるリスクが高くなってしまいます。

一方、挙筋は柔らかい筋肉でできているため、挙筋に糸をかけると糸が埋入するので、挙筋の表面に糸の太さによる明らかな段差がほとんどできないため、挙筋法は糸が眼球に接するリスクを限りなく低くすることができます。

角膜を傷つけないためにも、当院では挙筋法を推奨しています。
当院の共立式P-PL挙筋法は手技が複雑なため、熟練を要します。

手術後の組織の比較

瞼板法

瞼板法の手術後の瞼の裏側の状態

瞼板法と挙筋法の手術後の瞼の裏側の状態をご紹介します。
(一例なのですべてがこのような状況というわけではありません。)

この画像(撮影:仙台院)は瞼板法を他院で行った方の症例になります。
矢印の部分が凹んで食い込んでいることがわかります。瞼板に強い負荷がかかっています。この症例よりひどい状態でいらっしゃる患者様も多いです。

拡大した瞼板法の手術後の瞼の裏側の状態

より拡大した写真です。矢印の部分が瘢痕になっています。そして瞼板が歪んでしまっています。

共立式P-PL挙筋法

共立式P-PL挙筋法 GOLDの手術後の瞼の裏側の状態

こちらの画像は、当院の共立式P-PL挙筋法 GOLDの手術後2ヶ月後の状態です。
このように瘢痕の跡がありません。瞼板も歪んでいないことがわかります。

動画でも共立式P-PL挙筋法 GOLDの手術後の状態をご紹介しています。

共立式P-PL瞼板法

施術を行う磯野医師

挙筋法の方が圧倒的に腫れも少ないですし、痛みも少ないですが、瞼板法(けんばんほう)で行ってほしいとの需要が大きくなっているので、患者様からご希望があれば、瞼板法も対応いたします。

※ただし、瞼板法の方が簡単で、医師の技術も必要ありませんので、お勧めはしてません。
ただし、他院の瞼板法より腫れませんし、痛みも少ないです。

※当院のお勧めは共立式P-PL挙筋法になります。

「共立式二重埋没P-PL挙筋法」の手術料金と概要
※手術料金には薬代・麻酔代・検診代が含まれます

手術料金 ■Basic(ベーシック)
¥66,000(両目)
¥46,200(片目)
※瞼板法をご希望の場合は、医師にお伝えください。
共立式P-PL瞼板法でご対応します。
保証料金 ■両目保証
1年 ¥33,000
2年 ¥66,000
3年 ¥99,000
4年 ¥132,000
5年 ¥165,000

■片目保証
1年 ¥23,100
2年 ¥46,200
3年 ¥69,300
4年 ¥92,400
5年 ¥115,500
追加オプション
34Gの細い麻酔針
¥33,000
※厚生労働省から認められている二重の手術で使用できる最小の麻酔針は34Gになります。
更にこだわりのある方向け
アップグレードプラン
■Basic MORE(ベーシックモア)
※院長・副総括院長・総括院長を指名される場合
¥99,000(両目)
¥66,000(片目)

■GOLD MORE(ゴールドモア)
※より腫れづらい方法を重視される方向け
※追加オプション・腫れ止めセットの料金込み
¥187,000(両目)
¥121,000(片目)

■ GOLD LONG (ゴールドロング)
※取れづらさ、綺麗なこだわりのあるラインを重視される方向け
¥198,000(両目)
¥138,600(片目)

■GOLD LONG MORE(ゴールドロングモア)
※取れづらさ、綺麗なこだわりのあるラインで、より腫れづらい方法を重視される方向け
※追加オプション・腫れ止めセットの料金込み
¥242,000(両目)
¥169,400(片目)
手術時間 約20分
※時間をかけて丁寧に行なっています。
通院回数 1回
回復までの期間 2,3日~1週間
カウンセリング当日の治療
入院の必要性 なし
制限事項 手術後当日、アイメイク・コンタクト不可
仕事・外出
その他特記事項 ※仙台院、宇都宮院、福岡院、大分院はベーシック以外、独自のプランをご用意してあります。
対応医院 全国26院全ての共立美容外科でお受けいただけます。
共立美容外科の全国26院の一覧はこちら
  • 表示料金は目安の金額となります。
  • 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
    いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。

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共立美容外科で受けられる二重・目もとの美容整形の施術

このページの監修・執筆医師

  • 医師 遠山 貴之(とおやま たかゆき)

    医師

    遠山 貴之(とおやま たかゆき)

    日本美容外科学会認定専門医
    麻酔科専門医

    • 略歴

      • 1997年
        順天堂大学 医学部卒
        1997年
        順天堂大学医学部付属病院 麻酔科入局
        2006年
        共立美容外科・歯科 入局
        2020年
        共立美容外科 上野御徒町院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      麻酔科専門医

当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

共立美容外科

共立美容外科|瞼板法ページをご覧の皆様へ

このページは2025年3月に最終確認をしています。
このページでは埋没法で行われる瞼板法についてご説明しています。瞼板法のリスクやデメリット、料金について解説しています。瞼板法は瞼板を歪めるリスクがあります。